デート・ア・ライブ ダブル・ボイルダー   作:天音/IA

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お待たせしました……先週は別の小説にとりかかってました〜待たせてしまった方は申し訳ありません……

次回の二つはバトル枠になると思いますので今回は戦いません


同居人……T/同棲による受難

Area 五河家

 

夕食後、十香は客間のほうで荷ほどきをしているため、リビングは俺と琴里の二人だけになった

 

普段は、この時間帯は資料とにらめっこしてフィリップの検索データをパソコンに打ち込んでいるはずなんだが、今日は違う

まあ、検索データはフィリップでも打ち出すことは可能であるから心配はしていない。実際、先程フィリップに電話をしたところ、

 

「士道、君は今日の戦いでかなり体が冷えているはずだし、君は最近少々働きすぎだ

先程のWの戦闘でもキレがあまりなかった……

明日も動くなら、少しでも暖かくして休むべきだ」

 

という助言を受けたからには体を大切にせざるを得ない

Wの件もそうだろうが、それが原因で精霊の霊力が逆流してしまったらどうなるか分からない

 

「んで、俺は何をすればいいんだ?」

 

琴里は食後のチュッパチャップスを加えながら口を動かす

 

「別に、何もしなくていいわよ……正確に言うと、「仕事モード」じゃない士道が女の子と緊張せずに話せるようになることを目的としているわけよ」

 

「なにぃ?」

 

「今回は、女の子と同居というイベントを生かした訓練なの。要は、突然女の子と胸キュン展開になっても、紳士的に振る舞えるようになってほしいわけよ」

 

「……クイーンやエリザベスはなんか言っていたのか?」

琴里を信じないというわけではないのだが、琴里はどう考えても「彼氏がいない」状態であり、恐らく、雑誌で偏った知識を入れている気がするのだ

その分、たくさんの男子のハートを掴んでいる二人のほうが恋愛方面に関しては信用できるのだ

 

「ん……面白そうだからオッケーって貰ったわ」

 

「……」

 

脳内では、二人……特にエリザベスがテテペロっていう顔をしているのを思い浮かべ、イラついた顔をしてしまう

すると、琴里がインカム越しにボソボソと会話しはじめたのである

 

「……誰と話してやがる?」

 

「……なんでもないわ。気にしないで。それより士道……お手洗いに行きたいのだけれど、見たところ、電球が切れていたのよ。先に交換してくれないかしら」

 

「っちっ……しゃーないな」

 

作業用の丸椅子と電球を持ってトイレに向かった。

椅子を床に置いた後、扉を開こうとした

 

しかし、俺は、普通の高校生とは違う。普通の高校生ならば電気がついていないのを確認してそのまま中に入ってしまうのだが、俺は、他の高校生より少し耳が冴えていたのだ

 

(布が何かと擦れる音……琴里のやつ……はめようとしたな)

 

 

落ち着いて、俺はドア元にノックをする

 

コンコン

 

「ん?なんだ?」

 

案の定、中には十香が入っていた……危ない危ない……

 

「十香、琴里に聞いたんだが、トイレの電球がきれてないか?」

 

「いや……普通についているぞ?」

 

俺はやはり……という確信を得ていたが、トイレに鍵がかかっていないのは注意したほうがいいだろう

 

「そうか……あと、十香、なぜトイレの鍵は閉めておかない?」

 

「ん?駄目なのか?」

 

「いや、よく考えろよ、トイレに行きたいやつがお前が用を足してる最中に飛び込んできたらどうするんだよ」

 

「!なるほど、それは大変だ……分かった。気をつけておこう」

 

そういった十香はトイレの鍵をガチャリと閉めた

……なんとか三回目の失敗は避けたようだ

 

「……まあ、及第点ね」

 

琴里がチュッパチャップスを舐めながら、トイレの扉の方に向かう

鍵は確かにロック中と示されてはいたが、十香はかけ忘れていたという

しかも電球のスイッチまでも細工してあるため、たちが悪い

 

「士道の様子は常にモニタリングされてるわ。そこでクルーとAIが士道の対応の合否を判定するわ……というか、よく見分けられたわね」

 

流石の琴里も少し意外な顔をしていた……だが、仕事モードであろうがなかろうが、耳が良いのは昔からであり、それを見落としたフラクシナス側も悪い

 

……風呂イベントはすでに済んだため、あと避けるべきギャルゲーイベントは……恐らくあれか

 

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夜、士道の部屋にはアメリカの特殊部隊みたいな黒い戦闘服の男性が数名、待機していた

 

「こちら、ポイントAターゲットは熟睡状態であります」

 

[よろしい。では、作戦開始!]

 

数名の男性が足音もなく士道の部屋に突入を開始する……しかし、隊員達は部屋に入るとたんに足を止めてしまった

 

「こちら、ポイントA、家の備え付けとは別にパスワードロックがかかっているであります!」

 

士道の部屋には、ドーパント関連のものがあるため、例え、親でも侵入を許さないロックがかかっている

 

[来たわね……前のは知っていたんだけど、恐らくパスワードは変えられているはずだわ……ハッキング班!]

 

すると、男性が一人、パソコンなどのハッキング機械を持ってきてパスワードロックに干渉する

 

琴里は、昔のパスワードは士道を起こすために特別に教えてもらったが、先ほどの行為で対策をある程度されているに違いない

 

ハッキング班はすぐさまパスワードを解除させ、内部へと突入する

 

しかし、そこには士道の愛用品(ガジェット)達がすべて稼働していたのである

 

まず、スタッグが先行した隊員の急所に体当たりを食らわし、バットがもう一人を目眩まし、かつ証拠写真としてフラッシュをたく

 

[どうしたの!?]

 

「奇妙な機械に襲われているであります!」

 

するとハッキング班のもう一人はスパイダーによって身体中をぐるぐる巻きにされてしまう

 

しかも、ご丁寧にバタフライが防音、防犯バリアを士道の周りに充電機で充電しながら張っており、フラッシュで眩しくならないようにアイマスクまでしていた

 

「これ以上騒がれると十香さんを起こしてしまう可能性が……!」

 

実際、侵入者を排除しようとするガジェット達がピーピー騒いでいるためかなりうるさい

 

[一旦撤退!]

 

そのように指示をすると、男性達はドアを開けたままその場から離れたのであった

[……ふむ、琴里…………というのはどうだい?]

 

[っ……なるほどね……押しても駄目なら引いてみるってわけね。分かったわ……選手交代!]

 

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翌朝……士道はそのまま自分の部屋で朝を迎えた

彼はガジェットを全てアクティブ状態にして「あやしい人」だけを攻撃するように命令したのである

 

 

「っ……」

 

士道はそのまま起きようとして毛布をとろうとしたが、頬に柔らかいものが触れた気がした

手探りでその正体を手探りをする

 

 

「ん……っ」

 

なんてかわいらしい声が聞こえた

 

「!?」

 

おかしい、周りにはガジェットがいて、資料がいろいろある部屋は紛れもない自分の部屋である

 

なのに、人影がある。あやしい人物は近づけないようにガジェットに命令していたのだが……

 

注目すると、紛れもない、十香の美しい顔があった

 

十香も目が覚めたのだろう。士道が視線を上にすると、目が合ってしまった

 

「な……」

 

「ひっ……」

 

すると、お互いにガバッとベッドの端まで距離を取る

 

「な、何をしているのだ、シドー!なぜ私の寝床に……!」

 

「いや、よく見ろよ!?俺の部屋だろうが!」

 

「何!?……ほんとなのだ……なぜ、私はシドーの部屋に……まさか……これが「お持ち帰り」という……!」

 

「何考えてんだ!……いや、落ち着け……犯人はこいつがバッチリとっている」

 

士道はバットガジェットを起動させ、ライブラリを覗く

 

すると、夜中の写真に黒いスーツの男性がガジェットの襲撃に驚いてる写真が数枚、

そして後半の写真には女性隊員が十香を士道のベッドに運んでいるところだ

 

「この人達は、見たことあるぞ……身体検査とやらのときに一緒にいた人達だ!」

 

十香がそのようにいうと士道は半ギレ状態で下のフロアまでダッシュする

リビングには案の定、琴里がテレビで黒いリボンを着けてテレビを見ていた

 

「……士道、アウトね、もう少し落ち着きなさいよ」

 

「ふざけんな!バットがラタトスク隊員を撮影してんだよ!何考えてんだ!明らかに不法侵入だ!」

 

「……ちっ……バレたら仕方ないか……」

 

「……明らかに確信犯だな……知り合いに警察官がいるんだが……お前らの隊員を証拠品や指紋全部提示して逮捕しても構わないんだぞ……」

 

「あら……そうなると、フィリップの身柄の保護の話もなしになるわね」

 

「っ……!」

 

現在、フィリップは士道の学校に通っている

もし、フラクシナスの保護がなくなってしまうといつミュージアムが襲撃してくるかわからなくなるのだ

 

琴里が小悪魔のような笑顔を士道に見せると士道は諦めてしまう

 

「……ちっ……リボン並みに黒い心しやがって……」

 

「あら、それはお互い様でしょう?ペナルティーはなしにしてあげるから、画像を消しておくこと……いいわね?」

 

諦めた士道はバットを琴里に見せながら次々と画像を消去した後、キッチンのほうで朝食をつくりはじめたのだった

 

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Area 学校

 

「おーう五河。……て、どうしたんだ、お前」

学校に来た俺はダルい顔をしながら机の上で伸びきっていた。それを心配した殿町は話しかけてくる

 

「ああ、事件関連でな」

 

まさか、昨日はドーパントにギャルゲ展開の嵐でいろいろ精神や身体にこたえていることを伝えたら殴られそうなので適当に濁す

 

「ああ、そういえば、五河……」

 

殿町は、スマホの二次元嫁を起動させ、俺のほうに悩みながら話しかける

 

「ナースと巫女とメイド……どれがいいと思う?」

 

恐らく、二次元嫁をコスプレするための服装を迷っているのだろうが、あしらう気力すらなかった

 

「どうでもいい」

 

「乗り悪すぎだろおーい……」

 

すると、フィリップが眠たい瞼をこすりながら、教室の中へと入ってきたのだった

 

「おはよう、士道、殿町宏人」

 

「園咲、おっす。なあなあ、園咲は、ナースと巫女とメイドどれがいいと思う?」

 

フィリップは、検索で徹夜していたと思われるため、めんどくさい顔を一瞬したが普段通りに返す

 

「ふむ……僕は服装はあまり気にしない質でね、殿町宏人はどう思うんだい?」

 

「ふふっ、時代はやはりナースだ!見ろ!チラチラと見えそうで見えないミニスカートが……ブツブツ」

 

殿町は、そのまま我を忘れて誰も聞きやしない……聞いたとしてもドン引きされる演説をしている一方、フィリップは資料を俺に渡した

「すまねぇな、フィリップ」

 

「どうってことないさ、士道。僕らは二人で一人……片方が動けないときにもう片方が支えるのは当然だろう?士道こそ、訓練はどうなんだい?」

 

いろいろその当時のことを思い出した俺は深いため息をはく

 

「事件を尾行していたほうが余程気が楽さ……お前もいつかわかるさ」

 

「そうかい……僕は少し休息を取るから、時間になったら起こしてくれないかい?」

 

「わかった」

 

「……というわけだから、絶対ナースのほうが……って聞いてんのかよ!」

 

殿町には案の定、熱弁しすぎて俺達の話を聞いていなかったようだ

フィリップは自分の窓側の席に戻り、机に突っ伏して眠りはじめた

 

すると折紙はフィリップが読んでいるような分厚い技術書……確か、結構難しいことが書かれていたやつから目をはなして俺のほうにチラリと目を向ける

 

「おはよう」

 

「ああ、おはよう……」

 

「ナース?」

 

「……俺じゃないからな?」

 

その後、十香が遅れて教室に入ってきて、俺との同棲がばれそうになったり、折紙にジト目をされたのは別の話

 

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さて、ここで俺が休み時間を使ってフィリップが纏めた資料をざっと説明したいと思う

まず、犯人と思われる雪男のメモリの正体だが、未だに特定が出来ない……ただ、弓矢のドーパントは大体めぼしがついているらしく、「アーチャー」のメモリ、もしくは狩人の記憶である「ハンター」の可能性があるということだ

 

見た目は確か、毛皮のコートを来た狩人のような感じだったため後者だと思われる

 

そして、被害者の検索結果……襲撃されているのは、10歳前後の少女だということだ。それ以外にも、襲撃時には雨が降っていたという共通点だった

 

これは、俺が昨日、サンタちゃんやウォッチャマンに確かめたことだが、「雪の少女」という都市伝説は本当にあるらしく、「みぞれ女」とも呼ばれる由縁は、近くにいるときに雨を降らし、感情が左右されると辺り一面が氷だらけになることから来ているらしい

「……そいつがただのガキたぁ思えねーんだよなぁ……」

 

本来なら、クイーンやエリザベスにも依頼をしたいところだが、生憎相手は小学生だ……最善を尽くすとは言ってはいるが、管轄外なのかもしれない

 

……こうなったら、もう一人の情報屋にも話してみるか……?

 

「シドー!昼げだ!」

 

(ひるげの「げ」の字が携帯にないため、平仮名で書きます)

 

「…………」

 

左から右から十香と折紙が机を音を立ててドッキングさせる……というか、いきなり大きな音を出すのは止めてくれビビってしまう

 

「……ぬ、なんだ貴様。邪魔だぞ」

 

十香は自分の欲望のためならば力づくでなんとかさせる人だ

実際、十香が転入してきたとき、俺の隣の席に座るために柔道部の一番強気の女子を睨み付けて震え上がらせたのだ

 

俺は、その後十香にこっぴどく説教をして、隣の女子に謝らせた

……それでも、反省していなかったら、晩飯抜きにしてやろうかと考えたが、十香は正直に謝ってくれた

 

結局、その女子の寛大に十香を許してかつ席に譲ってくれた

 

だが、席のポジションが左右どちらも敵対した目線を放っている

 

少しはあの女子を見習えよ

 

「それはこちらの台詞」

 

折紙も折紙で自衛隊に入っているからか、肝が座っている

 

フィリップは昼は前の休み時間に昼を食べ終え、全員に昼寝をしているように見せかけ、地球の本棚に向かっていることが多いのだが、今回は疲れていたのだろうか、普通に寝ていた

 

俺は、資料を鞄にしまい、代わりに弁当箱を取り出した

十香は俺とは違う、タッパー型の弁当箱を取り出したのだ

 

なぜ、弁当箱が違うのか……それは単純に今日は、フィリップが十香用の弁当を作っているからだ

 

「……メモか。ふむふむ、上のタッパーは、宮崎県の取れたて若鳥のチキン南蛮、下が天宮産の直送野菜を使ったオリジナルドレッシングサラダとマッシュバターポテトと冷製トマトパスタ……あとは保温ジャーとやらに飯か……シドー、チキン南蛮とはなんなのだ?」

 

「竜田あげ……まあ唐揚げに甘辛野菜ソースとタルタルソースをかけた宮崎県産の料理だ」

 

「おお………流石はフィリップだな」

 

昨日、フィリップが俺に話したんだが、俺が飯を作るよりもフィリップが、作ったほうがいいということだ

ただでさえ、家に同棲疑惑があるのに、その噂を悪化させてしまうための予防の一つということだ

 

……確かに俺だったら琴里を含めて3人分作らなくてはならない……そうなると必然的におかずが似たり寄ったりになってしまう

 

十香と俺のおかずが一緒=弁当が一緒=弁当を作っている人物が同一人物=同棲している

 

ということを避けるためだ

 

「美味い……美味いぞ!シドー!」

 

「?フィリップが夜刀神十香のために弁当を……」

 

「ああ……最近、フィリップが料理にはまっていてな……」

 

 

ちなみに、これは事実である。

ただ、フィリップは先ほどの十香の読み上げたメモの通り、フィリップの料理は隅から隅までこだわりすぎてしまい、無駄に金を使いすぎるため、俺が一時期止めにかかったということがあった

その懲り具合は料理方法にも出ていて、

特に、カレーやベーコン、ソーセージや味噌といった「熟成すれば熟成するほど美味しいもの」はさせてはいけない。腐るまで漬け込むからだ

 

先ほどの説明を令音にフィリップが持ち込んだところ、令音用の弁当を作ってくれるのなら百万だすという破格な条件を出したところ、フィリップは大喜びして弁当を振る舞ったらしい。

 

余談だが、後日、その弁当を令音がフラクシナスクルーに分けたら大好評

 

それが琴里にしれわたると今度は自分からフィリップに弁当を作るように懇願し、のちにレシピ本を出すことになるのは別の話だ

 

「そう……」

 

俺は、本気で作ろうとするとコース料理は余裕なのだが、多分フィリップには負けるだろうな……

 

折紙はこれ以上質問は無駄だと感じ、自分の箸を進めた

 

見るとすでに十香の弁当は半分以上消えていた……よほど気に入ったのだろう

 

ウウウウウウウウゥゥゥゥ…………

 

すると、けたましいサイレンの音が鳴り響き出した

 

「「!!」」

 

俺とフィリップはすぐさま反応してハッとなる……そう、精霊が出てくる前触れ……空間震警報だ

 

俺は、すぐさま仕事用の帽子を被るところにフィリップが走ってくる

 

「士道っ!」

 

「ああ、「仕事」だな……お前らは令音さんと一緒にいろ」

 

十香は、俺の仕事を十分に理解していたようだ。ドーパントを倒し、自分と同じ境遇の精霊を一人でも多く救うため。俺が浮気だと思われたらたまらないからな……

 

辺りを見渡すと、折紙の姿もいなくなっていた

 

「シドーはどうするのだ?」

 

「俺は、インカムとコンタクトはすでにポケットの中だ。

小型カメラだけ飛ばしてくれるように言ってくれ。

フラクシナスは学校の騒ぎもあるから転送できるのに、時間かかるだろう……直接ハードボイルダーで向かう……やな予感がするんだ」

 

……資料に載っていたみぞれ女……「雨が振るときに現れる」

……いきなり空が雨雲になったからだろうか、さっきから探偵としての警鈴がけたましくなっているのだ

 

「気をつけるのだぞ」

 

「ああ」

 

 

俺は、フィリップと十香に手を降ると、あわてふためくクラスの隙をついて窓を飛び越える

すると降りた先にはハードボイルダーがスタンバイしており、俺が落ちた衝撃を和らげるとともにフルスピードで発信する

 

するとちょうどインカムから琴里の連絡が来る

 

 

「琴里!座標は!」

 

[ここから北、天宮デパート付近よ。コンタクトにガイダンスをつけたわ。大体5分で着くわ。急ぎなさい]

 

 

「了解、フルスピード!」

 

そして、俺は、誰もいない街中でバイク走らせていった


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