なんでこんなことになったんだ!?   作:サイキライカ

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……タ………オ……ス…………


………テ…………キ……

「古鷹さん!!??」

 

 迫る四発のミサイルに春雨の悲鳴が響く。

 対空ミサイルといえどもその破壊力は古鷹を仕留めて釣りが十分帰るだけの威力がある。

 迫る脅威を前に古鷹より先にバイドの攻撃本能が反応した。

 

「ハイパードライブ解放!!

 打ち砕いて、ハイパー波動砲!!」

 

 バイドの本能のまま古鷹はF-4に向け義手を突き出し、義手の機構が展開すると同時に波動砲が立て続けに放たれミサイルを迎撃する。

 しかしチャージングが足りない状態で強引に放たれた波動砲は数秒と経たず撃ち切られ飛来するミサイルの内一発を取りこぼしてしまった。

 為す術を尽くした古鷹を討つ筈だったミサイルは、突如真横から飛来した黒い球体に打ち砕かれ爆散。

 衝撃に多少煽られるも古鷹はかすり傷程度で切り抜けた。

 

「古鷹さん!?」

 

 バイドの本能によって生命エネルギーを波動に変換され落ちかけた意識を春雨の呼び掛けで無理矢理引き戻す古鷹。

 

「私は大丈夫です!!

 明石が造ってくれた『お守り』が守ってくれました!!」

 

 ハイパー波動砲の発動と同時に古鷹を中心として高速回転しながら古鷹を守った『シャドウビット』(お守り)を確認しそう告げる。

 シャドウフォースを参考に明石が開発したシャドウビットは明石の壊れ開発技能と妖精さんの加護のみと本来の技術を殆ど用いらずに作られた模造品故に自律攻撃の不可かつ耐久性が低いといった劣化品ではあるものの、古鷹のハイパー発動砲に併せて身を守る支援能力は有しており、それ故に切り抜けることが叶った。

 しかしその代償は軽くない。

 

「くぅっ…!?」

 

 消費した生命エネルギーを補填するため身に宿るバイドが活性化を開始。

 それにより汚染が進み古鷹の身体が艦娘からバイドへと更に傾いていく。

 

「ダめ…収まッテ…!?」

 

 思考が鈍り破壊衝動が目の前にいる春雨(深海棲艦)を殺せと声高に叫ぶ声をフォースコンダクターを介し押さえ込む。

 

「やっと追い付いたよ〜」

 

 殺意に飲まれまいと意識を強く保つ古鷹を見守るしか出来なかった春雨はその声に耳を疑いながら声の先を振り向き固まる。

 

「あ…がの……さ…ん……?」

 

 軽巡棲鬼を見た春雨はどうして? と呻くが春雨の慄きを気付かず軽巡棲鬼は頬を膨らませて文句を垂れる。

 

「もう!!

 さっきからずっと那珂ちゃんが呼び掛けてたのになんで気付いてくれなかったの!?」

 

 そうむくれる軽巡棲鬼だが、春雨は困惑から脱せずつい尋ねた。

 

「どうしてここに…?」

「えっとね、……あれ?」

 

 春雨の問いに軽巡棲鬼は首を傾げる。

 

「今日のお仕事の内容なんだっけ?」

 

 気付きもしていなかったと慌てた様子で空母水鬼を呼ぶ軽巡棲鬼。

 

「翔鶴ちゃーん!!

 今日のお仕事はなんだっけー?」

 

 大声でそう確認する軽巡棲鬼に心底面倒だと表情で語る空母水鬼。

 

「そんなに大声で呼ばなくても聞こえているわよ」

「テヘッ☆

 ごめんね?」

 

 ペロリと舌を出して可愛いげをアピールしながら謝る軽巡棲鬼。

 春雨は空母水鬼の姿に更に衝撃を受けていた。

 

「翔鶴さん……貴女まで…」

 

 いつかこうなるんじゃないかと恐れていた事が現実となって姿を現した事に絶望する春雨。

 

「まあいいわ。

 それで、何?」

「今日のお仕事の内容を教えてください!」

 

 態度でどうでもいいと言いたげな空母水鬼だが、適当に流しても後で煩いと思い言う。

 

「高雄達の支援よ。

 正直私達が来る理由が薄いわよね」

 

 早く帰りたいと愚痴る空母水鬼に軽巡棲鬼は叱る。

 

「駄目だよ翔鶴ちゃん。

 確かに高雄ちゃんも愛宕ちゃんもちょっとだけとっつきにくけど、お大切なお友達なんだから大事にしなきゃ」

 

 空母水鬼の言い様に唇を尖らせる軽巡棲鬼。

 

「た…か……お……ひぅ!?」

 

 高雄の名に春雨が小さな悲鳴を零し過呼吸を起こす。

 

「どうしたの春雨ちゃん!?」

「いや、いやいやいやいや…わたしのあしをかえしてかえして!!??」

 

 錯乱し目茶苦茶に叫ぶ春雨を宥めようとする軽巡棲鬼とそれを当然かと冷めた目で見遣る空母水鬼。

 

「やめてきらないで!!

 どうしてわたしのあしかえして!!??」

「急にどうしたの春雨ちゃん!?」

 

 訳がわからず押さえ付けようと近付く軽巡棲鬼だが、それを砲弾が阻む。

 

「キャッ!?

 顔はやめてっていつも言ってるじゃない!!」

 

 鼻先を過ぎった砲弾に憤慨してそちらを振り向くと、砲門から煙を昇らせ憎悪に染まった琥珀色の瞳を向ける古鷹の姿があった。

 

「ハるさメカら、離レナさい」

 

 春雨の慟哭に半ばバイドの殺戮衝動に飲まれながらも古鷹は春雨を護ろうと軽巡棲鬼達を威嚇する。

 

「ちょっと、春雨ちゃんは私のお友達なの。

 それを邪魔するっていうなら許さないだからね!」

 

 むぅと頬を膨らませて怒る軽巡棲鬼。

 一方空母水鬼はつまらなそうにそのやり取りを眺めていた。

 

(あれが博士の言ってたバイドね。

 見た感じ理性を保ってるつもりみたいだけど完全に振り回されてるわね)

 

 およそ古鷹らしくない怒りと戦意に付き動かされ暴走する様に空母水鬼は感想を漏らす。

 

「あのキチガイが手放すわけよね」

 

 一触即発まで張り詰めた空気に我関せずを貫こうとする空母水鬼だが、そんな事とは露とも思っていない軽巡棲鬼は助力を乞う。

 

「春雨ちゃんを助けるために力を貸して翔鶴ちゃん!」

「面倒臭い」

「春雨ちゃんのためなの!!

 我儘言わない!!」

「春雨のため…ね」

 

 その春雨は現在進行系で過去の悪夢に欝状態に陥り恐怖に苛まれ頭を抱え言葉にならない声で救いを求めている。

 とどめを刺してやるのが最善なのだろうが、空母水鬼はそれを面倒臭いで片付けバイドに理性の殆どを持って行かれた古鷹を眺める。

 

「殺す。

 殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロ殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺スコロす殺す殺す殺スコろす殺す殺す殺す殺す殺すコロす殺す殺す殺スコロす殺す殺すコロす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロスコろす殺スコロす殺す殺す殺す殺ス殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す春雨ヲガいすルスベてを殺すはバム全てをコロス」

 

 春雨の恐怖を波動で感じてしまった古鷹は怒りからバイドの本能に飲まれ亜空間からサイクロトロンフォースを呼び出しシャドウビットを展開する。

 あの古鷹に手を抜けばこちらが潰されるなと空母水鬼は本気にならねばと思う。

 

「面倒臭い。

 だけど、死ぬのはもっと面倒臭い」

 

 そう呟くと艤装を稼働させありったけのF-4に命じる。

 

「全機爆装ハープーンの使用を許可するわ。

 換装急ぎなさい」

 

 命令にスクランブルで発艦を進めるF-4と気合いを入れて宣う軽巡棲鬼。

 

「那珂ちゃんセンター!!

 1番の見せ場です!!」

 

 そう宣い下半身を成す艤装から砲撃を飛ばす軽巡棲鬼。

 

「ソのていド!!」

 

 サイクロトロンフォースを高速回転させ形成したイオンリングが砲撃を切り裂き喰らう。

 そのまま軽巡棲鬼に投擲しようと構える古鷹だが、させまいと空母水鬼から飛び立った100機以上のF-4が一斉にミサイルを投射。

 白い噴煙を引いては迫るミサイルの群れに古鷹はフォースを盾にミサイルの雨を防ぐ。

 

「ジャ魔すルな!!??」

 

 殺戮衝動のまま離脱と同時に再攻撃のため編隊を組み直すF-4に向け古鷹はサイクロトロンフォースを翳し吠える。

 

「薙ぎハラえ、『Δウェポン』!!??」

 

 古鷹の命令に応えサイクロトロンフォースがハープーンを喰らって得たエネルギーを解放。

 放たれたエネルギーは収束し一本の光の柱となって数多のF-4を切り裂き飲み込んでいく。

 F-4を薙ぎ払い今度こそと息巻く古鷹の足元が爆発。

 軽巡棲鬼が放った魚雷が古鷹を撃ち叩いたのだ。

 

「キャアッ!!??」

 

 バイドの強靭な生命力により中破を免れた古鷹に空母水鬼はごちる。

 

「厄介ね。

 さっきのレーザーはあの気持ち悪いのが攻撃を受け止めないと使えないみたいだけど、下手に攻撃を重ねればあのレーザーを使わせる事になる…ああ面倒臭い」

 

 煤に塗れ血を滲ませながらも臆するどころか更に殺意を昂らせる古鷹に呆れ混じりでごちる空母水鬼。

 

「てキ……タオ…す。…マモ…らな……キャ…ゼン…ぶ……こワ…シ…ころ……ス…シン…か……イ………セイ……カ…ん……」

 

 急激な汚染の進行に古鷹の思考までもがバイド化の影響を受け守ろうとしていた春雨までもが倒すべき敵と判断をし始めていた。

 

「…面倒ね」

 

 このまま古鷹に春雨を殺されても空母水鬼は一向に構わないが那珂ちゃんはそうではない。

 そうなれば阿賀野が黙っていないだろう事は容易に察せた空母水鬼は軽巡棲鬼に言う。

 

「那珂ちゃん。

 阿賀野が来たわよ」

「阿賀野ちゃんが!?」

 

 空母水鬼の言葉に喜色ばむ軽巡棲鬼だが、辺りを見回しても阿賀野の姿はない。

 

「え?

 でも、どこにいるの?」

 

 謀られたのかと訝む軽巡棲鬼に空母水鬼は「足元よ」と言う。

 

「なに言ってるのよ翔鶴ちゃん?

 阿賀野ちゃんは潜水艦じゃないんだから海中にいる訳無いじゃない」

「いいから下を見なさい」

 

 しつこくそう言う空母水鬼に仕方ないと海面に目を向けた軽巡棲鬼は信じられないものを見た様に固まる。

 

「え? 嘘…?

 なんで? どうして? 私はなんで那珂ちゃんでなんで阿賀野ちゃんはなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで…」

 

 水明に映る己の姿(阿賀野)に那珂ちゃんの精神が破綻を起こし壊れたテープレコーダーの如くなんでと繰り返す軽巡棲鬼。

 

「テ…キ……コ……ロ……サ…ナキ……ャ……」

 

 動きが停まった軽巡棲鬼を恰好の標的と判断した古鷹(バイド)が義手を軽巡棲鬼に向ける。

 

「メ……ガ………ハ……ド……ウ……」

「那珂ちゃんを傷付けさせるか!!??」

 

 右腕に蓄積された波動を叩き込もうとした刹那、突如軽巡棲鬼が叫び凄まじい速度で古鷹に体当たりをかますとそのまま殴り飛ばす。

 殴り飛ばされた古鷹はメガ波動砲のエネルギーを逆流させ自分自身を傷付けながら更に春雨と衝突した。

 縺れ合いながら海面に倒れた二人を放置し軽巡棲鬼は怒りの貌で空母水鬼を睨み付ける。

 

「……何故、那珂ちゃんを泣かせた?」

 

 答え次第で貴様から殺すと殺気を叩き付ける軽巡棲鬼に空母水鬼は気にした風もなく答える。

 

「あのままだったら後であんたがキレてたからよ」

「……チッ」

 

 空母水鬼が阿賀野を起こさなければ古鷹に春雨は殺されていた。

 そうなれば那珂ちゃんは傷付き泣いていた。

 一時的な崩壊なら事実を忘れてすぐに目を醒ましてくれるが、仲間を失うショックは忘れてはくれずずっと尾を引き続ける。

 それは阿賀野にとって耐えられない事だ。

 不本意しかなくとも阿賀野が望まぬ最悪の事態(那珂ちゃんが傷付く事)を避けた空母水鬼に軽巡棲鬼は舌打ちをくれ向けていた殺気を二人に向ける。

 

「…まあいい。

 今は奴らだ」

 

 倒れた状態から立ち上がる二人を忌ま忌ましそうに睨みそう言う軽巡棲鬼。

 

「あ……ぐ……うぅ……」

「わ……たし…は…」

 

 波動の逆流により一時的にバイドが鎮まり正気に返り呻く古鷹と衝突によって正気を取り戻した春雨。

 

「っ!?

 古鷹さん!!??」

 

 苦しむ古鷹の安否を確認しようとする春雨だが、古鷹は制して告げる。

 

「私は大丈夫…です。

 それよりも…今はあの二人を…」

 

 波動に焼かれた苦痛を圧して古鷹は憎悪に濁った瞳でこちらを睨み付ける軽巡棲鬼と無関心な瞳を向ける空母水鬼を促す。

 

「ごめんな…さい…。

 今の私は…バイドを抑えるので…精一杯です。

 春雨、無茶は承知ですが…貴女が…二人を…」

 

 脂汗を浮かべながら声を搾り出す古鷹に春雨は不安そうに瞳をさ迷わせたが、すぐに覚悟を瞳に宿し小さく頷く。

 

「分かりました。

 古鷹さんは下がっていてください」

 

 そう告げて古鷹の前に立ちはだかるように立ち位置を取りながら艤装に頼む。

 

「古鷹さんを助けたいの。

 だから力を貸して」

 

 春雨の頼みに艤装の深海棲艦が喉を鳴らしありったけの砲と魚雷管の発射体勢を急ぐ。

 

「ありがとうございます」

 

 構わないとそう応えるように喉を鳴らすと軽巡棲鬼の声が春雨に突き刺さる。

 

「おめおめと生き延びた揚句、よくも那珂ちゃんの前に現れてくれたな春雨」

 

 物理的な圧迫感を感じさせるほど濃密な憎悪を前に春雨は怯みそうな己を叱咤し言葉を放つ。

 

「阿賀野さん…なんですね」

「長々しく話すつもりはない。

 那珂ちゃんのために沈め!!」

 

 そう言うと同時に軽巡棲鬼は既に狙いを定めていた砲を春雨に向け砲撃を叩き込む。

 

「っ!?」

 

 一瞬焦る春雨だが、春雨より先に艤装が反応し砲撃を躱すと同時に反撃の準備を整える。

 

「っ、撃て!!」

 

 春雨の号令と共に5Inchi砲が火を噴き砲弾が軽巡棲鬼の真横に水柱を起てる。

 

「ちっ、ちょこまかと欝陶しい!!」

 

 反撃に次ぐ反撃を繰り返す両者。

 至近弾をしっかり回避していく春雨に対し軽巡棲鬼は挟叉が増え始めていた。

 駆逐艦特有の高い機動性が補佐する深海棲艦により更に高まっており、中々当たらないことに業を煮やした軽巡棲鬼が怒鳴る。

 

「お前も働け翔鶴!!」

 

 F-4を飛ばせと言う軽巡棲鬼だが、空母水鬼は無理と切り捨てる。

 

「あっちの牽制で忙しいの」

 

 と、さっきまでふよふよとただ漂ようだけだったサイクロトロンフォースが再び高速回転を始めイオンリングを形成していた。

 攻撃を仕掛けてけ来ないのはおそらく空母水鬼が動き出した瞬間を刈り取るためだろう。

 望まぬ膠着状態に空母水鬼のやる気は使い果たされ軽巡棲鬼に問い掛けた。

 

「本格的に面倒臭いから帰らない?」

「……ちっ、致し方ないな」

 

 連戦で溜まった疲労や消耗した燃料弾薬等戦況を鑑み軽巡棲鬼は潮時かと舌を打つ。

 

「だが、後顧の憂いは晴らしておく!!」

 

 そう言うと艤装から雷巡張りの魚雷管が迫り出し春雨と古鷹に向け飽和射撃を放つ。

 

「沈め!!」

「やらせはしないよ!!」

 

 迫り来る魚雷に対し春雨も魚雷を放つ。

 春雨の放った魚雷は古鷹を狙う魚雷を狙い撃ち誘爆させ古鷹を守り通したが、古鷹の避雷を防ぐために疎かになった回避運動の隙を軽巡棲鬼が放った魚雷が狙い済まし迫る。

 

「フセてくださイ!!」

 

 耐えて見せると歯を食いしばり身を固くした春雨に飛んだ古鷹な声に、艤装が片側だけを排水し自らバランスを崩す。

 

「キャアッ!?」

 

 傾斜が酷くそのまま横転した春雨の頭の上をアクティブコントローラーで操作されたサイクロトロンフォースが過ぎり、イオンリングが魚雷を引き裂き貪り尽くす。

 

「ぷはっ!!??」

 

 即座の注排水により春雨が海上に復帰した頃には既に軽巡棲鬼達は射程圏から離脱していた。

 

「阿賀野さん…翔鶴さん…」

 

 水平線の向こうに消えていく二人を複雑そうに見届けた後、小康状態まで持ち直した古鷹の下へと急いだ。

 

 




 ちうことで古鷹&春雨対軽巡棲鬼&空母水鬼は古鷹が中破、春雨が軽微ダメージで切り抜けました。

 古鷹の汚染侵食率は一時的に増大しましたがまだ堕ちてません。
 数字に直すと10%→判定失敗47%→低下判定→21%ぐらいです。
 
 それと軽巡棲鬼の入れ替わり条件は那珂ちゃんの精神崩壊or一定ダメージを与えることです。

 次回はイ級対高雄&愛宕になります。

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