東方怪人録~怪人たちの幻想入り~   作:Dr.クロ

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月の姫との弾幕ごっこが行われ、影の月の力は解放される。


第二十六章~影の月姫~

鬼矢達を前に輝夜は腕を伸ばした後に気合を入れる。

 

輝夜「さぁて、そのために準備しないとね」

 

そう言って輝夜は右足を重心に左手を前に出すとすぐに重心を左に移しながら前に出していた左手をふりかぶって右手と共に力強く握りしめる。

 

その後に体を起こすと左手を斜め下に振り下ろしてすぐさま左脇に移動させた後に間髪入れずに右手を左側にバッと伸ばす。

 

一連の輝夜の動きに鬼矢はん?となる。

 

彼女の動きにどことなく見覚えがあるからだ。

 

鬼矢「(なんの動きだったっけ…)」

 

輝夜「変――――」

 

それに鬼矢は思い出そうとしてる間に輝夜は伸ばしていた右手を10時の方向まで円を描く様に回し…

 

輝夜「身!」

 

すぐさま体を左にスライドさせつつその勢いのまま右手と左手をビシッと左方向に伸ばす。

 

その直後に輝夜の腰にベルトが現れるとバックルから強い光が発される。

 

強い光に誰もが顔を抑える中で鬼矢はやっと思い出す。

 

輝夜の動き、それはとあるライダーの変身プロセスのを反転させたのであった。

 

強い光が収まると全身を銀色のレオタードで包み、手足を何か模したアーマーで身を包んでいる輝夜がいた。

 

鬼矢「おい…マジかよ…;」

 

姿が変わった輝夜を見て鬼矢は信じられない顔で呟く。

 

輝夜が使っている力、鬼矢の知識が正しければ仮面ライダーBLACK RXと戦った存在、シャドームーン。

だがシャドームーンは鬼矢にしたら怪人と言われたらそうでもないし仮面ライダーと言われたらなんとも言えないと言うどっちつかずに近い存在。

 

だからないと思っていた鬼矢だったがすっかり忘れていた事を思い出す。

シャドームーンはRXと同じキングストーンを持つ戦士、そのキングストーンを自分の仲間が持っていた事を…

 

輝夜「さてこれをやっと使いましょうか」

 

そう言って輝夜はどこからともなくツボを取り出す。

 

出されたツボに誰もが首を傾げた時…

 

輝夜「永続罠!ドラゴン族・封印の壺を発動!」

 

現代知る組「「「「「どこのカードゲーム!?」」」」」

 

美鈴「ちょ?!」

 

宣言された事に現代を知る組がツッコミを入れた直後に美鈴は壺に吸い込まれてしまう。

 

咲夜「かあさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」

 

霊夢「!?」

 

魔理沙「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

サニー「うわわ!?地の王【共存を望んだ馬人】!!」

 

オーガ「おっと!」

 

それに咲夜は絶叫すると今度は霊夢が吸い込まれそうになって慌てて魔理沙とサニーが呼んだオーガに掴まれて踏ん張る。

 

なぜ霊夢も吸い込まれそうになってるのかと気付いて霊夢自身も怪間だとドラゴン族に当て嵌まるのを気付いてあちゃーとなる。

 

鬼矢「つかなんでそれがあるんだよ?!」

 

輝夜「昔に売られてたのを買ったのよ~」

 

魔理沙「おいおいどこのどいつだよこいつに売ったバカは…」

 

答える輝夜に魔理沙は霊夢を掴んだまま顔を顰めて言う。

 

輝夜「霧雨魔法店だけど?」

 

魔理沙と霊夢を除いた一同「「「「「「お前やないかーーーーーーい!!」」」」」」

 

魔理沙「なん…だと…!?」

 

あっさり答えた輝夜のに誰もが一斉に魔理沙にツッコミを入れる。

 

輝夜「(と言っても数百年前のことだけどね)」

 

内心そう呟いてうっすらと笑った後にサタンサーベルを取り出す。

 

輝夜「さて、輝く月の影に見惚れて見る?…と、これは邪魔ね。永琳」

 

永琳「はいはい」

 

そう言って壷を永琳に任せると永琳は壺をどっかに持っていく。

 

咲夜「!待ちなさい!」

 

すぐさま咲夜は永琳を追いかける。

 

輝夜「んじゃ残ったメンバーで戦いましょうか」

 

サニー「やってやろうじゃん!」

 

咲夜をチラリと見てそう言った輝夜にサニーが先手必勝と斬りかかる。

それに対し輝夜はサタンサーベルで受け止める。

 

輝夜「えいっと」

 

ぴちゅーん!

 

そのままサニーが次の行動を移す前に手から光弾を放って壁に吹き飛ばす。

 

サニー「ふにゃー…」

 

オーガ「サニー!」

 

フラン「今度は私だ!禁忌【フォーオブアカインド】!」

 

目を回すサニーにオーガが駆け寄るのを見た後にフランがスペルカードを宣言して4人となると弾幕を放つ。

 

向かって来る弾幕に輝夜はふふっと笑った後に弾幕のスキマを避けていく。

 

輝夜「はいっとな」

 

バシュバシュバシュ!!

 

フラン「えぇぇ?!」

 

そのまま光弾を放って分身をあっさりと消して行く。

 

魔理沙「フランに気を取られ過ぎだぜ!」

 

妖夢「でやっ!」

 

そんな輝夜の左右から魔理沙と妖夢が仕掛ける。

 

輝夜「…ふふ」

 

魔理沙・妖夢「「うぁ?!」」

 

だが、何時の間にか後ろに下がっていてそれに攻撃を仕掛けようとしていた2人は驚いて止められずにぶつかってしまう。

 

チルノ「速い!」

 

アリス「なんて反応速度…」

 

鬼矢「(ホントにそうなのか?)」

 

驚くメンバーの中で鬼矢だけ違和感を持っていた。

 

確かにシャドームーンは強い。

だが、素早く移動したりすると言うのは持っていない。

 

キングストーンの力と言われても違和感しかない。

 

そう考えてもしや…と霊夢やパチュリーの弾幕を避けている輝夜を見る。

 

鬼矢「…ん?」

 

注意深く観察していて気づいた。

レミリアの放ったグングニルと幽々子の放った弾幕は当たると思っていたが何の動作もなく輝夜は避けていた。

 

鬼矢「(もしかして…よし、それならあいつに)」

 

ある推測を考えた後に立証する為にワーウルフレジェンドルガに変わる。

 

しばらく攻撃が当たりかけるのを待って輝夜に攻撃が当たりかける瞬間を見つける。

 

鬼矢「(今だ!)魔笛【失われた時間停止(ロスト・ザ・ワールド)】!イヴェアァァァァァァァっ!」

 

輝夜「?!」

 

その隙と共にワーウルフレジェンドルガは能力封じの咆哮をすると輝夜は目を見開いた後に体をよじる様に避ける。

 

輝夜「ふう…やってくれるじゃない」

 

チルノ「??どう言う事?」

 

アリス「成程…」

 

パチュリー「…そう言う事だったの…」

 

息を吐いてそう言う輝夜に当たりかけた攻撃を放ったチルノはハテナを浮かべるが見ていたアリスとパチュリーが納得するのにまたハテナを浮かべる。

 

アッシュ「つまり今までのは能力ってことだ」

 

輝夜「あらら、ばれちゃったか。まぁ、うどんげので狂ってると錯覚させてたつもりなんだけどね~」

 

代表して答えるアッシュに輝夜はくすくすと笑いながら鈴仙をチラリと見てからそう言う。

 

アッシュ「んでどんな能力か説明願おうか」

 

輝夜「良いわよ。私の能力は永遠と須臾を操る程度の能力。時間は永遠にある物、それを使ってあなた達を翻弄してたって訳」

 

乃亞の問いに輝夜はあっさりと答える。

 

霊夢「?」

 

レミリア「成程、貴様、自分の時間を早めて我々を翻弄してたと言う訳か」

 

輝夜「ふふ、結構便利でしょこの能力、時間がかかるものもあっと言う間に熟成できるもの」

 

まだ分かってない霊夢の隣でそう言うレミリアに輝夜はおちゃらけて言う。

 

チルノ「でも能力を封じた今なら!」

 

輝夜「あらあら…能力に頼ってると思われてるなら…」

 

言いながら弾幕を放つチルノに輝夜はくすっと口元で笑い…

 

輝夜「心外よね~束縛符【シャドービーム】」

 

据わった目で言いながらサタンサーベルを腰に差した後に両腕に翠色の霊力を纏わせると鞭の様に振るい弾幕を蹴散らすと共にチルノを捕縛する。

 

そのまま振り回す様に動かして壁へと投げる。

 

チルノ「がはっ?!」

 

フラン「チルノ!この!火炎禁弾【スターボウフレイム】!!」

 

壁にぶつかるチルノを見た後にフランは自分の羽根を思わせるような色とりどりの弾と炎の弾幕を展開して放つ。

 

輝夜「ぬるい」

 

フランの放ったのに対し、輝夜は取り出した皮衣を翻すと自分に当たりそうだった炎の弾幕を防いでいく。

 

輝夜「五つの難題が1つ、火鼠の皮衣の耐火性は凄いでしょ」

 

橙「にゃ!」

 

自慢気にそう言った時、横から怪人少女となった橙が火鼠の皮衣を奪う

 

それにあらと輝夜は目を丸くする。

 

橙「もぐもぐ♪」

 

魔理沙「おい、保護者の保護者、食べちゃってるが良いのか;」

 

その後にご機嫌で皮衣を食べている橙に魔理沙は冷や汗流して聞く。

 

紫「…鼠だからOK?」

 

アリス「ちょっと」

 

半信半疑で言う紫にアリスは呆れる。

 

ちなみに言うと、保護者である藍は…

 

藍「(ちーーーーーん)」

 

霊破「まったく大変ね」

 

紫により確実に暴走するだろうと考えられて厳重に縛られて放置されていた。

そんな皮衣を食べている橙から目を放して輝夜は気を取り直してかスペルカードを構える。

 

輝夜「んじゃあ次のを行きますか神宝【ブリリアントドラゴンバレッタ】」

 

宣言と共に輝夜の左右に五色に光る宝玉が現れた後に輝夜の前を横切るように交差しながらカラフルな色のレーザーと丸弾で構成された弾幕を展開する。

 

霊夢「ぎゃう?!」

 

放たれたのに霊夢と他のメンバーは避けて行く。

 

避けているメンバーに輝夜はひゅ~と口笛を吹く。

 

輝夜「やるわね。なら接近戦はどうかしら」

 

そう言うと輝夜はサタンサーベルを口で咥えた後にスペルカードを構える。

 

輝夜「二刀【影の双剣】」

 

宣言と共に輝夜の手にシャドームーンが使っていた長剣と短剣の双剣、シャドーセイバーが握られる。

 

妖夢「さ、三刀流!?」

 

輝夜「三刀流【龍巻き】」

 

それに妖夢が驚いている間に輝夜は体全体を使って三振りの剣を振るうと龍を感じさせる竜巻が発生し、何人かが巻き込まれる。

 

魔理沙&フラン&オーガ&萃香&ちゆり&蓮子「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」」」」

 

鬼矢「あの技もかよ;」

 

コンガラ「鬼矢殿!あなたは彼女が放った技を知ってるんですか?」

 

竜巻で吹っ飛び、壁に叩きつけられる面々を見た後に呻く鬼矢にコンガラは聞く。

 

鬼矢「某海賊漫画の剣士の技だ」

 

輝夜「マンガ如きとくやってはいけないわね~この力を手に入れてから参考程度と読んだけど勉強になったわ」

 

マンガ?と首を傾げるコンガラから目を放す鬼矢に輝夜は笑ってこういう風にねと夢美に近づく。

 

慌てて夢美は弾幕を放つが真半身でかわし、そのまま回転しながら夢美の背後に回り込むと同時に夢美の後頭部や背中にシャドーセイバーの柄尻を叩き込む。

 

夢美「あがっ!?」

 

輝夜「飛天御剣流【龍巻閃】」

 

鬼矢「チッ…厄介だな」

 

倒れる夢美を見た後に鬼矢は乃亞を見て、乃亞は頷いた後にアッシュとなって輝夜に駆け出しながら自分なりの弾幕を展開する。

 

それに対し輝夜は身を捻ったり三刀流で切り裂きながらかわしていく。

 

鬼矢「チッ…」

 

その後に鬼矢はジャッジ・ロイミュードになりながら、ジャッジ・ロイミュードの固有武器であるブレードジャッジを手に稲妻を纏わせながら輝夜へ斬りかかる。

 

輝夜「!」

 

ガキィン!

 

斬りかかるジャッジ・ロイミュードに輝夜はシャドーセイバーで受け止めてそのまま剣劇を繰り広げる。

 

攻撃をし続けながらジャッジ・ロイミュードは輝夜の剣術の腕前に顔を顰める。

 

輝夜「やるじゃない」

 

鬼矢「まぁな(だがコイツじゃ駄目だな…)」

 

そう評価する輝夜に軽く返すが内心ジャッジ・ロイミュードでは出来ないと考える。

 

実際問題、シャドームーンはそんなそこらの怪人でどうこう出来る存在ではないからだ。

 

鬼矢「ならアレで行くか」

 

このままでは無理と感じ取った鬼矢はジャッジ・ロイミュードからその姿を闇で覆った後にシャドーのシュバルツ将軍へと変える。

 

シュバルツ将軍に輝夜は先ほどとはか~な~り、違うわねと感じ取る。

 

輝夜「突進【牛針】!」

 

闘牛の牛の様な構えから、突進と同時に突きを連続で繰り出す。

 

鬼矢「ふん!」

 

ガキィン!ガキィン!

 

それに対しシュバルツ将軍は手に持った将軍系黒鉄剣で防いでいく。

 

輝夜「やるじゃない」

 

鬼矢「そっちもな」

 

そう交わした後にぶつかり合う。

 

笑う輝夜にホント楽しんでやがるな…とシュバルツ将軍は攻撃を掃きながらそう思う。

 

霊夢「ギャウ!」

 

そこに霊夢が攻撃を仕掛けて、輝夜は後ろに下がるが続けての尻尾攻撃のを防いで後ろに吹き飛んだ後に体勢を立て直す。

 

輝夜「?!」

 

その瞬間、何かが輝夜の足を縛る。

 

輝夜の足を縛ったのはシャロシュとなった純と幽々子が出したヘルヘイムの蔦で縛られた事で輝夜の足が止まる。

 

シャロシュ「今だよ!」

 

チルノ「よっしゃあ!」

 

それを合図にチルノとフラン、サニーが飛び出す。

 

輝夜「クッ!」

 

そんな3人に輝夜は弾幕を放つが3人はそれを避けていく。

そのままそれぞれスペルカードを宣言する。

 

フラン「禁忌双剣【レーヴァテイン・デュアル】!」

 

チルノ「氷火符【アイシクルフレイムバン】!!」

 

サニー「光馬【フラッシュホース】!!」

 

一斉に放たれた双剣による斬撃に炎と氷が合わさった光の矢と光の馬が輝夜に向かって行き…

 

ピチューン!!

 

炸裂して輝夜は吹っ飛んだ後に転がる。

 

魔里沙「やったか!?」

 

メリー「魔理沙、それはやってないになる事あるから;」

 

出来上がった煙を見て叫ぶ魔理沙にメリーがツッコミを入れる。

 

しばらくして煙が晴れると倒れた輝夜が現れる。

 

輝夜「っ~一本取られたわホント」

 

咲夜「どうやら終わったみたいね」

 

美鈴「いや~お騒がせしました~」

 

そう愚痴る輝夜の後に美鈴を連れた咲夜が現れる。

 

鬼矢「美鈴、壷から出れたのか」

 

美鈴「はい~いや~大変でした」

 

咲夜「出したと思ったらミイラになりかけてたからお酒探すので大変だったわ;」

 

声をかける鬼矢に笑って言う美鈴の隣で咲夜が疲れた顔でそう言う。

 

鬼矢「何故にミイラ?!」

 

美鈴「ふふ、それはもう恐ろしい…」

 

魔理沙&ちゆり「(何があったんだホント;)」

 

ツッコミを入れる鬼矢に美鈴は顔を青くして笑う様子に魔理沙とちゆりは冷や汗を掻く。

 

紫「まぁ、後は偽りの月に関してのを消して貰えば万事解決ね」

 

鬼矢「あぁそう…ん?月?」

 

そう言う紫のに同意しようとした鬼矢は月と言うのが頭に引っかかる。

 

引っかかるのが何なのかに鬼矢は眉間に手を当てて考えていると…それは起こった。

 

ドゴーーーーン!!!!

 

龍騎&キバ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

鈴仙「!?きゃあ!」

 

いきなり龍騎とキバが吹っ飛んで来てまだ発していた鈴仙とぶつかる。

 

それにより鈴仙の目から発されたのが止まる。

 

霊夢『み、皆さん!?』

 

フラン「タジャドル!」

 

夢子「どうしたの!?」

 

いきなり吹っ飛んで来た2人に驚いていたが続けざまに吹っ飛んで来たクウガ以外のライダー達に誰もが駆け寄る。

 

カブト「くっ…幻影を倒した所、2人の少女が現れて…」

 

ゼロノスVF「その子達がいきなり1人の怪人となったんだ」

 

鬼矢「…あ」

 

呻きながら体を起こしたカブトとゼロノスVFの言った事に鬼矢は先ほどから引っかかっていた何かが分かって冷や汗を掻く。

 

アッシュとシャロシュも気づいたのか顔を見合わせて冷や汗を掻く。

 

霊夢『どうしたんですか?』

 

アッシュ「あー…1つ聞くがどう言う外見だった?;」

 

タジャドル「えっと、双子の様でそれぞれオレンジと青のロリータを着てたよ」

 

それに気づいた霊夢が聞くがアッシュが冷や汗だらだら流しながら聞いてタジャドルが代表で答える。

 

輝夜「え、それって…」

 

ドカァァアアアアン!!

 

それに輝夜が何かを言おうとする前に壁をぶち破って何かと組み付くクウガLUFが現れる。

 

組み付きあっていたが何かの攻撃をクウガLUFは避けて鬼矢達の方へ合流する。

 

クウガLUFと組み付きあっていたのは…顔を除いて電子の獣の光明神の名を持つ神と月と狩猟の女神の名を持つ神の体を混ぜ合わせた様な姿で顔は電子の獣に出る豊穣神の名を持つ神をライダーの怪人風にした感じで右胸に月下美人を、左胸に向日葵を表す意匠がされている怪人であった。

 

一体何者と鬼矢達以外が思った時……

 

クウガLUF「ぐはっ!?」

 

次に起きた事に誰もが驚く。

 

なんと先ほどクウガULFが避けた筈の怪人の攻撃がいきなり方向転換してクウガLUFに当たったのだ。

 

霖之助「今のは!?」

 

電王「あの避けた筈の攻撃で俺達もやられたんだ」

 

驚いているメンバーに電王が呻きながら代表で答える。

 

鬼矢「アレは月奈の能力だ…」

 

萃香「知ってるの?」

 

それに呻く様に言う鬼矢に萃香が話しかける。

 

鬼矢「知ってるの何もあれは美陽と月奈の本当の姿だ…」

 

チルノ「それってつまり…」

 

レミリア「あの怪人はお前の仲間と言う訳か」

 

そう答えた鬼矢に誰もが怪人を見る。

 

現れた鬼矢の仲間、だが、なぜ攻撃を仕掛けたのか…




サニー「次回!第二十七章!暴走のL/駆け付ける者達よ!」

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