先週末は投稿にこだわり過ぎちゃいかんと言うことでゲームしまくってました(^q^)
MH4を5時間くらいウル4はトータルで8時間位を週末だけで。。。(^q^)
り、リフレッシュ出来たから(震え声)
今週は今週で友人の結婚祝いの動画編集を担当してたのでそれに追いやられて全く触れず・・・。
言い訳はこのへんで本編をどうぞ・・\(^o^)/
俺は部活終わりの海未と帰ろうと下駄箱前で待っていた。
「ただの幼馴染・・・か・・・。」
さっきさゆりちゃんに答えた言葉を思い出す・・・。
自分で言った言葉なのに何か胸が少し痛いような感覚に襲われる。
「はぁ・・・。なんだかな。」
消化不良な感覚を振り払って海未を待つことにする。
「あ、宏樹・・・。残ってたんですか?」
しばらくすると海未が下駄箱にやってくる。
「海未の中で俺はほぼ一緒のタイミングで帰る幼馴染をとっとと置いて行ってしまう薄情者なんだ?」
「そんなこと思ってないです!少し部室で長居してしまったので帰ったかなと・・。」
俺達は話しながら校門へ向かう。
「そうなの?俺弓道とかよくわかんねえから帰り支度とかしてたらこんなもんだと思ってたけど。」
「ホントはもっと早いですよ。」
クスリと笑って俺の勘違いを正す海未。
「んじゃ、なんで遅くなったんだ?」
「ちょっと、後輩と話してて・・・。」
急に歯切れが悪くなる海未。
「後輩?あーそういや俺も後輩に絡まれたわ。」
「さゆりですよね?」
「へっ?なんで知ってんだ?」
「本人が宏樹と話したと言ってましたので。」
アイツはホントにお喋りなんだなと改めて実感する。
「宏樹はどんな事を話したんですか?」
「ん?何が?」
「さゆりとどんなお話をしたのかな?・・・って」
珍しく海未が詮索をしてきた・・・。ふとあの言葉がよぎる。
『じゃあ・・先輩は園田先輩のことどう思ってるんですか?』
「・・・宏樹?」
「っ!?何でもねぇ大したことない話だよ!あのお調子者の悪ふざけに付き合っただけだ。」
ボーっとしてしまった俺を心配して声をかけてきた海未に焦って答える。
「そういう海未は誰と何話してて遅くなったんだよ?」
俺は苦し紛れに話題を変える。
「さゆりと話してまして・・・。」
「お前もさゆりちゃんに絡まれたのかよ。」
若干のデジャブ感を感じ笑ってしまう。
「やっぱあれか?ガールズトーク的なサムシングを展開しちゃって盛り上がったみたいな?」
「そ、そんなところです!この話は止めましょう。」
何かを思い出したかのように焦りだして海未はこの話題を終わらせた。
「つーかさ」
「何ですか?」
「弓道部って終わるの早えぇな。」
「そうですね。そもそもμ'sの練習が下校時間ギリギリまでし過ぎなんですよ。」
海未は笑いながら答える。
「帰って勉強や宿題できるし良いんじゃないですか?」
「真面目な子はな?」
「それは、誰かに向けて言ってるような気がしますが・・・。」
我が学院の生徒会長様を軽くdisりつつ校門前を二人で歩く。
「にしてもこんな早く終わるとは思わんかった。」
「そうですね・・・何だかんだ宏樹も練習が終わるまでいますからね。」
「仕事ないからって帰るの気まずいんだよ」
性格的に帰れないことを愚痴りながら口を尖らせる。
「にしても暇な時間出来たなぁ・・・帰りどっか寄るか??」
「いいんですか?勉強は。」
「今からやっても夜暇すぎて早寝しちまうよ。」
「早寝は健康にいいんですよ?」
早寝早起きのススメを解いて来る我が幼馴染。
「健康に気遣う前に遊びたいわ。」
「ふふっ、宏樹らしいですね。」
「そんな訳でどっか行きたいとこないのか?二人で帰ってどっか寄るとかこんな機会滅多にないし。」
普段は2年組と帰る海未だ。俺以外にも一緒帰った事ない奴もμ'sのメンバーも結構居るだろう。
「確かに中々無いでしょうね。こんなこと。」
「んで行きたい所とかねぇの?」
「そうですね・・・。」
俺の質問に海未は少し考える。
「宏樹はあまり楽しくないと思いますが・・・。」
「そんな俺が興味なさそうなところに行きたいのか?」
申し訳無さそうな顔をしている海未。
「実は・・・・」
❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏❏
海未の行きたい所を言われ、俺達は神田明神の階段を上がっていた。
ここが海未の行きたい所ねぇ・・・。
「なんでまた神田明神なんだ?」
「そ、それは上に上がって色々やった時に話しますから!」
こんな感じで本題は話してもらえない。
別に結果話して貰えれば別に問題ないんだが・・・。
そんなこんなで神田明神に到着した俺達。
「んで、ここに来た訳をやっと話してもらえる感じ?」
「まだ、用が済んでないのでもう少しだけ・・・ちょっと待ってて下さい。」
「了解したー。」
そう言って海未は何処かへ言ってしまった。トイレかな?とか失礼な事を詮索してしまう自分に呆れる。
階段最上段から下の景色をボケっと眺めていると海未が現れる。
「お待たせしてしまいました。」
「どこ行ってたんだよ?」
「あ、あのですね・・・。」
急にまた歯切れが悪くなる海未。
「こ、これを宏樹に受け取ってもらいたくて・・・。」
「ん?何だそれ。」
そう言って海未は『お守り』を俺に渡してくる。
「っん?お守り?受験は来年だし別にもらう予定も無いんだが・・・?」
「そういう訳じゃないんです・・・」
えらく深刻な顔をしている海未。
「あの・・・笑わずに聞いて欲しいんです。」
「それはここに来てお守りを渡す理由ってことか?」
「・・・はい。」
恥ずかしながらも真剣な顔の海未を見てふざけるのは止めようと思う。
「実は今日夢を見たんです・・・。」
「夢?」
「はい・・・宏樹が・・・・
・・・・宏樹が死んでしまう夢を。」
海未の言葉を聞いて背筋が凍る。
自分が死ぬ夢・・・・。俺も今日見ているぞ・・・とんでもない部分で夢が被ってる。
「言っても夢だろ?どうしたんだよそんな深刻に考えて・・・。」
「単純な夢に思えなかったんです・・・。あまりにも現実的で・・・。」
「・・・もしかしてそれが今朝のアレに繋がるのか?」
朝いきなり我が家に乗り込んで来た今日の出来事。
「・・・はい・・・目が覚めたら怖くなって・・・家に駆け込んで、寝ている宏樹がもう目を覚まさないのかもと思ったらもっと怖くなって・・・。」
「でもまぁ、今俺は生きてるって感じだが・・・。」
「ですけど・・不安ですのでこれを」
今日の経緯と今ここに居る理由を理解できた。
「了解。自分の身を守る為に持ち歩かせてもらいますわ。」
そう言って俺はお守りを受け取る。
「ゴメンナサイ・・・ワガママに付き合ってもらって。」
「まぁ、お守りなんてあればあるほどいいもんだよ。」
ニコって笑って海未と向き合う。
「心配して貰ってお守りまで買って貰えるなんてありがたい話よ。」
「お守りがあるからって無茶しないでくださいよ。」
「元々、そんな無茶しないから!・・・ってかやりたいことはこれだけ?」
「そうですね。」
「んじゃ、帰るか。」
そう言って俺達は神田明神を後にした。
朝のとんでもない夢の他に取材やらなにやら中々に珍しい1日を俺は過ごした。
流石にこんな密度の濃い1日はあんまり過ごしたくないもんだ。
最後までご覧いただきありがとうございます!
あと4話くらいで終わらせたいです。
仕事やらプライベートが忙しい間もオチまでの話は割と真剣に考えていたので
書き出せば早く完結に向かえると思います。多分(小声)