ボーダレス ホルダー   作:紅野生成

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20 震える鼻緒

 目覚めたときヤタカの手の中には、小さく柔らかな感触が残っていた。小さな子供の手だろうか。だがまだ残る温かさを追って握りしめたヤタカの手は、何も無い空を包んだだけだった。

 ついさっきまで夢の中で見ていた景色が思い出せない。

 小さな手がヤタカを引いて走っていた、そんな温もりだけが尾を引く。

 手の持ち主の、空にも届きそうに楽しげな笑い声が耳の奥に残っていた。

 

「娘さんは、日も昇らないというのに水浴びにいったよ」

 

 女の声にヤタカは跳ね起きた。

 

「心配はいらないよ。下駄の坊やがついていったし、この辺りの森は伊吹山の気配が色濃い場所だからね。あの子一人なら、森が守ってくれるさ」

 

「適当だな。あんた以外にも、薬の価値に気付いた者がいたかもしれないっていうのに」

 

 外の様子を見に行こうと立ち上がったヤタカを、戸口の横に腰を下ろしていた女の足がすっと上げられ行く手を塞ぐ。

 折れそうに細い足首に続く白い脹ら脛が、蝋燭の灯りにちらちらと揺れる。

 

「過保護だねぇ。まぁ、水浴びを覗いて半殺しにされたいんなら、止めないけどさ」

 

 何かありゃ下駄の坊やが飛んでくるさ、そういうと女は足を下ろして目を瞑った。

 

「あんた、自分があの娘を守っているつもりだろうが、案外そうではないのかもしれないよ?」

 

「どういうことだ?」

 

「あんたを守っているが、あの娘かもしれないってことさ」

 

 感覚でものをいうところがイリスに似ている。話が飛躍し過ぎて答えようがない。

 

「ひょろひょろのイリスに守られるようになったら、俺も終わりだな。そんなことより、あんた名前は? 俺はヤタカ。あの子はイリス。ゲン太は……どうでもいいや」

 

「あたしの名はわたる。男みたいな名だろう? 名付けは父親だけれど、まるで女心をわかっちゃいない。この名前といい余計なもんばっか押しつけて、自分ひとりさっさと楽になりやがって。自害とはいえ結局は母様もあっちに連れて行ったのだから、今ごろはあの世でゆっくり、二人で夫婦の時間を取り戻しているだろうねぇ」

 

 わたるの言葉の端々には、父親への尊敬の念と恨み言にも似た色が、ない交ぜになって浮かんでいるように思えて、軽口を叩こうとしたヤタカの口は閉じられた。

 

「あんたさ……」

 

「わたるでいいよ」

 

「わたる、父親はどこで医術を施していたんだ? 死ぬまで細々と個人で患者を診ていたわけではないだろう?」

 

「どこに属していたのか、詳しいことは解らない。もしかしたら、あの時燃えた膨大な資料と一緒に灰になったのかもしれないねぇ」

 

「火事でもあったか? まさか火付け?」

 

「帰るはずの父様が帰らなかった。膨大な資料を残して、そのまま逝っちゃってね。母様は何か知っていたのだろう。幼いわたしの手を引いて家を出るとき、父様の資料に火を放った。乾き切った木造の古い建物など、あっという間に炭になる」

 

 眠る子に昔話を聞かせるような、柔らかく落ち着いた声が小屋に流れる。

 

「母親は今どこに?」

 

「ある村にあたしを残して、ひとり自害した。残された文には顔の知れた自分と共に居ては、危険なのだと。幼いおまえなら、大人になれば顔も変わる。それまで息を吸う音さえ立てぬよう、ひっそりと生き抜きなさいと、幼い子供からすれば意味の解らない無責任な文字だけが残されていたよ」

 

 今なら解ってあげられる、母様が恋しいと想うくらいには……そういって、わたるは口元の笑みを隠す様に髪をさらりと指でかきおろす。

 ヤタカはわたるから少し離れた場所に腰を下ろし、正面を少しずらして向かい合った。

 

「その村で育てられたのか? 医術はどこで身に付けた?」

 

「母様は偶然あの村に置いていったわけではないと思う。医術師、ゴテ師、野草師、それも表だって名を売らない者ばかりが住んでいた。あたしはひとりの爺様の孫として育てられた。偏屈者だったが、腕は確かな医術師だった。もともとね、物心ついた頃から医術の知識、基礎は昔話の代わりに教えられていたから。父様には内緒だったのだと思う。母様はあたしの小さな頭に、詰められるだけの知識を、技術を詰め込もうとした」

 

 嫌なことを思い出したように、わたるの口元から笑みが消えて行く。

 

「叩き込まれた基礎を、使えるまで引き上げたのは育ててくれた爺様だった」

 

「腕があるのに、どうして医術を捨てようとする?」

 

 ふふ、とわたるは落とすように笑う

 

「あの娘……イリス、だったね。あの子が巻く布の理由を、ヤタカが語りたがらないのと同じ。あたしにも、言いたくないことはある。言いたくないんじゃない……まだ決めかねているのさ。父様の意思を継ぐか、母様の想いに答えるか、それとも己の道をぼんやりと平和に生きていくか、決められないだけ」

 

「そうか」

 

 それ以上聞こうとは思わなかった。

 聞いたところで、何もしてやれはしない。話したければ自分で話す女だろう。その時には、イリスの飯の礼に話くらいは聞いても良い。

 

「父様が亡くなって十数年経つが、あの薬、そんな昔につくられたものじゃない。乾燥させて日持ちはするが、薬効と共に薬草本来が放つ臭いも目減りする。あれは作られてから一月とたっちゃいないよ」

 

 必死に袋を引き摺って帰ってきた、ゲン太の姿を思い出す。

 

「親爺さんが、まだ生きている可能性は?」

 

「ないねぇ。万が一にも生きていたら、この手で殺してやるよ。妻を自害させ、娘を先の見えない人の世の荒れ地に放り出す嵌めに陥れて、どういうつもりか聞いてやる」

 

 言葉ほどに恨みを感じる声色ではなかった。殺してやるという細々とした声が、ヤタカにはわたるが父様、と縋る声に聞こえた。

 

「ヤタカが伊吹山に行っている間、イリスと下駄の坊やはどうするつもりだい? まさか何日で出てこられるかも解らないなか、山裾に放り出しておく気じゃないだろう?」

 

 そんなことまで考えていなかったヤタカは、しまったというようにあう、と小さく呻く。

 

「あたしが一緒にいてやろうか? 薬の借りがあるから今回だけは、あたしを信じてくれて構わない」

 

「まだ信じたとはいっていないが?」

 

「それでいい。あたし達みたいに業を背負った人間は、人なんて信じていたら、幾つ命があっても足りやしない」

 

「同じ口で信じろといったのか?」

 

「今回だけはね。一度別れて会った時は、同じ出会いは繰り返せないかも知れないだろ? 自分の行く先さえ迷っている女を、信用するなんて馬鹿な真似はしないどくれ」

 

「いわれなくても、な」

 

 落ち着いた話し声に似合わない、ころころと鈴が風に揺れたように涼しげな声でわたるは笑う。

 

「まぁ、娘さんの面倒を見る必要がないと分かったら、早々に退散するさ」

 

「そうしてくれ」

 

 まだ日が昇らない街道で、からんころんと下駄の鳴る音がする。音が止まると同時に戸が開けられ、夜中に冷え切った外の水で頬を赤く染めたイリスが入ってきた。

 

「さっぱりした。お姉さんも浴びてきたら? 助べぇはわたしが見張っておくから心配しないで、ね?」

 

 濡れた髪で微笑むイリスに、わたるも笑顔を返す。

 

「そうさせて貰うよ。あたしのことは、わたると呼んでおくれ。娘さんのことは、イリスでいいかい?」

 

「うん、いいよ。じゃあ、わたる姉って呼ぶ」

 

 その言葉にわたるが気恥ずかしそうに目を細めた顔から、ヤタカはそっと視線を外した。 本来敵か味方なのかはわからない。だが、性根の悪い女ではないのだろう、そう思った。 

 朝日が山の縁に青白く顔を出しはじめた頃、ヤタカは小さな泉に身を浸していた。女性二人に尻を蹴り出され、嫌々ながら水浴びに来ざる得なくなった。イリスだけでも厄介なのにわたるが加わって、脅威を感じる大砲が二台になった。わたるについてはゲン太が騒がない所を見ると、本人の言葉どおり今は信じて良いのだろう。

 

「ヘクション」

 

 いい加減冷え切った体をさすって、泉から上がろうとしたときだった。

 

「あっ」

 

 後ろから軽く蹴られたように、かくりと膝が折れ曲がった。

 さして深い泉ではない。両腕を伸ばせば、指先が地面に触れるほどに小さい。だが膝を完全に折り曲げた正座の状態で入れるほど、浅い泉ではなかった。

 目一杯首を上に向けても、ヤタカの両耳は完全に水に浸っていた。

 

――力が入らない

 

 ヤタカは水が嫌いだ。体内に居座る水の器が、本来の居場所を求めるように共鳴しているのか、水に体を浸すと全身の細胞が疼く。

 だが今回は、そんな理由では言い尽くせない感覚に襲われていた。

 体が粒子となって分解されていく――痛みを伴わない拷問に近い。

 水との逆目の感覚を失いかけた腰回りと肩に、這って巻き付くものがあった。

 

――まずい

 

 咄嗟に大きく息を吸い込み肺を空気で満たす。

 自由を奪われた体に巻き付いた力が、ヤタカの体をゆっくりと回転させながら水中へと引き摺り込む。

 ごぼごぼと水が入る音が、耳の中で低く木霊した。

 

――なんだ、これは

 

 泉の水底で、小さな葉を付けて植物が芽吹いていく。

 人が知る自然の摂理など無視して命を得た小さな植物は、競うように薄緑色の小花を咲かせ、水底の揺れに身を任せてゆらゆらと薄い花びらを泳がせる。

 ヤタカの体にぐるりと巻き付いているのは、水を囲う土と小石の隙間から伸びた細い木の根のようなものだった。その根が、役目を終えたといわんばかりにするすると解け、土と小石の向こうへ帰っていく。

 体の自由が戻らないヤタカは、肺の空気をごぼりとひとつ吐き出した。

 

――どうする、長くは息が持たない

 

 その時だった。登りかけた朝日を雲が隠したのか、水中が薄暗く陰り、水底で揺れる小花がそろって激しく花を振りだした。幼い子らが巫山戯て頭を振っているように無邪気な光景に、ヤタカは一瞬己の肺に残る空気のことさえ忘れかけた。

 

――花粉?

 

 薄緑色の小花の中心から、黄色い粒が薄い煙状になって浮上する。

 水の器が求めたのか、ヤタカが欲したのかはわからない。花粉と思える黄色い物に心惹かれた途端、右腕の自由が戻った。

 感じ始めていた息苦しさも忘れて、ヤタカは真っ直ぐに手を伸ばす。指先が触れると、黄色い花粉は線香花火のように細く細かい光りを散らした。

 体の中でむずがっていた水の器が、ぴたりと動きを止めた。

 母の胸に抱かれて泣き止む赤ん坊みたいに、凪いだ水の器が抱く想いに、ヤタカの心が同調する。

 

 イリスのこともゲン太のことも、何も思い浮かばなかった。

 唯ひたすらに指先で弾ける光りの花火に心惹かれて、無意識に大切な肺の空気がごぼりごぼりと漏れ出て水面へ浮かんでいく。

 

――あぁ、あれに触れたい

 

 花粉を水中で飛ばしていた、花の中心にある柱頭が一斉に伸びて、自ら蠢く水の動きに揺らされながら、ヤタカの方へと伸び集まってくる。

 花粉をほとんど放出し尽くして、てらてらと薄緑に光る柱頭は、ヤタカの指先を通り越し腕に首にぴたりと張りついた。

 目減りした空気の残量を思い出したかのように、急に肺が呼吸しようと息苦しさと共に暴れ出す。

 

――だめだ、行くな

 

 水の器がヤタカという宿主から抜け出そうと、激しく震動した。揺さぶられた肺が、思わず水を吸い込みそうになる。

 自分が守るべき存在が一気に意識の表層に浮かび上がり、ヤタカは歯を食いしばった。

 

――今は駄目だ! 俺が死ねば、イリスを守る者がいなくなる

 

 ヤタカの感情を知ってか知らずか、水の器が一瞬動きを止めた。

 水の器が抜け出たとき、自分は命を落とす。

 何の確証もないが、ヤタカがずっと感じてきたこと。それは異物憑きの本能かもしれない。

 イリスの顔が表情を変えて浮かんでは消える。

 

――動け!

 

 水底で無数に咲き続ける小花からは、絶えることなく柱頭が伸びてきて、次々とヤタカの体に吸い付いていった。

 

――そういうことか

 

 宿主が命を失えば、水の器は自由になるのだろう。この泉を通して接触してきた何者かは、水の器が自由になることを望んでいる。もしくは、欲しがっている。

 だが、ヤタカの体の中で水の器は躊躇していた。

 開きかけた出口の先へ行こうとする衝動と、違う思いが拮抗しているかのように、細かくふるふると震えていた。

 

――ゲン太、イリスを

 

 肺に残った最後の息が、ごぼりと口の端から吐き出される。

 

――限界だな

 

 ヤタカの意思に反して、胸一杯に肺が水を吸い込もうとした寸前、水面を突き破って侵入したものに水柱が上がり、水中には視界を塞ぐほどの空気の泡が湧いた。

 

――枝? 違う蔦だ! 

 

 勢いと共に水中にねじ込まれた空気の泡が数を減らすと、十本以上の細い蔦が水底に突き刺さっているのが見えた。

 ヤタカに張りついていた柱頭が、剥がれ落ちて水の中をくたりと頭を垂れて落ちていく。

 水底では春を誇るように色鮮やかに葉を茂らせていた小花達が、日照りに遭ったように茶色く色褪せばらばらと枯れていく。

 怒ったように大地が揺れて、小さな泉の水が跳ね上がる。

 俯せに丸まって水面に浮かぶヤタカの背後から伸びた手が、乱暴に襟の前を掴んで引き上げた。ちくりと首筋に痛みが走り、視界が一気にぼやけていく。

 頬が空気に触れたのを感じて、一気に肺が呼吸を貪る。

 

「誰だ!」

 

 呑み込んだ水に咽せながら、ぼやけた視界の中ヤタカを見下ろす人影に目を懲らす。

 いつの間にやら朝日が辺りを照らし出していた。森の緑と得体の知れない人影が、水に落とした絵の具のように入り交じる。

 滲んだ黒い影が小さく遠ざかる。

 イリス達がいる小屋とは反対の方角へ消えて行ったことだけが、ヤタカに僅かな安堵をもたらした。

 

「服を脱いだのはどの辺りだ?」

 

 素っ裸で小屋に戻るわけにもいかないだろう。かといってぼやけた視界がいつ戻るか見当もつかなかった。

 

「毒か? 毒だろうな」

 

 視力を奪う毒草の名が、ヤタカの頭を駆け巡る。だが僅かな痛みと視界のぼやけ具合は、どの毒草とも僅かな違いがあって、これだという答えは見つけ出せなかった。

 

 からん ころん

 

 のんびりとした下駄の音が近づいて来る。

 

「ゲン太? ゲン太なのか?」

 

 裸で蹲るヤタカを見つけて、下駄の足音がからからと慌てふためく。

 

「どこぞの誰かに毒を入れられた。下駄を鳴らして、服のある場所を教えてくれないか」

 

 直ぐ近くの右後方で、からこん、からこんと下駄が鳴った。

 

「わるいな」

 

 濡れた体を拭くことなくヤタカは服を着込み、道を誘導するゲン太の足音だけを頼りに森を抜け街道へと戻った。

 

 かんからころん、こっちへ来いと誘導するゲン太に、ヤタカは小さく首を振る。

 

「もう大丈夫だ。少しぼやけてはいるが、小屋のある場所もはっきりわかる」

 

 安心したのか、ぴんと張っていたゲン太の鼻緒が丸く緩んだ。

 

――どく だれやった

 

 ゲン太が木肌に浮かべた文字に、ヤタカは息を吐いて首を振る。

 

「見えた影からして、一人だと思う。俺の体を片手で引き上げるなんて、女の腕じゃ無理だろ? あの人影は男だよ。でも、誰だか分からない。面が割れたくなくて、俺の視界を奪ったんだと思うんだ。気味の悪い話だ」

 

――てき みかた

 

「さあな。あいつが来なければ、俺は溺れ死んでいたと思うよ。でも、善意で助けたとも思えない。イリスには、黙っていてくれ。心配をかけたくない」

 

――わかった

 

 ぶるぶると身を振るって、ゲン太が歩き出す。ゲン太は嘘が苦手だ。何事もなかったように振る舞うには、気構えが必要なのだろう。ゲン太の後ろ姿を見て、ヤタカは薄い笑みと共に肩で息を吐く。

 からんころんと元気な足音をたてて、ゲン太が小屋の前まで辿り着いたとき、ヤタカはふっと呼びかけた。

 

「なぁ、ゲン太。俺さ、水の中で襟首を掴んだあいつの腕だけは見たんだ。毒を打たれる前だったから。泉の底に突き刺さった蔦も見た。気泡のせいではっきりとは見えなかったが、似ていたんだよ」

 

――なにに

 

「寺での最後の日、慈庭を貫いた蔦に。遠い記憶だから、何ともいえんがな」

 

 声を潜めて話すヤタカの声を、ゲン太は黙って聞いていた。

 

「もしもう一度、あの男に会ったら、俺にはわかる」

 

 声を潜めたまま、ヤタカは小屋の戸口に手をかけた。

 

「あの男の右腕には、赤い傷跡があった。指一本分くらいの長さで二本、傷があったんだ」

 

 鋭い視線の先で自分の右腕を指先ですっとなぞり、ゆっくりと目を閉じたヤタカはぱっと目を見開いて柔和な表情をつくると勢いよく戸口を開けた。

 

「よ、待たせたな」

 

 ちらりと横目でゲン太をみたヤタカは、水が冷たかったと文句をいいながら笑っている。

イリスとわたるが口々に、濡れたヤタカの服に非難の声を上げる。

 小屋の中に、いつもの笑いが満ちていく。

 戸口の横でぴたりと動きを止めたゲン太だけは、三角にぴんと立てた鼻緒を、ぷるぷると一人振るわせていた。  

 

 

 




 読みに来て下さったみなさん、覗いてくれたみなさん、ありがとうございます!
 謎の人物? 登場で、次話からは異種と異物を廻る勢力図が少しずつ明らかになってくるかと思います。普通の旅路に織り交ぜてぼちぼちと……ほんとぼちぼちと(笑)
 次話も読んでいただけますように
 では!

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