群衆にひっそりと息を潜め、人間を襲ってはその肉を貪る生き物「喰種」。
人間にとって喰種とは、自らの生命を脅かす憎き怨敵でしかない。
反対に喰種にとって人間とは、自ら生きるための糧、食糧源なのだ。
共存は出来ない。
喰種は生きている限り、人間を襲い食らう。
そのサイクルから逃れると言うことは、即ちその喰種の死を意味するのだ。

だがしかし、いつの時代にも奇跡というものは起こり、人間を喰種を翻弄する。
相容れることのない二つの存在が、何の因果か重なり合ったとき、世界は大きく変わっていく。
それは、栄えるとも滅びるとも言うだろう。

闇から生まれ、闇を喰らって生きる喰種史上醜悪の存在。
同族を喰らい、裁き続ける悲しくも残酷な物語が今始まった。喰種と人間相反する二つの境界が崩れる時、醜くも美しい真実が映し出される。


長らくお待たせしてしまい本当に申し訳ありません。仕事も落ち着き暫く余暇が出来たので投稿を再開することに致しました。それにつきまして今までご愛読いただいていた皆様には大変申し訳ありませんが、過去の投稿を見直し矛盾点を極力見直したうえで再投稿させていただく次第となります。

書き直しという形をとっているため大変ご迷惑をおかけします。

ご迷惑をかけてしまったお詫びとしたしまして、本日からヤングジャンプの発売日にあやかって毎週木曜日の午後8時に投稿させていただきます。多少全さうと食い違う部分等がるとは思いますがそれを踏まえたうえでご愛読下されば幸いです。

別に記憶を失って筆者側から読者側へと排世したわけではないので、よろしくお願いします。それでは失礼します。大変お待たせいたしました!!


なお、前作の投稿については随時改訂版投稿時まで削除することはありません。
『虚実入り混じる13区での戦闘、強さを求める蟋蟀はそこで何を成すのか』

 ご意見、ご感想、どんな事でも良いのでお待ちしております。
現在、pixiv様へも投稿中です。
  #001「誕生」改訂版()
  #002「蟋蟀」改訂版2016年01月28日(木) 20:00()
  #003「捕食」改訂版2016年02月04日(木) 20:00
  #004「変貌」改訂版2016年02月11日(木) 20:00()
  #005「動揺」改訂版2016年02月18日(木) 20:00
  #006「記憶」改訂版2016年02月25日(木) 20:00
  #007「回答」改訂版2016年03月03日(木) 20:00
  #008「凶兆」改訂版2016年03月10日(木) 20:00()
  #009「救援」改訂版2016年03月17日(木) 20:00()
  #010「葛藤」改訂版2016年07月01日(金) 22:38
第一章「蟋蟀」
  #003「悲劇」2015年04月20日(月) 02:23
  #004「襲来」2014年07月22日(火) 11:04()
  #005「蹂躙」2014年07月16日(水) 08:29()
  #006「音色」2014年07月17日(木) 13:43()
  #007「報告」2014年07月18日(金) 19:23()
第二章「喰種」
  #008「人間」2014年07月19日(土) 11:15()
  #009「個性」2014年07月19日(土) 22:39()
  #010「脆心」2014年07月21日(月) 01:00()
  #011「珈琲」2014年07月23日(水) 12:12()
  #012「捜索」2014年07月25日(金) 13:20()
  #013「喫茶」2014年07月27日(日) 00:00()
  #014「惨劇」2014年07月29日(火) 00:00()
第三章「喰事」
  #015「淹方」2014年07月30日(水) 00:00()
  #016「救援」2014年08月02日(土) 22:59()
  #017「途惑」2014年08月08日(金) 16:11()
  #018「表裏」2014年08月14日(木) 04:00()
  #019「羨望」2014年08月17日(日) 01:14()
  #020「標的」2014年08月21日(木) 01:34()
第四章「絶望」
  #021「深淵」2014年08月29日(金) 23:16()
  #022「調査」2014年11月08日(土) 20:00()
  #023「思惑」2015年03月02日(月) 06:00()
  #024「錯誤」2015年03月05日(木) 23:00()
  #025 「本性」2015年04月04日(土) 03:06()
  #026「半心」2015年04月10日(金) 21:28()
  #027「速度」2015年06月29日(月) 01:54()
  #028「見方」()
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