鎮守府の片隅で   作:ariel

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今年最後の投稿になります。今年の〆を飾るのは、やはりこの方かな…と思い、妙高姉さんに登場してもらいました。


第七三話 妙高とふろふき大根

ファ~ア…流石に昨日、あれだけ飲みますと少し寝ただけでは疲れが取れませんね。一昨日は私のお店で空母娘達のクリスマス会があり、今年も盛況でした。そして昨日もクリスマス会が入っていまして、昨日は戦艦娘達が私のお店で大騒ぎ…特に昨日は、私まで金剛さんにお酒を飲まされてしまいまして…二日酔いという訳ではありませんが、まだ疲労が残っているという自覚があります。

 

今日のお店…空母娘達は昨日も空母寮で騒いでいたようですし、重巡洋艦や軽巡洋艦、そして駆逐艦の子達もそれぞれの寮で大騒ぎだったようですから…流石に今日来店するお客さんは少なそうですね。私も今日の仕込みは少なめにしておいた方が良さそうです。また、今日は少し落ち着いて食べられる物や胃に負担のかからない物を多目に準備しておきましょうか。

 

そうですね…。ふろふき大根辺りは、今日注文が多そうですから、これは少し多目に準備しておきましょう。また…炊き合わせなども注文が増えそうですからこれも…あとは…。とりあえず、しっかり火を入れなくてはいけない、ふろふき大根から下準備ですね。ふろふき大根とは、大根にしっかり火を入れた物に、味噌だれをかけた冬の定番料理です。私のお店でも人気メニューの一つで、甘くした豆味噌ダレや、白味噌ダレ、そぼろ入りの味噌ダレなど、様々な味噌ダレを上からかけて提供しています。

 

まず大根の準備ですね。この時期の大根は非常に立派ですから、これを3cm程の厚さに輪切りします。そして少し厚めに皮の部分をかずら剥きします。更に縁を面取りしたら…後は火の通りを良くするために、皿に置いた時に下側になる片面だけに十字型に隠し包丁を入れておきましょう。これを昆布と一緒にコトコト煮れば大根の部分はOKですね。

 

それでは鍋の中に昆布と先程輪切りにして大根、そして大根がヒタヒタになるまで水を入れて火にかけます。後は一度煮立たせてから火を弱めて、時間をかけてじっくり大根に火が通るまで待つだけですね。今の内に上からかける味噌だれも作ってしまいましょうか。まずは一番シンプルな豆味噌に味噌ダレですね。

 

豆味噌、砂糖、日本酒そして味醂を鍋に入れて、豆味噌を伸ばすようにヘラで掻き混ぜながら中火で火を入れます。そして少しだけ沸騰し始めましたら、鍋底が焦げないようにもう少し火を弱めて、ヘラを使って鍋底から掻き混ぜていきます。そしてこの状態で少し煮詰めれば…そろそろ大丈夫ですね。味噌ダレ全体にトロ味が出てきましたから、この辺りで大丈夫です。

 

後は…そぼろ味噌も準備しておきましょうか。ふろふき大根に合わせるのに、こちらが好きな艦娘も居ますからね…。そぼろ味噌は鶏の挽肉を先程の味噌ダレに混ぜるような感じですが、こちらは豆味噌ではなく通常の味噌を使います。まずは鶏の挽肉をごま油でしっかり炒めて、ここに清涼感を出すために生姜をすりおろした物を落とします。それではここに、先程の味噌ダレと同じように味噌、砂糖、日本酒そして味醂を入れて煮詰めましょうか。こちらも大丈夫ですね。これでふろふおき大根の準備は完成です。後はお出しする時に、味噌ダレを使う場合は一番上から柚子の皮の千切りを散らせば色合いも楽しめると思います。

 

 

流石に今日はお客さんが少ないですね。正に祭りの後…という事なのでしょうが、おそらく昨日は作戦中でクリスマス会自体に出られなかった艦娘、そしてクリスマス会には出席しても今日任務を控えており、それ程昨日の大騒ぎに参加しなかった艦娘が来ているだけですね。正規空母娘達に至っては、昨日・今日と作戦行動中だったため、空母寮のクリスマス会に参加していない雲龍さんと天城さんだけですか。

 

ガラッ

 

「こんばんは、鳳翔さん。今日は一人ですから、カウンターでいいですか?」

 

「あら、妙高さんではないですか。そちらのカウンター席にどうぞ。今日はどうしますか?」

 

珍しい事もあるものですね。重巡洋艦の妙高さん四姉妹は、それぞれの仲も良いですから、ほとんどの場合は四人揃って来店ですし、作戦中の場合でも二人一組ですから、一人で来店…などという事はこれまでほとんど無かったような気がします。それに昨日重巡洋艦寮であったと思われるクリスマス会にも妙高さん自身は参加している筈ですし…まぁ、妙高さん程になりますと、クリスマス会に参加しても大騒ぎには参加していないのでしょうね。

 

「この店も、今日は静かですね…。いつもの賑やかな雰囲気も好きですが、昨日は重巡洋艦寮が少し賑やか過ぎましたから、こうやって落ち着ける雰囲気も良いですね。」

 

「あらあら、妙高さん。昨日の重巡洋艦寮はそんなに賑やかだったのですか?」

 

「えぇ。那智や足柄も大騒ぎでしたし…途中からは静かになったのですが、今日は朝から引っくり返っていますよ。そういえば、今日はお客さんが少ない気がするのですが、やはり何処も同じだったのでしょうか…」

 

そうですね…。昨日は私のお店で開催された戦艦娘達のクリスマス会も酷い有様でしたし…分別のある戦艦娘でもあれでしたから、おそらく巡洋艦や駆逐艦寮でのクリスマス会も凄かったのでしょうね。今日の朝、寮の前に空の酒瓶がズラーッと並んでいた空母寮は問題外ですが…。

 

「そうですね…やはり普段が大変ですから、こういう時くらいは羽目を外して遊びたいのでしょうね。妙高さん、今日はどうされますか?お酒も飲みますか?」

 

「えぇ、鳳翔さん。お酒もいただきますね。昨日は少し賑やかな雰囲気に飲まれて、いつもより『少しだけ多目』に飲んでしまいましたが、もう大丈夫ですから飲みますね。そうですね…今日は私一人ですし…偶には新潟のお酒にします。参之越州、熱燗を。それと料理の方は…とりあえず、ふろふき大根をいただきますね。」

 

「分かりました、妙高さん。ふろふき大根の上ですが、豆味噌ダレとそぼろ味噌があるのですが、どちらにしますか?」

 

「あら…今日は両方あるのですか。どちらも捨てがたいですね…。鳳翔さん、申し訳ありませんが、皿を分けて両方出してもらえませんか?」

 

ふろふき大根を二つで、それぞれ別の味噌ダレを載せるのですね。それくらいはお安い御用です。たしかにどちらの味噌ダレで食べても、それぞれ違う美味しさがありますから、どちらも食べてみたいというのは分かります。おそらく妙高さんは、ふろふき大根を肴にして、今日は熱燗でゆったりとした静かな時間を楽しもうとしているようですね。それでは、先に注文のあったお酒を熱燗…いえ、参之越洲はあまり熱く燗するよりは、温い程度の方が良いですね…。少し温度を調整して熱燗にしたら、妙高さんに先に出しておきましょう。後はふろふき大根ですね。

 

ふろふき大根を二つ取り出し、隠し包丁を入れた面が下になるように、それぞれ別の小皿に取り分けます。そして一方には通常の豆味噌から作った、色合いの濃い味噌ダレをかけて…最後に柚子の皮の千切りを散らして完成です。もう一方は、ふろふき大根の上から、そぼろ味噌をたっぷりかけて…こちらは生姜が入っていますから、柚子の皮を散らさずにそのまま出しましょう。

 

「妙高さん?ふろふき大根です。それではごゆっくり。」

 

 

 

重巡洋艦 妙高

 

 

やはりお酒を飲む時は、このように静かに飲むのが良いですね…。いつもは足柄が近くで騒いでいますが、偶にはこのように一人で静かに飲む…こういう時があっても良いと思うのです。特に昨日は重巡洋艦寮のクリスマスパーティーに巻き込まれ、非常に騒がしかったですから、余計に今日、鳳翔さんのお店で飲む静かなお酒が美味しく感じられるのでしょうね。私もあのような賑やかな催し事が嫌いではありませんが、やはり静かな雰囲気の方が好きですから。

 

フ~…少し温かくなった日本酒が本当に良いですね。お猪口に半分程、温く燗された日本酒を入れ、これを口に流し込み舌の上で転がす…。特に今日のような軽やかな味の日本酒の場合、温かく燗する事で口の中でフワッと味が花開く気分が味わえて、これだけでも嬉しくなってきます。これが那智や足柄そして羽黒が一緒ですと、こうやって私のペースで静かに飲むという訳には参りませんが、今日くらいは私の好きなように飲みましょうか。とはいえ…今日の日本酒は温く燗をした物が最上の日本酒。折角燗をしてもらっている訳ですから、あまり長い時間をかけて冷めた物を飲むわけには参りませんし…私のペースを考えて日本酒のお代わりを出してもらわなくてはいけませんね。

 

「鳳翔さん、日本酒のお代わりをお願いします。一合徳利でよろしいですか?」

 

さて、美味しいお酒を楽しんだら、美味しい肴も楽しまないと…。ふろふき大根、これは私の大好きな酒の肴の一つです。この大根の上にサッと味噌ダレが乗った単純な料理ですが、味がシンプルな分、日本酒の味を邪魔せず、更に美味しく飲ませてくれる一品です。…やはり、鳳翔さんのお店のふろふき大根、綺麗な物ですね。一方の皿には、白い大根の上に、豆味噌で作られた濃い暗褐色の味噌ダレが乗り、更に黄色い美しい飾りが…これは柚子の皮ですね、見事な色の配色です。まずはこちらから頂きましょうか。

 

箸を大根に入れるとスーッと別れていく程、しっかり火の入った大根。いえ…上からは分かりませんでしたが、隠し包丁がしっかり入っているのですね。隠し包丁の十字に沿って1/4程度に切り分け一口大にしたら、味噌を乗せてそのまま口に…。えぇ、やはりこれですね。大根の部分にはうっすらと旨味が入っていますが、大根の弱い甘みが感じられるシンプルなお味。そしてそれと対比するように味噌ダレは濃厚な甘みを含む味。口の中で広がる柚子の爽やかな香も、控えめではありますが良く合っていますね。更にこの味噌ダレの濃厚な甘さを堪能した舌を、再び日本酒で洗い落とす…。本当に良いですね。

 

 

那智でしたら、このような味の楽しさを分かってくれそうですが、あの子は日本酒よりも洋酒の方が好きですから、好みの酒の肴が少し違います。そして足柄は…このような落ち着いた味の物は嫌いではないと思いますが、年寄り臭いと考えて敬遠しているようですし…羽黒もまだ私のような心境には辿り着いていませんから…結局、こういう物を楽しむ時は、私一人で楽しむしかないのですよね…。さて、色々考えながら楽しんでいましたら、あっという間にふろふき大根が一つ無くなってしまいましたから、もう一皿の方もいただきましょうか。

 

「すいません鳳翔さん。日本酒…同じ物でお願いします。えぇ、一合徳利で」

 

こちらも美味しそうな一品ですね。先程とは異なり、そぼろ味噌がずっしり乗ったふろふき大根です。私の予想では、こちらは先程の豆味噌ダレとは異なり、挽肉の旨味が楽しめる筈。こちらも早速いきましょうか。えぇ…やはりそうですね。こちらは挽肉の旨味…それと…これは生姜の味ですね…生姜の刺激が飽きを来させない素晴らしい味に仕上がっています。そしてこのそぼろ味噌もふろふき大根との相性がばっちりですね。こちらも日本酒が進む素晴らしい味です。

 

さて…それでは軽くお酒と食事も楽しみましたし…もう少しお腹に貯まる物も注文しましょうか。…あっ、日本酒も無くなっていますから、こちらも注文しなくてはいけませんね。たまにはこのように、誰にも邪魔されずに自分のペースで静かにお酒と料理を楽しむのも悪くないですね。

 

「鳳翔さん、そろそろ本格的に食べて飲もうと思いますので…焼き魚と…そうですね、炊き合わせもお願い出来ますか?それとお酒をもう一度、次も一合徳利でお願いします。」

 

 

 

鳳翔

 

 

やはり妙高さんは、このような落ち着いた味の料理が好きなようですね。普段、那智さん達を連れて来店する時は、那智さん達の好きそうな物を優先させていますが、妙高さんが好んで食べるのは、このような落ち着いた味の物が多かったと思います。ですから今回のようにお一人で来店すると、こういう注文になるのでしょうね。とはいえ…お酒のペースがだいぶ早い様に思えるのですが…。それに今度の注文を通しますと、この時点で…えっ?もう四合になっていませんか?これから本格的に…なんて言っていますが…。

 

とはいえ、妙高さんの言動はしっかりしていますし、まったく顔にも出ていません。私も普段は四姉妹で来る事が多かったため、妙高さんが一人でどれだけ飲んでいたのかあまり把握していなかったのですが…相当いける口だったのですね。まぁ、妙高さん程の方でしたら、自分を見失う程酒に溺れるような事はないでしょうし、自分の限界も理解しているでしょうから、問題はないと思いますが…。

 

ガラッ

 

あら…加古さんと古鷹さんですか。たしかこの二人は…特に昨日・今日と作戦中ではなかったと思いますので、昨日の重巡洋艦寮でのクリスマス会に参加していると思いますが、既に完全回復して私の店に来たようですね。あらっ?扉を開けた状態で固まっていますが、どうしたのでしょうかね…。

 

「いらっしゃいませ、加古さん、古鷹さん。入り口で立ち止まって、どうしたのですか?」

 

「あっ…その…鳳翔さん。ちょっと店間違えたみたいだから、あたし帰るよ。古鷹も…い…急いで帰ろうぜ。」

 

「ほ…鳳翔さん、すいません。ちょっと店間違えたみたいです。妙高さん…また今度です。」

 

一体お二人ともどうしたのでしょうね…。何やら妙高さんの姿を見て固まっているようで、まるで妙高さんから逃げるような素振りをしていますが…。

 

「あら、加古さんに古鷹さん…。折角ですから、私と一緒に飲みませんか?今日は那智達も居ないので、そろそろ話し相手が欲しいと思っていた所ですし…。さぁ、どうぞこちらへ。」

 

妙高さんの言葉に二人ともビクッとしていますね。何やら…蛇に睨まれた蛙…という言葉が思い浮かびそうな挙動ですが…何かあったのでしょうか。しかし加古さんも古鷹さんも…その…観念したような表情で妙高さんの横に座りました。

 

「鳳翔さん。二人来ましたので、お酒を追加してもらえますか。何度も注文するのは面倒ですし…次は冷で良いですから、一升瓶をお願いします。」

 

「みょ…妙高さん…あたし、そんなに飲まないよ。古鷹もそんなに飲まないよな?な?」

 

「え…えぇ…そうです!私もそんなに飲みませんから…食事だけでいいです。」

 

「お二人とも、何を言っているのですか…。昨日のパーティーでは仲良く一緒に飲んだではないですか?さぁ、今日も一緒に飲みましょうね。」

 

私も…なんとなく事情が分かってきましたよ。おそらく、昨日の重巡洋艦寮でのクリスマスパーティー、妙高さんが加古さん達と一緒に飲んでいて…お二人を酔い潰したのでしょうね…。そしてお二人の反応を考えると、犠牲になったのはお二人だけではない…という事なのでしょう。妙高さんも、普段非常に物静かな雰囲気がありますが、有無を言わせない雰囲気もありますので…おそらく、妙高さんにお酒を勧められて断りきれずに…なのだと思います。ここは私の方から助け船を出すしかないですね。

 

「まぁまぁ、妙高さん。お二人とも昨日たくさん飲んだばかりのようですから、今日は少し食事を中心に楽しみたいみたいでしょうし…。」

 

「あっ、そうでしたね鳳翔さん。加古さん古鷹さん、申し訳ありません。たしかに昨日の今日ですから、一升瓶は多すぎましたね。鳳翔さん、四合瓶を二本お願いしますね。」

 

その…本質的にはほとんど変わっていないような気もするのですが…。妙高さんの満面の笑みに加古さんも古鷹さんも俯いて諦めたような表情をしています。どうやら…昨日の重巡洋艦寮のクリスマスパーティー、大変な会だったようですね。今日、妙高さん以外の重巡洋艦娘が一人もこの店に来ていないのは…全員妙高さんに酔い潰されて…二日酔いに苦しんでいるという事ですか。本人にはまったく悪気はないのだと思いますが…重巡洋艦寮では相当恐れられているのでしょうね。




妙高さん、そのうち出したいな…と思っていましたが、ようやく登場させる事が出来ました。妙高さんの台詞を聞いていますと、非常に礼儀正しくかっちりしていますし、お姉ちゃんしているな…と感じるのですが、何故か知りませんがどこか浮世離れしている雰囲気を感じていまして…今回のようなキャラ付けになりました。そのため、本人には全く悪気はないのですが、結果的に犠牲者続出…しかも何処か有無を言わせない雰囲気アリ…と、ある意味とても性質の悪いキャラになってしまいましたw。とはいえこの鎮守府では、利根を筆頭に曲者揃いの重巡洋艦寮ですから、これくらいの人が一人は居ないと、纏まらないような気もするのですがいかがでしょうかw

さて、ふろふき大根です。実はこの料理、私の錯覚でもう物語に出していたかな…と思っていたのですが、ちょっとこれまでの投稿作品を見直した時に、出していない事に気付きまして急遽出した次第です。本当は陸奥さんのような落ち着いた雰囲気を持つ戦艦娘辺りの時に出したかった料理なのですが、妙高さんなら大丈夫!と思い、今回この機会に登場させてみました。

ふろふき大根の上の味噌ダレ。今回は一般的な豆味噌から作る味噌ダレと、そぼろ味噌を使ってみましたが、これ白味噌の味噌ダレでもとても美味しくいただけます。そして…こういうシンプルな料理こそ至高の一品でして…この時期の飲み屋でゆっくり飲みたい時には、まさに欠かせない一品なんですよね。この小説では、大根スキーなシーラヌイさん辺りが飛んで来そうな料理だったりします。

さて次回なのですが…そろそろ外伝の順番ですし、丁度年末・年始なので…また鍋回にでもしましょうかね…。空母寮の闇鍋大会、鳳翔さんの所に年始挨拶に再び押し寄せる空母娘&金剛四姉妹…どちらにせよ、荒れる事必至の回になりそうな…w。また前回のあとがきでも少し書きましたが、この物語のスピンオフ作品として『鎮守府への道』というタイトルで、明日より第一章を投稿しようと考えています。都合三章構想で、一章は既に書きあがりましたので、一章分を一日一話のペースで一週間に渡って投稿する予定です。よろしければ、是非そちらもお楽しみください。

今回も読んでいただきありがとうございました。





レシピ
ふろふき大根(四人分)
(タレは、それぞれが四人分くらいかな…)


大根 :1/2~1本
昆布:1~2枚

豆味噌ダレ
豆味噌:90 g
砂糖:90 g
日本酒:50 mL
味醂:30 mL
柚子の皮:適量


そぼろ味噌ダレ
鶏挽肉 :150 g
ごま油 :適量
おろし生姜:10 g程度
ミックス味噌:40 g
日本酒 :50 mL
味醂 :30 mL
砂糖 :20 g

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