ブラック・ブレットー暗殺生業晴らし人ー   作:バロックス(駄犬

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 真面目に本篇やれよ! と突っ込まれそうな今日この頃。今回のメインは聖居の人達。


~聖天子はパフェが食べたい~

 東京エリアの第一地区には、”聖域”とも呼んでも良い場所が存在する。ネオゴシック建築によって作られた骨に似た石柱、湾曲した窓ガラスに傾斜した前門。白を基調とするその色合いは、邪悪な者を寄せ付かせない程の神々しさまでも感じさせた。

 

―――聖居。 東京エリアの三代目国家元首、聖天子が住む場所である。

 

 

 

ガストレア大戦後、日本のエリアが五つに分かれたその混乱を収めるにあたって東京エリアを治めたのが聖天子だった。その後、時代が流れてこの2031年に据えられている聖天子は三代目である。

 

 

「・・・・」

 

聖居の執務室。諸本が並ぶ本棚に囲まれた部屋の窓際、樫の木製の机にてペンを走らせる一人の純白の少女が居た。

 

 

その聖天子の三代目は他者を圧倒するほどのカリスマ、そして美貌は歴代の聖天子のそれとは比べ物にならないほど群を抜いている。 彼女のこの執務室で羽ペンを紙に向かって走らせるその動作だけでも絵になるというもの。

この光景を誰もが見た瞬間に見惚れて挙句の果てには”聖天子ちゃんマジ天使”などの語句を垂れ流す輩が現れるだろう。

 

 

彼女の向かう視線の先にあるのは一枚の資料だ。 だがそれは、机の横に置かれている数千と積まれている資料の一枚に過ぎない。 聖天子というのは常に外交というイメージがあるが一般的にも政治職というのは外交よりもまず自分が管轄するエリアの仕事が殆どだ。

 

ふと、なめらかに走るペンが止まり彼女は一息を付きながらもペンを持っている人差し指に自身の下唇を乗せてある事を思った。

 

 

 

 

 

―――あぁ、パフェが食べたい。 

 

 

 

 

 

 

 

2031年某月某日、東京エリア国家元首三代目聖天子はこの日に限り無性にパフェが食べたかった。

 

 

 

 

休憩のお話~聖天子はパフェが食べたい~

 

 

 

 

 人の七つの罪とも呼べる”食欲”、それは唐突にもやって来るものだ。 たとえ自分が食料を必要としない無機物の類でない限り、生物というくくりの中ではこの”食欲”というものは決して避けられぬ物なのである。

 

 

・・・何故でしょうか……無性に甘いものが食べたくなりました。

 

 

 目を摩って、自分の今日までの激務を思いだす聖天子の顔色はどちらかといえば平然と装っているが、それでも疲労の色が見て取れる。 昨日は朝から執務室にて資料へ目を通して、午後になれば来月に行われる会議の段取りやそれに伴う他の有権力者との会議の打ち合わせ。 

 今日にいたっても、明日の記者会見のデモンストレーションがこの後一時間くらい後に行われる予定だ。 そのあとは、東京エリアの各地区を回らなければいけないので聖居に戻ってくるのは早くて夕方になるだろうか。 その間にここで如何に山積みの資料を消化できるかで、今日の睡眠時間が決まってくる。

 

 

 だがここで問題となったのは、先ほどから自身をざわつかせる内なる欲求、”食欲”だ。 こればかりは如何に三代目国家元首であろうが、避けられない物だ。

 

 

・・・い、いけない……この後の会議の時間を考えるとここで現を抜かすワケにはッ!

 

 顔を横に数度振ってペンを再び走らせ始める聖天子。 だが、またペンを止めてしまう。そして、彼女が見つめるのは自身の足元に置かれた純白の箱だ。一応、見た目は座っている自身の膝ぐらいの高さだ。

 これは書類を入れる引き出し棚なのだが一番上にしか引き戸が存在していない。 簡単に言うと、書類を入れる棚にしてはスペースの数が少ない存在理由の低い棚なのだ。

 

 だがこれにはある仕掛けが施されている。

 聖天子は壁にかけられていた無数のカギの中から西洋的な形の鍵を取り出して、それを資料棚の真横に存在してる鍵穴に差し込んだ。右に一杯回してみせると中からガコン、と機械的な音とともに引き戸より下の無駄なスペースが扉となって開かれる。 その部分が開かれるとともに、ふわっ、と流れ出てくるものがある。 それは”冷気”だ。

 

「あぁ、気持ぃ……」

 

足元に降りかかる冷気に何とも言えない心地よさに仕事中にも関わらず頬を緩ませた。 この資料棚式”冷蔵庫”、その名を『冷やし丸・金剛型』は秘書である清美(きよみ)が作成してくれたものであった。

 

 

 

―――聖天子さまも、国家元首がございますが自身が女であるということを忘れないでください。 もし、疲れた時や息抜きがしたい時はこちらの鍵でここの仕掛けを解いて頂ければ。

 

 

そう言われ、最初は彼女が何を言っているのかが分からず、半信半疑でその仕掛けを作動させたのだが中に入っている”モノ”を見て聖天子は目を輝かせた。

 

 

 

―――秘蔵仕掛けの書類棚、その中に入っていたのはなんとパフェだったのである。

 

 

 

 

・・・清美さん、貴女はやはり私の味方ですね。

 

 思わず目尻に涙が浮かんだ聖天子だった。 清美は自分よりも年配で、いつもお堅いイメージがあったのだが、書類棚を冷蔵庫に改装するという驚愕な仕掛けを見て彼女を一層信頼するようになったのは言うまでもない。

 

きっと菊之丞では決して行き届かないこの配慮。

 

 激務に追われる自分を案じてこのような機能を作るとは、聖天子の秘書官は伊達ではなかった。ちなみに、この書類棚式冷蔵庫”冷やし丸”は他にも種類があり、最新機の”金剛”より前四つは”摩耶”と”榛名””霧島”そして”高雄”という名前らしい。

 

 

「どうしていつも大戦時の戦艦名がつけられるのかが疑問ですが」

 

 

 ペンを置いて、彼女はゆっくりと前へ姿勢を屈むとそのパフェを両手で掴んで机の上へと置いた。そう言えばこの前に清美が漏らしていた愚痴があった、と聖天子は思いだす。 いつもよりもズレ下がっていた鋭角的な眼鏡が彼女の不調を表すように口元を歪ませて清美は、

 

 

―――おのれ、妖怪・猫吊るし……!! 

 

 

 

 今思えば、その猫が一体何を示していたのかを聖天子は知る由もなかった。 現在清美は自身の室に戻り、仕事中のはずだ。 一応時間が迫ってきたときには顔を出しに来てくれる。何をしているかは分からないが。

 

 

・・・やはり、いつ見ても『ビストーリア』の作るパフェは……。

 

 

 ”美しい”、その一言に尽きる。 

高いグラスに盛られたアイスクリームはバニラとチョコクッキー、そしてその上にバランスよく彩られているフルーツの数々。アイスの下にまた贅沢にホイップクリームチョコソースのかけられたシリアル、積み重なったこの層を女性が見たならば一瞬で心を奪われる究極の造形美がそこにある。

 

 初めてこのパフェを口にした時、聖天子は自身が東京エリアの国家元首であるという事を忘れてしまっていた。疲れた体に甘いもの、と言われるが、疲弊した自身の身体に行き渡る甘味はまるで快楽。 職務を忘れ、その甘き塔を一口一口、丹念に味わった。 海の地平線を歩いるような感覚だったということを聖天子は思いだす。それは自身が国家元首であるという存在がひたすらちっぽけなものと感じるものだった。

 

 

一度、国家元首としての大きな会議の前日にこのパフェを食べた所、疲れは吹き飛び、会議も大成功した。 なので、軽い願掛けみたいなものも含まれている。結局は、パフェがどうしても食べたいという理由付けにしかならないが。

 

 

・・・一番最初はアイスから?それともやっぱりフルーツ……とすればピーチに。

 

銀スプーンを取り出してアイスクリームの上にこぼれないように一口サイズの桃を乗せる。自分はやはり欲張りだな、と思った聖天子である。 

 

 

一度手を止めて辺りに誰もいないということを確認してから、

 

「いただきまーす」

 

小さくそう言って、聖天子が口へと銀スプーンを運ぼうとしたその時である。

 

 

 

 

 

 

「失礼します。 聖天子さま、菊之丞でございます」

 

 

聖天子にとって今一番来て欲しくない人物の声がドアのノック三回とともにやって来た。

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたんですか菊之丞さん」

 

「はい、聖天子さま。 もう少しで会議の時間になります、故にその準備の方は宜しいかと」

 

招き入れたその初老の男性は筋骨隆々としており、聖天子の身長を遥かに越えていた。天童菊之丞、その人である。

 

・・・なぜこんな時に入ってくるのですかッ 菊之丞さん、早くしないと……パフェがッ!!

 

ちら、と足元の床に置かれたパフェを見て聖天子が唸る。 バレないように置いている訳だがアイスクリームが半分を占めているこのパフェは常温では直ぐに溶けてしまう。 今でもこうして菊之丞との会話その一秒ごとに、アイスの表面が溶け出しているが肉眼でも確認できた。

 

「……ええ、菊之丞さん。準備は出来ています。 時間になったら清見さんがまた連絡してくれますので」

 

だから即座に、冷静に対応して退室してもらおうとする聖天子だが。

 

 

「ええ、ですがもう一つほどお耳にしておきたいことがあるのです」

 

聖天子補佐官である天童菊之丞は山のように動かなかった。 聖天子の顔が固まり、様子を窺った菊之丞だが構わず彼は続けて言う。

 

「最近東京エリアで多発している、連続殺人事件についてです」

 

 

 

 天童菊之丞は羨望の眼差しとともに、敬意の念を聖天子に送る。 その意は年甲斐もなく惚れているという感情とは天と地ほどの差があり、これは彼女を敬愛するゆえに生まれているものなのだと、彼は理解しているつもりだ。

 

 

「―――ふむ、少々この部屋は肌寒いですな。 少々温めておきましょう」

 

そう言って、彼は室温系を見て暖房の温度を高めに設定した。 東京エリアを束ねる国家元首、その身が風邪でもひこうものなら後後の会談でも大きな支障を出すことだろう。 そうした健康管理について口を出すのも補佐官としての勤めである。

 

だが彼が振り向くと、

 

 

「・・・・・・」

 

こちらの方に手を伸ばして何かを訴えている真顔の聖天子の姿がそこにあった。 どこかしら体調が悪いのか、その表情には汗が見える。

 

「なにか?」

 

「・・・いいえ」

 

残念そうな、致し方ないといったような感情を噛み砕いたかのような表情に菊之丞は首を傾げる。

 

 

・・・最近激務の連続だからな……無理もない。身体に疲れが溜まっているのだろう。

 

 健気にもこうして東京エリアの為に身体を張る彼女の姿を菊之丞は痛々しくも、見守らなければいけないという気持ちで一杯だ。 例え十六歳という若さであっても、その身は既に国家に捧げた身。 迫る会議などを平然と乗り切らなければいけないのが、彼女の国家元首としての宿命なのだ。

 

 

「それで菊之丞さん、貴女が言うその連続殺人事件とは」

 

「ご存知・・・ないのですかッ!?」

 

 聖天子の言葉に菊之丞の目が見開かれる。 それに驚いたか、聖天子が数度目を開閉させて。

 

「一応東京エリアの情報は入ってきていますが、殺人事件とは数え切れないほど起きているので、どのケースを指すのか・・・」

 

「おお、そうでしたな。 この菊之丞、一生の不覚」

 

小さくお辞儀をして見せて、菊之丞が続ける。今この東京エリアで起きてしまっている、謎の殺人事件を。

 

 

「つい先月起きた矢野橋運輸機構の密輸事件は覚えているでしょうか」

 

「ええ」

 

「その前に起きた民警殺し、山泥組と朝野病院院長の殺人事件も」

 

「もちろんです。 まだ犯人は捕まっていないとか」

 

聖天子は冷静に頷く。その情報を確認できていることで説明する手間がだいぶ楽になったと思った菊之丞出会った。 ならば、本題へ入る必要がある。

 

 

「これらの事件の犯人が同一人物の可能性が出てきましてな」

 

その言葉に聖天子が目を細める。

 

 

「どうしてそう思うのでしょうか。 全ての現場を見た訳ではありませんが、それぞれは別の地区で起きた事件です。 菊之丞さんがおっしゃる根拠は一体どこに?」

 

 

 当初東京エリアを騒がせた民警殺し、同じ民警による恨みによる犯行だという線で捜査が行われていた。 しかしそれは唐突に終わることとなった。 一人の警察官が刺殺され、それが皮切りになったようにピタリと犯行が終わったのだ。 一時期は全ての民警に警戒文書を送ろうかと聖天子と談義したのを思いだす。

 

 

「それは殺人の手口ですぞ、聖天子さま」

 

「手口・・・ですか?」

 

今度は菊之丞が頷いた。

 

「暗殺生業晴らし人・・・聞いたことはお有りでしょう」

 

「はい・・・」

 

 

 

 

―――晴らし人。 もはやガストレア大戦が終わった今となっては都市伝説とかした存在。

人々の晴らせぬ恨みを『金』で買い、望む相手を殺す。 まるで過去の時代劇にあった設定そのものだ。

 

 

だが聖天子と菊之丞は知っている。 テレビでシリーズ化されていたこの裏稼業は江戸時代から実際に存在していたことを。

 

 

「闇を追い、闇に溶け、闇の中にて標的を滅する、しかし滅するは悪人に限り―――その者たちの存在は、我が天童家も百年以上危険視していたほど」

 

 

 

―――あるものは刀を用いた一撃必殺の刺殺技を。

 

 

―――あるものは相手の骨を砕く剛手の技を。 

 

 

―――あるものは糸や紐を用いた吊るしの技を。

 

 

 

決して足は残さない。 一時期は正義の審判者とさえ言われた者たち、それが晴らし人。

 

 

「私が見てきた限りの全ての現場から推測するに、刀使いと骨はずしの晴らし人はこの東京エリアにいると思われます」

 

 連続していた殺人事件を見て、菊之丞は最初はただの間違いだと思っていた。 だが、その間違いは直ぐに訂正される。 現場を直接見て、天童式抜刀術の免許皆伝を持つ菊之丞は被害者の刀傷を見て驚愕した。これはかなりの手練による殺し技であると。

 

 

「今はまだ静かではありますが、これに乗じて他の晴らし人達も活動を始めるでしょう・・・時に聖天子さま、私は貴女にお尋ねしたい」

 

厳格な瞳を向け、菊之丞は口を開く。 全ては、国家元首である彼女の覚悟を知るためだ。

 

「東京エリアにて暗躍するこの者たち、貴女は東京エリアを代表する国家元首として如何なされるのか」

 

「決まっています」

 

聖天子はその厳格な菊之丞の視線を物ともせず、恐れず向き合った。

 

「例え恨みを晴らすとはいえ、彼らが犯したのは”殺人”という大罪。 彼らは裁かれなければいけません」

 

力強く、彼女は続ける。

 

 

「全ての罪は法の下で。 東京エリアでの狼藉はこの私が許しません」

 

 

 

 素晴らしい、と菊之丞は心の中で感嘆の言葉を唱える。 彼女こそ、自身が生涯を掛けて従い、そして守らなければいけない真の女王だ。 菊之丞は聖天子の瞳に覚悟の意志を見た。

 

 

「失礼します・・・長話になり、申し訳ございません」

 

 

・・・聖天子さま、私は貴女を守る剣となり続けましょうぞ。

 

 

 

敬意の眼差しと共にお辞儀をすると、満悦したかのような緩やかな笑みを浮かべた菊之丞は扉を開け、出ていくのであった。

 

 

 

 

 

 

「・・・・・」

 

菊之丞の居なくなった執務室の空間で、聖天使が虚な瞳で机に置かれたあるものを置かれていた。

 

 

―――耐えられるはずがなかった。

 

半分を溶けやすいクリームに包まれたその冷蔵物が、

 

 

―――溶けないはずが無かった。

 

菊之丞の策略(偶然)により暖房の温度を上げられたこの密室の空間で。

 

 

―――パフェは死んだ。 暑さに耐えられず、形象崩壊を起こしたのだ。

 

 

「わた・・し、の・・・」

 

どろり、とグラスからはみ出るクリームが机に堕ちていく。 その様を呆然と眺めつつ、聖天子は銀スプーンを取り出した。

 

 

「わたしの・・・・パ、フェ・・・」

 

 フルーツを乗せるが、最初のようにクリームと一緒に乗せようとしても、スプーンに掬われるのは白い液体だけだ。 既に手遅れだった。

 

 

「あ・・・・」

 

 か細い声と共に、机に落ちる音がある。彼女が掬ったピーチが力なく机の上に落ちたのだ。 これがトドメとなったのだろうか、彼女はまるで絶望の色をその瞳に浮かべ、頭を垂れる。

 その時、執務室の扉を叩く音がした。 中に入ってきたのは秘書である清見だ。

 

「失礼します・・・聖天子さま、会議のお時間になりました―――って、アレなんかこの部屋熱い」

 

 鋭角的な眼鏡をあげて、清見が見たのは絶望に見舞われて机に伏している聖天子の姿だった。 清見は周囲を見渡し、その原因が机の上に置いてある形象崩壊を起こしたパフェを見て事の顛末を予想し始めた。

 

 

「そう言えばさっき菊之丞さんが通ったような・・・」

 

「・・・・」

 

 聖天子は答えない。 そしてこの上げられた室温、聖天子にはやたら五月蝿い天童菊之丞だ。 恐らく、タイミングの悪い段階で彼がやって来て、長々と世間話をされたのだろう。

 

 

「まったく・・・菊之丞さんも間が悪いというかなんというか」

 

 ある程度察した清見が大きく溜息をついた。 聖天子の顔が机から離れて、こちらに向けられる。 先ほど涙を流したのか、少々目が紅い。

 

 

「ご安心を聖天子さま・・・こんな事もあろうかと、パフェはもう一つ用意してありますの」

 

その言葉を聞いた途端、絶望の闇にいた聖天子の目がみるみる輝きを取り戻していく。 やがて彼女は立ち上がっていつもの凛々しい雰囲気を取り戻し、

 

 

「さぁ清見さん、会議に行きましょう」

 

希望に満ちた笑顔で、会議へ向かうのだった。

 

 

 しかし、しっかりと涙目の顔を見ていなかったのか、この出来事が後に『涙目会議の聖天子』という名前で東京エリア新聞の一面を飾ったのはまた別のお話である。




 聖居に執務室があるかって? 清見さんがネタキャラだって? 聖天子がこんな仕事してるかって? すべて妄想です本当にありがとうございました。

パフェが食べれない「ぐぬぬ・・」顔の聖天子さまを思い浮かべたらできてたんだぜ。このお話は。

ゲス脇がいないって? よぅし、こうなったら彼メインで一本作ってみようじゃないか(ゲス顔)

次はゲス脇が出る。しかし四千文字でまとめる。

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