鎮守府の片隅で   作:ariel

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今回の投稿は一月七日ですから、やはりこれを出さないと!と考え、料理は七草粥にしました。おそらくこの物語を読んでいる方の多くは、『今回はたぶん七草粥だろ』と予想していたと思いますが、やはり風習は大事にしないとw。そして主役の艦娘ですが、七草粥を出すからには、正月に暴飲暴食をしていそうな子で、順番的に重巡洋艦…まだ登場していない子という条件が入ると、やはり加古かな…と思い、彼女に登場してもらいました。おそらくこの物語的には、赤城や利根が今回の主役には一番良いかな…と思いましたが、いつも同じ艦娘では面白くないですからね^^;


第四三話 加古と七草粥

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ…正月の間、暴飲暴食をして、そろそろ胃が疲れている艦娘達も多く居ると思いますので、今日はこの春の七草を使って七草粥を作って皆さんにお出しする予定です。古くは枕草子の時代から、年初めに雪の間から出ている草を摘む『若菜摘み』という風習や、七種粥と呼ばれる粥を食べる事でその年の無病息災を願うという風習がありました。当時は七種類の穀類を使った粥だったそうですが、今の世では七種類の菜を使った粥として七草粥と言われ、やはり一年の無病息災を願って食べる風習があります。私としては、皆さんに今年も元気で戦って欲しいですから、正月に酷使した胃を休ませるという意味でも、この料理をお出しする事は丁度良いかもしれません。

 

もっとも、この七草粥では元気にならなさそうな艦娘達も居ます。例えば、別の意味で疲れきっている空母娘達を元気にするには、どっしりとした肉料理を出した方が良いのかもしれません。しかしこういうものは縁起物ですから、今日はこの七草粥を大量に作って、皆さんに食べてもらう事にします。七草のうち、セリとスズナとスズシロ、これはそれぞれセリと蕪と大根ですから簡単に手に入りますし、ナズナはペンペン草ですから、これも比較的簡単に手に入ります。しかしゴギョウとハコベラとホトケノザ…これは前日に八百屋さんにお願いして取り寄せました。

 

早速、赤城さんや瑞鶴さんを使って、この七草粥の準備を行いましょう。赤城さん達は不思議そうな顔をしていますが、これは貴方達の健康を願っての料理なのですよ。

 

「赤城さん、その大根と蕪を薄く輪切りにしてください。」

 

「はい、鳳翔さん。分かりました!」

 

今回七草粥に使用する大根と蕪ですが、一口大の大きさになるように、小さい大根と小蕪を準備しています。まずこれらを薄く輪切りにして水に漬けておきましょう。

 

「瑞鶴さんは、その他の具材を少し細かめにザク切りしてください。切り終わったら、水に漬けておくのですよ。」

 

「は~い、鳳翔さん。でも瑞鶴は、今日はもっとしっかりした物が食べたいんだよね~。豚の角煮なんか良いと思うんだけど~、ねぇ赤城先輩?」

 

「そうですね…豚の角煮、素敵な響きです。天婦羅、串カツ、それに焼肉も良いですね~。」

 

…却下です。まぁ、この子達は三が日の間は、『私の家で』暴飲暴食の限りをつくしましたが、それ以降は非常に健康的な生活を送っていますから、もっと重い物を食べたいというのは分かりますが、今日は我慢してもらいましょう。先に一言釘を刺しておいた方が良さそうですね…。

 

「貴方達、あまりゴチャゴチャ言っていますと、もう一度神通さんにお願いして運動させますよ!」

 

「ほ…鳳翔さん、赤城は一生懸命七草粥を作りますから、それだけは勘弁してください。もうあんな訓練に参加したくありません。」

 

「瑞鶴も嫌ですよ~。あの後、五日の夜まで連続訓練に参加させられて、終わった時はもう瑞鶴達フラフラだったんだから~。ちゃんと七草粥作るから、もう神通さんへの連絡はやめてくださいよ~。」

 

二人とも納得して、快くお手伝いをしてくれるようですね。それでは私は赤城さん達が具材を切っている間に、お粥の準備をしてしまいましょう。まず米を洗って土鍋に入れます。通常の御飯であれば炊飯器でも良いですし、お釜で炊いても良いのですが、今回は折角の機会ですし、丁度大きな土鍋もありますから、これを使って七草粥を作ります。まず鍋に米を入れて通常よりも多めの水、そして軽く塩を入れて、沸騰させます。そして弱火に切り替えてコトコト15分程お米を炊いたら、いよいよ具材の投入です。

 

まずは火が通りにくい大根と蕪の薄い輪切りを入れたら火を止めて、しばらく蒸らす事で大根や蕪に火を通します。そして次に残りの葉物系の七草を投入して、味を整えるために更に塩を加えて…。このままでも白粥仕立ての美味しい七草粥ですが、流石にここまでアッサリした白粥ですと赤城さん達が暴動を起こしかねませんので、溶き卵を落として少しだけボリュームを増しましょうか。だいたい大丈夫ですね。土鍋の大きさの問題で一度にそれ程たくさんは作れませんし、お粥は出来立てを食べる方が美味しいですから、出来た分から来店した艦娘達にお出しして、無くなったらまた新たに作り直しましょう。今日は少し忙しくなりそうです。

 

 

「鳳翔さん、新年あっけまして、おめっとさ~ん。今年も色々食べさせてねぇ。といっても、今日はあまり食べられないんだけどさ!」

 

「あら、加古さん。それに古鷹さんも。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。ところで、加古さん何処か体の調子でも悪いのですか?」

 

重巡洋艦の加古さんと古鷹さんですね。そういえば、この二人は年が明けてからは、今日が最初の来店ですね。加古さんは相変わらず元気そうに見えるのですが、今日はあまり食べられないという事は、もう既に何処かで食事をしてきたという事でしょうか。

 

「いや…加古が調子悪いのは、ただの食べ過ぎです。この正月の間、ひたすら暴飲暴食を繰り返した結果ですから、鳳翔さんはあまり気にしないでください。加古…あれだけ、正月にお肉やお魚を食べていたら、胃が疲れるに決まっているでしょう。」

 

「っかぁ~、そこまで言う古鷹?古鷹だって、あたしと一緒に食べまくっただろ?…という事で鳳翔さん、まじで胃がしんどいから、何か落ち着くもの頼むわ~。」

 

ここにも問題艦娘が居ましたか…。予想はしていましたが、正月の間、暴飲暴食を繰り返したのは、うちの空母娘達だけではなかったようですね。もっともうちの子達は、その後神通さん達によって強制的に運動させられていますので、今はかなりシャンとしていますが、加古さん達はまだ普段の調子を取り戻せてないようですね。しかしこういう時のための七草粥です。今日七草粥を作って、本当に良かったです。

 

「加古さん、古鷹さん?いくらお正月と言っても、もっと体調に気を使わなくてはいけませんよ?重巡洋艦がそんな風では、下の子達に示しがつきませんからね?とりあえず今日は、七草粥を準備していますので、これを食べて胃を少し落ち着けてください。」

 

「はい…鳳翔さん。加古と一緒に調子にのっていました。すいませんでした。」

 

お姉さんの古鷹さんの方は少し申し訳なさそうな顔になりましたね。加古さんの方は私から視線を逸らせていますが…。それでは、先程作った七草粥をお碗によそって、お味噌汁と糠漬けを一緒にお出ししましょう。このお粥でしたら、胃もたれしている加古さんや古鷹さんにも、美味しく食べてもらえると思います。

 

 

 

加古

 

 

はいはいはいはい!お説教はちゃんと聞いているし、今日は大人しくするから。鳳翔さん、とりあえず何か食べさせてよ。胃もたれしているから食欲はあまりないけど、それでもお腹は空いているんだからさぁ。って、やっぱりお粥かぁ…いや、そうだとは思っていたんだけどねぇ。胃もたれしているから、お粥出されても文句は言えないけどさぁ、やっぱりお肉の料理はダメ?

 

やばい、古鷹に睨まれた。はいはいはいはい!食べますよ、食べますって。でもお粥は苦手なんだよねぇ、美味しくないし。卵がとじられていて所々黄色いけど、なんか野菜っぽい物ばかりが入っているし、もうちょっと肉類が…。お味噌汁の具材も豆腐とネギだけ…漬物も…こっちは人参とキュウリの糠漬けかぁ。見事に野菜ばっかり…。まぁ、いいや。とりあえず一口…。

 

あれ?美味しいじゃん!こないだあたしが風邪をひいた時、青葉が作ってくれたお粥は、味なし具なし、ついでに歯応えなしだったけど、流石に鳳翔さんの作ったおかゆだよ。味は薄い塩味だけど、この僅かな塩味が、お米が少し溶けたようなお粥の甘さと凄くあってるんだよなぁ。それにお粥に一緒にとじられている卵、これも味を柔らかくしてくれて、なんかお腹の中がポカポカ温まって嬉しい気分になるんだよねぇ。なんで同じお粥なのに青葉のと違うんだろうねぇ。きっと青葉は手を抜いたんだろうな。今度加古スペシャルでぶっ飛ばしてやるぜ。

 

そしてこのお粥に入っている野菜。大根と…この白い丸いのはなんだ?食感が違うから違う根菜類だと思うけど…あっ、大根よりは少し大きい円形で柔らかいから…これ蕪かぁ。こういう根菜類が少し入るだけで、お粥の食感が一気に変わって、食べ応えが出てくるんだなぁ。この青菜類、正直何が入っているかあたしには分からないけど、この僅かに残る青菜類の苦味と、お粥の塩味や卵のまろやかさが絶妙なハーモニーで、これならどれだけでも食べられそうだねぇ。それにこの葉物のシャキシャキ感も食欲を増すんだよなぁ。美味しい、美味しいよ、これ。

 

そういえば、さっきまで胃がもたれていた感じだったけど、このお粥を食べたら何かもっと食べられそうな気になってきたわ~。お味噌汁に糠漬けも美味しいし…あたしの食欲増進完了~。さぁ、ここから一気に注文入れて、今日もしっかり食べましょう~、ふふん!

 

 

 

鳳翔

 

 

う~ん…胃を休めるために作った七草粥ですが、加古さんも古鷹さんもかきこむようにお粥を食べていますね。これでは、何のための七草粥なのか分からなくなってしまいます。一応、お正月の暴飲暴食で疲れた胃を休めるためのお粥なのですが…。それに、いくらお粥と言えども、もっと噛んで食べた方が良いと思います。…そういえば加古さん達の他に、カウンターに座っている伊勢さん達にも七草粥をお出ししたのですが、あちらもペロッと平らげてしまいましたね。

 

「鳳翔さん、あたし達、追加注文するよ~。まずはブリの照り焼き、豚肉の生姜焼き、それと焼き鳥10本タレで…古鷹はどうする?」

 

「加古の注文に、更にトンカツを追加でお願いします。」

 

何か先程まで、胃がもたれている…と加古さんは言っていたような気がするのですが…。いくらお粥を食べて胃の調子が良くなったとはいえ、すぐにこれだけの肉類や魚類を食べてしまったら元の木阿弥で、明日にはまた胃がもたれる事は間違いありません。

 

「あの…二人とも?いくら胃の調子が良くなったと言っても、そんなに注文してしまっては…。今日一日は胃を落ち着かせた方が良いと思うのです。あまり調子にのってはいけませんよ。」

 

「鳳翔さん…こっちも追加をお願いするよ。こっちは私と伊勢にトンカツを一枚ずつ。それと牡蠣フライ10個と焼き魚。あと日本酒を熱燗で二本。」

 

…日向さんまで。私がわざわざ今日、七草粥を作った意図をちゃんと理解しているのでしょうか。それに…加古さんや日向さんの注文を切欠に他の艦娘達からも立て続けに注文が入ります。しかもその注文が油物や焼き物と言った、どちらかと言いますと胃に負担がかかる物ばかり。本当に困った子達です。少し悩みましたが本人達が求めている以上は仕方ありません。それでは一気に注文をさばいてしまいましょうか。もうどうなっても、私は知りません。

 

「あの…鳳翔さん?次の七草粥は何時作りましょうか?赤城達も食べたいのですが…。」

 

「そうそう、鳳翔さん。瑞鶴もさっきの七草粥は食べられなかったから、次作るね?」

 

そういえば、先程作った七草粥はあっという間に食べられてしまいました。これは急いで次の七草粥を作った方が良さそうですね。それに加賀さん達を始め、正規空母の娘達はまだ来店していませんし、来店したらあの子達にも食べさせなくてはいけません。とりあえず作り方を覚えた赤城さん達に任せて、私は加古さん達を始めとする艦娘達の注文に取り掛かりましょう。今年も忙しくなりそうです。

 

 

「貴方達、それの何処が七草粥なのですか!たしかに七草は入っていますが、これでは胃を休めるための七草粥ではありませんよ!」

 

油断しました…。赤城さん達に七草粥の全てを任せたのは大失敗でした。赤城さん達は、自分達が食べるお粥だと分かっているため、本来の七草の他に白身魚や鶏肉まで混ぜ、更には鶏がらスープまで混ぜて中華風のお粥にしてしまいました。たしかに中華風の七草粥でも美味しいとは思いますが…肉類や魚類まで入れるのはどうなのでしょうか。

 

「鳳翔さん、遅くなりました。たしか今日は七草粥を食べさせてくれる日でしたね。あら?赤城さん。それが七草粥?とても美味しそうね。…そこの五航戦、急いで私達によそって頂戴。」

 

「あ~っ、あたし達が食べた七草粥より、そっちの方が美味しそうじゃん!そっちも食べさせてよ~、ねぇ?空母ばっかりズルくない?」

 

やっぱりそうなりますよね…。加古さん達の七草粥は白粥ベースの七草粥。そして赤城さんが私に黙って作った七草粥は中華風で更に肉や魚まで入れた豪華版です。本来の趣旨からは完全に離れていますが…たしかにこちらの方が食事としては美味しそうですね…。加古さん達の反応を見た限り他の艦娘達も興味深く見ていますから、これと同じ中華風の七草粥をもう一回土鍋で作る事になりそうです。赤城さん、瑞鶴さん?貴方達が始めてしまった中華風七草粥なのですから、追加の七草粥も貴方達が作るのですよ。

 

七草粥を食べて無病息災を願い、更にお正月で疲れた胃を休める事を考えた最初の計画からは大きく外れてしまいましたが、結果的に今日私のお店に来店した艦娘達は元気になりそうですから、これはこれで良しとしましょうか。

 

 

「ウ…ウ~ン…食べ過ぎた。気持ち悪い…古鷹、あたしを重巡寮まで曳航頼むわ~。」

 

「無理です。私も食べ過ぎてお腹が…。」

 

ほら…言わないことではありません。加古さんに古鷹さん?…貴方達は調子に乗りすぎですよ。あれだけ暴食をつくしたら、いくら七草粥を食べたからといって、こうなる事は自明の理です。流石に日向さん達のような戦艦娘は、元々食べる量が多いですから、あれだけの暴食にも耐え切ったようですが、重巡洋艦のキャパシティーは大幅に超えていた事は間違いありません。あら?

 

「こんばんは、鳳翔さん。先日は標的艦の空母や高速戦艦の皆さんを私に紹介してくれてありがとうございました。あっ、皆さん、先日はどうもありがとうございました。また機会があったらよろしくお願いします。」

 

神通さんも来店ですか。先日はこちらこそ不甲斐ない空母娘達に喝を入れてくれて感謝しています。赤城さんを始め、空母娘達は神通さんが来店した瞬間、顔が強張り視線を逸らしましたが、余程先日の夜間訓練がトラウマになったようですね。あっ、そうです。

 

「神通さん。今日は七草粥を用意していますから、食べていってください。それと…申し訳ないのですが、そこに居る重巡洋艦を寮まで連れて行ってもらえませんか?どうも食べ過ぎのようで…」

 

神通さんにお願いすれば、駆逐艦の子達を招集出来ますから、加古さんと古鷹さんくらいなら、寮まで運ぶことはそれ程難しくありません。ところが、私がそう神通さんにお願いした瞬間、それまでウンウン唸っていた加古さんと古鷹さんの顔色が変わりました。

 

「ほ…鳳翔さん!だ…大丈夫。あたし一人で戻れるからっ!ふ…古鷹も問題ないよなっ!」

 

「は…はい!急に体調がよくなったから、大丈夫です!」

 

あらあら…神通さん…加古さん達にも相当怖がられていますね。おそらく二水戦の訓練に付き合ってもらった事があり、その時に加古さん達も絞られたようですね…。カウンターに居る赤城さんや瑞鶴さんは、何か同情的な視線を加古さん達に向けていますし、お客さんとして来ている加賀さん達も、七草粥を食べる手を止めて加古さん達の肩に手を置いて慰めているような仕草をしています。いずれにせよ、加古さん達が自分達で寮まで戻れるのであれば問題ありません。少し問題が起こりましたが…結果的に今日も鎮守府は平和です。




私の家でも今日の夕食は、今回の献立と同じように七草粥・味噌汁・糠漬けとなりました。我が家では私が家内と結婚してから、毎年一月七日のこの日はこの献立に決まっています。まぁ、今でこそ正月でも普通に買い物出来るため、昔ほど正月に作り置きの料理(御節料理や旨煮など)を食べなくなったため、胃もたれもそれ程ないのですが、やはりこういう風習は大事にしたいですね。

…もっとも、我が家では昨日の夜、何をトチ狂ったのか、家内が『比叡カレー』を出しましたので、今日私の胃が疲労していたため、丁度良い七草粥になった訳ですがw。いえ…私自身辛いカレーが好きですから、我が家のカレーは元々かなり辛いのですが、あれは少し辛すぎですw。生卵を一つ落として味をまろやかにして、ようやく完食出来ました。

加古と古鷹、個人的には結構良いコンビだと思っていますが、どうでしょうか?重巡洋艦の中では、少し影が薄い感じもする古鷹型ですが(嫁艦の人、ごめんなさいw)、個人的には結構好きな重巡だったので、この機会に登場させる事が出来て良かったです。とはいえ、自分で書いておいて言うのも変ですが、艦これのキャラ的に加古にはある程度暴走してもらわなくては…と考えた結果、七草粥は食べたけど元の木阿弥に…というストーリーにしてみました。

神通さんの訓練、この感じでは重巡以上の艦娘達にかなりの犠牲者(訓練での標的艦)が居そうですねw。おそらく、しばらくは空母娘&高速戦艦三人は、神通さんに近づかないと思いますし、加古達も大変なトラウマを抱えているようですw。しかしここからは私の想像ですが、一緒に訓練をしている駆逐艦達にしてみると、いつも先頭をきって訓練をしている神通さんの人気は高いのではないか…(ご褒美もあるようですし)、と思っていますので、この物語の神通さんはそういうキャラとして書いています。

いずれにせよ、比叡が指揮している鎮守府の治安維持部隊とは別の意味で、神通さんも鎮守府の秩序維持に一役買っていそうですね。そしてこちらは、鳳翔さんと仲が良いといいますか、鳳翔さんのお店の常連さんの一人のようですから、鳳翔さんとしても色々と頼みやすく…と言った感じかもしれません。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。


七草粥(四人分)
七草 :1式 (これはスーパーなどでセットを購入した方が早いかと)
米  :1合
水  :米の5-6倍でOKかと(柔らかさの好みで適量に)
塩  :お好みで
卵  :1個

(炊飯器で炊く場合は、炊飯器の指示に従って水を入れれば問題ない…はずw)

中華風にしたい場合は、これに鶏がらスープ(顆粒タイプでも問題なし)を入れればOK
鶏肉はササミが合いますし、魚は白身魚なら大体どれでも合います。

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