ブラック・ブレットー暗殺生業晴らし人ー   作:バロックス(駄犬

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最近ブラックブレットの小説増えて来てる気がするな。2期を願う者としてはもっと盛り上がって欲しいぜ。


~仮面無用~④

―――翌日、第18地区警察署にて。

 

 

「おはようございまーす・・・あれ、どうしたんです田中さん」

 

朝出勤し、軽快な挨拶とともに扉を開けた八洲許が見たのはデスクに頭を突っ伏している田中だった。その田中がむくりと顔を上げると寝不足なのか目に隈が出来ている。

 

 

「・・・署長からお叱りを受けました」

 

にひっ、と八洲許が口元を歪ませるがすぐに田中の睨みが飛んできたので慌てて視線をずらす。

 

 

「”証拠不十分”、”誤認逮捕”・・・結局『民警殺し』が将監に繋がる線が見つからなかったのです。私はこのままでは減俸処分・・もしくはそれ以上の罰が・・・そう考えると昨日はもう眠れなくて眠れなくて・・・」

 

 

そりゃそうだ、と八洲許は荷物を置いてお茶を汲む。同時に田中がため息混じりにこちらを見て、

 

「私のも頼みますよ」

 

「へいへい」

 

小声でそう言って、もう一つ湯呑をバスケットから取り出す。バスケットに入っているのは皆自前で持ってきた湯呑だ。八洲許のは七海が図画工作で作った古い湯呑だが形はしっかりとしている。だが、図画工作で作る湯呑でオリジナルを出す為に絵を書くのだが、皆が花や線などを描く中、七海が描いたのは漢字で『犬』であった。これは使用するにはかなり恥ずかしい。

 

自分の湯呑と田中の湯呑を持って、デスクへ向かうとその花の色模様の湯呑を田中に渡した。よほど落ち着いていられないのか、受け取った途端にそのお茶を直ぐに口にする。

あっという間に飲み干してしまった。

 

 

「即クビ切られなくてヨカッタじゃないですか。いやーヨカッタヨカッタ。人間ミスなんてする生き物です田中さん、ここは切り替えて行きましょうよ。どうせ私たちは下っ端役人、偉い人たちに扱き使われるだけですよ・・・今夜、景気付けに飲みにでも行きません?」

 

「ムッキィィィ! それらしい言葉を並べないでください!私を精神攻撃するつもりですか!! それに、貴方に言われる筋合いはありません! こうしてる間に私の処分が・・・そう思うと胃がイタタタタ・・」

 

顔を怒りで真っ赤にする田中だがすぐに自分の胃のある部分を抑えてデスクにしゃがみこむ。よほどのストレスとなっているのだが、これは彼の自業自得だ。

 

「まぁ胃薬持って来ます・・・? あ、それじゃあ伊熊将監はもう釈放されるんですなぁ」

 

 

「ああ、伊熊将監ならもうとっくに釈放されましたよ」

 

田中の一言に、え?、と目を八洲許は数度見開いて田中に詰め寄った。

 

「ど、どういう事ですか。 釈放されるって言っても早すぎません?」

 

慌てる八洲許に田中も思うところがあったのか、しどろもどろといったように視線を逸らして、

 

「”あの”矢野橋海洋運輸機構から将監に民警としての『依頼』が来たんですよ。すぐさま彼が必要だったらしくて、そうせざるを得なかったんです! 言っときますが、特に圧力はかけられてませんよ! 不正はなかった!」

 

 

・・・目が泳いでるじゃねぇか。

 

多分、余程その依頼主が急いでいたのだろう。警察署の内部の人間を金やら何やらで買収し、将監を開放するようにしたのではないだろうか。

 

「なんでそんな大手が・・・それにしても田中さん、貴方、世を恐怖に陥れる輩とは全力で戦うって言ったじゃないですか」

 

「バカを言いなさいッ!!」

 

 

途端に、田中のオカマ声が怒鳴り声とともに飛んだ。

 

「いいですか、矢野橋(やのはし)と言ったら表は有名な運輸会社で通ってますが、裏では武器密輸とかバラニウム盗掘とか、とにかく裏でヤバイ事やってるって噂の絶えない会社なんですよッその名の通りブラック企業ですよッ たった一度、関わりでもしたら死体が出てくることだってあるんです。 こういう厄介な所には、関わらないのが一番ッ」

 

・・・おい、正義の警察、何やってんだよ。

 

自分も言えたことではないが。そう思いながらも、八洲許は釈放された将監の事を考えて頭を掻いた。

 

 

・・・くそぅ、七海と夏世は今出掛けてんだっけな。 変な事にならなければいいんだが。

 

 数千円程をお小遣いに七海と夏世は遊びに出た。今日は土曜なので学校は休み。将監が戻らない間に夏世の為だとかと言ってエリアを探索するのだとか。二人はもう将監が釈放された事は知らない。必ず夏世を連れ戻しに行くだろう。そして矢野橋というヤマの依頼関連で将監が呼ばれたという事は、恐らく穏やかな仕事ではないはずだ。直感的だが、何も起きない筈はないと八洲許は悟る。

 

「田中さん。私、ちょっと急用ができましたので・・・実は私持病の癪が」

 

申し訳なさそうに腰を低くしてその場を去ろうとする八洲許だが、すぐその肩に田中の手が伸びる。

 

「八洲許さん、抜け出そうったってそうはいきませんよ。釈放された将監と貴方は何も関係ないはずです。どうせ美味しいお茶を汲むぐらいしか能がないんですから、黙って簡単な書類整理でもしててください」

 

「うげぇ・・・・」

 

上司の言う事には逆らうことが出来ない。がくり、と肩を大きく落とした八洲許であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

空は澄んだ青によって支配されている。 その日、東京エリアは雲一つない快晴だった。鳥も羽を伸ばして風に乗れる穏やかな風が吹き、洗濯物が飛んでいく心配もないだろう。

 

座布団の敷かれた長椅子に座る千寿夏世は、果てしなく澄み渡る空の先に見えた黒い巨大な壁、『モノリス』を見つめていた。今日は雲がないためか、その全体像を肉眼で確認することが容易である。

 

「かーよーちー!」

 

「ひゃっ!」

 

不意に夏世の右頬に冷気を纏った物体が触れる。その冷たさに身を震わせた彼女だが、その横に二つの瓶を持った七海が居たのを確認して落ち着いた息を吐く。

 

「ビックリしましたよ・・・」

 

「えっへっへ、ラムネだよ。飲む?」

 

七海が持っている、自分の頬にも当てられたその瓶を夏世は受け取った。 瓶の中身ははっきりとした着色料を使った青色で、炭酸水なのか中で空気が溜まっていた。ラムネは昭和の時代から親しまれている古い炭酸系の飲み物だ。普通はキャップが線をしているのだが、この瓶はラムネ玉によって栓が施されており、そのラムネ玉を瓶内に押し込むことで飲むことが可能となる。

 

「酷く、面倒なものですね。昔の飲み物って」

 

「そうだねぇ、昔の人は中身のラムネ玉欲しさにビンごと割ったらしいから。でも、この『駄菓子』って結構奥が深い食べ物だと思うの」

 

七海たちが座るその背後にはすだれの掛かるその一件の店は『大夢』(おおゆめ)と書かれた駄菓子屋がある。人気もなければ活気もないが、よくも今日まで営業できるものだと感心できるレベルである。

 

「例えば、このカルメ焼きですが・・・さぁ夏世ちん、コイツをどう思う」

 

七海がまるで縮小させたメロンパンのような塊を取り出して、夏世はひと欠片をもらい口にする。

 

「・・・たしかこれって砂糖と重曹混ぜてふくらませただけですよね」

 

「た、確かにそうだけど、これは不思議な味というか・・・シンプルだけど惹かれない? この造形的なフォルムに」

 

「いいえ」

 

「今日は厳しいね夏世ちん。 じゃあこれはどう?」

 

「紐付きアメですか」

 

七海が取り出した紐のついたアメを夏世に見せる。色が多種あり、七海のアメはオレンジ色だ。

 

「当たりハズレで大きさが変わるらしいけどね、私のはフツーだ。夏世ちんのはどうだった?」

 

「・・・一本引いたらこんな物が」

 

と、夏世が取り出したのは夏世の握り拳ほどの大きさのある巨大なアメだった。

 

「デカイッ デカすぎるよ夏世ちん!!」

 

「砂糖の・・・無駄使い」

 

「それは言わないで」

 

遠くを見るように七海はそう言った。暫くして二人で座り時間が流れるのを待つ。 やがて遠くに佇むモノリスを眺めて七海が呟いた。

 

「モノリスってどの位の大きさがあるんだっけ?」

 

「唐突に話の主体が変わるのですね・・・東京エリアのモノリスの幅は一キロ、全長は一・六キロぐらいでしたか。昔はあれより低かったらしいですけど、飛翔能力のあるガストレアがエリア内に入ってきた事があるので増設されたそうですよ」

 

なるほど、と七海は頷いてみせる。思えば、人類をガストレアの侵入を防いでいるモノリスの事をあまり知らない。七海が認識している事と言えば、全部がバラニウムで出来ているという事だけだ。隣に居た夏世がモノリスを見つめたまま続ける。

 

「知ってましたか? あれって一枚壁じゃなくて、キューブ状に何個も積み重ねられてるんですよ?」

 

「マジスカ夏世さん」

 

ええ、と言う夏世に七海はあまりにも自分が無知であると思い知らされて自分の無知さを恥じたが、

 

「夏世ちんって凄い詳しいね」

 

思わず褒めてしまった。夏世は別段気にしていないといった表情で、

 

「まぁ、趣味で調べていたら身に付いたというか。 他に何か質問はありますか?」

 

自慢げに答える訳でもないが、夏世がそう言うと七海が小さく唸りながらも手を上げて声を出すのだ。

 

「はい、夏世先生! モノリスが倒れてしまうとどうなりますか?」

 

 

「七海さんは宇宙戦争スケールで物事を考えるのが好きですね・・・・まぁ、ちゃんと質問には答えますが」

 

突拍子もない質問に戸惑うことなく、夏世は教科書通りの口調で続ける。

 

「モノリスに含まれているバラニウムがガストレアにとって有効な物質だという事は知ってますよね」

 

こくん、と首を縦に動かす。 バラニウムが発生させる磁場はガストレアの持つ再生能力を阻害する効果があるのは何故か知っているようだ。

 

「現在、モノリスは東京エリアを囲むように建てられている訳ですが、これが一つでも倒れてしまった場合、そのモノリスの隙間から一気に大量のガストレアが入り込んでくるでしょう」

 

「そ、そうなるとどうなるの?」

 

恐ろしい質問をしてしまったか、と七海が後悔をした表情だ。 夏世はあまり言いたくはないのだが、恐怖を煽らないように冷静に言葉を選んで言う。

 

「最悪、東京エリアの住人がたちまち感染爆発(パンデミック)を起こして、エリアは壊滅するでしょう・・・ですが、今の所そのような兆候は見られないので大丈夫です」

 

「な、なるほど・・ラクーンシティでいうバイオハザード状態か、最後はミサイルで町ごと爆破オチだね。 じゃあ、どう言う状況だったらモノリスは倒れるの?」

 

「バラニウムを溶かす個体がガストレアにいたら・・・或いは」

 

「そんなピンポイントチート機能のガストレアが居るの?」

 

「もしかしたらです。ガストレアはレベルを上げる事に様々な生物の特性を取り込んでいきます。仮にも生物なので、環境に適応する力もガステレアにはあるのかもしれません。 キリンが木の草を食べれるように進化した結果、首が長くなるように。生物は自分の劣悪とも取れる状況を解決する為に長い年月を掛けて進化をしていきます」

 

「な、なるほど。 まさに生命の神秘、生物版”プロジェクトX”だね! つまりガストレアは己の進化の為に日々挑戦し続けてるワケだ。 でもガストレアは基本モノリスには近づけないんでしょ? そんなチートガストレアがいてもモノリス自体に近づけないんじゃ?」

 

「恐らくですが、モノリスを形成する上でバラニウム以外に不純物とかを混ぜてバラニウムの純度を下げて効果が薄まってしまえばあるいは・・・それでも特別バラニウムに耐性のあるステージⅤのようなガストレアが現れない限りは有り得ませんね」

 

ふぅ、と夏世は長い説明を終えてそう一息つく。 一応分かり易いように説明をしたつもりだったが、説明を受けた七海は『バラニウムの純度? す、ステージⅤ?』と分からぬ単語に頭を悩ませているようだ。

 

 

「他にもまだ説明したいのですが、かなり時間が掛かるのでまた今度に・・・今度?」

 

 自分で発したその一言に、疑問を浮かべてしまった夏世だ。今は将監が帰ってこないのでこうしていられるが彼が解放されたら、また民警としての仕事が始まる。今回のケースが稀だったからこうした休暇のような過ごし方が出来たが、また同じように七海に会えるという保証はない。

 

 

「いいよ!!」

 

今度、という言葉を訂正しようとした時だ。横に居た七海が笑顔でそう言った。思わず呆気に取られた夏世である。

 

「いつでも待ってる! 今度会えたら、もっと一杯、夏世ちんが知っていること教えて! あと勉強も!」

 

その純粋さが、とても眩しい。自分から見たらなんと羨ましい事だろうか。 

 

 

・・・でも、私はこの光に今救われてる。

 

民警のイニシエーター千寿夏世としてではなく、一個人として認識してくれている存在に夏世は思う。自分もこんな輝きが放てないのか、と。

 

「分かりました。 ですが、勉強の方は自分で何とかしましょう。もし出来なかった時しか、私は知恵を貸しませんので」

 

「ええーっ!? 酷いよ夏世ちん! おせーておせーておせーて!」

 

駄々っ子のような反応の七海を見て、夏世が笑う。釣られて七海も笑う。心が安らいだのは久しぶりだな、と思いながら彼女は再び空を見て、

 

・・・今度来る時はもっと七海さんに分かり易いように纏めなきゃいけませんね、ノートも必要かも。 でも将監さんが許してくれるでしょうか。いや、休暇とか使って一日お暇を貰えればいけるはず。

 

 

初めて、無駄に知識を蓄え込むのではなく、戦闘だけではなく、誰かの為に知識を使う事を考える自分を不思議に思う夏世だった。その原因は間違いなく七海によるものなのだろう。

 

――――もっと、彼女と一緒に居れれば。 そう願わずには居られなかった。

 

 

だが、そう言った願いというモノは予想外な出来事で簡単に叶わなくなってしまう事を夏世は知らなかった。

 

 

 

「おい夏世」

 

 

持っていた瓶が地面に落ちたがそれを気にするよりも夏世は目の前の男の姿を見て、身を震わせた。

 

 

「将、監さん・・・」

 

 

自分のプロモーターである伊熊将監が目の前に現れたのだから。

 

 

 

 

 

 

どうしてこのタイミングで来てしまったのだろうか。そう思わずにはいられない夏世だった。何もかも安心しきっていた時に限って予想もつかない事が起きるのだ。しかもそれは、基本最悪な状況へと転ぶ出来事である。

 

「・・・お前、何してんだよここで。探したぜ?」

 

将監の三白眼が夏世を見つめ、思わず視線を逸らした。 その様子が気になった将監だったがいつもの事のように彼はそんな事も忘れ、頭を掻いて、

 

「ンな事より、仕事だぜ夏世。 いつまでもこんな所にいるんじゃねぇ」

 

「将監さん、待って・・・っ」

 

「待てねぇよ」

 

ずいずいと詰め寄って夏世の手を取るとそのまま七海に目も暮れず歩き出す将監に対し、夏世は自力で足を動かして、その場に留まろうとするが能力も開放していない夏世が男の将監の力に叶う事はない、引っ張られるというよりも、引き摺られる形になった。

 

「ちょ、ちょっと待ってよ!!」

 

だがその将監の目の前に立ちはだかる影がある。 七海だ。

 

「夏世ちんが嫌がってるだろ! その手を離せ!」

 

「あん?」

 

足を止めた将監が”誰だコイツ”と言った目つきで七海を見る。 うざったらしくしょうがないと言った感じだった。苛立ちを含めた舌打ちの後、視線を舌に向けて、

 

「おい、夏世。 コイツは誰だよ・・・」

 

目を見開いたまま、そう問う。 何故だか夏世には理解できないが、その瞳には怒りが込められていた。夏世は将監を諌めようと説明しようとしたが、それよりも早く七海の口が開く。

 

「友達だッ」

 

 

確固たる意思を灯したかのようなその瞳が将監に向けられるが将監は笑ってみせる。

 

「おい、おいおいおい。 夏世ぉ、お前一体どうしちまったんだ?」

 

頭に手をやり、その手で両目を覆うように隠すと背を曲げている将監に夏世は言い知れぬ不安を感じた。このままでは、余計な事を、言わなくてもいい事を喋ってしまいそうな予感がしたからだ。

 

 

「将監さん、この子は関係ないんです――――」

 

遮るように、将監が大きく溜息を吐く。

 

「夏世、俺の『道具』の夏世よぅ・・・友情ごっこは楽しかったかよ。俺のいない間が、そんなに楽しかったかよ」

 

 

お願いです、やめてください、と正直にそう言えたらどんなに楽だったか。 いつも冷静に判断して処理できるはずなのに、将監の威圧感に圧倒されて夏世は今、正常な思考が出来ない。

 

 

「お前、一応お兄さんだろ! 夏世ちんを道具扱いするなッ!!」

 

「お兄さん?」

 

指を刺して、巨漢の将監に七海が言い放つ。 その嘘の設定を初めて聞かされた将監は少しだけ考えてすぐさまその意味に辿り着いたかのように、若干笑みを浮かべる。

 

「はは、そうかあのおっさん・・・夏世ぉ、お前色々と隠しながらやってたのか・・・もういいだろ、ネタばらししちまおうぜ」

 

「将監さん、や、やめて・・・」

 

震えながらも絞り出した声に構うものか、と将監が膝を折り、敢えて七海と同じ目線の高さを合わせて、夏世の頭を掴みながら言う。

 

「おいちびっこ」

 

「ちびっこじゃない! 七海静香だ、この筋肉ダルマッ」

 

眉間に皺を寄せる将監だったが、堪えたのだろう。 拳を握り締めて彼は言う。

 

 

「いい事を教えてやる。俺は三ヶ島ロイヤルガーターのプロモーターの伊熊将監だ。 そしてコイツは・・・俺のイニシエーター、千寿夏世」

 

つまり、と将監は続ける。

 

 

「コイツは・・・・『呪われた子供』なんだよ」

 

その言葉が発せられた瞬間、将監の服の一部を握っていた夏世の手が力なく垂れ下がった。そして同時に思う、”終わった”と。

 

 




夏世「混ぜ物されたモノリスなんてただの黒いドミノですよ」



椎名かずみ「イルカさんがあんな事を仰ってますが」

天童和光「大丈夫だ、理論上は問題ない」


アルデバラン「やぁ」

椎名&和光「」






最近人間辞めたオレンジの人「伊熊将監・・・ぜってぇ許さねぇッ!!」



あれ、これじゃあ将監さんが悪役みたいじゃないか。

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