鬼矢たちが竹林に向かっている一方で乃亞たちは…
フラン「ワクワク、ワクワク」
アッシュ「いや…フラン、なんで俺の肩に乗ってるんだよ」
グリードとなった乃亞の背中に乗って楽しそうにしてるフランに乗られてるアッシュは呆れた口調で言う。
それにレミリアはフッと笑い、付いて来ていた咲夜と美鈴に遊びに来てついでに同行する夢美と彼女に召喚された仮面ライダーキバ飛翔態通称エンペラーバットが微笑ましそうに見ていた。
フラン「だってお姉さまと乃亞と初めての異変解決だよ~頑張らないと!」
アッシュ「にしてもまさかコイツが召還されるとはな」
エンペラーバット「えっと…僕自身もちょっと分からないけど兄さんが関係してるからかな?」
むふんと胸を張るフランにアッシュは諦めたのか話し相手をエンペラーバットに変えて、本人もなんで出されたのか分からないのかそう返す。
咲夜「おや?お嬢様、あそこ」
レミリア「ん?…あれは…」
すると地上を見ていた咲夜が何かを見つけた様で同じ様に見たレミリアも気付いて降下する。
そして地面に近づくと歩いていた3人に声をかける。
レミリア「こんにちわだな店主」
霖之助「おや?紅魔館の吸血鬼さんか、君達も異変解決かな?」
話しかけたレミリアにその内の1人である霖之助が聞く。
レミリア「うむ。店主たちもそうなのか?」
霖之助「ああ…彼女に無理矢理ね」
苦笑いして霖之助はミュード以外にいる3人目、サニーを見て言う。
サニー「何?またオーガ以外の仮面ライダーって奴が現れたの?」
キバ「えっと、キバです。よろしくね」
じろじろと見るサニーにキバは挨拶する。
サニー「ええ!よろしく!」
アッシュ「そういえば咲夜も四体召還できるようになったんじゃなかったか?」
美鈴「ポセイドン君になでしこちゃん、スーパータトバさんにロケット君の四人ですね」
咲夜「いやまぁ、そうなんですがスーパータトバ以外結構自由奔放な所あるんですよね。今はか、美鈴が召喚したサゴーゾと一緒に門番をして貰ってますけど;」
笑顔で言うサニーの後に思い出して言うアッシュと美鈴に咲夜は思い出してなんとも言えない顔をする。
サニー「四体もいいな~」
まぁ、私のオーガが一番だけどと言うとタジャドルだよーとフランとまたポカポカしあう。
霖之助「それでまぁ、僕達は最初人里に向かおうと思うんだ?そちらはどうする?」
レミリア「ふむ、なら我らも同行しよう」
霖之助「ああ、心強いよ。もしかしたら魔理沙達も動いてるだろうからどこかで会えると思うな」
同行を承諾するレミリアに言った霖之助のに確かにとレミリアは頷いた後に霖之助やミュードに合わせる様に徒歩で進む。
人里…と思われる場所
たどり着いた面々は今起きてる事にレミリアと美鈴を除いて驚いていた。
人里があった筈の場所は更地の様になっていて、そこで慧音や麟達に数人が人型ではない妖怪達を撃退していた。
慧音「お!レミリアたちか!ちょうどいいところに!」
そんなメンバーにタウラスゾディアーツを模したインナースーツに肩と足にタウラスゾディアーツのアーマーを装着している慧音が話しかける。
夢美「何があったの?」
慧音「月だ。偽物のせいで興奮した奴らが此処に押し寄せているんだ。今は私の様に力を手に入れた者達がこうやって防衛してるんだ。里は私の能力で消している」
代表で聞く夢美に慧音がそう言う。
アッシュはその間に戦ってるメンバーを見る。
その中には怪人少女以外になんと、デカレンジャーのデカマスターもいた。
デカマスター「小兎姫!気を抜かずに行くぞ!」
小兎姫「ラジャーボス!」
ディーソードベガを振るいながらそう言うデカマスターにドギー・クルーガーをイメージしたインナースーツと身を守るアーマーを装着し、腰にディーソードベガを差し、頭に水色の犬耳、腰に尻尾が生えた小兎姫と呼ばれた女性が返事する。
さらに見渡すと別の場所で仮面ライダーアギトが格闘戦で妖怪達を追い払っていた。
レミリア「ふむ、私たちも手伝おうか」
咲夜「承知しましたお嬢様」
キバ「やりましょう!」
サニー「ようし!頑張るわよ!」
なんでいるんだ?と首を傾げるアッシュを尻目にそう言うレミリアに誰もが答えて鎮圧へと向かう。
麟「あ、皆来てくれたんだ」
ワルキューレの冒険のワルキューレの服を緑色の所を金色に染めて中央に銀色の不死鳥が描かれた服を纏い、背中から金色の鳥の翼がある姿となってる麟が来たメンバーに向かって来た獣妖怪を気絶させながら声をかける。
アッシュ「あぁ。お、今回はオーディンのか」
麟「ええ、けれどホント多いから大変よ」
そうかわした後にアッシュは向かって来たのを掴んで一瞬で首を絞めて気絶させると放置する。
フラン「それぞれ!」
美鈴「はいやー!」
別の場所でフランと美鈴が某無双シリーズな事をしていて、あいつ等、鎮圧なの分かってるのかとアッシュは呆れる。
レミリア「ふむ、負けていられないな」
それに対しレミリアは不敵に笑った後に体術で次々と来る妖怪達を黙らして行く。
しばらくするとそこには気絶した妖怪の山が出来ていた。
デカマスター「協力感謝する!」
レミリア「リーダー格は何処だ!」
咲夜「お嬢様!もう終わっております!!と言うかお嬢様が鎮圧した中に入ってますから!」
霖之助たちに敬礼するデカマスターの後にまだ探しているレミリアに咲夜がそう言う。
レミリア「そうなのか?」
アギト「そうですね。俺が見た時には一緒に吹っ飛ばしてましたから」
首を傾げるレミリアにアギトがそう言う。
慧音「アギトさん。協力ありがとうございます」
アギト「いえいえ、別の所から来る俺に何時も此処で買い物させて貰ってるお礼ですよ。ウチのみっさんも何かあったら手伝ってあげてくださいと言われてますし」
そんなアギトに礼を述べる慧音にアギトは手を振って言う。
レミリア「みっさん?」
アギト「俺が住んでる所の家主さんです。その人と一緒に住んでるんですよ俺」
出て来た名前に首を傾げるレミリアにアギトがそう答える。
レミリア「ほぉ…」
アギト「人里の守りは俺達に任せてください」
デカマスター「君達は異変解決を目指してくれ」
サニー「もっちろん!」
関心するレミリアの後にそう言うアギトとデカマスターにサニーは元気よく言う。
麟「まぁ、私達も解決する為に行くけどね」
霖之助「心強いね」
レミリア「ならば行くか」
カナとエレンを連れて言う麟に霖之助がそう言うとレミリアがメンバーへ言う。
ちなみに霖之助とミュードは龍騎が呼んだドラグレッダーに乗ってなのでこれでで空中を飛んで行く事も出来た。
アッシュ「さて、行くのは良いが目的地はどこなのかだよな…」
レミリア「それならば決まってる。竹林だ」
そうぼやくアッシュにレミリアはそう言う。
アッシュ「竹林?」
レミリア「ああ、見えたのだ。竹林にこの異変に関わる重要人がいるとな」
咲夜「ならば決まりですね」
フラン「何がいるかな~」
そう言うレミリアに咲夜は同意してフランはワクワクする。
もう行く事が決まった事にアッシュは頬をポリポリ掻いた後にんじゃあ行く事にするかと漏らす。
一方鬼矢たちは…
魔理沙「うひゃあ、実際に見ると広そうだな」
アリス「確かに広そうね」
パチュリー「……ミステリーに良いかも」
竹林に着いた直後に魔理沙達と合流して目の前の竹林の大きさに魔理沙達ともども竹林の広さと大きさに関心していた。
鬼矢「死体とか埋めるのにいいかもな」
蓮子「いやまぁ、ミステリーでありそうだけどね;」
霊夢「(ガタガタブルブル)」
コンガラ「霊夢殿しっかり!?」
そう洩らす鬼矢に蓮子がツッコミを入れてる隣で想像してしまって震える霊夢をコンガラが宥める。
竹林を見ていたチルノはふと、ある物が目に入る。
見るからにウサ耳でそれは奥へと消える。
チルノ「あ、何かいた!」
すぐさまそれを追いかけようとチルノが飛び立ち、それにメリーと蓮子が1人で危ないと慌てて追いかけ、鬼矢達も慌てて追いかける。
しばらく追いかけていたが鬼矢の目からチルノとメリーに蓮子が見えなくなる。
紫「消えた…」
霊夢『!?魔理沙達もいません!』
紫が呟くと霊夢が周りを見て慌ててそう見せる。
言われて見ると6人がいない事に気付く。
鬼矢「これは…」
紫「どうやら…嵌められた様ですわね」
顔を顰める鬼矢に紫がそう言う。
霊夢があわあわする中で2人は警戒すると飛んで来たのを紫が霊夢を抱えて避ける。
紫「あらあら…どうやらオマケ付きみたいですね」
鬼矢「みたいだな」
目の前の構える妖夢と幽々子、純を見て紫は扇子で口元を隠しながら言い、鬼矢も同意する。
霊夢『え?どういう…』
聞こうとした霊夢は襲い掛かって来た妖夢のに慌てて避ける。
紫「つまり、彼らは良く出来た幻影」
鬼矢「しかも身体能力・能力は全く同じのな」
慌てる霊夢へ鬼矢と紫はめんどくさそうに漏らす。
霊夢『じゃあ他の皆さんところでも…』
蓮子チーム
チルノ「おっとと!」
蓮子「逸れたと思ったらこうなるとはね…」
メリー「厄介ね…」
先頭でウサ耳を追いかけていた3人は幻影のコンガラ、ちゆり、萃香と対峙していた。
レミリアチーム
レミリア「やれやれ、幻影とはいえ妹と弾幕ごっこするとはな」
アッシュ「やれやれだな」
咲夜「厄介な事に美鈴がいると言う事ですね。キバがいないのが幸いでしょうか」
竹林に辿り付いたがフラン達と逸れてた後にこちらはフラン、夢美、美鈴の幻影と戦っていた。
フランチーム
フラン「うわわ!」
美鈴「いやはや、幻影とはいえ鬼矢さんとまた出来るとは幸運ですね」
夢美「幸運なの;」
キバ「普通に違う様な…」
こちらは霊夢、鬼矢、紫の幻影と戦っていた。
純チーム
妖夢「まさか皆さんと戦う事になるとは」
純「幻影だけどね」
幽々子「あらあら~」
こちらは麟、カナ、エレンの幻影と対峙していた。
麟チーム
麟「吸血鬼とのバトルか」
エレン「もう1人の子は時間停止出来るから大変だね」
カナ「厄介だね」
こちらはレミリア、咲夜、乃亞の幻影と対峙していた。
魔理沙チーム
魔理沙「おっとと、いきなりだな」
アリス「ホントね」
パチュリー「……色々ときつい」
こちらはチルノ、蓮子、メリーの幻影と対峙していた。
コンガラチーム
コンガラ「むむむ、作り出せるとは相当な手練れだな」
萃香「まぁ、良いんじゃない?」
ちゆり「色々と厄日だな」
こちらは魔理沙、パチュリー、アリスの幻影と対峙していた。
霖之助チーム
霖之助「どうやら皆とはぐれてしまった様だね」
ミュード「困りましたね」
サニー「平気平気!こんなの進んでいれば合流できるでしょ!」
一方、こちらは幻影とは遭遇してなくて進んでいた。
すると前を進んでいた霖之助はあるモノが目に入った。
それはウサ耳であった。
霖之助「ん?兎かな?」
???「そうだよ~」
それに霖之助が呟いた後にぴょこんとウサ耳の人物は顔を出す。
ミュード「あ、貴方は?」
てゐ「因幡てゐ、この竹林の住民さ。んでまぁ…」
聞くミュードにてゐはそう言うと白い砂の入った球体が付いたブレスレットを取り出して手首に付けると球体の中の白い砂が動き出し、てゐの身体を包み込み姿を変える。
小学生に入りかけな姿からが高校生位の少女となり、胸もほんのり大きくなり、服はクラウンイマジンを模したピエロ服に変わる。
てゐ「さあさあ、ウサギの芸を攻略できるかな?」
その言葉と共にてゐは縦横無尽に動き回る。
てゐ「次回、第二十四章!曲芸のウサギにご期待してね~♪」