やはり俺の加速世界は間違っている   作:亡き不死鳥

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……一ヶ月。
四月の忙しさ、そしてこの一話の難しさを見誤っていたようだ。書けども書けども終わりが見えず、見返してみればこの1日だけで十話を消費した。
しかも普段は4000文字で終わらせているのに今回は7000文字にもなってしまう始末。

つまり言いたいことは一言。

お待たせしてすいませんでした。


無限の世界

 

 

 

 

 

 

高い高い空の上。レイカーと話してから何分経っただろうか。

 

現在地は上空……何kmだろう?

感覚的にはもう30kmは超えてると思う。宇宙までの距離は地上から100kmらしいのでそこまでいく覚悟はしておいた方がいいかもしれない。

 

しかし目元問題が一つある。アバターでありソーシャルカメラを通した仮想空間なので凍死や窒息死はないが、仮想空間故にソーシャルカメラがカバー出来る範囲も限界があるのではないか、という事だ。

来年あたりにヘルメス・コードという東太平洋上にある宇宙エレベーターに、ソーシャルカメラを実装するらしいがいかんせんそれは先の話。今この状況では期待できないだろう。それ以前にカメラは内向きだろうからあっても意味ない気がするけど。

 

まあ不確定要素を懸念しても仕方がない。そう思い直して、俺は視線をレイカーに向けた。

夢を見せてくれと頼んだ後から会話は一度もない。俺は黙々とエネミーを操作し、レイカーはずっと静かに座っている。

時折下を見て高さを確認しては、上を見てまだ満足していないと言わんばかりにこちらを見つめてくる。それを受け止め、また果てしない高みへ上っていく。

それを繰り返していた。

 

しかし、当然俺は時間を無駄にしていたわけではない。ぼっちが誇るのは深き思索にある。本来対人関係に割かれるべき時間を全て自分一人に向け、内省と反省と後悔と妄想と想像と空想とを繰り返し、思想と哲学にまで至ってなお余りある思考力を自在に使用することが出来るのだ。

 

俺はそれを使い、レイカーの観察と理解に励んでいた。信じられるのは己の観察眼のみ。あと小町。むしろ小町の方が信じられるまである。小町にお金の溜まる不思議な壺を売られたら買う自信もある。

 

…話がずれた。

兎にも角にもレイカーを理解しない限りは、空へ辿り着いても流れで終わってしまうだろう。

だが分析すればするほど、レイカーを止めるのを躊躇ってしまう自分が出てくる。

 

正確な時間はわからない。それでも年単位でレイカーは空を目指してきたんだ。レベル9の俺が言うのもなんだが、このレベルに上がるまでかかった体感時間は半端じゃない。つまりそれだけの時間を、こいつは独りで努力し続けたんだ。

……そう、独りだ。レイカーは同じレギオンのメンバーにすら賛同されなかったと言っていた。つまり、否定はされなくともレイカーにとっては孤独に感じていたということだろう。

 

…正直、尊敬する。たった独りで頑張り続けることの大変さは、少しは分かっているつもりだ。加速世界でなら、俺も同じような事をしているから。

でも、その思いで勝っている気は全くしない。俺は小町のため。レイカーは自分の為にやっているから。

努力というのは、他人の為にやるより自分の為にやる方が途轍もなく難しい。

当然のことだが、努力をただ始めるだけなら自分の為の方が簡単だ。やりたいから、気になるから、出来そうだからと何でも理由になる。場合によっては皆がやってるから、親がやれと言ったからなど、始める理由すら他人になるかもしれないが。

 

しかし、そこからだ。そこから先に踏み込める人間は相当少ない。部活や趣味に、他人以上の努力に励もうとする人間が全体の何%いるだろうか。

部活が終われば同じ部の人間と駄弁って帰り、趣味は気分が乗った時だけで終わりにするのが当たり前だ。

別にそれが悪いとは言わない。むしろ普通の事だ。本気でオリンピックに出ようなんて考えていないだろうし、本気で作家や漫画家になれるとも思っていないだろう。

 

だからこそ、自分のための努力というのは難しい。誰かの為に努力するということは、努力に理由と言い訳が付けられるということだ。

始める理由と同じだ。皆がやってるから俺もやろう、とか親に言われて仕方なく、とか言ってれば本気じゃなかっただの仕方なくやってたからだのと、あらゆる結果に言い訳ができちまう。

 

しかし、自分のための努力だとそうはいかない。

ここまでで十分だと語りかけてくる心を無視し、まだやるのかと呻き続ける身体に鞭を打ち付け、よくやったと膨れ上がる自尊心を押さえ続けなければならない。

目に見える結果が出なければ尚更だ。やっても無駄だと諦念が溢れ返り、なぜ出来ないのだと現実に見下され、最後に自らの滑稽さを自覚してしまう。

 

レイカーはこれを何度繰り返してきたのだろう。飛ぶための努力をしても飛距離は伸びず、友人達には呆れられ、身を削ろうとも現実を突きつけられる。

そこに全く努力していない存在が、自分を嘲笑うかのように己の夢を踏み越えていった。諦めるには、十二分の理由だ。

それでも、認められない。どうして独りで頑張ってきた人間が、否定されなきゃいけないんだ。有田が悪いなんて言わない。何が悪いと言えば運が悪い、だなんてくだらない言葉遊びをするつもりもない。

 

何度思考を繰り返しても同じ考えに辿り着いてしまう、まるで1+1=?という問いの?の答えをひたすら求めているような錯覚に陥りながら、俺はずっと身構え続ける。

これから辿り着く空の果てでレイカーは、そして俺は何を思うのかを。そこで何が起き、何が出来るのかを。止まらない思考の中で、ただただ、考え続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

地上およそ100km地点

 

 

 

「ここまで、か」

 

「そう、みたいですね」

 

あれからさらに数時間。俺たちはとうとう最上空まで辿り着いた。先ほどまで羽ばたき続け、上昇を続けていたエネミーが遂に高度を上げられなくなったのだ。

 

「もう推力が発生しないのか。この世界にちゃんとした空気のようなものがある事に驚くべきなのか、それとも拘りすぎなGMに呆れればいいのか…」

 

ボヤきながら深呼吸をしてみる。しかしこれといって違和感はない。臓器がない上、そもそも仮想世界なので酸素そのものが必要ないからか、薄いらしい空気にも何も感じることは無かった。

それでもここが頂上である事に変わりはない。これ以上飛べないと言うのなら、ここが『空の果て』で間違いないのだから。

 

静かに周りの風景を見回す。

地球だ。巨大な星である地球を、まさに今俺たちは見下ろしていた。下界では地平線に沈みかけていた太陽は、広大な地球に隠れながらも圧倒的な存在感を醸し出している。かつて突っ切った雲は、複雑な模様を描きながら地球というキャンパスを白い絵の具で彩っている。

上に見えるのは、超が付くほど夥しい数の星々が煌めいている姿だった。まだ宇宙には実装されていないはずのソーシャルカメラが撮った映像なのか、それともただのデータとして存在しているものを貼り付けただけなのか、それはわからない。それでもこの写真の中に入り込んだかのような風景は、確かに俺の心を揺さぶっていた。

この巨大さに羨望を、この雄大さに敗北感を、この極大さに未知の恐怖を。全てを忘れてこの空間に身を委ねたくなってしまう。

 

だが忘れてはいけない。ここに来た目的は俺の前で同じように空を、太陽を、地球を、そして宇宙を見ているスカイ・レイカーなのだから。

目の前のレイカーは視線をある一点に絞り、それを食い入るように見つめている。それに倣い、俺もその一点のみに眼を凝らすと、そこには、地表を宇宙の冷気から守るように包み込む、薄い空色のヴェールが存在した。

そのヴェールはまるで宇宙と地球との境界線、(スカイ)を象徴するかのように淡く、ささやかに輝いていた。

 

「………あの、儚いスカイブルーのラインが……」

 

唐突に紡ぎ出された囁きが、レイカーの思念そのもののように意識を刺激した。

 

「私が目指し、夢見て、時として憎み、そして諦めようとしている空の全てなのですね」

 

言葉につられるかのように夕焼け色の両眼から、大粒の涙が溢れ、零れて、ふわりと虚空に漂った。やがてその涙は空に撃ち落とされるかのように、極小の重力に引かれて落ちていく。

上げられていた視線はこちらを向き、この状況を噛みしめるかのようにレイカーは言葉を奏でた。

 

「ありがとうございます、狼さん。ここに来ることが出来て、この光景が見られて、本当に良かった」

 

「…そうか。

……それで、夢は捨てられそうか?」

 

「……ええ。ここに来て、ようやく悟れた気がします」

 

スッと膝下を隠していたスカートを捲り、亡くなってしまった足を愛でるように撫でた。

 

「…この脚を失わせ続けていたのは、執着ではなく、恐れだったのですね。空という限界を、本当の空の大きさを知ってしまうのを、夢が終わるのを恐れていたみたいです。自由な空を望んでいたのに、自らの思い込みで世界を狭めていたみたいです」

 

嘲笑するように 、そして悔いるように、しかし嬉しそうにレイカーは己の発見を語っていく。

 

「でも、違った。この世界は……無限、なのですね」

 

謎は全て解け、未知は全て暴かれたと言わんばかりに晴れやかにレイカーは言ってのけた。

ああ、確かに、この世界は無限だ。あれだけの時間をかけて空に昇ったのに、まだまだ終わりは見えてこない。小さく光っている星は遥か彼方にあり、そこに至ってもまだ先がある。目の前で全貌を見せている地球もまた、大地は遥か下にあるのだ。

 

…そんな状況に囲まれているからだろうか。レイカーの次の言葉が、この先の結末が、完全に予測できてしまった。

…それからすぐ、レイカーの口から予想していた言葉が吐き出された。

 

 

 

「それが知れて、今度こそ、私は満足です」

 

 

 

登り始めの頃とは違う、今度こそ悔いもなくした晴れやかな声色だ。それはおれにとっての敗北宣言にも等しい。『ここを目指す気はもうない』と、言われたようなものなのだから。

 

落胆は…あまりなかった。心のどこかで、きっと無理だろうという気持ちが強かったのかもしれない。

この打算まみれの提案をしたのが、人との関わりを拒否し続けた俺だ。成功させようなど分不相応で、失敗するのが妥当なのだろう。俺のせいで諦めさせてしまった夢をこれ以上荒らすのも不粋というものだ。夢も宝も腐る前に捨てた方が、腐り果てて絶望するよりはマシだろう。

 

……せめて、マイナスに傾いていた状態からプラマイゼロくらいには持っていけただろうと自惚れながら、今度こそ、終わりにする。夢を諦めさせ、踏み荒らした俺には、もうそれ以外の選択肢は残っていない。

 

「……レイカー」

 

 

 

…戻ろうぜ。

 

 

 

 

そう、続けようとした。その寸前、レイカーが何気なくしたたった一つモーションが、やけに目に付いた。

 

下を見下ろし、そして空を見上げる。

 

ここに来るまで、何度も何度も見た動作。エネミーを操作する俺に対して、もっと高く上れのサイン。最後のアイコンタクトは無かったが、確かにその動作をレイカーは行ったのだ。

 

それだけで、ただそれだけで、今まで考え続けた1+1=?の新しい答えが見えた気がした。そう、まさにこれはくだらないダジャレのような、単純ななぞなぞのような、見方の違い。

…なるほどな。1+1=2と言われる中で1+1=田という答えを出した奴は、実は天才なのかもしれない。すでに分かりきってる答えを覆す奴を、正解だと誰もが分かっている答え以外の答えを出せる奴を、この式をただ適当に考えたかもしれない奴を、今だけだが拍手喝采しながら賞賛してやろう。

 

全ては勘違い。たった一つ、その前提を覆すだけで全ての答えが変わっていく。

…その前提とは、

 

 

 

レイカーが目指していた場所は、空なんて()()()()な場所じゃないってことだ。

 

 

 

……本当に、このゲームが素顔を晒さないゲームでよかった。きっと今の俺の顔は凄まじく気持ち悪いだろう。

そう思えるくらい、俺はニヤついていた。

 

レイカーが目指していた場所は、今いる空の頂上、その更に上。

そこを飛ぶためには翼ではあまりにも力不足で、そもそも空気や重力に縛られるような場所とはあまりにもかけ離れた、誰もが一度は行きたいと思ったことがあるであろう場所。

 

 

 

宇宙だ。

 

 

 

見たことは殆どないが、レイカーの強化外装、《ゲイル・スラスター》は噴射型推進器だったはずだ。大地を走っている俺たちとは違う、空を駆け巡るシルバー・クロウとも違う。

 

この広過ぎる世界をたった一人、自由に飛べる宇宙戦用のアバター。それが、空を見晴らす人(スカイ・レイカー)。空の頂上すらも見晴らせる、長く苦しんだ少女の、本当の姿だ。

 

この事を早く教えなければ。不思議な義務感に任せるように俺は口を開いた。

 

 

 

『お前の夢はまだ終わってない』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その、たった一言が、俺は言えなかった。

感情で動き出そうとする俺を、理性で動こうとするもう一人の俺が押しつぶす。開いた口は死にかけの魚のように動くのに、そこからは一言たりとも言葉が出てこなかった。

そんな俺を諌めるように、理性が俺に問いかける。

 

『よく考えろ、言ってどうする?その考えが正しいという確証でもあるのか?間違っていて、また淡い希望を持たせて裏切ったらどうする?もし合ってたとしても、宇宙ステージが出るまで気長に待てとでも言うつもりか?何年も挑み続けていた夢にようやく引きどころ見つけたレイカーに、これ以上の苦痛を強いるのか?間接的に夢を諦めさせた俺が、まだ荒らし足りないのか?

 

 

感情で動く愚かしさを、俺はもう忘れたのか?』

 

 

理性の俺が語りかけるだけで、頭はどんどん冷めていく。

ラブレターの事を、小町の全損の事を、俺は忘れたのか?理性的に行動していれば、友達がいない俺にラブレターが来た時点で怪しいと気づけたはずだ。理性的に行動していれば、あの鉄板野郎が消えた時点で近くに潜んでいる事に気づけたはずだ。

 

これ以上、失敗を繰り返してはいけない。吐き出した言葉は呑み込めないが、込み上げた言葉は呑み込むことができる。

 

 

「…そろそろ帰るぞ。時間も時間だしな」

 

感情で出かけた言葉を理性で包み込んで無難なセリフを作り出し、エネミーを操作して高度を下げ始める。その流れに乗るようにレイカーに背を向け、エネミーの頭の先にある地面に目を向けた。

 

…高い。もしいまここで飛び降りたら、地上に落ちる前に摩擦エネルギーで消滅してしまうだろう。そうなれば死亡マーカーは地上に出来上がるのだろうか?それならこのまま降りていくより早く地上につけるかもしれないなー。

なんて、冷めた頭に腐った目で惚けた事を考える。そうでもしないと意識してしまいそうになるんだ。俺の真後ろから向けられる視線に。

 

見てはいなくとも感じるソレは、俺を見透かすように突き刺さってくる。だが、その視線の持ち主はそれ以上先には踏み込んでこなかった。

元々俺とレイカーはいつも話し続けているような関係じゃない。普段からよく話すのはお茶会の時くらいで、景色を眺める時は互いに黙っている。互いが話す時に話し、互いがゆっくりしたい時は黙り、片方が話したくない時は無理に会話を作らない。

そんな互いをなんとなしに理解して、相手の意志を尊重し、でも自分の意志も譲らない。この浅過ぎなくて深すぎない関係が、俺は嫌いじゃなかった。

 

だからいま、こんな状態になってしまっているのは仕方がないことなのかもしれない。

後ろから感じた視線はすでに消え、なのに背中には新しい重みが加えられている。そこまで広くないエネミーの上で、二人のアバターが背中を合わせて座っている姿は、周りから見れば珍妙な光景かもしれない。

視線を外すから無視するな、なんて都合のいい言葉がレイカーから発せられたような錯覚がした。何も伝えてないし何も話さない。それなのに不思議と安心する感覚を味わいながら、ゆっくりと空を舞い降りていく。

 

「…じゃあな」

 

「ええ。さよなら、狼さん」

 

心地よい沈黙はホームまで続き、別れる時もたった一言ずつ。それ以上の言葉は必要ないと、互いに分かっているのだ。

ほぼ同時に入った脱出ポータルの中で一瞬だけ目があった後、俺たちは現実の身体に戻っていった。

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

「………」

 

現実に戻ってきた俺は直ぐにベッドに仰向けでダイブし、いつもと変わりばえのない天井を眺めていた。

ホームに向かう時に決めたことを変えるつもりはない。夢を諦めさせた俺に、これ以上レイカーの敷地を踏み荒らす気はない。これからは何か用事や緊急事態にでもならない限り、あの土地を踏む機会はないだろう。

 

「…………はぁ」

 

多少の名残惜しさを感じながら、俺は部屋の明かりを消して目を瞑る。

改めて振り返ると今日は激動の日だった。リアルレイカーとの対面に始まり、完全飛行型の登場。黒雪との思い出話に、あいつとの関係をリセットした。そして最後に宇宙旅行もどきとレイカーホームとの決別。

……今日だけで関係が二つもリセット、いや後者はデリートか。最近は脳の加速だけじゃなくぼっち化の加速もしてるのか。

いやぼっちの加速ってなんだよ。一人からさらに減ってぼっち1/2にでもなるのかね。

 

 

『ピコン♪』

 

 

「…あ?」

 

今にも妄想と共に寝ようとした俺を現実に引き戻したのは一つの着信音。薄眼を開けると視界の端にメールが届いていることを知らせるアイコンが現れていた。

 

「小町か?それとも……他に候補がいないな。つまり小町か」

 

ダルい腕を動かし、アイコンをタッチする。差出人は……

 

 

『倉崎楓子』

 

 

「……レイカー?」

 

スイッと画面をスライドさせ、メールの本文へ移し替える。

 

 

『また近いうちに来てください。

甘いお菓子を用意して待っています。

 

おやすみなさい。

 

スカイ・レイカー』

 

 

……どうやら早速用事が出来てしまったらしい。行かないと決めたが、呼ばれてしまったからには仕方がない。

目の前の画面に指を走らせ、短い文を書き上げる。

 

 

『了解。

 

おやすみ』

 

 

これでよし。

送信されたことを確認し、ニューロリンカーを外す。

無意識のうちに上がってしまっていた口角は、きっと俺の気のせいだろう。そう断じてニューロリンカーを枕元に放り投げ、今度こそ俺は泥のように眠り始めた。

 

 

次の日、あまりに寝過ぎて学校に遅刻したのはまた、別の話し。

…起こせよ上月。

 

 

 

 

 

 






これにてレイカー編終了。

深夜テンションに慌ただしさを加えております。誤字脱字矛盾違和感などは是非教えてください。

それと宇宙の光景がしっかりしてる点については、多分そのうち補足を入れます。衛星だとか観測所だとかにしようと思ってますんでご容赦を。

でもこれでやっとヒッキーの戦闘を心置きなく書ける!あと一二話挟んでバトル初お披露目だぜヒャッハー!必殺技も全て考えてあるのに書けないジレンマとはオサラバってわけよ!

次は早めに頑張る予定。あくまで予定。

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