遊戯王GX~Ritual Story   作:ゼクスユイ

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第15話 融合封じ!学園代表決定デュエル

 早乙女レイという男装の美少女が引き起こしたドタバタ騒動から数日が立ったある日の昼休み、三沢と十代はクロノス教諭に呼ばれ校長室へと向かった。

「単刀直入に言います。ノース校との友好デュエルの代表を決めるため、明日代表を決めるためのデュエルをしてもらいます」

「俺たちが」「友好デュエルの代表?」

 二人とも急なことに事態が飲み込めないので、鮫島校長は事の流れをを説明する。そもそもの発端はノース校の代表が1年であるという情報を得たことに始まる。そのため、こちらも1年生を代表にすべきだという意見が多く出たため、誰を代表にするかという議論が数時間にも渡った。その結果、クロノス教諭が推すラーイエロー主席の三沢大地と大徳寺先生が推す遊城十代が最終候補まで残った。そこで、鮫島校長の提案により学園代表決定デュエルを行うことになったのだ。

 そして十代と一緒に学園代表決定デュエルを引き受けた三沢は寮に戻るや否や自室でPCをカタカタと打ち、十代とのデュエルをシミュレーションしていた。自分が持っている6属性デッキで十代とデュエルしたり、考えられる十代メタを投入した専用メタデッキ等様々なデッキを試しても、望ましい結果を得ることができなかった。

(メタを投入しすぎればパワー不足が目立ち、普段のデッキでは驚異的なドロー力に敗北する。つまり、メタカードを投入してもパワーが落ちず展開力もあるデッキが必要不可欠か)

「デュエルまで残された時間はわずか。だがやるしかない」

 三沢は立ち上がると近くにあったペンをつかみとり、壁に複雑な数式を書いていく。一見、デュエルに関係なさそうに見える行為だが、これは今まで得た情報を整理し、頭をフル回転させるための儀式でもあるのだ。そして三沢はこれらの数式の先にある勝利の方程式の解を得るのであった。

 

 翌日、三沢は十代用に調整したデッキを握りしめてデュエル場へと向かった。緊張しているのか手が汗によりじめっと湿っている。緊張しないほうが良いのだろうが、相手は常に奇跡を呼び起こすドローを持つ十代だ。緊張するなと言う方が無理だろう。そのため、三沢は下手に否定してミスを誘発するよりかは緊張しているという事実を受け入れ心理的な要因によるミスを減らすことにした。

 デュエル上に着いた頃には、デュエル開始時間よりも少し早く来たにもかかわらず観客席は満員であった。それだけこのデュエルは注目度が高いと言えよう。そして、十代が開始時間ぎりぎりで来る。三沢はきっと十代がベストを尽くすため時間ギリギリまでデッキを調整していたのだろうと推測する。十代が所定の位置にたった瞬間、三沢は上着の裏側にある6つの属性デッキから1つ取り出す。

「十代、君を倒すのはこの『地』のデッキ・改だ!」

「地か……どんなデッキか楽しみだぜ」

「「デュエル!」」

 

三沢LP4000

十代LP4000

 

-三沢のターン-

「先行はもらう。ドロー!

俺はモンスターを裏守備で召喚。カードを1伏せてターンエンド」

 三沢は無難な出だしでターンを終える。

 

手札:4枚

場:裏守備

魔法・罠:伏せ1枚

 

-十代のターン-

「俺のターン、ドロー!

俺はエアーマンを召喚。エアーマンの効果でデッキからバーストレディを手札に加える。

融合を発動!」

「この瞬間を待っていた!カウンター罠、封魔の呪印。このカードは手札の魔法を1枚捨てることで、発動した魔法をこのデュエルの間永久に封じる。俺は手札のDDRを捨てて、十代の融合を封じる」

「それじゃあ、俺はずっと融合が使えなくなるってことか!」

「その通りだ。十代、君の戦術の多くは融合モンスターに依存している。融合さえ封じれれば、強力なモンスターは数える程度しかいない。これが俺が導き出した勝利の方程式の解だ」

 たとえば十代の融合HEROで最も攻撃力が高いのはエリクシーラーの2900だが、メインデッキにある最も攻撃力が高いモンスターはエッジマンの2600。現在、最上級モンスターの攻撃力の次第点である2800を下回ってしまう。そうなればサポートカードを駆使するしかないが、余分なカードを使う以上手札消費が増え、1ターンに取れる戦術の幅が狭まってしまい、その結果敗北に近づいてしまう。

 無論、召喚のしやすさやモンスター効果の強さなど攻撃力がすべてではないが、ビートダウンを推奨するデュエルモンスターズにおいて無視することができない要素であるのは誰の目にも明確だ。

「くっ……なら、エアーマン(ATK1800)裏守備モンスターに攻撃!」

「融合を封じられた君が焦りから下級HEROで無謀な攻撃を仕掛けるのも読んでいた。俺のリバースモンスターはジェムタートル(DEF2000)。反射ダメージを受けてもらう」

 エアーマンが放った竜巻がジェムタートルの宝石でできた甲羅にはじき返され、十代を襲う。

 

十代LP4000→3800

 

「さらにジェムタートルのリバース効果が発動する。デッキからジェムナイト・フュージョンを手札に加える」

 三沢は十代のキーカードと主力モンスターを封じつつ、自身のキーカードを忘れずにサーチするとい高等なプレイングを見せる。一般のデュエリストなら心が折れているかもしれないが、十代の表情にはそのような気は全くなかった。むしろ、全力でデュエルする三沢を快く思っているのかもしないくらいだ。

「カードを4枚伏せてターンエンドだ」

「おいおい、いきなり4枚の伏せカードか。すべて罠というのは勘弁してくれよ」

「これが俺が打てる最善の手だぜ」

 

手札:1枚(バーストレディ)

場:エアーマン

魔法・罠:4枚

 

-三沢のターン-

「俺のターン、ドロー!」

(4枚の伏せカード、エアーマンのサーチ、十代の理想的なドロー……これまでの十代のデータから伏せカードの一枚はヒーロー逆襲であり、成功率を高めるため魔法を伏せていると見たほうが賢明だ)

「俺は手札からジェムナイト・フュージョンを発動。手札のジェムナイト・オブシディアとジェムナイト・ガネットを融合!現れろ、ジェムナイト・マディラ!」

 青いマントをたなびかせ、灼熱の剣と腕を持つ巨人の騎士が三沢の場に現れる。攻撃力がやや低いが、融合を封じられた今の十代にとっては強敵と言えるモンスターに変貌している。だが、三沢はマディラだけでは力不足と考え、更なる手を打とうとする。

「さらにジェムナイト・オブシディアが手札から墓地に送られたことで、墓地にあるレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚できる。俺はジェムナイト・ガネットを特殊召喚する。さらに墓地のジェムナイト・フュージョンの効果発動!」

「墓地から魔法!? そんなのアリかよ」

「これが俺の地のデッキ【ジェムナイト】の真骨頂だからな。墓地のジェムナイト・オブシディアを除外して、ジェムナイト・フュージョンを手札に加える」

 墓地にジェムナイトがある限り、何度でもサルベージが可能となる。しかも、DDRや化石岩の解放という除外した岩石族を特殊召喚できるカードもあるので、除外コストもそこまで大きな問題ではない。実際に三沢は除外コストを利用するため、ジェムナイト・フュージョンで手札コストを補えるDDRを投入している。

「ジェムナイト・フュージョンを発動。場のジェムタートルとジェムナイト・ガネットを融合!来い、ジェムナイト・ジルコニア!」

 巨大な両腕を持つ巨人の騎士が三沢の場に現れる。注目すべきは最上級モンスターの基準値を超える2900の攻撃力だろう。効果こそないもののほとんどの大型モンスターを殴り倒せる攻撃力は非常に魅力的である。

「ジェムナイト・マディラ(ATK2200)でエアーマン(ATK1800)に攻撃!そしてマディラの効果発動。このカードが戦闘するとき、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスター効果を使うことができない」

 

十代LP3800→3400

 

「ジェムナイト・ジルコニアでダイレクトアタック!」

「罠発動、ヒーロー見参!相手は俺の手札のカードを選択して、それがモンスターなら特殊召喚できる」

「そっちのカードか……俺は右のカードを選ぶ」

「三沢が選んだのはE・HEROバーストレディ。モンスターカードだから守備表示で特殊召喚するぜ」

 三沢は読みが外れたことに対し歯噛みするが、すぐさま気を取り直し手札を選択する。その結果、十代が望む最高の展開になってしまった。

「ならば、ジルコニアでバーストレディに攻撃!」

「罠発動、ヒーローシグナル!このカードの効果でデッキからE・HEROフォレストマンを守備表示で特殊召喚する」

 三沢がデュエルの流れが十代へと傾きかけていると感じ、力で押し戻そうとジルコニアで攻撃を仕掛ける。ジルコニアの巨大な両腕から放たれた拳にバーストレディは抗うすべもなく粉砕される。だが、上空にHの文字が描かれ、それを見て駆けつけたフォレストマンが十代の場に現れる。

 ヒーローシグナルでE・HEROを呼ぶ可能性があることは三沢も承知の上だ。だが、問題は十代がスタンバイフェイズ時に融合をサーチするフォレストマンを呼び出したことになる。

(融合を加えようとするだと!? 残る伏せカードの内1枚が手札コストとして融合が必要な融合破棄だとしても手札が足りない。ということはもう一枚の伏せカードは強欲な瓶のようなドローソース!

だが、攻撃力が最も高いエッジマンをだされたところでマディラを破壊できる程度……いや、違う!十代なら……)

 三沢は十代が理想的なカードを引くと仮定して脳内シミュレーションをする。

 十代が次のターンで伏せカードの強欲な瓶と融合破棄を使ってセイラーマンを墓地に送り、バブルマンを特殊召喚する。その後、ドローしたミラクル・フュージョンを使いアブソルートZeroを融合召喚し、アブソルートZeroでジルコニアかマディラを戦闘破壊する。こうなれば、三沢は下手にアブソルートZeroを破壊することができないばかりか全体破壊の危険に晒されてしまう。そのため今の三沢にとって、ミラクル・フュージョンを封じることが最優先課題となる。

「……カードを1枚伏せてターンエンド」

 

手札:1枚

場:ジルコニア

  マディラ

魔法・罠:伏せ1枚

 

-十代のターン-

「俺のターン、ドロー!」

「強烈なはたき落としを発動。ドローカードを捨てさせてもらうぞ」

「げっ……!? せっかくミラクル・フュージョンを引けたのに……」

「本当に引いたのか!」

 三沢は半信半疑とはいえ、十代が本当にミラクル・フュージョンを引いた事実に驚愕する。文字通り奇跡を呼ぶドローだ。だからこそ、このドローを潰せたことは非常に大きな意味を持つ。

「スタンバイフェイズ時にフォレストマンの効果でデッキから融合を手札に加える。罠発動、無謀な欲張りを発動。これから2回ドローフェイズをスキップする代わりにカードを2枚ドローする。

よし!罠発動、融合破棄。手札の融合を捨てて、融合デッキからE・HEROワイルドジャギーマンを墓地に送り、融合素材であるE・HEROエッジマンを手札から特殊召喚する。カードガンナーを守備表示で召喚。デッキからカードを3枚墓地に送る」

 

送られたカード

フェザーマン

ネクロガードナー

スキルサクセサー

 

「エッジマン(ATK2600)でジェムナイト・マディラ(ATK2300)に攻撃!パワー・エッジ・アタック」

「これくらいは必要経費だ」

 エッジマンが両腕のエッジでマディラをすれ違いざまに切り付け、破壊する。

 

三沢LP4000→3600

 

「ターンエンドだ。この瞬間、エッジマンは墓地に送られる」

 

手札:0枚

場:フォレストマン

  カードガンナー

魔法・罠:なし

 

-三沢のターン-

「俺のターン、ドロー!

俺は墓地のジェムナイト・マディラを除外し、墓地のジェムナイト・フュージョンを手札に加える。レスキューラビットを召喚。レスキューラビットを除外し、デッキから2体のジェムナイト・ルマリンを特殊召喚する。ジェムナイト・フュージョンを発動。2体のジェムナイト・ルマリンを融合し、ジェムナイト・プリズムオーラを融合召喚する」

 両肩からクリスタルが生え、西洋風の白銀の鎧を身に着けた騎士が三沢の場に現れる。

「闇の量産工場を発動。墓地のジェムナイト・ルマリン2体を手札に加える。ジェムナイト・プリズムオーラの効果発動。手札のジェムナイトと名の付くカードを捨てて、表側表示のカードを破壊する。俺はジェムナイト・ルマリンを捨て、フォレストマンを破壊する」

 プリズムオーラの盾にあるヴァイロン・プリズムから光が放たれ、フォレストマンを燃やし尽くす。1ターンに1度だけとはいえ、実質墓地のジェムナイトを除外するだけで表側表示のカードができる強力なモンスターだ。

「さらに墓地のジェムナイト・ガネットを除外し、ジェムナイト・フュージョンを手札に加える。ジェムナイト・プリズムオーラと手札のジェムナイト・ルマリンを融合し、2体目のジェムナイト・プリズムオーラを融合召喚。墓地のジェムナイト・ルマリンを除外し、墓地のジェムナイト・フュージョンを手札に加える。ジェムナイト・プリズムオーラの効果発動。手札のジェムナイト・フュージョンを捨てて、カードガンナーを破壊する」

「カードガンナーが破壊されたことで1枚ドロー!」

「ドローしても構わないさ。もう十代の場にモンスターはいない。この攻撃が通れば、俺の勝ちだ!」

 三沢は少々手札消費が荒くなっても、十代に伏せカードがないこの好機を逃すわけにはいかないと考え、2体のジェムナイトに攻撃命令を与える。

「2体のジェムナイトでダイレクトアタック!」

「ジェムナイト・ジルコニアの攻撃時に墓地のネクロガードナーの効果発動。このカードを除外することで攻撃を無効にする」

「だが、プリズムオーラの攻撃は通る」

 半透明のネクロガードナーがジルコニアの攻撃を防ぐもののプリズムオーラの斬撃を防ぐことができず、十代が切り付けられてしまう。

 

十代LP3400→950

 

「ターンエンドだ」

 

手札;0枚

場:ジルコニア

  プリズムオーラ

魔法・罠:なし

 

-十代のターン-

「いくぜ、俺のターン!」

「だが、無謀な欲張りの効果でドローはできない。たった1枚のカードで何ができる!」

「手札には必ず希望が残っているんだぜ。俺はホープ・オブ・フィフスを発動。墓地のワイルドジャギーマン、エアーマン、エッジマン、フォレストマン、バーストレディをデッキに戻し3枚ドロー!

ヒーローアライブを発動。ライフを半分支払い、デッキからE・HEROバブルマン(アニメ効果)を特殊召喚する」

 

十代LP950→475

 

「バブルマン以外のカードがないときに特殊召喚に成功したことで2枚ドロー!」

「たった1枚のカードで手札を4枚まで増やしただと!? これは……まずい」

 三沢は十代に1枚でもドローを許せば、奇跡が起こるということを改めて実感した。だが、時すでに遅し。三沢には十代の行動を封じるカードがない。

「エアーマンを召喚。エアーマンの効果でバーストレディを手札に加える。そしてフュージョン・ゲートを発動!」

「そのカードがあったか!」

 三沢は十代が土壇場で引いたフュージョン・ゲートに驚く。フュージョン・ゲートは除外する必要はあるものの手札・場のモンスターを融合できるフィールド魔法だ。そして封魔の呪印の効果はあくまでも『融合』のカードを封じるだけで融合召喚自体を封じるわけではない。つまり、今の十代は融合召喚を使い放題ということだ。

「戦士の生還を発動。墓地のフェザーマンを手札に加える。フュージョン・ゲートの効果で手札のフェザーマンとバーストレディを融合!これが俺のMy Favorite HERO、フレイム・ウィングマン!」

「だが、フレイム・ウィングマンの攻撃力では俺のモンスターに太刀打ちできない」

「そう慌てるなって。ヒーローにはヒーローにふさわしい舞台があるんだぜ。俺は摩天楼-スカイスクレイパー-を発動」

 十代がフィールド魔法を発動させると、高層ビルがそびえたつマンハッタンを思い出されるような光景へと変貌する。

「エアーマンでジェムナイト・ジルコニアに攻撃!」

「だが、摩天楼の効果を入れても攻撃力は届かない!」

「確か三沢は墓地から魔法を発動させていたよな。なら、俺は墓地から罠だ!」

「墓地から罠だと!?」

「墓地のスキル・サクセサーを除外し、エアーマンの攻撃力を800ポイント上昇させる(ATK1800→2600→3600)」

 エアーマンが起こした竜巻によってジルコニアが風化し、砂と化してしまう。

 

三沢LP3600→2900

 

「フレイム・ウィングマンでプリズムオーラに攻撃!スカイスクレイパー・シュート!」

 摩天楼から飛び降りたフレイム・ウィングマンが重力を味方につけ、プリズムオーラを殴りつけ破壊する。そして右腕の竜の頭から炎が吐かれ、三沢を焼き尽くしライフを0にする。

 

三沢LP2900→0

 

 ライフが0になったことでデュエルが終了し、三沢は自分のデッキトップを確認する。そのカードはサイクロンだった。もしあの時カードガンナーの効果を許すことにはなるが、1ターンだけ待ってサイクロンを引くことができれば、逆転の引き金となったフュージョン・ゲートを破壊でき、勝利していたことになる。

(もし自分に十代のようなドロー力があれば、このデュエルに勝てていたのだろうか? いや、十代の戦術が俺の知略を上回っていたんだ)

「ガッチャ!良いデュエルだったぜ」

「俺の完敗だ、十代。俺が考えうる様々なメタを掻い潜ったんだ。学園の代表は十代にこそふさわしい」

 そんな三沢の心情を気にせずにいつもの決めポーズをする十代に対し、自ら完敗したことを告げ、賞賛する。三沢から賞賛の言葉を聞いた十代は照れくさそうな表情をする。こうして、アカデミアの代表は異例のオシリスレッドの生徒・遊城十代が選出されるのであった。




レイちゃんの話を飛ばしました。
レイファンの人はごめんね。

三沢の地のデッキはジェムナイトでした。エクシーズなくても融合で十分戦えますからね。
現在、三沢の水と光は決まっています。
残る風、闇、炎はどうしようか…悩みの種は尽きません。
そもそもあと5回、三沢のデュエルが残っているのかは不明ですが。

それでは次回のサンダー戦をお楽しみに。

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