横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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イチャコラメインで書きたくなったから書いた( ˆpˆ )


艦娘の日常

「どっか出かけるかなー」

 

カレンダーを見ながら呟く。

今日は土曜日だ。

 

「あ!私お買い物行きたいのです!」

 

「よし、んじゃ行くか!何買うんだ?」

 

「んと、服と最近出たドラマのDVDほしいのです!」

 

「了解!んじゃ車でも用意すっかな」

 

「車で行くのです?」

 

「たまには運転しないとな」

 

「司令官さんとドライブ楽しみなのです!」

 

「うし!んじゃ着替えて行くか!」

 

「なのです!」

 

着替えて出かける準備をする。

ガソリンあったかな・・・

 

 

〜マイケル・マーフィ〜

 

「はぁ・・・暇ね・・・シンビルスクの幽霊でも出ないかしら」

 

なんて呟くと・・・

 

『呼びました?』

 

「きゃぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

『わぁ!?びっくりしますよ!なんですか!』

 

「ででで出たぁぁぁぁ!!」

 

『そりゃ貴女が呼んだんですから出ますよ!呼んでといてビビるってなんですか!失礼な!』

 

突然の事にびっくりしたがよく見るとシンビルスクだった。

 

「あ・・・シンビルスク・・・」

 

『そうですよ!もうなんで涙目なんですか!』

 

「だってびっくりしたのよ!」

 

『呼んだのそっちじゃないですか!』

 

「だからっていきなり出ることないじゃない!」

 

『なんですかそれ!てか私昨日の夜からずっとこの部屋居ましたし』

 

「へっ・・・?」

 

『マーフィさんの恥ずかしい事してる所見ちゃいましたし』

 

「・・・・・・・」

 

思いある節がいっぱい出てきて頭が真っ白になる。

たぶん顔は真っ赤だ。

 

『マーフィさん彼氏欲しかったんですねー。しかも彼氏居ること想定してあんな事しちゃうなんて・・・昨日のマーフィさんエロかったですよ?』

 

「あわわわ・・・・・・」

 

私はまた無言で机に置いてあった拳銃をとって頭に押し付ける。

 

「今度こそさよなら」

 

『わぁぁぁぁ!!だから落ち着いてくださいってばー!!』

 

「何よ離してよ!私もう死ぬのー!」

 

『だから命は大切にー!』

 

シンビルスクが腕を押さえつけてくる。

 

『あ、そうだ。私物理干渉できるなら・・・あはっ、いい事思いつきました』

 

その瞬間私は金縛りにあう。

 

「あ・・・ちょっとシンビルスク!何してるの!?What are you doing now!?」

 

『私英語分かりません。んでこのままベットへゴー』

 

「何勝手に体動かしてるのよ!やめてぇぇ!!」

 

そして私はベットに寝転んだ状態になる。

何か嫌な予感がする。

 

「ちょ、ちょっとシンビルスク・・・何する気なの・・・?」

 

『んー・・・昨日のマーフィさん何か満足出来てなかったようなので私がお手伝いしちゃいます』

 

「お、お手伝い・・・?何かしら?すごく嫌な予感がするわ」

 

『とりあえず服脱ぎましょうか』

 

「いやぁぁぁぁぁ!!ちょっと!ちょっと待ってよ!これあれじゃない!いそかぜ と うらかぜじゃない!!」

 

『実は数日前から気の強いマーフィさんをイジメたくてあの2人見て研究してました』

 

「何考えてんの!?」

 

そんな事言ってる間には私は生まれたままの姿に・・・

 

「ちょ、ちょっと待ってよ!私こんなの・・・」

 

『いつもパンツだけ脱いでましたもんね』

 

「そういう話しなくていいからぁぁ!!」

 

『えーと、マーフィさんの弱い所は・・・』

 

「いやぁぁぁぁぁ!!やめてぇぇぇ!!」

 

そこから1時間くらいシンビルスクにイジメられた。

死にそうよ・・・

 

「あぅぅぅ・・・もうやらぁぁ・・・」

 

『ヤバイです、私何か新しい趣味に目覚めそうです』

 

今度はシンビルスクが脱ぎだした。

 

『幽霊なんで出来るかどうか分かりませんが私も一緒にやっちゃいます!』

 

「ま・・・まだするのぉ・・・?」

 

『私がちょっと満足出来ません』

 

「もうやめてぇぇぇ・・・」

 

結局、お昼ご飯の時間まで4時間くらいシンビルスクにイジメられた。

 

 

 

〜ケストレル〜

 

「アンドロメダ?準備出来た?」

 

「ま、待ってください!」

 

「遅いよー!」

 

私はアンドロメダの様子を見に行く。

アンドロメダは必死にオシャレしていた。

 

「そんな気合い入れなくてもいいから」

 

「だ、だって・・・その・・・」

 

今日はアンドロメダと彼氏の友達をくっつけようと彼氏と相談した作戦を実行する日だ。

彼氏の友達は告白したくても勇気が出ないらしく、アンドロメダも会いたいけど忙しくて会えないという感じだった。

 

「お、お待たせしました!」

 

「ほいほい、行こっかー」

 

「うぅ・・・やっぱ恥ずかしいです・・・」

 

「んー?そう?いいじゃん、頑張りなって!」

 

「で、でもぉ・・・」

 

「私は彼氏と2人で何処かいくからそっちは2人で楽しめばいいよ!」

 

「はぅぅぅ・・・」

 

なんて会話してるうちに駅につく。

ここで待ち合わせだ。

 

「さて、あのバカ、彼女を待たせるとはいい度胸してるねぇ」

 

「わ、私達のほうが早く着きましたし・・・」

 

「まぁそうだけどね」

 

ケータイを弄りながら待ってると2人が来た。

 

「おまたせー!って、まだ時間より早いよ?」

 

「んー何となく早く来ただけだよ。んで・・・10分待ったから・・・なんか奢りなさい!」

 

「えぇぇ!?」

 

「へへ、嘘だよ。んじゃ行こうか」

 

「うん、今日はどこいこうかな・・・」

 

「それくらい考えててよー!」

 

なんて会話しながら後ろを見ると、顔を真っ赤にしたアンドロメダとめっちゃおどおどしてる男がいた。

 

「あれ・・・どうすんの・・・?」

 

「あー・・・まぁ今日は正樹が頑張るって言ってたし・・・」

 

「じゃあ、私たちは先に行こっか!」

 

「とりあえずゲーセンでも行く?」

 

「いいねぇ、私よりスコア低かったらジュースね!その代わりタクミが勝ったら何でも言う事聞いてあげる」

 

「よっしゃ!絶対勝つ!」

 

「その代わりゲームは私が選ぶから」

 

「マジですか・・・」

 

「不満?」

 

「大丈夫です・・・」

 

何でも言う事聞くといった瞬間目の色変えやがったなコイツ。

まぁ、私が負けることはない!たぶん!

 

 

 

〜アンドロメダ〜

 

「・・・」

 

「・・・・・」

 

私はなに話していいか分からずずっと髪の毛をいじっていた。

彼も何をしていいか分かってないようだ。

 

「あ、あの!」

 

「ふぇ!?」

 

突然、呼ばれる。

私はびっくりして変な声が出た。

 

「な、なんでひょうか・・・?」

 

噛んだ。

恥ずかしい・・・

 

「ちょ、ちょっとこっち来てもらっていい?」

 

「は、はい」

 

私はきっと顔真っ赤だろう。

普段の仕事ならこんな事ないのに・・・

そして人通りの少ない場所に来た。

 

「あ、あの、どうしたんですか?」

 

「え、えっとだな・・・その・・・」

 

彼もまた顔真っ赤だ。

でも深呼吸して、覚悟したような顔になる。

 

「アンドロメダさん!」

 

「は、はい!?」

 

「お、俺と・・・その・・・付き合ってください!!」

 

「え、えええええ!?」

 

突然の告白。

どうしていいか分からなくてあたふたする。

 

「え、えっと・・・えっと・・・!」

 

彼は答えを待っているようだ。

私も勇気を出して答える。

 

「え、えっと・・・わ、私こそ・・・す、好きです!」

 

勇気を出して答えた。

彼は顔を真っ赤にしている。

 

「え、えっとじゃあ・・・これで恋人だな!」

 

「そそそそうですね!」

 

「アンドロメダ・・・じゃ長いよね」

 

「そそそそうですね!」

 

「・・・アンドロメダさん?」

 

「そそそそうですね!」

 

「あー・・・ダメだこりゃ」

 

私は頭が真っ白になって壊れたラジオのようになっていた。

 

「アンドロメダ?」

 

「ひゃい!?」

 

「あ、やっと気づいた」

 

「え、えと・・・ごめんなさい」

 

「謝らなくていいよ。じゃあどっか行こうか!」

 

「は、はい!」

 

「とりあえずカラオケでも」

 

「カラオケ・・・いいですね!」

 

「なんかやっと普通に喋ってくれたね」

 

「はぇ!?そ、そうですか?」

 

「うん、なんかそれもそれで可愛かったけど」

 

わたしはたぶんその瞬間頭から湯気が出ていたと思う。

すると手に暖かい感触があった。

 

「せっかくだし、手、繋ごっか」

 

「あぅぅぅ・・・」

 

「はは、真っ赤なアンドロメダ可愛いな」

 

「こんなに私を恥ずかしめるなんて許しません・・・」

 

そして手を繋いで歩く。

駅前のカラオケ店に着き、2人で中に入った。

すると正樹の友達らしき人が話しかけてきた。

 

「お!正樹じゃん!なに・・・して・・・ん・・・の・・・」

 

「おっす!奇遇だな!」

 

「あぁぁぁぁぁ!!!!貴様ぁ!!俺達と誓った非リア充同盟はどうしたァ!!」

 

「ふっ・・・遠い過去に・・・捨ててきちまった・・・ぜ」

 

「やめろ一真・・・コイツはもう俺らの手の届かない所に行ってしまったんだ・・・」

 

「あははは・・・」

 

私はその状況を苦笑いして眺める。

そして正樹に連れられて部屋に入った。

 

「じゃあアンドロメダから歌おうか」

 

正樹は意地の悪い顔をした。

 

「え、えぇ・・・は、恥ずかしい・・・」

 

「大丈夫だって!」

 

私はしぶしぶ曲を入れて歌った。

最初は恥ずかしたかったがだんだん楽しくなって最後の方は私がマイクを離さなくなった。

 

「アンドロメダ、歌上手いね」

 

「えへん!もっと褒めていいんですよ!そして私の歌を聞けー!」

 

「でもそろそろ変わってほしい・・・」

 

楽しい時間が過ぎていった。

 

 

〜ケストレル〜

 

「あの2人大丈夫かな」

 

「大丈夫だよ、正樹意外としっかりしてるし」

 

「しっかりやる事ヤってたり・・・」

 

「うわぁぁぁ!!正樹に先に卒業されるのは嫌だぁぁ!!」

 

「何よそれ」

 

私は苦笑いする。

なんてしてると・・・

 

「あ」

 

「あ、勝った」

 

10点差でタクミにスコアが負けてしまった

 

「うわぁぁぁ!!負けたぁぁぁ!!」

 

「よっしゃぁぁ!!言う事聞いてもらうからね!」

 

「くっ・・・殺せぇ・・・」

 

「じゃあ・・・」

 

タクミは僕の行くところに着いてこいという内容だった。

どこに連れていかれるんだ私は・・・

ゲーセンを出て10分も歩いたところで私は察した

 

「ちょ!!ここホテル街じゃないの!」

 

「僕も決めたんだ!今日男になるって!」

 

「私決めてないぃぃ!!」

 

なんてしてると目の前のホテルからアンドロメダと正樹が出てきた。

2人とも物凄く幸せそうな顔をしていた。

というかアンドロメダは女の顔をしていた。

 

「ア、アンドロメダァァァ!?」

 

「ふぇ!?ケ、ケストレルさん!?」

 

「ふっ・・・タクミか・・・」

 

「あ、あぁ・・・馬鹿なぁ・・・」

 

「悪いな・・・俺が・・・先に男になった・・・」

 

「くそぉぉぉ!!」

 

何だこれ。

 

「アンドロメダ!何してんの!?」

 

「な、何って・・・きゃっ」

 

「あわわ・・・」

 

私は若干ヤケになりタクミの手を引く。

 

「わぁぁ!!ちょっと!」

 

「グッドラック・・・タクミ」

 

ほぼ無理やりホテルに連れ込んだ。

 

「ケ、ケストレルさん?」

 

「わ、私もだって・・・私だって出来るし!」

 

「な、何が!?」

 

「さっさとシャワー浴びてきなさいよー!私も行くからー!」

 

「りょ、了解です!」

 

タクミは不格好な敬礼をしてシャワーを浴びに行った。

私はもう引き返せないと思い腹を括った。

 

「わ、私だってもう卒業してやるし・・・」

 

アンドロメダに先を越されたのが悔しいのか何なのか・・・

なんてしてるうちにタクミが出てくる。

 

「お、お先であります!」

 

「わ、私もいくから!」

 

そして私もシャワーを浴びる。

心臓の鼓動が早い。

体をキレイにして外に出る。

タクミはすごいいい姿勢でベットに座っていた。

私はそれに速足で近づく。

 

「え、えっとケストレルさん?」

 

「んっ・・・!!」

 

「んんん!?」

 

ほとんど無理やりキスをした。

そのままタクミに押し倒された。

 

「も、もう後戻りとか無しだよ」

 

「わ、分かってるよ!」

 

そしてそこで私もついに1線を超えた。

 

 

 

〜提督〜

 

「ふぃ・・・ただいまっと」

 

「ただいまなのです〜」

 

「執務室に置くものだけ持っていくかー」

 

「そうですね!」

 

時刻は午後6時

外も薄暗くなった。

 

「いそかぜー、電話番ありがとうな」

 

そう言いながら部屋に入る。

 

「あ、司令官。お疲れ様です。特に電話はありませんでした。強いていうなら詐欺の電話来たので逆探知してトマホーク撃ち込んだくらいですね」

 

「うん、なにめっさ過激な事してらっしゃるの!?」

 

ツッコミどころ満載だがとりあえず置いておく。

執務室に補充のコーヒーや紅茶を置く。

そんな事してたら外から車椅子の音が聞こえた。

 

「ん?マーフィか?」

 

ドアを開けたら・・・

 

「あうううう・・・・シンビルスク・・・もうやらぁぁ・・・」

 

『あ、提督さん、お疲れ様です。ちょっとイジメすぎちゃいました!てへっ』

 

車椅子に座りながら燃え尽きたマーフィとその後を半透明で浮遊しながら車椅子を押すシンビルスクの姿があった。

 

「絵面怖すぎだろ!!」

 

『マーフィさんどうしましょう?』

 

「部屋に戻して休ませてやれよ!」

 

「やらぁぁ・・・部屋に帰ったらまたシンビルスクが・・・」

 

『もう少し愛を深めましょうか』

 

「いやぁぁぁぁぁ!私どうせするなら男の子がいいのぉぉぉ!!」

 

よく見るとマーフィは椅子に拘束されていた。

シンビルスクはめっちゃ悪い笑顔をして車椅子を押して行った。

 

「・・・・」

 

そんな事をしていると

 

「うわぁあぁぁ!?マーフィさん!?」

 

ケストレル達が帰ってきた。

 

「お、ケストレルにアンドロメダ。おかえり」

 

「ただいまー!ねえ隊長聞いて!タクミったら早いのよー!」

 

「へっ?何が?」

 

「ケ、ケストレルさんより早く卒業してやりました」

 

「へっ!?なんだって!?」

 

何となく想像が付いた。

ていうかアンドロメダは彼氏出来たのか。

 

「まぁ・・・幸せなのはいいが・・・それは俺に報告しなくていいから・・・」

 

「おっと、それは失礼。でも安心して!避妊したから!」

 

「そういう問題じゃねーから!」

 

「え・・・ゴム足りたんですか・・・」

 

「うぉぉぉぉいいい!!」

 

目の前の2人のガールズトークには付いていけない。

ていうか、ちょっと前までケストレルはこんな話したら顔真っ赤にしてただろ!

 

「まぁ・・・うん、お幸せにな」

 

「はーい!どうもねー!」

 

「あ、ありがとうございます」

 

2人は寮に帰っていった。

いろんな意味でエンジョイしてんな・・・

 

「司令官さん、あの2人どうしたのです?」

 

「あー・・・大人の階段登ったっぽいな」

 

「?」

 

その話を聞いたいそかぜは。

 

「ケストレルさんアンドロメダさん・・・後で話聞きます!」

 

何やら楽ししうな笑顔をしてた。

 

 




そろそろR-18タグ着きそうだね(・∀・)

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