ハイスクールD×D~チートが転生させたそうですよ?~   作:夜叉猫

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皆さんこんにちは♪
今回は早めに投稿することできました〜♪(*´ω`*)

それでは早速本編をどうぞっ!(>_<)


第64話

Side 士織

 

「―――――さて、行くわよ」

 

オカルト研究部の部室に集まるいつものメンバー。リアス先輩の言葉に頷いた。

周りを見れば少々緊張気味の面々。

そう、今日は3大勢力の会談の日である。

 

会場となるのは、駒王学園新校舎にある職員会議室らしく、既に各陣営のトップたちは新校舎の休憩室で待機しているようだ。

そして、この学園全体に強固な結界がはられ、誰も中へ入れない状態となっていた。

つまり、この会談が終わるまで外にも出られない。

 

俺はリアス先輩たちに続いて部室を後にしようとする。

 

「ぶ、部長!み、皆さぁぁぁぁん!」

 

部室に置かれた段ボール。そこにすっぽりとはまっているギャスパーの弱々しい声が響く。

 

「ギャスパー、今日の会談は大事なものだから、時間停止の神器をまだ使いこなせていないあなたは参加できないの……ごめんなさいね……?」

 

リアス先輩は柔らかな声音で告げる。

残念ながら、未だギャスパーは神器を使いこなすまでには至らなかったのだ。

俺はギャスパーの側まで行くと、頭を優しく撫でる。

 

「ギャスパー、大人しく待ってろよ?」

 

「は、はい、士織先輩……」

 

「部室には一誠が自分のゲームを持ってきてくれてるからそれで遊んでもいいし、俺が作ったお菓子もあるから食べていい。

リラックスして待ってろ」

 

「はいぃ……わかりましたぁ……」

 

既にリラックスしているのか、表情が柔らかなギャスパーは俺の言葉にそう言って頷く。

 

「……むぅ……羨ましい……」

 

祐奈はギャスパーを見ながらそう呟く。

俺はそんな祐奈に微笑ましさを感じながら立ち上がると、祐奈に近づき頭を撫でる。

 

「ふぇっ?!

し、士織くんっ!?

いきなりどうしたのっ!?」

 

「祐奈がギャスパーを見て羨ましいなんて言ってたからな。

撫でて欲しかったんだろ?」

 

「き、聞こえてたの……?」

 

顔を赤くしながら恥ずかしそうにうつむく祐奈。しかし、撫でている手は拒否せず、むしろ自分から手の方へと擦り寄ってきていた。

 

「いちゃついてるとこ悪いけど……置いてかれるぞ?」

 

そんな俺と祐奈に、一誠は苦笑混じりにそう言ってくる。

確かに今はこんなことをしてる場合ではない。

 

「おぉ、悪いな一誠。

んじゃ、行くか祐奈」

 

「う、うん」

 

若干残念そうな表情の祐奈であったが、それもすぐに無くなる。

やはり緊張しているのだろう。

 

「行ってくるぜ、ギャスパー」

 

「はいぃ……いってらっしゃいですぅ……」

 

ギャスパーのそんな言葉に送り出され、俺たちはリアス先輩たちのあとを追った。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

会議室の扉前に立ち、深呼吸をするリアス先輩。ふぅ、とひとつ息を吐くと扉をノックした。

 

「失礼します」

 

中に入っていくリアス先輩たちに続き中に入ると、そこには―――――。

 

 

 

特別に用意させたという豪華絢爛なテーブル。そこを囲むように見知った人物たちが全員、真剣な面持ちで腰を下ろしていた。

静寂な空間の中、ピリピリとした空気が充ちている。

 

 

 

―――――悪魔側。

サーゼクス・ルシファー、セラフォルー・レヴィアタン。

そして給仕係としてグレイフィア・ルキフグスの姿。

 

 

 

―――――天使側。

金色の翼の女性と白い翼の少女。

おそらく金色の翼を持つ女性が一誠から聞いたミカエルだろう。

 

 

 

―――――堕天使側。

6対12枚の黒い翼を生やしたアザゼル、【白龍皇】ヴァーリ。

 

 

 

3大勢力のお偉いさんが揃いぶみしていた。

 

 

 

「私の妹と、その眷属たち、そして……士織くんだ」

 

サーゼクスが他の陣営にリアス先輩、眷属、俺を紹介する。

 

「先日のコカビエル襲撃での活躍した面々だよ」

 

「報告は受けています。改めてお礼を申し上げます。

それと―――――」

 

ミカエルはリアス先輩に礼を言うと、俺の方へ視線を向けた。

 

「あなたが士織様―――――ごほん、士織さんですね?

初めまして、私はミカエル。天使の長をしています」

 

頭を深く下げて自己紹介をするミカエル。

一瞬聞き間違えたか俺の名前に『様』とついた気がしたが……気のせいだろう。

 

「俺は兵藤士織だどうぞよろしく」

 

簡単な言葉を並べ、会釈を返す。

 

「あ〜……俺のところのコカビエルが迷惑かけちまったみたいですまんかったな」

 

あまり悪びれたような様子は感じさせないものの、謝罪の言葉は述べるアザゼル。

 

「そこの席に座りなさい。

士織くんはすまないがそちらの席に……」

 

サーゼクスの指示を受け、グレイフィアがリアス先輩たち、そして俺を席に促す。

俺だけ1人で座ることとなったが、それは気にしないこととし、全員が席についたのを合図にサーゼクスが口を開いた。

 

「全員が揃ったところで、この会談の前提条件をひとつ……。

―――――此処にいる者たちは、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している」

 

『………………』

 

しんとしたその場の空気は変わらず。つまりは全員が『神の不在』を認知しているということだろう。

 

「……では、それを認知しているとして、話を進める」

 

こうして3大勢力の会談が始まった―――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……さて、リアス。

そろそろ、先日の事件について話してもらおうかな」

 

悪魔、天使、堕天使、それぞれの簡単な話し合いは順調に進み、次はあのコカビエルとの戦いについての話に切り替わるらしい。

指名されたリアス先輩は勿論のこと、支取蒼那、朱乃先輩が立ち上がり、コカビエル戦での一部始終を話し始める。

緊張気味のリアス先輩だったがリアス先輩は冷静に淡々と自分の体験した事件の概要を伝えていく。

報告を受けている各陣営のトップは溜息を吐くものもいれば、顔を顰める者、笑う者など、個々違った反応を見せていた。

 

「―――――以上が、私、リアス・グレモリーと、その眷属悪魔、そして兵藤士織が関与した事件の報告です」

 

全てを語り終えたリアス先輩はサーゼクスの「ご苦労、座ってくれたまえ」という言葉で着席し、胸をなで下ろした。

 

「ありがとう、リアスちゃん☆」

 

セラフォルーもリアス先輩にウインクを送っている。

 

「さて、アザゼル。

この報告を受けて、堕天使総督の意見を聞きたい」

 

サーゼクスの問いに全員の視線がアザゼルへと集中する。

アザゼルはそんな視線どうってことないと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべて口を開き始めた。

 

「先日の事件は我が堕天使中枢組織『神の子を見張る者(グリゴリ)』の幹部コカビエルが、他の幹部及び総督の俺に黙って、単独で起こしたものだ。

奴の処理はうちの『白龍皇』が行う予定だったが……兵藤士織の奴がやっちまった上に、全く溶けない氷で閉じ込めちまったからな。今は堕天使領の一角で封印処置して監視も付けてる。

まぁ、その辺の説明はこの間転送した資料に詳しく書いといただろう?それが全部だよ」

 

ミカエルは嘆息しながら言う。

 

「説明としては最低の部類ですが―――――あなた個人が我々と大きな事を起こしたくないという話は知っています。

それに関しては本当なのでしょう?」

 

「あぁ……。

俺は戦争なんて興味はねぇ。

コカビエルも俺のことをこきおろしていたと、そっちの報告でもあったじゃねぇか」

 

アザゼルはそう言って瞳を閉じた。

戦争に消極的で、神器にしか興味の無い者―――――的を射た評価だと俺は思う。

今度はサーゼクスがアザゼルに問い掛ける。

 

「アザゼル、ひとつ訊きたいのだが、どうしてここ数十年、神器(セイクリッド・ギア)の所有者をかき集めている?

最初は人間たちを集めて戦力増強を図っているのかと思っていた。

天界か我々に戦争を仕掛けるのではないかとも危惧していたのだが……」

 

「そう、いつまで経ってもあなたは戦争を仕掛けてなど来なかった。

白い龍(バニシング・ドラゴン)』を手に入れたと聞いた時には、強い警戒心を抱いたものです」

 

ミカエルの意見もサーゼクスと同様の様子だった。

2人の意見を聞いて、アザゼルは苦笑する。

 

神器(セイクリッド・ギア)研究のためさ。

なんなら、一部研究資料もお前たちに送ってやろうか?

……何より研究してるからってそれで戦争なんざ仕掛けねぇよ。

戦に今更興味なんてないからな。

俺は今の戦をしていない世界に十分過ぎるくらいに満足している。

部下に『人間の政治にまで手を出すな』と強く言い渡しているぐらいだぜ?

宗教に介入するつもりはねぇし、悪魔の業界にも影響を及ぼすつもりもねぇ。

―――――ったく、俺の信用は三すくみの中でも最低かよ……」

 

「それはそうだ」

 

「そうですね」

 

「その通りね☆」

 

「当たり前だろ」

 

サーゼクス、ミカエル、セラフォルー、俺の声が揃って、アザゼルに向けられた。

アザゼルはそれを聞き、面白くなさそうに耳をかっぽじっていた。

 

「チッ……。

神や先代ルシファーよりもマシかと思ってたが、お前らもお前らで面倒臭い奴らだ。

こそこそ研究するのもこれ以上性に合わねぇか。

あー……わかったよ。

―――――なら、和平を結ぼうぜ。

元々そのつもりもあったんだろ?天使も悪魔もよ」

 

アザゼルから発せられた『和平』という言葉に各陣営は少しの間、驚きに包まれていた。

表情から読み取るに、まさかアザゼルから提示されるとは思っていなかったようだ……。

しばしの後、アザゼルの言葉に驚きを見せていたミカエルが微笑む。

 

「えぇ、私も悪魔側とグリゴリに和平を持ちかける予定でした。

このままこれ以上三すくみの関係を続けていても今の世界の害にしかなりません。

天使の長の私が言うのも何ですが―――――戦争の大本である『神』と『魔王』は消滅したのですから」

 

アザゼルはミカエルの言葉に噴き出して笑う。

 

「ハッ!あの堅物ミカエルさまが言うようになったじゃねぇか。

あれほど『神、神、神ぃぃぃ!』とか言ってたのによ」

 

「……失ったモノは大きい。

けれど、いないものをいつまでも求めても仕方がありません。

人間たちを導くのが、我らの使命。

神の子らをこれからも見守り、先導していくのが一番大事なことだと私たちセラフのメンバーの意見も一致しています」

 

「……おいおい、今の発言は『堕ちる』ぜ?―――――と思ったが、『システム』はお前らが受け継いだんだったな。

いい世界になったもんだ。

俺らが『堕ちた』頃とはまるで違う」

 

アザゼルとミカエルの言い合いに、サーゼクスも同意見を口に出す。

 

「我らも同じだ。

魔王がなくとも種を存続するため、悪魔も先に進まねばならない。

戦争は我らも望むべきものではない。

それに―――――次また戦争をすれば、悪魔は滅ぶ」

 

サーゼクスの言葉にアザゼルも頷く。

 

「そう。

次の戦争をすれば、三すくみは今度こそ共倒れだ。

そして、人間界にも影響を大きく及ぼし、世界は終わる。

俺らはもう、戦争なんて起こせない」

 

先程までふざけた様子だったアザゼルが一転して真剣な面持ちとなる。

 

「神がいない世界は間違いだと思うか?

神がいない世界は衰退すると思うか?

……残念ながらそうじゃなかった。

俺もお前たちも今こうやって元気に生きている」

 

アザゼルは腕を広げながら、言った。

 

 

 

 

 

「―――――神がいなくても世界は回るのさ」

 

 

 

 

 

その言葉はこの場にいる者の心に大きく、強く刻まれた。

その後、会談は今後の戦力云々の話へと移っていき、現在の兵力、各陣営との対応、これからの勢力図などと話し合っている。

初めに此処へ来た時の様なピリピリとした空気はなくなり、若干の心の余裕ができた様な雰囲気を感じる。

 

「―――――と、こんなところだろうか?」

 

サーゼクスの一言で、各陣営のトップたちは大きく息を吐いた。どうやら一通りの重要な話が終わったようだ。

おおよそ、会談が始まって1時間程。

俺はやることもなくただ無言でこの場にいたためか長く感じ、暇を持て余すこととなってしまった。

ただ、白龍皇であるヴァーリがずっとこちらを見てくるのは、面倒以外の何者でもなかったのは確実だろう。

 

「さて、そろそろ俺たち以外に、世界に影響を及ぼしそうな奴らへ意見を訊こうか。

無敵の二天龍さまたちによ。

まずはヴァーリ、お前は世界をどうしたい?」

 

アザゼルの問い掛けに白龍皇ヴァーリは笑む。

 

「オレは強い奴と戦えればそれでイィ」

 

何とも『らしい』答えだが……強い奴という言葉の時にこちらを見つめるのはやめて欲しい。

 

「じゃぁ、赤龍帝、お前はどうだ?」

 

一誠はそう言われると息を吐いて答えた。

 

「俺は俺の目標を達成したいです」

 

「目標?なんなんだそれは?」

 

「それは……」

 

一瞬、こちらを見て言葉に詰まる一誠。

しかし、何かを思いついたかのように表情を変えると口を開く。

 

「俺の目標、それは―――――最高の赤龍帝になることです。

才能も無い、馬鹿な俺だけど……そんな俺でも相棒となら強くなれる。

そして、俺には大切な人たちがいます。

それを護れるように強くなって、皆で笑って過ごす。

それが俺の望みです」

 

一誠は覚悟を決めた表情でそう言い切った。

そんな一誠にアザゼルはにやりと笑い、頷いた。

 

「イイじゃねぇか!

おいサーゼクス。

お前、こいつが自分の陣営にいて良かったじゃねぇか。

こりゃかなりの逸材だぜ?」

 

「あぁ。

彼は私も注目している人物のひとりさ」

 

サーゼクスも暖かな目をして、そう言った。当の一誠は何処か恥ずかしそうに視線を泳がせていた。

 

「んじゃ、二天龍の意見も聞いたことだし―――――もうひとつの本題にでも入ろうぜ?」

 

アザゼルは柏手を打つとそう言い出す。

先程息を吐いたばかりの各陣営のトップたちは再び表情を引き締めた。

 

「コカビエル戦での兵藤士織の【神器(セイクリッド・ギア)】についての話だ」

 

そうして、俺の方に視線が集まる。

やはり、そのことについてを此処で語らないといけないのか……。

……まぁ、全てを語るつもりは毛頭ないが……。

 

「確か……神器の名称は【精霊天使(フェアリー・エンジェル)】。

そしてその禁手(バランス・ブレイカー)現界せし天魔の奇跡(ディセント・オブ・セフィロト)】。

更にそこからの派生であろう『神威霊装・神番(ヤハウェ・エロヒム)』……。

……単刀直入に聞く。

士織、こりゃ一体なんだ?」

 

アザゼルは与えられた情報を羅列し、神妙な表情で俺にそう言った。

 

「ただの【神器(セイクリッド・ギア)】さ。

ただ、他のとはちょっと違う特別製だけどな」

 

「で、では、『ヤハウェ』という名を持つ意味は?!」

 

俺の言葉のすぐ後に、ミカエルは身を乗り出してそう言った。

やっぱりそこが一番気になるのか……。

 

「さぁ?なんでだろうな?

案外、神の意識でも封印されてるんじゃねぇか?」

 

俺がにやりと笑ってやれば、ミカエルは何とも言えない表情を浮かべて俺を見つめた。

 

「……何にせよこりゃ最早【神滅具(ロンギヌス)】に分類するべき神器だぞ……。

あの溶けない氷だけじゃねぇだろ?その神器の能力は」

 

鋭い眼光でこちらを見つめる。

流石はアザゼルと言ったところだろうか、俺の神器を直接見た訳では無いのにそこまで見抜くとは……。

 

「へぇ……よくわかったなアザゼル。

まぁ、少なくともアザゼルが思ってる数は能力があるぜ?」

 

「マジかよ……規格外にも程があんだろ……!」

 

言葉では悩ましげにそう言いつつも、アザゼルの瞳は輝いていた。

神器オタクの面が顔を出してきたな……。

 

「……ひとつはっきりさせておきたいことがあるんだが……良いかな?士織くん」

 

俺がぼやかしながら質問に答えていた時、サーゼクスが口を開いた。

 

「君は今後どうするんだい?」

 

「どうする……ねぇ?」

 

「此処には各陣営のトップが揃っている。

君の今後によって各々の行動が変わってくるんだ。

だから、此処ではっきりさせてくれないかい?」

 

何処か掴ませないそんな笑みを浮かべてそういうサーゼクス。

何とも回りくどく、わかりにくい言い回しである。

 

「そんなわかりにくく言うんじゃなくてさ。もっとわかりやすく行こうぜ?サーゼクス。

―――――俺がどの陣営につくかが知りたいんだろ?」

 

「……君にはかなわないね……。

そうだよ。私たちはそれを知りたい」

 

その言葉に、アザゼルもミカエルも真剣な表情を浮かべる。

3人とも、やはりそれが知りたかったようだ。

確かに、これだけの力を持つ【神器】を宿した俺が何処の陣営につくのかによってはパワーバランスが大きく傾いてしまう。

そのため、俺のついた陣営は他の陣営にその分何かを対価として渡さなければならない。和平を結ぼうとしているのだからそういうことだろう。

 

しかし、俺はそれについては前々から決めていた。

 

「俺は―――――」

 

 

 

 

 

意見を言うために口を開いた途端いつか感じたあの感覚が襲ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――時が、停まったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本編の方はいかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたのなら幸いです♪(*´ω`*)


さて、やっと会談までこれました……っ!
バトルシーンも書きやすいところなのでやる気を出して頑張るのですよっ!!(>_<)


それでは今回はここまでっ!
また次回お会いしましょう♪(*´ω`*)

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