なんでこんなことになったんだ!?   作:サイキライカ

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これは使えそうだ。


ほうほうほう。

 眼前で繰り広げられる戦闘を眺め戦艦水鬼はその評価を口にした。

 

「ふうん。

 『水鬼』の風上に置く程度にはやるか」

 

 戦艦棲姫二隻と装甲空母姫二隻という有り得ない布陣に対し信長はただ一隻でそれらを制し優位を維持していた。

 放たれる砲撃と降り注ぐ爆弾の雨に信長は避け撃ち落とし的確に反撃の砲火を当てていく。

 既に装甲空母姫の一隻は沈み残る戦艦棲姫等にも少なくない被害を与えていた。

 一旦は褒めた戦艦水鬼だが、すぐに不満そうに鼻を鳴らす。

 

「ふん。

 仮にも戦艦の名を語るなら砲撃を受け止めてみよ」

 

 深化した信長は全ての性能を引き上げることに成功していたが、何よりも特筆すべきは『速度』だった。

 戦艦水鬼が遠目で確認した瞬間最高速度は44、5ノットを超えていた。

 戦時中翔鶴型が窮地に陥った際にその巨体を思わせない40ノット越えを発揮したことは有名な逸話だが、信長は巡航速度で40ノットを越える高速機動を成していた。

 戦艦水鬼とて軍艦。

 速ければそれだけ被弾のリスクを防ぎ艦載機運用もやり易くなることは知っている。

 だが、大鑑巨砲主義の象徴たる戦艦の最高峰として生み出された戦艦水鬼はそれをつまらない小細工としか思わなかった。

 

「其れほど速さが自慢なら存分に走るがいいわ」

 

 そう言うと戦艦水鬼は新たな深海棲艦を呼び出す。

 戦艦水鬼の呼び掛けに顕れたのは下肢を持たず頭に甲虫の頭部にも見える帽子を乗せた人型の駆逐艦級深海棲艦。

 

「行きなさい」

 

 戦艦水鬼の命に駆逐艦は無言で信長へと吶喊を仕掛ける。

 

「…っ!?」

 

 新手の存在にその姿を確認した信長は瞠目しそして怒りの声を漏らす。

 

「春雨!?

 …いや、そいつも紛い物か!!??」

 

 島に暮らす春雨とほぼ変わらぬ姿に一瞬は見間違えたものの、着ている衣服や帽子、そしてなによりもその駆逐艦から感じるモノは相対する紛い物達と同じ淀んだ憎悪だけと、島の春雨と同じとは到底思えない紛い物だった。

 仮に彼女が本物だとしたら今頃イ級達が黙っているはずもなく、そうなれば此の海域は今頃地獄さえ桃源郷と思えるような『霧』とバイドとR戦闘機による悪夢の濁流に飲み込まれているだろう。

 春雨の紛い物はシャアと猫のような奇声を上げ魚雷を投射。

 

「くっ!?」

 

 直撃を避けるため舵を切る信長だが、その回避運動により装甲空母姫の放った艦爆を直上に許してしまう。

 同時にその隙を狙い撃ち砲を放つ戦艦棲姫。

 艦爆を無視し今すぐ転進しなければ砲を避けることができないが、直上の艦爆を無視しても致命打を喰らうだろう。

 これまで直撃を回避し続け遂に訪れた窮地を前に信長は最善策は艦爆を無視し砲弾を確実に回避することと結論を叩き出した。

 だが、

 

「この程度で!!」

 

 信長は最善策を放棄し艤装の広角砲が砲弾を上げ艦爆を叩き落とし身を捻りながら杖を振るって身を穿たんとする砲弾の横腹を叩いた。

 紛い物とはいえ16インチの砲門から放たれた砲撃の威をその程度で完全にいなす事は叶わず軌道を逸らされながらも砲弾は信長の飛行甲板の一枚を粉砕した。

 

「愚かな」

 

 艦爆を無視し砲弾を確実に回避していれば被害はもっと防げていた。

 そうしなかったのは一重に装甲空母姫の紛い物への憎悪。

 深海棲艦としてみれば正しい反応と言えなくもないが、しかし愚策と理解しながらもそれを選んだ事は評価にも値しない。

 

「っ、機関部に異常が…!?」

 

 そして愚を選た信長は信念の対価に飛行甲板の一枚に加え最大速力の低下を支払う羽目になった。

 しかし信長は退かない。

 破損した飛行甲板を投棄し軽量化することで速力を稼ぎながら生き残った艦載機の喚装と再発艦の時間を稼ぐため主砲と魚雷発射管を奮い紛い物達に攻撃を続ける。

 放たれた砲弾が水柱を建てその隙間を埋めるように魚雷が雷線を描き紛い物達へと迫る。

 だが相手は紛い物とはいえ姫。

 一度崩れた戦況を簡単に引き戻させたりはしない。

 

「シズミナサイ」

 

 戦艦棲姫の指令に砲弾を受けながらも巨人が吼え各部から伸びる砲を撃ち放つ。

 

「くっ!?」

 

 喰らえばひとたまりもない砲弾を信長は回避するも先程までと違い機動力が下がったため即座の反撃に移れない。

 そして生まれた更なる隙を装甲空母姫の艦爆が狙い更にフレンドリーファイアも厭わない駆逐棲姫が再突入を仕掛ける。

 近付かせまいと信長は副砲を向けるも割けるリソースが足りずその足を弛ませる事さえ叶わない。

 信長の牽制に構わず肉薄した駆逐棲姫は魚雷を放ち再び離脱。

 投射された魚雷が信長のすぐ側で爆ぜ損傷を更に増やす。

 少しずつ削り殺される信長の姿を戦艦水鬼は嘲笑った。

 

「くく、深化して尚そこまでか。

 沈めがらくた」

 

 自らが手を下すまでもないと完全に静観を決める戦艦水鬼。

 止めを刺すため砲を向ける戦艦棲姫と艦載機を上げる装甲空母姫と三度目の突入体勢に入る駆逐棲姫の姿に大破寸前まで追い込まれた信長はそれでもなお戦う姿勢を崩さない。

 

「退けるものか」

 

 煤に塗れた顔に微塵も衰えぬ怒りを宿して信長は吼える。

 

「ここは、この海は、私達(深海棲艦と艦娘)の魂の場所だ!!」

 

 満身に創痍を刻みながらもなお猛々しく立つ信長を戦艦水鬼は冷徹に見下げる。

 

「ならばその海に還れ」

 

 死刑を執行させるように腕を降り下ろす戦艦水鬼に応じ四隻が信長を狙い撃とうとするが、

 

「貴様もだ深海棲艦」

 

 海面を蹴って戦場へと飛び込んできた日向により阻まれた。

 日向は飛び込んできた勢いそのままに抜刀し駆逐棲姫の首に切っ先を突き立てる。

 

「先ず潰すは駆逐艦。

 基本だな」

 

 そう牙を剥いた日向は悲鳴の代わりにごぼごぼと血を吐き溢す駆逐棲姫の首を刎ね更に四門の砲をゼロ距離で叩き込みバラバラに引き裂く。

 

「お前は……」

 

 突然の乱入者に驚き硬直する信長。

 致命的な隙を晒すも戦艦棲姫達は駆逐棲姫を一刀に伏した日向を警戒し距離をとる。

 

「ふん。

 がらくたが何を血迷った?」

 

 一連のやり取りを一笑にて吹き飛ばす戦艦水鬼に日向は目を細める。

 

「戦艦棲姫……にしては少々年嵩が厚いか」

 

 明らかな愚弄の言葉に艤装である巨人が牙をガチガチと鳴らし怒りを露にするも戦艦水鬼本人はそれを笑い飛ばす。

 

「ハッ、安い挑発だな。

 口ひとつまともに回せないとはいよいよもってがらくたか」 

「それは仕方ない。

 私の頭の中は瑞雲と戦場の事にしかあまり使わないからな」

 

 嘲哢の言葉を軽く流し刀を構える日向に復活した信長が問いかける。

 

「何故忠告を無視した?」

 

 問う信長に対し日向は振り向かずただ踏み込みを深くしながら嘯く。

 

「私は艦だ。

 戦場に生き、そして戦場に沈む。

 其れが叶う戦場が在るというなら行かない手は無いだろう?」

「……」

 

 その答えに信長は絶句する。

 その生き方は深海棲艦のそれだ。

 戦うために生まれ、そして戦いの中で死ぬ。

 よもやそれのみを望み戦い続けてきた自分達と同じ願望を抱く艦娘の存在に信長は言葉を失った。

 

「くくく、がらくたが。

 そんなに望むなら、今ここで沈むがいい」

 

 日向の言葉を嘲笑い戦艦水鬼は行けと命じる。

 咆哮を上げ砲撃を放つ戦艦棲姫達に向け日向は水面を蹴る。

 

「ああ。

 沈むさ」

 

 砲弾の雨を縫って駆け更に強い踏み込みを以て跳躍した日向は刀を抜き上段から装甲空母姫へと斬りかかる。

 

「只し、貴様らが先だ」

 

 加速と艤装の重量を加算された斬撃は盾にしようと翳された腕ごと胸の半ばまで断ち装甲空母姫を一瞬で無力化した。

 

「むっ!?」

 

 感触から心臓付近まで届いたと確信し止めを刺すまでもないと刀を引き戻そうとした日向だが、装甲空母姫は死力を奮い一矢報いようと刀を掴むと拘束した。

 刀を手放すか瞬巡する日向に背後から声が飛ぶ。

 

「下がれ航空戦艦!!」

「っ!」

 

 声に日向は装甲空母姫の胴を足場にその場を離脱し、直後、幾発の魚雷が装甲空母姫へと群れをなし爆砕。

 バラバラに砕け散った残骸から刀を回収した日向は損傷を確かめながら信長に問う。

 

「避けなかったらどうするつもりだったんだ?」

 

 応急処置を済ませ再度戦闘の構えを取る信長はその問いに鮫のように笑い嘯く。

 

「避けると思ったから撃ったのよ。

 よしんばそうなっていたら、後の驚異が一隻消えたと喜んでやったわ」

「くっ」

 

 嘯く信長に日向は顔を向けず笑う。

 元より互いは艦娘と深海棲艦(不倶戴天の天敵)

 お手て繋いで仲良し子吉になどなるべくもない。

 

「まあ、そうなるな」

 

 だが、それでいい。

 敵の敵は敵。

 されど先に射つべき敵がいるから今だけは並び立つ。

 取るべき距離を正しく認識しそれを良しと日向は告げる。

 

「あの大物を頂く」

 

 戦艦水鬼を見据えたまま刀を振って煤を払うと鞘に戻し居合いの構えを取り宣う日向に信長も再装填を終えた武装を構え応じる。

 

「好きにやりなさい。私もそうするわ」

 

 その答えと同時に二人は動き出す。

 

「全機爆装!!

 腹が破裂するまで喰わせてこい!!」

 

 信長の号令に従い爆弾を抱えた球体型艦載機達が飛び立つと共に戦艦棲姫へと突っ込む。

 装甲空母姫が墜ちた事で阻むものはなくなった空を艦載機達は駆け抱えた爆弾を戦艦棲姫目掛け投下していく。

 降り頻る爆弾の雨を前に巨人が姫の傘になろうと覆い被さるとその背に次々と爆弾が刺さり破裂する。

 グォォォオオオ!?

 苦悶の悲鳴を上げた巨人は艦載機を撃ち落とすべく全身の砲を撃ち放つが既に大半は離脱を終えており迂闊に踏み込みすぎた数機ばかりが僅かに墜ちるのみ。

 その隙に信長はもう一体の戦艦棲姫に向け魚雷を放ち出鼻を挫く。

 2対1の不利を艦載機との密な連携で逆に優位を保つ信長に戦艦水鬼は不快そうに鼻を鳴らす。

 

「ふん、役立たずめ」

 

 詰る言葉に這うように駆ける日向が言葉を投じる。

 

「首をなくしてもまだそのホテルの真似事を続けられるか?」

 

 居合いを抜き戦艦水鬼の首にその軌跡を刻む日向。

 しかし、次いで響いたのは刀が砕ける甲高い金属音だった。

 

「……っ!?」

 

 巨人は動いていない。

 戦艦水鬼はなにもしないまま日向の刀を受けた。(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

「飛んだり跳ねたり、貴様は戦艦というものが解っていないようだな?」

 

 じろりと目線だけを向けそう口にする戦艦水鬼。

 

「砕けろがらくた」

 

 直後、巨人の腕が日向を吹き飛ばした。

 

「ガハッ!?」

 

 まるで蚊を払うように振られた腕の一撃は大和型の主砲の直撃にも勝る衝撃を生み、喰らった日向の殴られた側の艤装が折れ、落伍しながら吹き飛ばされた日向の身体が水切り石のように何度も海面に叩きつけられる。

 

「戦艦が動く時、それは則ち相手が死ぬ時だ」

 

 出来の悪い生徒に言い聞かせるように戦艦水鬼はゆったりと海面に足を着ける。

 

「千の砲を正面から弾き、万の魚雷を受け止め、億の艦載機()を一凪ぎで吹き散らす。

 それが私、戦艦水鬼だ。

 貴様のような艦載機()を乗せた中途半端ながらくたの攻撃が本気で通用すると驕るにも程がある」

 

 海面に倒れ身動ぎしなくなった日向へと歩むその姿には絶対者たる王者の偉容が見えた。

 

「沈めがらくた。

 貴様には水底が似合いだ」

 

 その宣告と同時に巨人が腕を降り下ろす。

 直後、倒れ伏した日向の身体が跳ね上がり巨人の腕を掠めながら折れた刀を戦艦水鬼に突き立てた。

 

「言った筈だ。

 貴様らが先だと」

 

 頭や鼻から血を流した日向が荒い呼吸をしながらそう言う。

 眼球を狙った突きは狙い違わず戦艦水鬼の顔を穿っていた。

 いくら戦艦水鬼の身体が艤装の一部である日向の刀を通さないほど硬かろうと眼球まで硬い筈がない。

 そう信じた日向だが……

 

「流石がらくた。

 死んだふりが上手いじゃない」

 

 戦艦水鬼の眼球は日向の刀を受けてなお傷ひとつ付いていなかった。

 

「……化物が」

 

 震えそうになる己を叱咤するためそう吐き捨てる日向。

 戦艦水鬼はその罵倒に薄く笑みを浮かべる。

 

「折角だ。

 もっと死体らしくしてやろうじゃないか」

 

 直後、巨人が日向の左腕を掴み吊し上げる。

 

「くっ、放せ!!」

 

 まともに動かない艤装を稼働させ照準を合わせようてする様を眺めながら戦艦水鬼は告げる。

 

「やれ」

 

 その言葉に巨人が腕を掴んだ拳を強く握りそのまま日向の左腕を握り潰した。

 

「ガァァァァァァアアアアアッ!?」

 

 押し潰される途方もない痛みに日向の喉が震え凄まじい悲鳴を上げる。

 

「はっ、いい音色を奏でるじゃないか。

 船としてはがらくたでも楽器としては悪くないわね」

 

 日向の悲鳴を聞き愉悦に満ちた声で賞賛する。

 

「ぁあ!!、ぎぃぃっ!?」

 

 ぶちぶちと筋繊維が千切れ骨が粉砕される激痛に四肢が意思とは関係なく滅茶苦茶に暴れる。

 そして、とうとう腕が千切れ日向の身体が海面に墜ちた。

 腕から赤い染みを広げびくびくと痙攣する日向を見下ろしながら戦艦水鬼は言う。

 

「腕一本では足りんな。

 足もない方がもっとらしく見えるだろう」

 

 その言葉に巨人は日向の右足を掴み再び吊し上げる。

 

「今度ははどんな音色を発てるかな?」

 

 そう再び握り潰そうとするが、刹那、日向の右腕が閃き折れた刀が自信の右足を切り落とした。

 

「全砲門斉射!!!!」

 

 右側の41㎝砲から放たれた砲弾がゼロ距離で炸裂し衝撃で衝撃で日向の身体が距離を取る。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 左腕を失い右足を自身の手で切り落とした日向は死に体の状態でなお折れた刀を構え戦艦水鬼と戦おうとする。

 

「……役に立たないがらくたの分際で、どうして中々粘るじゃないか」

 

 黒煙が晴れ現れた戦艦水鬼はやはり無傷だった。

 乱れた髪を後ろに払い戦艦水鬼は口を開く。

 

「だが、些か不愉快だな。

 残りの手足を潰せば静かになるか?」

 

 そう見下す戦艦水鬼の言葉に日向は牙を剥く。

 

「やってみろ。

 だがな、手足がなくなろうと、口が残れば刀は振れるぞ?」

「くはっ!」

 

 意気がる日向を戦艦水鬼は哄笑する。

 

「ならばその顔の生皮を剥がされてもその減らず口が叩けるか試してやろう!」

 

 巨人が腕を振り上げ今度こそ終わりにするべく迫る。

 突如振り上げた巨人の腕が爆発する。

 それは最初に斬りかかる直前に日向が飛ばしていた瑞雲からの爆撃であった。

 

「鬱陶しい蝿が」

 

 心底不愉快だと瑞雲を睨むと戦艦水鬼は撃ち落とせと命じる。

 指令を受け巨人は二つの口から激しい咆哮を轟かせる。

 咆哮は物理的な威力を伴いそれを受けた瑞雲達はバランスを崩し狙い済ました対空砲火によって全てが撃破される。

 

「む?」

 

 蝿を払い今度こそ殺してやろうと視線を下げた戦艦水鬼だが日向の姿は無かった。

 

「どこに消えた?」

 

 力尽きて沈んだにしては早すぎると視界を巡らせれば満身創痍だが辛うじて存在を保つ戦艦棲姫と倒れ伏し沈み行く戦艦棲姫の2隻が居るばかり。

 

「……水鬼の仕業か」

 

 瑞雲に意識を向けた隙に日向を連れ逃げたようだ。

 小賢しい真似をされ戦艦水鬼は不愉快だと鼻を鳴らすとまあいいと呟いた。

 

「最低限の目的は果たしたのだ。

 今だけは見逃してやろうがらくた共」

 

 そう言うとがらくたを片付けておけと命じる。

 命を受けた巨人は死にかけの戦艦棲姫へと向かうとその拳を振るい戦艦棲姫を殴り殺すと怒り狂う戦艦棲姫の巨人を捩じ伏せその身を喰らい始めた。

 

「さて、『奴』が起きるのはいつになるやら」

 

 背後から響くおぞましい咀嚼音ゆ意に介することなくそう呟き、戦艦水鬼は悠然と バイドツリーへと歩みだした。




大変お待たせしました。

今回遅くなったのは一重に自身のフロム脳がレイヴン達の台詞を片っ端からぶっ混もうとしまくり艦coreならぬ何coreみたいなことになったためです。

次回はイベントが終わった頃には投下したいかと。

目指せ甲提督⬅

後、以下に需要は絶対無さそうなおまけを置いときます。





『おまけ』もしもイ級が鎮守府に着任したら


入手
『駆逐級深海棲艦だ。
 名前は無いからイ級とでも呼んでくれ。
 …いやもうさ、なんでこんなことになったんだ?』

母港クリック
『どうした?』
『…俺なんか触って楽しいのか?』
『っ……次そこ触ったらかじるからな?』

編成選択
『俺を使うのか?
 まあ穀潰しも飽きてきたところだ。
 やるからには誰であれ敵なら潰すのに躊躇しねから存分に使いな』

遠征
『ほれ行くぞ。
 気張ってかなきゃおまんま食い上げだかんな』

出撃
『艦隊出るぞ!
 絶対誰も沈ませねえ』

アイテムマス
『資源掘りは得意なんだ』

戦闘開始
『見付けた。
 砲雷撃戦準備!!
 気合い入れていけ!』

航空戦フェイズ
『行けアルファ!
 手加減無しで蹂躙してやれ!』

砲撃戦
『機銃と爆雷だって使い方次第で!!』
『しまかぜ、ゆきかぜ、ゆうだち、遠慮はいらねえぶちかませ!!』
『そんなに見たけりゃ見せてやろうじゃねえか!! 超重力砲展開!!』

夜戦開始
『夜の駆逐艦の怖さ、たんと味わえ』

夜戦砲撃
『避けれるもんなら避けてみろ!!』

小破
『ちっ、掠っちまったか』

中大破
『やってくれるじゃねえか…。
 だが、一撃で仕留めなかったのがてめえのミスだ。
 手負いの獣の怖さ、教えてやるよ!!』

轟沈
『潮時ってやつか…。
 全く、散々だったがお前らとの暮らしは楽しかったぜ…』

入渠(小破)
『ありがたいが資源が…』

入渠(中大破)
『悪い…この借りは必ず返す』

勝利
『俺が最大戦果?
 冗談止せよ。
 ……マジで?』

帰投
『作戦は取り敢えず完了。
 戦果を確認してくれ』

補給
『飯か?
 俺は最後でいいんだが…』

改装
『貰えるもんは貰っとくよ』
『んなに改造しても強くなんないんだが……まあありがたく頂くよ』

建造
『新しい艦が出来たみたいだ。
 大事にしてやれよ』

開発
『これ、使えるか?』

戦績
『電報が来てるな。
 形だけでもちゃんと読んどけ』

放置
『暇だな。
 くちくいきゅうになってるから用事があったら呼んでくれ』

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