なお、一誠の神器や聖書の神に対する考察についてはあくまで私独自のものであり、原作でもそうであるとは限らない事にご注意ください。
追記
2018.11.15 修正
僕が駒王学園での高校生活を開始してから、半年が過ぎた。
僕は一月に一回、平行世界で知り合ったネギ君の様子を見に行く事が日課になっていた。しかし、向こうの世界とは時間の流れにズレがあり、ネギ君にとっては半年に一回となってしまっていた。本当はもっと短いスパンでネギ君を訪ねるべきなのだが、平行世界への移動に使用する魔力を貯めるのに丁度一月掛かる為、これ以上の短縮は無理という現実があった。
そうして、時に少しでも早く、多くの魔法を覚えようと魔法学校の図書室に泊まり込もうとしたり禁書を隠れて読もうとしたりしたのを窘めたり、時に偶々ネギ君の元を訪れていたナギさんの仲間であるタカミチさんから、気と魔力を融合させるという
また、ネギ君は研究者としての才能に溢れており、僕がアイディアを提供すると次に訪れた時には大抵実用レベルにまで仕上げていて、凄いものになるとそこから応用して僕やロシウ老師ですら想定していなかった魔法まで開発していた事もあった。
特に、本来なら広範囲の殲滅魔法に分類されるであろう「千の雷」を集束させる事で新しい極大攻撃魔法「天の雷」へと作り変えたのを聞いた時、僕は思わず「成る程、そういうやり方もあったのか」と唸ってしまった。因みに、ネギ君の「広範囲魔法を集束させて威力を向上する」技術については、僕もまた模倣させてもらっている。
人に教えた事が、より洗練された物となって自分の所に返って来る。巡り合わせとは本当に面白いと、この時の僕は思った。
それと、僕がネギ君と出逢ったのとほぼ同時期に、はやての守護騎士であるリヒトが半月ほど行方不明になった事がある。調査の結果、世界の何処にもリヒトがいないことから僕と同様に平行世界に飛ばされたのだろうという結論に達した所で、ロシウ老師がリヒトの魔力の波動を感知した。どうやら、飛ばされた先でドラッヘボーゲンによる全力射撃であるドンナーシーセンを使ったようだ。それだけの事態に陥っていると察した僕達は急いで座標の特定を行い、そして魔力が溜まった時点でロシウ老師が平行世界への扉を開いて、リヒトの主であるはやてにリインフォースを付けて急行させた。本当なら戦闘の可能性がある事から僕が行くべきなのだが、初めて訪れる平行世界への扉を開く時には精密な術式設定を行う必要があり、それを行えるのがロシウ老師だけだった。そうなると、実体化を保つ為に僕も残る必要がある。
因みに、ネギ君の世界に僕が飛ばされた時にロシウ老師が割とあっさり迎えに来られたのは、僕達の世界では殆ど時間が経っていなかったのと、僕とロシウ老師が
しばらくして、はやて達が帰って来たので向こうで何があったのかを聞いた所、まずは魔力結晶体ともいうべき膨大な魔力が込められた結晶体の争奪戦が繰り広げられ、その延長上で一時は世界崩壊の危機に陥ったという。ドンナーシーセンを使用したのもこの時であり、それについてはその世界の人間達の手で何とか解決したとの事だった。しかし、それから半年ほど過ごした後に今度は平行世界の夜天の書に関する事件が発生、リヒトも因縁のある闇の書が相手とあって積極的に参加し、最終的には途中参戦したはやての力もあって無事に本来の夜天の書へと戻ったとの事だった。また、リヒトがその最中に平行世界の夜天の書には既に断片しか残っていなかった本来の防衛プログラムの残渣を取り込み、愛剣であるカイゼルシュベルトを復活させ、更に歴代赤龍帝でも随一の剣の使い手である
そこで確認の為に二年ほど前に
「成る程、道理でレオンハルト殿の動きに違和感があった訳だ。アレは、得物が折れぬように速さと鋭さを抑えた故の事だったのか」
……直弟子である僕ですら教えられるまではまるで解らなかった事を初見で見極めているあたり、リヒトは本当の意味でレオンハルト卿に並びそうだった。レオンハルト卿もそれを理解したのだろう、一人感慨深げに言葉を発していた。
「……千年の時を経て、私はようやく剣友を得られた様だ。それに
すると、リヒトがそれに応じる形でレオンハルト卿に語りかけてきた。
「それはこちらも同じこと。主兄殿の指南役である貴公の話は聞いていたが、よもやここまでとは。ベルカの騎士には貴公程に剣を極め、また騎士としての誇りに満ちた者はいなかった。私が夜天の誓約故に断念せざるを得なかった主兄殿の守護騎士の任、貴公ならば託す事ができるというもの」
その言葉を聞いたレオンハルト卿は徐に剣を掲げ、リヒトもカイゼルシュベルトでそれに応じる。
「私は赤龍帝が一騎たる剣帝として、正道を歩む一誠様をお守りする為」
「私は主兄殿より授かった夜天光の騎士の名に懸けて、主兄殿より託された主上をお守りする為」
そして、二人はお互いの剣を頭上で重ねて宣誓を掲げる。
「「我等、友と競いて更なる研鑽を積み、あらゆる悪意より主を守護する剣とならん!」」
そこには、お互いの騎士としての誇りだけがあった。
この二人は、後に三大勢力はおろか世界中の神話体系をも震撼させることになる。
人曰く、「神をも降す赤龍の剣帝」「天をも覆す夜天光の騎士」「超克たる剣の双璧」と。
そうして、様々な出会いを重ねて、色々と経験していく最中で思った事がある。
……何故、聖書の神はこの様な物を作り上げてしまったのか、と。
基本的にはそれほど強力な物ではないがそれでも衆に秀でた力であり、中には神話の存在に対抗し得るほど強力な物もある。しかし、その様な異質な力は強力であればある程、弾圧や迫害の切っ掛けになってしまう。人、というより基本的に全ての生物は、己と同じ種族でありながら己と異なる物を持っている者を排除しようとする本能を有している。中には理性で本能を抑え込める存在もいない訳ではないが、それは極めて稀な例だ。……尤も、その極めて稀な例が両親を筆頭として僕の身の周りに集まっている様な気もするが。
だが、神器というものを考える上で最悪といえるのは、それを狙って堕天使や悪魔が襲い掛かり、場合によっては自分達の物にしてしまえるという点だ。これでは、神器は何を目的として作られた物なのか、全く解らなくなる。この神器に対する不信感を決定的にしたのが、再会した時にイリナから相談を受けた「悪魔を癒した魔女」の一件だった。
……アーシア・アルジェント。
生まれて間もなく孤児院の前に捨てられていた少女であり、孤児院でシスターとして神の教えを信仰して生きて来たが、怪我した仔犬を奇跡の力で治した事が転機となり、ヴァチカン本国で「聖女」として崇められていた。しかしその後、負傷した悪魔を皆の前で癒してしまった事で「魔女」として異端指定を受けて破門されたという経歴がある。
イリナと再会した時に相談され、高校生活が始まって間もなくアーシア・アルジェントの詳しい経歴を礼司さんから聞いた時、僕が納得のいかなかった所はそこだった。
アーシア・アルジェントの癒しの力は、おそらくは
……何故、聖書の神は聖母の微笑に回復の対象を制限するような設定をしなかったのか?
回復とはあくまで味方に対して行うものであり、敵対者の傷を癒す利点などそれこそ捕虜の延命くらいしかないだろう。その意味では、聖書の神の創造物で
……十字教の歴史を紐解くとよく解るが、十字教教会は聖書の神以外の神について、その存在を認めていない。これについては聖書の神の意志を反映しての事と思われる事から、おそらくは聖書の神本人もまた自分以外の神の存在をけして認めていないのだろう。その為、十字教は聖書の神以外の神を邪教の神とし、更には悪魔へと貶めていく事が半ば慣例となっており、聖書の神もそれを承認、更に奨励している節すらある。ソロモン72柱の第一位であるバアルがいい例だろう。バアルは異教の邪神として旧約聖書に記されているが、実際は嵐と慈雨の神だ。しかも「バアル・ゼブル(崇高なるバアル)」を変じて「バアル・ゼブブ(蝿のバアル)」と嘲笑する事で、四大魔王の一角であるベルゼブブの原型にもなっている。それだけ、聖書の神は自分自身を唯一絶対とし、他の存在を貶める事に対する躊躇いが無いといえるだろう。
……その様な聖書の神が、果たして敵対勢力に対して恩情など掛けるだろうか?
ここまで考えて、僕は相当に不味い事実に気づいてしまった。ひょっとすると、聖母の微笑を含めた回復系の神器には本来、僕が考えた様な回復の対象を制限する様に設定してあって、アーシア・アルジェントが聖母の微笑で悪魔を癒してしまった事は重大なイレギュラー、もしくは致命的なバグだったのではないかと。そして、その様な事が起こってしまったという事は。
……ここで、僕は考えるのを止めた。はっきり言って、確証は無い。それにもし証拠を集めようとすれば、間違いなく僕は抹殺されるだろう。しかも、おそらくは天界だけでなく三大勢力の総掛かりで。その上、僕の周りも抹殺の対象となる筈だ。危険要素は全て消せ、という事で。
それならば、それ以上は考えない方が僕と家族、そして皆の為になる。そう判断した僕は、この件に関しては口を閉ざす事を決意した。この様な事、到底口には出せないだろう。
……神器の製作者である聖書の神に尋常ならざる異変が生じている、などとは。
そして、同時にこうも考えた。
そこで僕は礼司さんに相談する事にした。高校生活を開始してから三ヶ月ほど経ってからの事だった。
この時の僕の推測は、後にそれを大きく上回る形で証明されてしまった。……まさか、その様な事になっていたとは。この時の僕には、未だ想像の埒外であった。
礼司さんに聖書の神の異変に関する事を除いた僕の考えを伝えた結果、礼司さんは僕の考えに賛同してくれた。幸い、教会を再建する際に孤児院としても使える様に宿舎を増築しており、十五歳以下の子供については孤児として預かる事ができると言ってくれた。それに、
「だから、何も心配はいりませんよ。後は私に任せて下さい」
礼司さんはそう言って話を締め括った。僕は未だに自分が子供である事を心底悔やみながらも、礼司さんのご厚意に甘えることにした。
……そして、現在。
「それっ!」
「きゃぁっ! ……やったわねぇ、お返し!」
「へっへぇん! そんなヘナチョコボールなんて、当たらないよぉっと!」
「残念、これはパスなんだよね」
「痛っ! ……くっそぉぉっ!またやられた!」
孤児院を兼ねた教会の敷地内で、子供達がドッジボールで遊んでいる。この子達には、いずれも神器や異能によって迫害を受けたり、悪魔や堕天使によって攫われたりしたが、そこを礼司さんや瑞貴、そして僕が保護したという経緯がある。帰る場所がないこの子達は言い争いや喧嘩をよくする代わりに仲直りもまた早く、血こそ繋がらないものの、正に「家族」と呼ぶに相応しい関係だった。
……そして、その子供達の中に。
「ビクティニはあったかいねぇ~」
「ティニ~」
「マナフィ。こっちだよ、こっち~」
「マナァ!」
「皆! 外行こうよ、外!」
「ミィッ! ミィー!」
〈危ないでしゅ! お兄ちゃん達と一緒でないと駄目でしゅよ!〉
「外に行きたい子はこっちに来て! 僕が一緒に行くから!」
「はぁい、レオお兄ちゃん!」
両親に捨てられてしまい、ビクティニ達と一緒に旅をしていたレオことレオナルドもいた。
偶々礼司さんと一緒に行動していた時に保護したのだが、レオから話を聞いた時には唖然とした。しかし、それならこちらが身柄を引き取っても何ら問題は無いとして礼司さんが引き受けてくれたのだ。今では時折孤児院の手伝いに来るはやてと並んで、小学生組のリーダー的存在となっている。因みに、僕がレオナルドの呼び方を変えたのは、孤児院の子供達がレオナルドの事をレオという愛称で呼ぶようになったので、僕がそれに合わせる事にしたからだ。
一方、僕とはやてやレオナルドの間の中学生組と言えば、小学生組より更に元気だ。150cmに届かないくらいの中学生としては少々背が低い黒いツンツン髪の少年が僕に気付くと、すぐさま駆け寄って来る。
「イチ
この黒髪の少年の名は武藤薫。三年前に僕が助け出した少年だった。ただ、少々元気に成長し過ぎたのか、すっかりやんちゃになっていて、一人称も「僕」から「オレ」に変わっていた。
すると、それを聞きつけた170cm程の長身の少女が薫君に怒鳴りつけながら近寄って来た。この子は黒髪と碧眼という日系ハーフとしてもかなり珍しい容姿と美少女と呼べる顔立ちをしているが、少々キツイ目つきと姐御肌な性格から中学生組のリーダー格に収まっている。そして、薫君に向かってお説教を開始した。
「ちょっと、薫! 一誠さんは今日、私達に勉強を教えに来ているのよ! だいたいアンタ! この間の中間テスト、赤点ギリギリだったじゃない! このままだと一誠さんとの約束を守れずに、合格点取るまで稽古をつけてもらえなくなるわよ!」
すると、薫君はスッカリ弱り切った表情で頭を抱え込んでしまった。
「ウヘェ、そういえばそうだった。解ったよ、今日は勉強に専念するよ。……ちぇっ」
彼はそう言って、僕が交わした約束を遵守する為に今日の稽古を諦めた様だ。どうも、直に接する機会が特に多い事から僕は礼司さん以上に二人から慕われている様だった。ただ二人が丁度いいタイミングで来てくれたので、僕は他の子達への連絡を頼み込む。
「それじゃ、中学生組の皆に食堂へ集まる様に伝えておいてくれないかな? そこで解らない所を一人一人教えていくよ」
それを聞いた二人は途端に姿勢を正して、承知の旨を伝えてきた。
「解りました。それじゃ、女子は私の方から言っておきます。男子はアンタに任せたわよ、薫!」
「了解、了解。そっちこそ伝え忘れたなんて事しちゃ駄目だぜ、カノン。それじゃイチ兄、皆を集めて来るよ!」
そう言って、二人はそれぞれ向かうべき場所へと向かっていった。
因みに、薫君の口から出てきたセタンタという少年の名は、セタンタ・マク・コノル。アイルランドの大英雄であるクー・フーリンの末裔で、魔槍ゲイボルグとルーン魔術、そして幼名である「セタンタ」を継承する少年だ。彼については、別件で行動した際に巻き込んでしまい、その戦闘能力から行動を共にした事で惚れ込まれた揚句、僕の舎弟になるという自分の意思をしっかりと自分の家族に伝えた上でついて来たという極めて稀な経緯がある。その為、僕の一の弟分だと公言して憚らない薫君と真っ向から衝突していて、今やライバル関係に収まっている。
そして長身の少女の名は、なんとカノンちゃん。半年前までは薫君より低かったのだが、成長期に入ったのかここ半年程で急激に身長が伸びて、今では薫君はおろか周りの子供の中でも頭一つ飛び抜けて長身の部類に収まってしまっている。それに応じてなのか、それとも元々そういう気質なのか、筋が通らない事は許さないという正義感の強い一面が出て来るようになり、更にあの聖剣計画の過酷な人体実験を乗り越えられた芯の強さも手伝って、実力上位である薫君やセタンタもカノンちゃんには頭が上がらない様だ。
そして、孤児院の存在を知って住み込みで手伝いをしてくれる大人の人もいる。
「おう、イチじゃねぇか。今日は何の用事でここに来たんだ?」
僕に声を掛けて来たのは、2 mを超える強靭な肉体と日焼けした肌と相反して陽気な性格を表す様なにこやかな笑みを浮かべる金髪の快男児であった。
この金髪の快男児の名は、バリー・ジャイアン。この人はストリートチルドレンの出身で当然ながら学歴というものがなく、その上本当の名前が解らない為に当時住んでいた場所で巨体と腕っ節の強さ、そして勇猛果敢な性格から「バリアント・ジャイアント(Valiant Giant)」と呼ばれていたらしい。そして、驚くべき事にこの人は推定で15歳の頃に結婚して子供も作ったという経歴もある。その奥さんから「バリー」という愛称で呼ばれていた事からそのまま名前にしたそうだ。
その様な彼に対して、僕は今日ここに訪れた要件を伝えた。
「あっ、バリーさん。今日は中学生組に勉強を教えに来たんですよ」
すると、バリーさんは納得の表所を浮かべて、勉強をしっかりと教える様に僕に言ってきた。
「成る程なぁ。道理でジュニアハイスクールの連中が落ち着かなかったってわけだ。まぁ、しっかりと勉強を教えてやってくれ。あいつ等には、俺みたいな苦労をしてもらいたくないからな」
こういう風に孤児院の子供達の事を気に掛けてくれるバリーさんであるが、この孤児院で仕事をするに至った経緯が余りにも悲惨だった。
愛する女性と結婚して子供もできたことで一念発起、工事現場で真面目に働いてお金を少しずつ貯める様になり、ささやかながらも幸せな家庭を作っていたバリーさんは、ある日自宅で奥さんや子供と一緒に過ごしていた所を黒い翼を持った異形の存在に襲われたらしい。その異形の存在はバリーさんを散々痛めつけてから動けない様に押さえ付け、その目の前で奥さんと子供を嬲り殺しにしたという。そして、その時の絶望と怒りで眠っていた何かが覚醒したバリーさんは、気が付けばその場にいた異形の存在を一人残らず爆殺あるいは撲殺していたという事だった。
……黒い翼を持っていたということは、実行犯はおそらくは堕天使だろう。そして、爆殺したということは、バリーさんはおそらく爆発属性の神器である
バリーさんには取りあえず神器の存在を教え、その力を制御する方法を伝えた。正直に言ってその力を使って堕天使達への復讐に乗り出さないか不安だったが、バリーさんは踏み止まった。不思議に思った僕はその事を尋ねると、バリーさんはこう答えた。
「結婚した時に、ハニーと約束してるのさ。この先、何があっても幸せを投げ捨てる様な真似は絶対にしないってな。それにな、こんなキラキラした笑顔をしているガキ共に、昨日しか見てねぇ様な情けねぇ男のみっともねぇ背中を見せたくないんだよ」
……本当に、強い人だった。僕なんかよりも、よっぽど。
こうした神器による被害者に会って話を聞く度に、僕は聖書の神に問い質したくなる。
……これ程に人間の身に余る程の強い力を投げ与えておいて、貴方は人間に一体何をやらせたいんだ、と。
こうして、僕はほんの少しずつではあったが、人との繋がりを広げていった。そして、それからおよそ半年後、高校二年生に進級した時に僕の運命は大きく動き出した。
いかがだったでしょうか?
一誠が聖書の神に対して抱いた疑念。
本当なら、もっと多くの者が抱いても良さそうなものなのですが、やはり闇から闇に葬られていったのでしょうね。
では、本日はここまで。
次からは、いよいよ原作に入ります。
今後ともご贔屓の程、よろしくお願いいたします。