デート・ア・ライブ ダブル・ボイルダー   作:天音/IA

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こんにちはーっ

他にメインで投稿している作品の事情により、こちらは亀更新となっていますのでご了承ください

W側は、殆どオリジナル設定で展開していく予定です(そもそもデート・ア・ライブ側の事情により、鳴海亜樹子を出す予定はないです)まあ、原作にはオマージュする予定ですけど

フィリップ性格改善の理由は……調べ終わったらすぐに飽きて捨ててしまう性格を治さないとデート・ア・ライブに対応できないからです…


Wの検索/二人で一人の探偵(改稿)

空間震---文字通り、空間で起きる地震であり、三十年前の死傷者一億を越えている大規模な空間震をきっかけに、世界各地で頻繁に起きている

ここ、日本も例外ではない特にここ付近では特に起こり、起きる度に土地をまるで隕石が落ちたかのように大地がえぐりとられる現象が起きていた

 

それゆえに、空間震の観測、自衛隊復興部隊の完備、そして避難用地下シェルターなどといった設備が充実している

そして、これは五年前の出来事だ

ここ、天宮市に大規模な空間震がおきると共に江戸にもあったような大火災が起きたのだった.......

 

 

「お父さん!!お母さん!!」

 

「折紙、お前だけは......逃げろ!」

 

「精一杯.....生きるのよ.....!」

 

「いやだよぉ......死んだら嫌だよぉ......」

 

子供は、両親が虫の息で死にかけていることは知っていた 子供は、両親を見て泣きながらその場所から離れようとしない

前には「化け物」がいると思った

そして、「化け物」が自分の両親をここまでやったのかと涙を流しつつも憎む

しかし、少女は知らなかった ……背後には別の「化け物」が浮かんでいたのを……そして 「化け物」の仲間が殺しにかかろうとしていたのを

 

「!!」

 

化け物は、少女に姿を見られたからなのか、その人物を殺しにかかろうとしていた

瞬間、謎の紫色の閃光が光った

 

 

Skull MAXIMUM DRIVE

 

 

骸骨の白い帽子を被った人が、その紫色の閃光を化け物に当たると

その化け物は闇の中に消えていった。その化け物はおそらく倒された

のであろう

 

「すまねぇな......お嬢さん.....もう少し早ければお前の両親を

助けられたんだけどなぁ」

 

帽子を被った骸骨は、きれいな白いコートを着た男性の姿となり、

少女の泣いている目をハンカチで拭き取る

 

「おじさん......」

 

「俺の名前は鳴海荘吉......お嬢さんの名は?」

 

「......鳶一折紙」

 

「良かったら......ウチにこないか?」

 

「えっ......」

 

これは、とある探偵と少女の出会いの一つでもあった

 

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そして、一年前......

そこは、とあるビルの実験施設 そこには、重症で血を流している少女と、一人の白衣を着ている少年、そして一人の中年男性とその助手と思われる少年が追手から逃げていた

その追手の姿は、片目がオッドアイ、そしてオレンジと黒が主体のドレスを着たバランスが合わないツインテールの少女が同じ姿で三人並んでいた。その少女は一人

一丁のマスケット銃を握りしめていた

 

背後には、研究員がいて脱走した彼らを殺そうとしたが、先の少女に皆殺しにされてしまっており、胸元には銃弾に数発撃たれた跡があり血が流れて倒れていた。

 

 

「キヒヒヒ、もう逃げられませんわよ?鳴海荘吉さん。わたくしに「新型」ガイアメモリを渡さなければ、そこにいる人間全て食べてしまいますわよ?」

 

「っ......!おじさん!ここは、私が!」

 

白髪の女子、折紙は自身の軍から配給された武器を顕現させ、武器を向けようとする

しかし、彼女も先ほどの戦いで自分の装備はボロボロである

率先して立ち向かおうとする

 

「悪いが、俺は茶番に付き合う義理もない......士道、折紙、この坊主、

フィリップを連れて逃げろ」

 

「でも......おやっさん!」

 

「私もまだ......!」

 

折紙の武装は最新式の武装だったが、彼女の前だと無力当然だった

ナイトメアの戦闘データは資料よく見てなんども対策した

しかし、それでも無力以外何も残らなかったことに唇を噛む

 

『折紙!今すぐ戻ってきなさい!その状態で≪ナイトメア≫と戦うのは無謀よ!』

 

折紙の部隊の通信機から撤退命令が出ているのに関わらず、彼女は無視しているのを荘吉は我慢ならなかった

 

「っ!お前たち、自身の力量を考えろ!!それほど奴は甘くない!」

 

「「!!」」

 

どなった荘吉は現実を受け入れない二人に最後の怒鳴りをあげる

荘吉は、士道の頭に自分が被っている帽子を被せ、≪ナイトメア≫のほうに向き、

ガイアメモリを読み込ませる

 

Skull

 

「いけ......!五河士道!鳶一折紙!」

 

士道が荘吉の元に来ようとするが折紙に羽交い締めで止められてしまう

 

「おやっさん!!!」

 

「駄目、おじさんの覚悟を無駄にするつもりなの!?」

 

「おやっさん......おやっさあああああああん!!」

 

荘吉の目の前には大量のドレスの少女の分身が銃を持って囲んでいる、

助けられるのも折紙だけでは対処できないし、部隊の救援もこないのだ。

折紙は騒ぎ立てる士道の首を手刀で気絶させ、青年を連れて逃げ出す

そして、折紙は見てしまった

自分の恩人が、射殺され......影に飲み込まれていって「捕食」された所を

 

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次に士道が目を開けたのは、周りに大量の≪ナイトメア≫が居る所だった

そして、目の前には血だらけで気絶してしまっている折紙に対し、

彼女の分身が、後ろにいる青年を狙っていた

そして、その背後には女性の怪人が球のエネルギー体を投げつけてくる

エネルギー弾はナイトメアに数人直撃し、跡形もなく消えるが、その場から

影がしのぶようにたくさんの分身が影の中から現れる

 

「っ!?クソがあああ!師匠も、たった二人の人も「守れない」なんて何が

天才探偵だよ!」

 

その光景に嘲笑うかのように、≪ナイトメア≫は笑う、背後の怪人は無表情で

こちらを見下す

 

「キヒヒヒヒ......さあ、残ったガイアメモリを渡してくれません?」

 

近づいてくる「悪夢」絶体絶命のピンチに、「彼」は俺にチャンスをもたらしてくる

彼、フィリップと荘吉が言っていた少年は少年、五河士道に

奇妙な装置を渡し、こう告げる

 

「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」

 

士道は、その「悪魔」と契約を打ち、機械を使い、ある姿へと変身させていった。その時の士道の顔は、まるで「捨て子」にされたとき以上の悲しみの顔が浮かんでいた

 

 

「うああああああ!!!」

 

その姿は、赤いアイレンズ、長いマフラー、そして何より目だった姿は、ボディカラーが右半身が緑に、左半身が黒に大きく別れていることだった

 

そして、その後、ビルの実験施設は空間震によって跡形もなくなってしまっていた

この出来事が、彼らにとっての全ての始まりであり、最も大きな人生の分岐点

であったのかもしれない

 

 

デート・ア・ライブ

 

ダブルボイルダー

 

 

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ここは、鳴海探偵事務所、そこの椅子に座るのは五河士道という16歳の青年である

机の上にはパソコンと沢山の書類があり、士道はその書類をじっと見つめていたそこにある一人の女の子が事務所の中に入ってくる

 

「あーっ!!お兄ちゃんまた、探偵の仕事?いい加減に休んだらどう?」

 

「馬鹿いえ......学校がない今、平日に書類を処理できるチャンスだろ?それに、休みは土日に取っている」

 

そこに入ってきたのは、今、春休みで次の年で中2になる妹、五河琴里が入ってくる 壁には一年ぐらい前の記事が張られているのをじっと見つめてニヤリとする

ちなみに、士道は学生なので事務所にいるのは午後であり、土日は基本的に休みだが、緊急や依頼人の都合上の休日予約は別だ

 

『リアル高校生探偵五河士道』

 

「まあ、無理もないよね......この町で有名な探偵なんだよね?まあ、私は鼻が高いから嬉しいけどさ」

 

「いいや......おやっさんには負けるよ」

 

 

士道は、壁にかかっている白い帽子を見つめていた

あれは、彼の師匠が最後に渡した贈り物なのである

そして、この物件の所有権は創始者には子供がいなかったため、実質士道の親が引き継いでいる。あともう一人、所有権があった人物はいたがすでに放棄し、一人暮らしをして独立している

 

高校を卒業したら、この事務所を正式に継ぐつもりだったから、自分の親に、ここの維持費はしっかり依頼で稼いで払っている

 

プルルルルル......

 

彼の奇妙なクワガタの携帯が鳴り出す 彼個人の電話はスマートフォンなので、

こちらは仕事用の電話だ。クワガタの形をしたほうを取るとそれを

耳に当てた

 

「はい、こちら鳴海探偵事務所」

 

彼は、普段は、基本は学校にいるので固定電話と携帯電話、どちらが使用率が

高いかというと後者だ。それ故に探偵事務所の電話は携帯電話で連絡するように

名刺などにも書いてあるのだ

 

「お仕事頑張ってね?」

 

「ああ、行ってくる」

 

琴里は白いリボンをゆらし、笑顔で告げた

士道は、黒い帽子、青のワイシャツ、黒のジャケットに黒のズボンをした

......自分が考えている仕事着で仕事に向かったのであった

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Area 天宮scale会社内

 

今日は、社長直々の依頼だ おそらく、最近の事件で社員が殺されている

事件が発端だろう。周りには豪華な棚、その中にある豪華なティーセット

や席には大きな机には数々の書類がある中相当な実力者だと考えられた

 

「君が五河士道くんか......噂は聞いているよ......」

 

「はい、今回の件はやはり......」

 

それは、1週間前のことだった

会社の系列の店、ここは大型ファッション会社のためほとんどが服屋なのだが

......そこの重役を殺害した後、服屋が火事に見舞われることが共通点だ

 

「とりあえず、被害者、被害場所のデータ後、願わくば現場の写真をください」

 

「分かったよ」

 

そういった社長は資料の山からテキパキと士道が求めているであろう

ものを探しに机の上をあさっていったのである

 

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Area 探偵事務所

 

探偵事務所とは、家から徒歩数分しかないので琴里にも分かる場所だった

 

「今がチャンスね、今日こそは士道の尻尾を掴まないと」

 

いつもの、白いリボンではなく、黒いリボンの琴里、彼女は士道の留守中に、

彼がどういう事件を解決しているのか気になったからだ

普段はこのような兄のプライベートを除きたくはないが、

彼女にはどうしてもやりたいことがある。白いリボンから

黒いリボンを変えた琴里は、マインドセットのような感覚で、

無邪気な性格からしっかりした性格に変化できているのであった

 

「こちらとしても、そろそろ士道を「ラタトスク」側にいれたいだけど、士道の事情を知らないから不用意に引っこ抜くのもできないのよね......」

 

そうこう言っている内に事務所の中に再び入るが、関係がありそうな書類は全て金庫の中に入っており、迂闊に弄れない

なぜ、琴里は自分の兄の仕事内容が分からないのか、それは、「とある事情」で研修として一年ほど家に帰っていなかったのである

 

「......やっぱり見つからないわね。うーん......」

 

ガチャ

 

「!」

 

奥の扉からの開く音が聞こえる 恐る恐る琴里はその扉に近づいてみる

あの扉は「とある」仕掛けをしなければ内側からしか開くことが入れない

 

「ん?お客さん?」

 

(人!?不味い......)

 

「あのお兄ちゃん見ませんでしたか?私、五河士道の妹、琴里です!」

 

黒いリボンをしているが、本来の口調をしてしまうと余計怪しまれるゆえの対応だ

無邪気な性格をなるべく出すように努力した。そこから出てきた青年は

少し長い髪型ゆえに髪留めをしているのが特徴的なパーカーを羽織った

顔たちのよい青年だった

 

「ふむ......五河琴里......僕は、フィリップ、士道が世話になってるね」

 

「あっいえ、こちらこそ」

 

キィン......

 

「えっ!?そのベルトは何処から」

 

フィリップの腰にベルトのようなものが現れるそれは、二つのスロットが存在し

何かしらの端末を挿入できるようになっている赤いベルトだった

腰のあたりからまるで魔法のようにでてきたベルトを見た琴里は

かなり驚いたのである

 

「ふむ、琴里ちゃん話は後だ」

 

フィリップは、本棚の本をクイッと引っ張ると地下へと続く階段が現れる

 

「!?」

 

(なんなのこの人!?お兄ちゃんの仲間なのは分かるけど......)

 

フィリップは、地下階段を一気にかけ降りる

それに琴里は気になっていたのか彼の後をついてくるのであった

 

「む......まあいっか......」

 

そこには、ガレージみたいなところになっているが、空間震の

シェルターの役割も果たしているようだ

 

「す、凄い......」

 

琴里は目の前にある巨大な車に驚いていた。その車が気になっていたこと

をフィリップは悟ったのであろうか名前だけを教えた

見た目は複数のタイヤが本体を支え、横にはハッチのようなものが

開いてあり、その背後には三つの別の機械を収納させた大きな

リボルバーのような機械がそびえたっていた

 

「これは、リボルギャリーという車さ。ところで、琴里ちゃん、

少しの間、僕の体を宜しくね?」

 

「へっ?」

 

何を言っているのか分からない彼女を置いておき、

フィリップは緑色のメモリらしき物体を巨大な機械、リボルギャリーの上で掲げる

 

Cycrone

 

サイクロンと叫んだUSBメモリをベルトのスロットの片方に差すと

フィリップはいきなり糸が切れたように倒れてしまう

 

「ちょっ!?大丈夫!?」

 

琴里はフィリップのことを心配して近寄るが、気絶しているだけだと分かった

倒れた彼にガレージにあった毛布をかけ、フィリップを寝かしておく

いきなり、フィリップが起きて怪しまれないように、彼女は黒いリボンから白いリボンに取り替える

 

「それにしても、お兄ちゃんはよくこんなものを私に隠してたわね......いや、

私がラタトスクの研修に行っていたからよね、そうに違いない」

 

ガゴン

 

「!?」

 

そのような独り言を言った後、大きな音がして琴里はまた驚いたのだった

いきなり、開けていたリボルギャリーのハッチが閉じ始めたのだった

 

「ちょっ!?まだ私が乗っているんですけど!?」

 

琴里は、フィリップを寝かせた後、すぐのことだったのでハッチが閉じるのは

想定外だった

そして、リボルギャリーはリフトを使い、上昇し......ひとりでに気絶した

フィリップと琴里をのせて走り出したのだった

 

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一方、時間が遡って士道は......

バイク......ハードボイルダーとなずけられたバイクに

乗りながら襲撃された地図を見つめていた

 

「襲撃場所は、こことこことここで、被害者の共通点は......全員男性、

店は全て天宮スケール系列の店だが......どこも共通点はなし」

 

地図から見ても共通点はない。おそらく、系列の店でかつ男性の重役が狙われているのだろうのは分かるが、それは店が多くて特定できないと考えていた

 

その時だった

 

ドゴォォォォン

 

「!?」

 

爆発音と共に店から煙が上がる。そこにちらりと見えたのは「怪物」だった

バイクを走らせながら、大声で独り言をしていたかのように

話す

 

「フィリップ!ドーパントだ!!」

 

士道はフィリップが持っていたのとは別のUSBメモリと自分の懐から

フィリップが持っていたような同じUSBスロットが2つある装置

を持ち、腰に装着するとシュルシュルと音と共に腰に装置が巻き付けられた

 

Joker

 

すると、片側にフィリップが持っていた、サイクロンのメモリが現れる とそれを深く差し込み、ジョーカーメモリも、もう片側に深く差し込んだ後、それをWの文字に変形させる

 

「「変身!」」

 

Cycrone Joker

 

音楽と共に変身したのは、マフラーを着たボディカラーが黒と緑が半分の人間、

「仮面ライダーW」と呼ばれる都市伝説の怪人だった

Wはスタッグフォンを使い、リボルギャリーを呼び出すと共にドーパントを追いかける

 

「!?」

 

ドーパントはこちらの動きに気づいたらしく、逃げ足を早くする

 

「野郎!!」

 

ハードボイルダー備えつきのマシンガンで射撃し、当てることで

相手の動きを鈍らせると追い付くことができた

 

[間違いない、あれはマグマドーパントだ]

 

マグマドーパントは、地面のコンクリートを溶かしつつ、周りにマグマを展開させる

その温度はかなりのもので蒸気が噴出して、春なのにもかかわらず、人間にとってはすぐにでも熱中症になりそうなほどに蒸し暑いものだった

 

「野郎......暑すぎるだろう!!」

 

Wは、マグマドーパントに一発パンチをすると手ごたえがあったのか

マグマドーパントはのけぞり、ぐらりとよろめいた

それに興じて更にマグマドーパントが熱いのにもかかわらず

平気でパンチを与える

 

「!?!?」

 

「はぁっ!」

 

「!」

 

マグマドーパントは拳にマグマを纏わせ、Wに攻撃する

そのマグマの滴が零れ、近くの手すりをドロドロにとかす

 

「ったく………政府はこいつらには何も規制しねーのはなんでなんだろうな!」

 

Wの風を纏った足がマグマドーパントを転倒させる

マグマドーパントは油断をしていたためか足をすくわれたため

あまり身動きが取れないとみえる。その後、フィリップの人格

がWに叫んだ

 

[士道!!メモリブレイクだ!]

 

「ああ、琴里が待ってるからな、さっさと終わらせるか!」

 

Wは、装置に装填されたジョーカーメモリを引き抜き、メモリを

黒いホルダーの中にセットする。その後、ホルダーにある黒いボタンを

叩くとWの周りに竜巻が発生する

 

Joker! MAXIMUM DRIVE

 

Wは竜巻を利用して空中に浮かびあがり、狙いを定める

 

「(ジョーカー・エクストリーム!!)」

 

マグマドーパントに向けて高速で落ちていくと、Wの体が半分に割れ、

マグマドーパントに片側ずつ時間差で二回攻撃をした

 

「うあああああああ!」

 

マグマドーパントは爆発すると、マグマの中央に男が一人倒れ

近くに壊れたUSBメモリが落ちていた

Wは、男をマグマから助けようとしてこちらに向かって歩くが男はまだ怯えている

 

「こ......殺される!!た、たたすけてくれ!!」

 

「おいおい、俺は殺すまでは......!?」

 

男がしりもちをしながら後ずさりして逃げようとしていた。

Wは追いかけようとしたが自分より大きな影があるのを感じ背後を見る。

Wが背後に見たのは、ティラノサウルスの巨大な頭が、いたのであった。

ティラノザウルスはその男の頭を追いかけて、食べてしまったのだ

 

「っ!?」

 

「ギャァオオオオオ!!」

 

ティラノサウルスは、Wを男の血がかかった牙を向けて襲いかかろうとする

 

ドォォォン!!

 

「ギャァオオオ!?」

 

リボルギャリーが到着し、ティラノサウルスは吹き飛ばされてしまった

 

(士道!!ヒート・メタルだ!!火力が足りない!)

 

「OK、熱いのかましてやろうぜ!」

 

Wは、二つのメモリを引き抜き、灰色と赤色のメモリを読み込ませる

 

Heat Metal

 

Wは緑のボディから、赤色に、黒からメタルカラーへと変わり、棍のような武器、メタルシャフトを取り出す

 

「うらああ!!」

 

ティラノサウルスは顔面に熱を帯びたメタルシャフトが当たることで苦しみ始める

 

「グギアアアアア!!」

 

「ちょっ!?」

 

ティラノサウルスはWを尻尾で吹き飛ばしてしまうとWが立ち直る前に、そのまま爪痕を残し、猛スピードで、去ってしまったのだった

 

「クソ!!逃げられた!」

 

Wは変身を解除すると、リボルギャリーのほうへ向かい、ハッチをあける

ハッチをあけると、フィリップが出てくるが彼は珍しく、申し訳なさそうな顔

をしていた。

その理由は、彼と乗っていたもう一人の人物がいることが分かり、

その人物を知った士道は、顔が真っ青になる

 

「どういうことか、説明してくれるよね?「お兄ちゃん」?」

 

「こ......琴里」

 

そこには、白いリボンのツインテールの妹が立っていた......

その笑顔は絶対零度のような冷たさ。つまりうわべだけしか笑っていなかった

 




オリジナルドーパント、もしくは、登場させたいゲストとかを書いてくれるとありがたいです…

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