東方闇魂録   作:メラニズム

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第八話

 朝だ。

 太陽は昇り、朝露が草木をしならせる。

 

 騎士は彼女が眠った後、残った酒を飲み干し、洗い場を探し出して洗ってから風呂に入った。

 洗い場にあった物はどれも丁寧に扱われていた。

 

 結局、騎士は少しの間、彼女の処で厄介になる事にした。

 もう少し、あの稲穂の輝きを見ていたいと思ったのだ。

 

「おはよう、旅の者。どうする?今日、ここを出ていくか?」

 

 当てられた部屋から出ると、モリヤ神に出会った。

 彼女の問いに首を振り、村の方に行ってみるのだと身振りで示す。

 

「そうか。では、握り飯でも作ってやろう」

 

 彼女に握り飯を作ってもらい、騎士は社を出て、村へと歩いて行った。

 

 

 

 社の石階段を降りながら、澄んだ空気を、騎士は思い切り吸い込む。

 騎士は、この朝の澄み渡る空気の味が、堪らなく好きだった。

 陰鬱な所には陰鬱な、悲しい所には悲しい空気の味がある。

 騎士は長く旅歩き、自然とそういう考えを持つようになっていた。

 澄み渡る空気がある場所では、少なくとも誰かが泣いていたり、諦めている事は無かった。

 だから、騎士は澄み渡る空気を吸うと、無性に安心できるのだ。

 

 ふと、騎士は太陽に眼をやる。

 朝早くに出てきた為に、直視できるほど日は低い。

 しかし、それでも。輝かしさ、暖かさは、太陽にしか出す事は出来ない。

 

 騎士は、ある男の事を思い出した。

 ロードラン。そこで出会った、この太陽のように輝かしく、暖かい男。

 彼が事有る毎に取っていたポーズ。

 両手を下ろした処から、少しずつ上げていき、終いには伸びをするように、斜め上まで上げる。

 太陽万歳。彼がそう呼んでいたこのポーズは、馬鹿馬鹿しく。

 しかし、太陽を見ると無性にやりたくなってしまう。そして、やると何だか暖かい。

 それは、このポーズこそが、彼の太陽への祈りだからなのだろうか。

 

「あ、旅の人ー! 何やってるの?」

 

 太陽万歳のポーズを取っていると、子供たちが話しかけてきた。流石に彼らも起きるのが早い。

 

「何だかよく分かんないけど、やってみようぜー!」

 

「おー!」

 

 子供たちも面白がり、太陽万歳のポーズを取る。

 彼も、この子たちを見れば、嬉しそうに大笑いを上げるのだろう。

 

「って、こうしてる場合じゃないぜー!さっさと言われた分やらないと、遊べない!」

 

「そうだー!」

 

「そうだったー!」

 

「稲刈りの道具、取りに行かなきゃね!」

 

「鍛冶場だ!」

 

「鍛冶場!俺も行きたい!」

 

「駄目だよ、去年だって入口で借りただけなんだ!俺の親父だって鍛冶師なのに!」

 

 うーん。

 

 子供たちは稲刈りの道具を借りに行くついでに、鍛冶場の中を覗きたいようだ。

 頭を突き合わせて呻っている。

 

 すると、しばらくして。一人の子が、何か思いついたように顔を上げる。

 

 そして、騎士の顔をじっと見つめだした。他の子も、同じように騎士を見つめ続ける。

 

「……ねー、旅の人」

 

 じりじりとにじり寄ってくる子供たちに、早々に白旗を上げた騎士だった。

 

 

 

 村の中の鍛冶場に連れて行かれた騎士は、中から漏れ出る熱気にむせ返った。

 子供たちは騎士から少し離れた所に隠れている。

 騎士が気を引いている間に、こっそり忍び込む。それが子供たちの作戦らしい。

 危なそうならば止めればいいし、子供にとって鍛冶場というのは憬れの的だ。

 騎士は、彼らに一役買ってやる事にした。

 

「ん……おお、旅の方。どうしてこんなところに?

 いや、それはどうでもいい。少しばかり知恵を頂戴できませんか」

 

 話せない騎士は、適当に気を引いてやろうとしていた。

 しかし、困っていたらしい鍛冶師は、強引に騎士を鍛冶場の中に連れ込む。

 

「実はですね、モリヤ神に祭る武具を今作っているのですが……

 前造った物よりも、いい物が作れないのです」

 

 そういい、鍛冶師は作ったらしい鉄の輪を複数騎士に見せる。

 どれもいい出来だ、と騎士は感じた。

 だが、ロードラン、ドラングレイヴを渡り歩いた騎士には、少し物足りない。

 いい物に施せるだけの強化を施す。それが騎士にとっての武具の扱い方だ。

 

「あれだけの剣、私は見た事がありません。

 お願いします。何か、知恵を授けていただけないでしょうか

 モリヤ神は、我々に水を与えて下すっただけでなく、化け物から守ってくださっています。

 鍛冶師である我々には、より良い武具を作る事しか、報いる事が出来ません。

 何卒……!」

 

 騎士は、鉄輪の中から最もいい物を選び取った。

 鍛冶場の空いている所に座り込み、ある箱を取り出す。

 

 武器の鍛冶箱。

 

 ロードランである鍛冶師から買ったこの箱の中には、武具を鍛える為の道具が入っている。

 そして更に、石ころの欠片のような物を取り出した。無論、石ころでは無い。

 楔石の欠片。神々の武器を鍛える為に使われる石、その破片。

 それで鍛えた武具は、格段に強くなる。

 

 楔石の破片を手に持ち、掌から自分の持つソウルを取り出す。

 そして鉄輪を床に置き、手に集めたソウルで包み込んだ。

 白いような、緑色のような光が、鉄輪を包み込む。

 そして、楔石の破片を鉄輪の上に置き、金槌で叩きつけ……跳ね返された。

 

 楔石にも種類があり、物や強化段階によって使う物を変えなければならない。

 楔石の欠片を幾つか使って強化した武具は、更に大きい破片でなければ更なる強化は出来ない。

 

 だが、今回は欠片を使い、拒否反応が起きた。

 という事は、そもそも使う種類を間違えたのだ。

 

 楔石で強化できない武器を強化出来る、光る楔石を取り出す。

 同じ手順でやるが、またも弾かれる。

 

 騎士は鍛冶師では無い。鍛え方を齧り、道具があるから何とか強化できているだけだ。

 出会った鍛冶師の中には、特別なソウルを使って武器を"生まれ変わらせる"事が出来る者も居た。

 騎士には到底出来ない事だ。

 だが今は、こんな齧っただけの者でも頼りとされている。

 

 諦める訳にはいかない。

 

 本来は、竜から出来た武器にしか使えない素材がある。

 この鉄輪は別段竜から生まれた訳でもないが、騎士は取り敢えずやってみる事にした。

 

 ソウルを鉄輪に纏わりつかせ、竜のウロコをその上に置く。

 金槌で叩きつけ……竜のウロコがソウルに変わる。

 

 成功だ。竜のウロコが、この鉄輪に合っていたようだ。

 何故だかは分からないが、強化出来ればそれでいい。

 

 ソウルに変わった竜のウロコは、未だ竜のウロコとしての形を残している。

 それを金槌で叩きつけ、竜のウロコの形が少し変わる。

 

 これを繰り返し、馴染ませる事で強化する。

 こうする事で、物理的では無くその武器の存在自体が強化される。

 だが、存在を強化するのは簡単な事では無い。

 自らの持つソウルを使うのは、素材と武具との繋ぎとして馴染ませる為。

 使う道具も、それに適した物でなくてはならない。

 しかし、結果的には良い結果だ、と騎士は思う。

 楔石での強化ならば、欠片の大きさを変える時にこれまた特殊な種火が要る。

 流石に騎士も、特殊な種火を持ち歩いてはいない。

 だが、竜のウロコならば、今の設備でも限界まで鍛える事が出来る。

 

 ソウルとなり、鉄輪に竜のウロコが馴染むと、次の竜のウロコを用意する。

 

 ソウルによる、この世の物とは思えないその光景に、鍛冶師も密やかに侵入した子供たちも、目を釘付けにしていた。

 

 

 

 強化が終わり、鍛冶師に鉄輪を渡した後。

 悔しそうな、しかし嬉しそうな顔をしながら、社へと向かっていく鍛冶師を見送り。

 騎士は見つかり大目玉を喰らった子供たちと共に稲刈りの道具を持って移動していた。

 

「旅の人、あれどうやんの!?親父もびっくりしてたよ」

 

「すっげー綺麗だったー……」

 

「教えて、なあ教えてよー!」

 

 子供たちは未だ興奮していた。

 教えてくれと言う子供もいたが、騎士は幾多の化け物と戦い、そのソウルをため込んでいる。

 そうではない子供たちには危険でもあるし、そもそも教えようにも道具も無い、言葉も話せない。

 

 黙ったままの騎士に、教えてくれないと思ったのか、その内に子供たちは教えてと言わなくなる。

 

 少し可哀想な事をしたかな、と騎士は思う。

 元より彼らの稲刈りは手伝うつもりだったが、何かしら遊んでやろうか、と思っている。

 

「面倒くせぇな―、稲刈りさっさと終わらせちまおうぜー!」

 

「怒られてたらもう結構日が高くなってきたし、刈り終わったら遊びに行く前に飯食べに戻るかなー」

 

 と言いながら、子供たちと騎士は稲を刈っていく。

 やがて稲を刈り終わり、日が高くなった騎士はモリヤ神から渡された御握りを出した。

 妙に多い御握りの量は、子供たちと共に食べれば丁度良い多さである。

 

 こうなるのを解っていたのかも知れない、と思いながら、騎士は子供たちに御握りを差し出す。

 

「え、これくれんの?」

 

「やった!家に帰らなくて済む!」

 

 いただきます、と大声で叫ぶ子供たち。おにぎりに齧り付く。

 

「あー!やっぱりこれモリヤ様が握ったおにぎりだ!」

 

「本当だ!久しぶりに食べるなぁ」

 

 どうやら、彼らは彼女が握ったおにぎりを食べた事があるらしい。

 彼女は優しいが、仮にも村の子供と神。どうしてそう言う事になったのだろうか。

 と、騎士が不思議な顔をしていると、子供たちがしまった!とでも言いたげな顔になった。

 

「どうする、言っちまったよ」

 

「でもこの人、口固そうだよ。そもそも喋ってる所見た事無いし」

 

「じゃあ……言っちゃう?」

 

「いいんじゃないかな?」

 

 と、潜んでいない声で相談してから、騎士に説明し出した。

 

「いい?これ、誰にも言っちゃだめだからね」

 

「実は……僕たち、モリヤ様の社に忍び込んだ事あるんだ!」

 

「すげぇだろ!」

 

「んで、こっそり忍び込んだ時、モリヤ様に見つかっちゃったんだ!」

 

「でね、モリヤ様ちょっと僕たちの事怒ったけど、お昼時だからっておにぎり作ってくれたんだ!」

 

「それがすっごーく美味しかったんだ!」

 

「モリヤ様って、本当はすっごく優しいんだ!」

 

「御握り作った後は、石で出来たヘビで、一緒に遊んでくれたんだ!」

 

「そうそう!皆で名前付けて、ミシャグジ様って名付けたの!」

 

「モリヤ様が出したんだから、きっとミシャグジ様もちょー強いんだぜ!」

 

「後、僕たちは知らないけど、あの湖って、昔水に困ってた時、モリヤ様が作ってくれたんだって!

 それをお願いしに行った人は死んじゃったらしいけど……」

 

 そういうと、子供たちの顔が少し暗くなった。

 

「……僕たちの兄貴分だったのが、そのお願いしに行った人の子供でさ。

 何でだか分かんないけど、ちょっと前に消えちゃったんだ。

 皆が言うには、色々物も消えてたから逃げたんだろうって。

 でも、動物とか、お兄ちゃんが教えた通りにやったら捕まえられるし、いつも優しかったし。ちょっと鈍くさいけど」

 

「ねえ、旅の人。俺たちの兄ちゃんみたいな人見つけたら、聞いてくれないかな。

 僕たちには、分かんないんだ。兄ちゃんが逃げちゃったのが」

 

 少し暗くなってしまった子供たちから、その兄貴分の髪が緑色だという事を聞きながら御握りを食べ終えた。

 

「よーし!御握りも食べたし、遊ぼー!」

 

「おー!」

 

 暗くなってしまった雰囲気を吹き飛ばすように、大声になる子供たち。

 

「じゃあー……今日はかくれんぼ!隠れていいのは、あの山!

 空が赤くなったら、見つける奴の負け!」

 

 その子が指さした山は、深く茂っているものの小さい。

 慣れている者ならば、手頃な大きさなのだろう。

 

「じゃあ、今日は旅の人が、探す役てのはどう!?」

 

 きらきらとした目で見つめる子供たち。騎士も元よりそのつもりだった為、頷く。

 

「よーっし……逃げろ―!百数えたら探し始めてねー!」

 

 というと、子供たちは一斉に走って行った。

 騎士は目を瞑り、百を数えてから探し始めた。

 

 

 

 居ない。

 地の利は子供たちにあるとは解っていたが、ここまで見つからないとは。

 

 騎士は頬を伝う汗を拭いながら、草をかき分ける。

 騎士の視界に、ふと。動く物が目に入る。

 

 子供たちか、と思いながら駆け出し、捕まえる。

 背の高い草の中で姿を見る事は出来ないが、妙に大きい。

 

「わ、うわわっ!?」

 

 その声は、子供たちの甲高い声では無い。低い声だ。

 

 騎士が捕まえたのは、一人の青年だった。

 目が垂れた優しそうな顔つきをしている。

 

 そして、その髪の色は緑だった。

 

「……えーっと、見ない顔だね。旅人かい?」

 

 そうだ、と騎士は頷く。

 

「そうか……その、村はどうだい?いいところだろ」

 

 それにも騎士は頷く。ここで青年はおかしいと思ったのか。

 

「どうして喋らないんだい?なんか悪いのか?」

 

 と聞いて来た。騎士が舌を見せる。

 すると、青年は驚いたような顔をする。

 

「うわぁ、痛そう。そりゃ話せない訳だ」

 

「……なあ、あんた。旅の人なんだろう?

 唐突かもしれないが、俺の話を聞いちゃくれないか」

 

 もう、抱えてられないんだ。

 そう呟く青年は、罪を告白し、楽になりたい罪人の顔をしていた。

 

「俺は、特殊な能力を持ってたんだ。

 一言でいうなら、"声を拾う程度の能力"とでもいったところかな。

 親父も最初話した時は吃驚してたけど、受け入れてくれた」

 

「俺はこの能力を嫌いじゃなかった。植物の声を拾って山菜取りが出来たし、

 それは、昔の食う物にも困る時には生命線だった。

 ああ、そうだ。知ってるか?俺が子供の時は、この村は不作続きがいつもだったんだぜ?」

 

「自惚れじゃないが、本当はこの村を救ったのは俺なんだ。

 モリヤ様の声を拾った時、何か物を持って、頼めば雨を降らせてくれると思ったんだ。

 計画を親父に話したら、自分がやると行ってった」

 

「そして、雨が降ったんだ」

 

「それからは、どう足掻いてもやばい時にだけ頼みにいく事にした。

 俺も親父も、あんまり頼り切ってちゃ申し訳ないって思ってた。

 そんなこんなで、田が何とか食っていけそうな状態になった時」

 

 あの日照りが起こったんだ。

 そう呟き、また罪を咎められるのを待つ者の顔をする。

 

「日照りは強く、長く続いた。

 田も立ち枯れて、それから雨が来ても駄目になりそうな程まで行った」

 

「そして、ある日の朝。俺の親父は居なかった」

 

「すぐ、モリヤ様のところに行ったんだと気付いたよ。

 貢物なんか、俺の能力使ったって見つからないぐらいだってのに。

 嫌な予感がして、親父の後を追ったんだ」

 

「そして、俺の能力が親父の声を拾った。

 腹が減り過ぎて死にかけてたからかな、モリヤ様の心の声まで聞こえてたんだ、その時は」

 

「親父は自分の命と引き換えに。ってモリヤ様に言ったんだ。

 でも、俺だけは解ってる。いや、俺とモリヤ様だけは解ってる。

 親父は命を渡す前に死んだんだ。なのにモリヤ様は雨を降らせてくれた」

 

 そこまで言うと、青年はがたがたと震え出した。

 怖さと怒りと。そして情けなさが無い混じった、痛々しい顔をしていた。

 

「俺が……俺が、代わりに命を渡さなきゃならなかったんだ。

 だって、全部俺が思いついたんだ。それを親父はやっただけなんだ。

 モリヤ様は、きっと全部解ってたんだ。なのに、俺の命を取りに来ない」

 

「怖かったんだ……怖かったけど、勇気を出して、会いに行ったんだ。

 だけど、俺に見向きもしなかった。まるで"俺の事を知らないような顔をしてた"」

 

「モリヤ様は、対価無しにやってくれたんだ。そう思うと、今度は情けなくなった。

 だって、俺の能力で聞こえてきたモリヤ様は、人の上に立って指図する事に苦しみを感じるような人柄だったから。

 あの人の苦しみは、全部俺が作り出したんだ」

 

「そうさ……だから呼んだんだ。

 全て、俺がやってしまった事の始末をつける為に」

 

 最早青年は騎士の事など忘れ、己の中に籠っている。

 否、ここからモリヤ神に許しでも乞いているのだろうか。騎士に知る由は無い。

 

「無理矢理にでも、あの地位から蹴落とせば。

 そうすれば、無理する事も無いんだ。

 モリヤ様に頼り切りになって、ただ指示を仰ぐだけの奴らから解放されるんだ。

 だから、大和の神々にここの事を言ったんだ」

 

 そこまで言うと、青年は笑い出した。その笑い方に、騎士は心当たりがあった。有り過ぎた。

 気が違えた者の笑い声。疲れ切り、心の琴線が切れてしまった者の、笑い声。

 

 騎士が肩を揺すり、気付をしようとしても反応は無い。

 ただただ、瞳孔を開き、涙を垂れ流すのみ。

 

 そして、嵐が来た。

 

 太陽は隠れ、雲が空の青を覆い隠す。

 

 雨は殴りつける様に振り出し、雷は轟く。

 

 そして、その中。

 

 一つの雲が、恐ろしい速さですでに刈った稲の処に落ちた。

 

 騎士は青年が雨に濡れない様穴を掘り、入れてから落ちた雲に向かって走り出した。

 

 

 大和の神、襲来。


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