東方怪人録~怪人たちの幻想入り~   作:Dr.クロ

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次なる異変は月に起こった事を調査する為に夜になった中で起こった。


第二十二章~次なる異変は朝が来ない?蛍と鳥~

鬼矢「綺麗な月だな…」

 

チルノ「だね~」

 

とある日の夜?満月を見てそう呟く鬼矢に同じ様に見ていたチルノが同意する。

 

萃香「こう言う時はお酒が良く進むね~」

 

鬼矢「そうだな」

 

お酒を飲んでる萃香に鬼矢は同意する。

 

蓮子「綺麗だねメリー」

 

メリー「そうね」

 

鬼矢「あ、つまみの焼肉がねぇ」

 

見ていた蓮子のにメリーは同意する隣で焼いていた肉がもうない事に鬼矢は頭を掻く。

 

蓮子「……ん?あれれ?」

 

鬼矢「ん?どうしたんだ蓮子」

 

すると、月をじっくり見ていた蓮子がおかしな声をあげてそれに誰もが蓮子を見る。

 

蓮子「なんかあの月…変だよ。ちょっと能力で見たけど…あれ、本物の月じゃない」

 

鬼矢「本物の月じゃないだと?」

 

出て来た言葉に鬼矢は月を集中して見る。

 

そして気づいた…本来ならば満月であるはずの月はほんの少しだけ欠けており、完全な満月といえるものではなかった。

 

萃香「成程ね…どうりで違和感があった訳だよ」

 

鬼矢「にしても誰だあれだしたの」

 

紫「それを調べる為に出かけません?」

 

同じ様に気づいた萃香が呟いた後に鬼矢が疑問を言うと紫が現れてそう誘う。

 

鬼矢「あ、紫」

 

チルノ「調べるって…もしかして異変?」

 

紫「そうね。月に起こりしはそう言えますね」

 

蓮子「あ…良く見ると時間…朝だこれ」

 

聞くチルノに紫が肯定して星を見ていた蓮子が驚きの声を漏らす。

 

霊夢『あ、どうりでなんか起きたら月がまだあったんですね』

 

鬼矢「月…もしかしてこれ起こしているのってあいつらか?」

 

早く起き過ぎたのかなと思ってましたと言う霊夢の後に鬼矢は起こってる事で関連してるだろう人物達を思い浮かべる。

 

それと共になぜこんな事をしたかを考えるが情報も少ないので本人達に問い詰めるしかないかと行き付く。

 

紫「月の光に依存する妖怪たちにとっては死活問題ですので原因を突き止める時間を稼ぐのもあり夜の進行を止めているのです」

 

メリー「そ、それはまた;」

 

蓮子「凄いわね;」

 

なぜ夜なのかを呆気らかんに説明した紫にメリーと蓮子は冷や汗を掻く。

 

チルノ「んじゃあ異変解決に向けて行くんだね」

 

鬼矢「そうだな」

 

手をパンとさせて言うチルノに鬼矢は同意する。

 

萃香「んじゃあ私は留守番「萃香!!異変だ!月が出たままで変に欠けてる!」…ってコンガラ…」

 

ちゆり「く、苦しい…ぎぶ…ぎぶ」

 

それに萃香は留守番しようとして首元を猫の様に掴まれてるちゆりを連れたコンガラにうわおとなる。

 

鬼矢「おい、そいつの魂抜けかけているぞ」

 

コンガラ「ん、おお!?すまなかったちゆり殿」

 

ちゆり「い、一瞬なにかが見えたんだぜ…」

 

指摘する鬼矢にコンガラは慌てて放して謝罪してちゆりはそう洩らす。

 

鬼矢「んで?なんでちゆりを連れて来てるんだ?」

 

コンガラ「丁度夢美殿の所に居候していて、昨日夢美殿が紅魔館に出かけて、ちゆり殿と月を見ながら話していたのだが長く話しをして夜がまだ消えず、月もおかしい事に気付いて急いで来たのだ」

 

ちゆり「そのお蔭で首が締りかけたけどな;」

 

聞く鬼矢にコンガラは答えてちゆりが首筋を撫でながらそう言う。

 

鬼矢「夢美が紅魔館にか?」

 

ちゆり「ああ、昨日、教授もライダーを呼び出せる様になったんだよ。確か仮面ライダーキバだっけ?それでそいつの見た目が吸血鬼だから本物の吸血鬼さんの感想を聞きたいとかで行っちゃったんだよ」

 

出て来た事になぜ?と思って呟く鬼矢にちゆりは説明する。

 

はて?と鬼矢は首を傾げる。

 

夢美のはバットファンガイアで確かにライダーと関連性は一応あるがバットファンガイアがなったのはキバはキバでも闇のキバと言われるダークキバの方だ。

 

普通ならそっちが呼ばれる筈なのに黄金のキバと言うのに首を傾げたがまぁ良いかと出来た疑問を片付ける。

 

鬼矢「でお前等も異変解決に参加するのか?」

 

コンガラ「無論!これは妖怪にも一大事な異変!ならば解決しなければ!」

 

ちゆり「まぁ、そうらしいぞ。私は巻き添えに近い付き添いって事で…と言うか絶対に教授も気付いて絶対に動いてるだろうと思ってな」

 

問う鬼矢にコンガラがそう答えてちゆりがそうつけ加える。

 

鬼矢「純たちや乃亞たちも動くと思うし…こりゃかなりの数の奴らが動くな」

 

やれやれと鬼矢は呆れた後にやる気満々なメンバーを見てしゃあないと決める。

 

鬼矢「んじゃ行くか。迷いの竹林に」

 

一同「おー」

 

号令と共に鬼矢達は月に何かしたであろう主犯がいる迷いの竹林へと向かった。

 

 

~迷いの竹林までのその途中~

 

霊夢『ん?』

 

ちゆり「あ?どうした霊夢」

 

飛んでる途中、何かに気づいた霊夢にちゆりが話しかける。

 

なお、蓮子は普通の人間なのでアリスやパチュリーに教えられて魔力による飛び方を覚えた怪人少女となって四足歩行となったメリーの背に乗ってになっている。

 

霊夢『なんか聞こえませんか?』

 

そう書かれたのを見てメンバーは耳をそばたてる。

 

~~~~~~~~♪

 

すると誰かが歌ってるのだろうか、歌が耳に入って来る。

 

鬼矢「…この歌は…」

 

チルノ「ん?もしかして…」

 

するとチルノが反応して歌のする方に飛んで行き、鬼矢達も後を追う。

 

???「Anything goes! その心が~熱くなるもの~満~たされるものを~探して~」

 

しばらくすると雀のようにシックな茶色で、曲線のラインにそって蛾をイメージしたような、毒々しさを感じさせる紫のリボンが多数あしらわれているジャンパースカートを纏った少女がいた。

 

ただ、背中に異形の翼を持ち、耳も鳥の羽の様であった。

 

チルノ「あ、ミスティアだ」

 

ミスティア「~…ってあれ、チルノじゃない」

 

少女を見て言うチルノに少女、ミスティアも気付いてか歌を止めてチルノを見た後に鬼矢達を見る。

 

鬼矢「チルノの友達か?」

 

チルノ「そうだよ~大ちゃんとルーミア以外のあたいの友達!」

 

ミスティア「チルノの知り合い?私はミスティア・ローレライ、よろしく~八目鰻の屋台をやってるからよろしかったら来てね~」

 

聞く鬼矢にチルノはそう言い、ミスティアも自己紹介する。

 

鬼矢「八目鰻?なんだそれ」

 

蓮子「確か最も原始的な脊椎動物の一つでウナギって名前に付いてるけど生物学においてウナギじゃなくて魚類でもないんだって」

 

メリー「だけど鰻と同じ様に蒲焼に出来て江戸時代から鳥目の薬としてカワヤツメの乾物が出回っていたそうよ。味も良くて肝の部分は特に栄養分が多いんだって」

 

首を傾げる鬼矢に蓮子が説明してメリーがつけ加える。

 

鬼矢「ほー。そうなのか」

 

ミスティア「味は保証しますよ~」

 

説明を聞いて関心する鬼矢にミスティアはそう言った後にあ、そうそうと言って懐を探る。

 

ミスティア「終わった後に屋台にあったんですけどこれがどう言うのか分かります?」

 

そう言って取り出したのを見せようとした時…取り出されたのがミスティアの額に入る。

 

それと共にミスティアは高校生位の少女になり、ショッカーグリードを模したライダースーツに身に纏い、アーマーを装着する。

 

ミスティア「ショッカー―ーーーーーーーー!!!!」

 

チルノ「ふえ!?」

 

鬼矢「げっ、ショッカーグリードだと!?」

 

いきなり変わったミスティアにチルノは驚き、鬼矢はぎょっとなる。

 

蓮子「先生、簡単な説明を求みます!」

 

鬼矢「かつて、ショッカーがアンクの落としたセルメダルを元にし作ったコアメダル、ショッカーメダル一枚を核にし生まれたグリードであの一号二号を倒したこともある怪人だ」

 

コンガラ「なんと!そんな存在がいるのか!」

 

シュバと聞く蓮子に答えた鬼矢の説明にコンガラは驚く。

 

大妖精「チルノちゃ~ん」

 

チルノ「あ、大ちゃん」

 

そんな所に大妖精が飛んで来て、チルノを見た後に怪人少女となったミスティアを見て驚く。

 

大妖精「ふぇ!?ミスティアちゃんですか!?」

 

ミスティア「ショッカー!」

 

驚いた大妖精にミスティアは抱き付く。

そのままスリスリしまくる。

 

ちゆり「な、何が起きたんだぜ?」

 

鬼矢「ん?……ショッカーグリード…ああ」

 

大妖精「ええい!離れろ!」

 

それにちゆりは呆気に取られる隣で鬼矢は行動に納得した後に大妖精は怪人少女となってミスティアを引きはがす。

 

ミスティア「ショッカー?」

 

大妖精「いきなり抱き付くのは驚くから止めろ」

 

なんで?と首を傾げてるミスティアに大妖精はそう言う。

 

コンガラ「それにしても何故?」

 

チルノ「そういや、大ちゃんがなってるのってショッカー大首領だっけ?それに関係してるの?」

 

首を傾げるコンガラの後にチルノが鬼矢に聞く。

 

鬼矢「ショッカー大首領は文字通りショッカーのボスだからな…」

 

ミスティア「ショッカー~」

 

大妖精「お、おい、こいつどうしたら良いんだ?」

 

頬をポリポリ掻いて言う鬼矢にミスティアを見ながら大妖精が聞く。

 

鬼矢「俺に聞くなよ」

 

萃香「試しに戻れって言って見たらどうだい?」

 

そう返す鬼矢の後に萃香がそう言う。

 

大妖精「お、おう、戻れ」

 

ミスティア「ショッカー」

 

言われた通りに言うとミスティアからショッカーメダルが出て来てミスティアは元に戻る。

 

ミスティア「あ、あれ?何があったの?」

 

蓮子「えっと…」

 

どうやら怪人少女の時を覚えてないのか聞くミスティアに蓮子はどう説明しようかな…と考えてると…

 

???「あれ?ミスティアにチルノじゃない。どうしたの?」

 

そこに別の声がして誰もが顔を向けると人間の子供位の体躯、首元にかかるかかからないか位の緑色のショートカットヘア、甲虫の外羽を模していると思われる燕尾状に分かれたマントを白シャツの上から羽織、紺のキュロットパンツを履いたボーイッシュな少女がいた。

 

チルノ「あ、リグル」

 

リグル「一体どうしたの?朝なのにまだ夜だしまた異変?」

 

気づいたチルノが少女の名を言うと少女、リグルは月を見てから霊夢や紫へ顔を向けて聞く。

 

霊夢『は、はい。そうなんです』

 

成程と納得してるリグルを見て鬼矢はん?と違和感を持つ。

 

その違和感が何か分からないが鬼矢は別の事を聞く。

 

鬼矢「お前は?」

 

リグル「僕?僕はリグル。リグル・ナイトバグだよ」

 

聞く鬼矢にリグルは名乗る。

 

鬼矢「ナイトバグ…蛍の妖怪か?」

 

リグル「そうそう、僕は蛍の妖怪なんだ」

 

名前の後のを聞いて言う鬼矢にリグルは嬉しそうに頷く。

 

鬼矢「んで?お前もなんか何時の間にか変なのがあったとかないか?」

 

リグル「変なの?それだったらあれかな?」

 

霊夢『あれ?』

 

そう聞く鬼矢にリグルはそう言って懐からある物を取り出す。

 

それはガイアメモリであった。

 

ガイアディスプレイを見て鬼矢はふむ…と漏らしてから言う。

 

鬼矢「ホッパーメモリか…」

 

蓮子「確かバッタだっけ?」

 

それを見て意外そうに漏らす鬼矢の後に蓮子が言う。

 

鬼矢的にナイトバグで蛍の妖怪ならファイアフライアンデッドなどの蛍系の怪人の力を持ってると思っていたのでバッタと言うのに少し驚いた。

 

鬼矢「にしてもバッタか」

 

リグル「僕としてはこれを使ったお蔭で嬉しいんだけどね」

 

ホッパー!

 

頬をポリポリ掻く鬼矢にそう言ってリグルは自分に刺すと身長が高校生位の少女になり、胸も女性らしく膨らみ、服装も袖なしトレーナーに腕と脚を守るアーマーを付けて背中にホタルの羽を持った姿となり、顔つきも凛々しい女性になる。

 

リグル「この通り、女の子らしくなって良いんですよね~」

 

チルノ「おお、良かったじゃん」

 

嬉しそうに言うリグルにチルノは褒める。

 

リグル「それでね。誰か僕と弾幕ごっこしてくれないかな?」

 

メリー「だったら私で良いかな?」

 

そう申し込むリグルにメリーが名乗り出る。

 

蓮子「ええ!?大丈夫なのメリー!?」

 

メリー「大丈夫。それに慣れて置きたいの…蓮子のは弾幕向けじゃないでしょ?」

 

慌てて聞く蓮子にメリーが言った事にうぐぅとなる。

 

先ほどもそうだったが蓮子は能力を持ってる以外は飛ぶ手だてとかを持ってない。

しかもディメンションはこれと言ったエネルギー弾を放つとかそう言うのを持ってない格闘オンリーなタイプでオフィウクスもエネルギー弾は放てるがあくまで護身ので主に回復とかで特にないのだ。

 

蓮子「んじゃあやるからには頑張ってね!」

 

メリー「ええ!」

 

激励に頷いた後にメリーは怪人少女となった後にリグルと共に浮かぶ。

 

リグル「んじゃいくよ!」

 

メリー「お手柔らかにね」

 

その言葉と共に弾幕を放つ。

 

蛍をイメージした弾幕を放つリグルはそうだがアリスやパチュリー、魔理沙に手ほどきを受けたメリーも負けずに星型の弾幕を放つ。

 

リグル「飛蝗府【ライダーキック】」

 

距離を取るとリグルは一度地面に着地した後に空高く飛び上るとメリーに向けて急降下してエネルギーを纏った右足で蹴りを叩き込む。

 

その際、一瞬だが鬼矢にはリグルの背に仮面ライダー1号と2号にもう1人の仮面ライダーが見えた気がした。

 

メリー「きゃあ!?」

 

蓮子「メリー!」

 

それを受けたメリーは地面にぶつかった後に転がる。

 

メリー「っ、さっきのはきつかったわ」

 

体を起こそうとしたメリーはかぶりを振りながら起き上がる。

 

鬼矢「(なんださっきの…と言うかもう1人のなんだ?)」

 

チルノ「どうしたの鬼矢?」

 

考え込む鬼矢にチルノは話しかける。

 

鬼矢「ああ、ちょっと気になったのが見れてな」

 

蓮子「気になるの?」

 

紫「何かあるのですか?」

 

そう返す鬼矢のに蓮子と首を傾げて紫はリグルを見て聞く。

 

鬼矢「まぁそうだな」

 

リグル「それで?これの結果は私の勝ちになるの?」

 

そんな紫のに鬼矢は肯定するとリグルがそう聞く。

 

メリー「まだよ!」

 

そんなリグルに対し、メリーは弾幕を展開して放ち、それに油断してたリグルは1発当たる。

 

リグル「あた!?」

 

メリー「これで1発返したわ」

 

当たった所を抑えるリグルにメリーはそう言い、リグルもやるねと笑う。

 

リグル「なら仕返しだよ!大群【蝗将来】!!」

 

そう言ってスペルカードを宣言すると大量の蝗を模した弾幕が放たれる。

 

メリー「スペルカード!突撃【猛牛大行進】!」

 

それに対しメリーも似た様な感じに牛型の弾幕を放ち、放たれた弾幕はぶつかりあって相殺される。

 

リグル「やるね」

 

メリー「そちらこそ」

 

笑うリグルにメリーもそう返す。

 

リグル「なら次はこれだ!召還【始まりの三ライダー】!!」

 

そんなメリーに対し、リグルはそう宣言するとリグルの前に3人の仮面ライダーが現れる。

 

1号「仮面ライダー1号!」

 

2号「仮面ライダー2号!」

 

3号「仮面ライダー3号!」

 

鬼矢「はっ?」

 

ポーズを取る3人いや、3人目を見て鬼矢は思わず呆気に取られる。

 

1号と2号はともかく、3号と名乗った仮面ライダーを鬼矢は知らないのだ。

見た目的に1号と2号に近いがグローブにブーツ、体と顔のクラッシャーの所が暗い水色で手首に鎖の付いたリストバンドを付けて金色の複願を輝かせて同じ色のマフラーをなびかせていた。

 

鬼矢「(なんだあのライダー?あんなのいたか?と言うか始まりなら3人目はV3だよな…)」

 

怪人ならともかく、仮面ライダーに関しては大体のを知っているが3号に関しては全然記憶になかった。

 

そうなると最近になって現れたライダーなのだろうかとも考え、こりゃあ紫に頼んで外の世界でライダーやスーパー戦隊の情報を集めた方が良いなと鬼矢は考える。

 

メリー「四人はちょっとやばいわね;」

 

リグル「3人共!あれ行きますよ!」

 

1号「了解した!」

 

2号「女の子に放つと言うのがちょいと気が向かないけどな;」

 

3号「大丈夫でしょ、一応弾幕ごっこなんだし」

 

冷や汗を掻くメリーを見ながらそう言うリグルに1号が言った後になんとも言えない感じで言う2号の肩を叩いて3号がそう言うと3人のライダーはメリーを中心に十字の位置に付いて飛び上り…

 

リグル&1号&2号&3号「「「「十字蹴り!『ライダーサダンクロスキック』!」」」」

 

メリーに向けてキックする。

 

メリー「あわわわ!?」

 

蓮子「メリー!!ジャンプ!ジャンプ!!」

 

それに慌てるメリーは蓮子の叫びに慌ててジャンプする。

 

リグル「ちょ、ストップ、ストップゥゥゥゥゥゥ!!」

 

3号「いやもう、これ」

 

2号「止められないよな」

 

それにリグルが慌てて停止の声をかけるが止まらずに最初に来たリグルに3人ライダーのが炸裂する。

 

ピチューン!

 

チルノ「うわぁ…」

 

ミスティア「見事な自滅だね;」

 

大妖精「だな;」

 

それに親友3人は冷や汗を流すのであった。

 

リグル「わ、脇腹両方と背中が…」

 

1号「すまない;」

 

咄嗟に体を回転させてお腹のを避けた様だが来た衝撃は抑えられずにピクピクしてるリグルに背中を蹴った1号は謝る。

 

2号「しっかし奇妙な感じだよな」

 

3号「確かに、消える筈だった俺がこんな感じでまたあんた等と共闘出来ると言うのに驚きだよ」

 

鬼矢「ところでテメェ何者だ3号」

 

しみじみにそう洩らす2号に3号は肩を竦めていると鬼矢が話しかける。

 

3号「俺かい?…俺は歴史の改変で1号と2号を倒す為に生まれた存在さ」

 

鬼矢「というと…またショッカーの仕業か」

 

そう言う事と呆れてる鬼矢に3号は肩を竦めて肯定する。

 

3号「ま、俺はとある仮面ライダーに教えられて正義に目覚めてそのまま歴史を直し消えたのさ」

 

鬼矢「ある仮面ライダー?というとドライブか」

 

そう言った3号が言ったライダーのに対し鬼矢はそう言うと3号はほうと感心する。

 

3号「そうだ。まぁ、今は彼女に呼び出される存在になってるって訳さ」

 

チルノ「大丈夫リグル?」

 

リグル「あー、気持ち良い」

 

チルノにマッサージして貰ってるリグルを見ながらそう言う。

 

鬼矢「そうか…んじゃあ俺達もそろそろ行くか」

 

紫「そうですわね」

 

3号から目を放してそう言う鬼矢に紫は同意する。

 

3号「がんばれよ」

 

霊夢『はい!』

 

激励を背に霊夢達は飛び去って行く。

 

ミスティア「それじゃあ私達は私の屋台に行きましょうね~」

 

2号「分かったぜ」

 

1号「では行こう」

 

3号「了解」

 

リグル「はうう」

 

その後にミスティア達も3号がリグルを背負ってその場を去るのであった。




ミスティア「次回は二十三章、~人里あった場所での戦い~よ~よろしくね~」

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