ブラック・ブレット -弱者と強者の境界線-   作:緑餅 +上新粉

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とんだりはねたりの描写って難しいですね。
そういうことで、今回は地の分が増量されとります。


29.失策

「うーん、やっぱりダメか」

 

 

 スクロールさせていたマウスから手を離し、ソファの背もたれへ上半身を預けながら頭を掻く。デスクの上に置いてあるノートPCのディスプレイには、『このアカウントにはアクセス権限が存在しません』という文字。ティナの情報が見れるかもと思いデータベースを覗いてみたのだが、有象無象の民警が持つしがない権利では門前払いを喰らうらしい。

 

 

「もうちょい、悪足掻きしてみるかね」

 

 

 マウスを掴み、ブラウザバックを押してから検索エンジンまで戻る。

 何故、俺がここまでティナの経歴を知りたがっているのか....それは、昨日天童民間警備会社にて少し手合せした時、彼女が明らか狙撃手の取る戦闘スタイルとはケタ違いの体術を見せたからだ。

 

 普通、狙撃を生業とする者は近接戦闘術を身に着けようとしない。何故なら、大抵必要ないからである。

 闇夜や建物の翳に隠れ、遠方から対象を俯瞰し、己を認識される事無く命を刈り取る。それこそが狙撃手の本領。だからこそ、接近戦が強いられる状況を創り出すことは余りにも愚行。なので、大抵失敗すれば事前に確保していたルートで逃走し、相手へ気づかれないうちに身を隠すし、第三者の乱入は予め想定して事前に手を打っておくのが定石。つまり、銃を撃つという技量以外はほぼ無駄。...しかし、ティナはその前提を叩き壊した。

 あのときの戦闘は確実に本気では無かった。無論俺もそうではあるが、正直本気の彼女と交戦を行う際には、搦め手を講じなければまず勝てない。理由は、ティナが対人用の格闘術であるのに対し、俺は対ガストレア用の格闘術であるからだ。結果的に不利なのは、人としての規格に当てはまる俺の方だろう。正攻法で立ち向かえば、ものの数合で癖を看破されて組み伏せられ、主要な関節を折られた後に首を裂かれてお陀仏だ。

 何個目かになる民警の非公式情報サイトから出て、全くと言っていいほど収穫が無かったことに辟易しながら背筋を伸ばす。最近少なくなったデスクワークにやられたか、バキボキと足腰から悲鳴が上がる。そんな音を隣で聞いた夏世は、心配そうに俺の腕を抱いた。

 

 

「大丈夫ですか?長い間筋組織を緊張状態にするのは良くないですよ」

 

「はは、嫌な音聞かせたな。...どうやら、俺には身体動かす仕事の方が合ってるみたいだ」

 

「む....そんなこと言って、私を放ったらかしにする気ですか?」

 

 

 頬を膨らませたと思ったら、弁解する間もなく座っていた俺の膝に腰を下ろしてくる夏世。別段拒む理由はないので、寧ろそのまま抱え込みにかかる。突然背後から腰に手を回され肩口まで引っ張り込まれた夏世は、可愛い悲鳴を上げて倒れ込んで来た。

 只でさえ不機嫌だったのにヤンチャしたので、このままだと十中八九ヘソを曲げる。それを見越した上で、俺は自然な挙動を心掛けて彼女の頭を撫で始めた。すると、今まで怒っていた肩がみるみるうちに下がり始め、背後からでも分かってしまうほどの多幸感が漏れ出て来る。

 

 

(飛那もそうだが、小さい子は頭を撫でられるのが好きなのか...?)

 

 

 己がやられた時を思い浮かべてみても、特に何の感慨も浮かんでこない。それどころか、子ども扱いするな、と怒鳴って撥ね退けてしまう可能性が高いだろう。一体どういう理屈でこの行為に幸福を感じるのか....ううむ、分からない。俺も飛那や夏世の気持ちに立ち代わってみれば分かるのだろうか?いやいや、幼児退行などゴメンだ。

 暫くして満足したのか、夏世は頭に乗せられた自身よりずっと大きな手を両手で掴み、こちらを笑顔で振り返って来た。

 

 

「樹万さん。あまり危ないことに関わり過ぎないでくださいね」

 

「ど、どうした急に」

 

「私、分かってますから。貴方は誰かを助けるためなら、自分の保身を蔑ろにしてでも手を伸ばす人だって」

 

「.......すまん。心配かけたな、夏世」

 

 

 今度は真正面から抱きしめ、敢えて深くは聞こうとしない鷹揚な少女に謝る。

 正直、今回の敵は飛那や夏世と相性が悪い。何故なら、飛那の戦闘スタイルはティナと同じなので、単純な技量の差で勝敗は決する。だとすれば、約一キロから正確に対象をぶち抜けるティナ相手に勝てる同業者はまずいない。運動能力は複合因子である飛那に軍配が上がるだろうが、俺の見立てでは接近戦に持ち込めても、ティナには勝てない。夏世は....言わずもがなだろう。

 

 ―――――――聖天子狙撃事件...いや、ティナ・スプラウトとの決着は俺がつける。つけなければならない。

 

 そう決意を新たに、夏世の頭をもう一度撫でて元気づけていたところを...乱入者のヒステリックな声が割り込んで来る。

 

 

「ああぁ?!抜け駆け!抜け駆けですよ夏世!というか、仕事中にべたべたするの禁止っていったの貴女じゃないですかっ!」

 

 

 持ってきたお茶の乗ったお盆を俺のデスクへ叩き付けながら夏世を睨む飛那。しかし、当の夏世は俺の首もとに頬を擦り付けながら言う。ああ、この子はまた余計な爆薬を投下しおってからに!

 

 

「今は休憩中ですよ。ね、樹万さん?」

 

「え、えーと」

 

(...頷いてくれたら、今日一緒にお風呂入ってあげます)

 

(それ寧ろ頷けないよ?!)

 

「ンなーにを、お二人でコソコソお喋りしてるんですかァ?」

 

「ひぃ!ちょっと飛那さん?!オンナノコが出していい声じゃないよそれ!」

 

「うるさいです。罰として今日の夜は私の部屋に来てください。...絶対ですよ?(これはもう、既成事実を作るしか手はなさそうですしね)」

 

 

 不穏な独り言を残して踵を返した飛那は、俺の返答を聞く間もなく部屋から出て行ってしまった。ど、どうしよう。どうやったら飛那の暴挙を止められるだろうか。部屋入った途端に力を解放した飛那に組み伏せられる可能性もあるし、無視して行かなかったらそれこそ今後が怖い。なにかアイツを説得できるいい方法はないのか....?

 考えうる最悪のケースを幾つも連想していると、そんな俺の隣で黙々と服を脱ぎだす夏世が目に飛び込んで来た。小さくも白く瑞々しい背中が艶めかしく動くその光景に、不覚にも唾を飲み込んでしまう。って、いやいやいや!

 

 

「何やってんの君!?」

 

「いえ、樹万さんが飛那さんにやられる前にやっておこうかと。...あの、樹万さんも初めてですか?」

 

「そ、そうだけど....って何言わせんだ!」

 

「よかったです。なら、樹万さんの最初は私が貰えるんですね」

 

 

 そう言うや否や半裸で俺の腰に抱き付いてきた夏世。瞬間、俺の脳内で完成されていた理性というパズルのピースが四散しそうになった。が、俺を信じて預けてくれた将監の顔がその寸前で浮かび、何とか踏みとどまる。

 ――――――――俺は考えた。必死に考えた。この状況を打開するためには....!

 

 

          ***

 

 

 俺の顔を見たドクターは、開口一番にこう言った

 

 

「ふむ、随分と憔悴しているね。献血にでも行って来たのかい?」

 

「俺の血液を誰かにやったら、その人ガストレア化しますって。ちょっと別の事で色々あっただけです」

 

「内輪揉めは大概にしたまえよ」

 

 

 さらっと人の心を読んだあと、昼飯らしき黒い物体をフォークで突き刺して口内に放り込む。繰り返されるその行動をなるべく見ないようにして、俺はここに来た目的を話し始めた。内容は、聖天子狙撃事件を起こした犯人の顔と名前が割れたんだけど、ドクターはこの子知ってますか、というものだ。

 咀嚼を止めることなく最後まで説明を聞き終わり、昼飯とは断じて認めない物体を全て食べきったあと、ドクターはフォークの乗った白い皿を机に置きながら言った。

 

 

「知らん」

 

「それだけ間を持たせておきながら酷い言い草ですね」

 

「なんだ?君は己の無知をひけらかして非難される事が趣味のマゾヒストなのかね?知らないことを言い繕って語られる方が、よっぽど迷惑かつ低俗な行為だと私は思ったのだが」

 

「.........」

 

 

 相変わらずこの人は性格が悪い。しかも、大方言ってることが間違ってないから、尚更こっちの敗北感が濃厚となる。こんなんだからドクターには友達ができないんだ。

 ともかく愚痴は置いておいて、ドクターまで知らないとなるといよいよ八方塞がりだ。事前情報を頼りに戦闘時の作戦を練ることは出来そうにない。...未知の部分を少しでも埋めようと思ったのだが、あんまり甘えた事を言ってはいられないな。

 考え込む俺を見たドクターは、三角フラスコに溜まっていた緑色の液体を煽った後に唸る。

 

 

「君が言った、狙撃と近接格闘術の両方を身に着けた輩なら五万といる。何でもオールラウンドにこなせる方が、人殺しで稼ぐ傭兵崩れには依頼が多く舞い込んで来るだろうからね」

 

「ああ。そうだろうな」

 

「だが、そいつらは所詮どっちつかずの半端者だ。いずれかの本職と戦えば、あっけなく胸に風穴空けるか、地面を這い蹲る羽目になるだろう」

 

 

 どれか一つを極めたものと、どれも極めていない半端者。いくら芸達者でも本職のマジシャンには敵わない。しかし、そのどちらも極めてしまっている者がいるのだとしたら、多角的な攻めを講じることが出来る分、一つのみを極めた者より明らか有利となるだろう。

 遠方に潜伏されれば、卓越した狙撃によって敵を葬り、接近戦へ持ち込まれても、敵をねじ伏せ葬る。...まさに死角の無い全能の兵士(オールラウンダー)

 

 

「君が多少なりとも畏怖したのなら、そのティナ・スプラウトという少女は、()()()()()()()ということだろう。...UNKNOWNな要素がこれでもかと盛り込まれてるのが気がかりだがな」

 

「.....それでも」

 

 

 ドクターは俺の態度を見て露骨な溜息を吐き、机を人差し指で小刻みに叩きながら呟いた。

 

 

「――――――――今日の夜、二回目の非公式会談が行われる」

 

「っ!」

 

「今日蓮太郎くんから相談されてね。ちなみに、送迎はリムジンじゃなく乗用車にでもしたらどうだと言ったら頷いたんだ。くく、笑えるだろう?でも奴らの目を欺くにはこれが一番だと思ってね」

 

「ドクター。そんなことはいいから場所とか日時を教えてくれ」

 

「詳しいことは蓮太郎くんに聞きたまえ。本当は外部に漏らしては駄目なんだろうが、君になら快く教えてくれるだろうさ」

 

 

 俺はドクターの言葉に頷き、携帯を取り出して蓮太郎の電話番号を呼び出す。

 ...ティナは確実に今回の会談の情報も手に入れているだろう。もはや聖居内に内通者がいることは確実だ。本当は真っ先にそちらを潰したいところだが、以前蓮太郎から聞いた話によると、聖居内関係者は皆責任の擦り付け合いしかしないクズらしい。大々的な検挙へ動くのは、事件が終わってからでないとまず時間の無駄だろう。

 今はとにかく、俺にしかできない事をやるだけだ。

 

 

          ***

 

 

 俺はここ辺りを見晴らすのに最適な公園へ入り、ほぼ中央に鎮座していたブランコ横のベンチへ腰かける。一息ついてから周りを見渡してみると、立ち並ぶオフィスビルの屋上が良く見えた。

 

 俺は以前ドクターの研究室で世話になった時に来ていた黒いコートを羽織り、革製の手袋を両手にはめている。少し暑いが、コートの裏には予備のバラニウムナイフや火薬、弾薬がセットされており、ちょっとした武器庫状態となっているのだ。これなら弾切れというオチは絶対に無い。

 蓮太郎の話しによると、会談はここの公園近くのとある料亭で八時から深夜頃まで行われるらしい。彼や聖天子が乗っている車の型、ナンバーはつい先ほどの連絡で把握済みだ。あとは....

 

 

開始(スタート)。ステージⅢ、形象崩壊を抑制し発現。適正因子による遺伝子情報共有、完了。単因子、モデル・ラビット』

 

 

 ステージⅢの脚力なら、ここら一帯のビル群を飛び移ることは造作もないだろう。しかし、これだけでは足らない。何故なら、現在は夜。地上は人工の光がもたらす恩恵でいっそ過剰なくらい明るいが、聳えるビルの屋上までは残念ながら届かない。...なので、もう一つ小細工をしないと、俺の作戦は意味をなさなくなる。

 時計を見ながら周りも見るという異様に精神力をすり減らす行為を続けていると、ついに待ちに待ったその時が来た。

 

 

(光った!)

 

 

 確かにこの目で捉えた狙撃銃の発射光(マズルフラッシュ)。その瞬間に俺は公園を出て、ここから最も近場のビルへ駆け込む。...捉えた位置は予想より大分遠かった。だが、蓮太郎のことだ、戦闘をこれでもかと長引かせてくれるはず!

 兎の脚力を遺憾なく発揮して階段を昇り、鉄製の扉を蹴破ってから屋上を駆ける。その間に、俺は再び体内組成の変換を試みる。....例の小細工をするためだ。

 

 

『ステージⅢ、リテンション(保持)。形象崩壊を抑制し因子を追加。遺伝子情報共有、完了。モデル・オウル』

 

 

 追加したのは、フクロウの因子。これで一応夜目が聞くようになるのだが、代わりに色覚がほぼ絶望的となる。なので、暗所に入った時点で変化させないと、ちょっとした前後不覚になってしまう。なにせ人間が捉える原始的な感覚の一つを失うので、分かっていてもクるものがある。それでも走る最中に素早く夜目の感覚に慣れ、ビルの縁を蹴って夜空へ飛び出した。

 一つ隣のビルに素早く飛び移り、再度コンクリートの地面を全力で蹴る。そして、息つく間もなく今一度無重力の世界へ。度重なる平衡感覚の消失と、全身を叩く恐ろしいGの影響で吐き気が湧きあがる...が、それを押し込みながら三度目の飛行、そして自由落下。

 やってみると、これが想像以上に難しい。加減を間違えれば飛びすぎて、次のビルへ飛び移るまでの助走をつける距離が喰い潰されてしまうし、だからといって弱くすれば風圧に負けて地上までのフリーフォールを味わう羽目になる。なので、屋上を走る途中にビル風の程度に見切りをつけ、わずかな間のうちに跳躍の加減を決定するしかない。プロスタントマンも真っ青な大博打であるが、やらなければ到底間に合わない。

 

 

「よし、っと!あと一つ!」

 

 

 四度目の飛行を終え、五つ目のビルへ飛び移った。実のところ最短距離で行けばビル三つで済むのだが、それではティナへ気付かれてしまう可能性が高い。なので、ワザと背後を取る形で迂回させて貰った。幸い戦闘はまだ続いているようだし、このままいけばきっと―――――――

 

 その時、俺の耳が何か妙な音を捉えた。例えるなら....そう、虫の羽音のような、生理的に嫌悪感を伴う音。

 

 

「―――――――――――ッ!」

 

 

 背筋に氷の棒を突っ込まれたかのような感覚。何かに見られている、補足されていると俺の直感が五月蠅く喚き散らす。しかし、それを知覚した時はあまりにも手遅れだった。

 

 何故なら、既に自身の左足と右手が消し飛んでいたからである。

 

 

「あがッ....!!」

 

 

 轟音と共に背後の地面へ何かが衝突する。...一体、何が起きた?その疑問を解消すべく、己が身だけではなく思考まで蹂躙される中で、視線のみを動かし背後を見る。そこには、コンクリートに深々と穴を穿つ弾痕があった。まさか、狙撃....?じゃあ、俺は分かった上でティナに泳がされていたのか?!

 否、その理屈はおかしい。現に俺の身体からは腕と足が一本ずつ消失している。いくら敵が神のごとき技を持つと言っても、これは人の形を取る者が為せる所業ではない。...それぞれ別方向から全く同じタイミングで、かつ走っていた俺の四肢を正確に撃ち抜いたのだから。

 何だ。俺が戦っているのは一体何なんだ!?本当にティナが、ティナ『一人』が撃ってるのかよ?!

 恐怖に苛まれながらも手足の再生を全力で行っているが、二つとも根本から食い破られたので時間が掛かる。俺はその事実に舌打ちしながらも、片足で地面を蹴って転がり、近くにあった貯水タンクの影に避難する。あの場に留まり続けたら的役に転身してしまうからだ。

 

 

「はぁ、はぁ...くっそ。多方向からの狙撃というと、普通に考えて複数だよな」

 

 

 だとすると、ティナ以外にもう一人いる?いや、殺しを躊躇う彼女に任務を遂行させるくらいなら、最初から『もう一人』が出張ってくるはず。では、表に出られない何らかの理由があるとしたら...?

 泡沫の如く湧きあがっては消えていく推測に待ったをかけたのは、俺の持つ携帯電話が知らせた着信だった。それに眉を顰めつつもディスプレイを眺めると、そこには里見蓮太郎の文字。俺は迷うことなく応答した。

 

 

「蓮太郎!無事か?!」

 

『ああ。一応怪我したけど、これくらいどうってことねぇ。....それより、そっちへ延珠が応援に向かったぜ。これで勝てるだろ?』

 

「.....待て。延珠を、送っただって?」

 

『?...不味かったか?ってか、電話に出られたってことは樹万が勝っちまったのか!なら、延珠を連れ戻して―――――――――』

 

「違う、違うんだ蓮太郎!俺は勝ったんじゃない!()()()()()!」

 

 

 そう蓮太郎へ叫んだ瞬間、隣のビルで断続的に発砲音が響いた。

 間違いない。これは、延珠への――――――――――――――!

 

 

「蓮太郎!延珠の向かったビルへ急げ!」

 

『わ、分かった!』

 

 

 俺は通話が終わった後に地面を思い切り殴りつけ、自分の不甲斐なさと迂闊さに歯を砕くほど噛み締める。失った手足は未だ半分ほどしか再生しておらず、これでは歩けそうにない。

 銃声が収まったビルを見据えるが、この角度からでは外壁が邪魔になり、見えなかった。




久しぶりの暴走。無論後悔はしていない。(キリッ

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