獣が統べる!<作成中>   作:國靜 繋

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久々に書いたためキャラ崩壊が起きています。
一部だけ本編と関係していますが、残りの殆どは本編とは関わりがないのであしからず。

12月1日一部修正

20150105 誤字修正


獣の休日 *番外編

スタイリッシュの研究施設から逃亡した罪人や危険種の対応に珍しいことにブドー率いる近衛隊とエスデス率いるイェーガーズ、そしてムソウ率いるアインザッツグルッペンと帝国内でも、最も力を持った三人が受け持つ部隊全てを自身で指揮すれば一刻もしない内に事件が解決するのは当たり前だ。

何故珍しくブドーが動いたか、という疑問を持つもの達もいたが、罪人や危険種が数体ほどブドーが守っている宮殿に侵入したと言う事実を知れば、『それもまた必然か』と頷くことが出来る。

もし宮殿に侵入しなければ、ブドーは動かず静観し今頃エスデス率いるイェーガーズと帝都警備隊、戻って来たムソウ率いるアインザッツグルッペンで処理しただろう。

事件が解決して発覚したのだが、スタイリッシュの研究施設を襲撃した犯人は未だ見つからず、逃げ出した人工危険種が一体も見当たらないそうだ。

犯人も上手く逃走したのか、どの部隊も捉えることには成功していないと言う事実は、三人にとって耐えがたい屈辱だ。

簡単に三人が指揮する部隊全てから逃げ遂せられるなど、本来ならば万に一つの可能性もなく、不可能と断言できることだ。

帝都を護る外周は無駄に高くそびえたつ壁に守られ、唯一の出入り口は全て閉められていた。

袋の鼠状態なはずなのに逃げ遂せ、さらにスタイリッシュ作の人口危険種も消えた。

まるで、中から外へと空間ごと移動したかのように、……いや一つだけ心当たりの有る帝具がある。

もし、アイツの仕業ならば納得はできるが、証拠が今の所一つもない。

これは少しばかり調べる必要があるかもしれないな。

ならば、第Ⅲ局、第Ⅳ局に動いてもらうかとムソウは顎に手を当てながら思案していた。

第Ⅲ局と、第Ⅳ局は史実においては、別の名称で、更に恐怖の代名詞とさえされていた部隊だ。

SDとゲシュタポ、ナチス第三帝国を詳しく知らない者達でさえ、一度はどこかで目にするか、耳にする名前だ。

ムソウと言う絶対秩序の名のもとに史実以上にゲシュタポは必要とあらば文字通り何でもする組織となり、きちんと成果を上げたのならばどのようなことも黙認されている国家保安部の中でも一種の治外法権的機関となっている。

それこそ裁判で無罪を証明できたものでさえ、異民族や革命軍との関わりが疑わしいのならば保護拘禁と言う名のもとに強制収容所送りにすることさえ可能な権利を有しており、その権力を濫用しないために常にSDが見張っている状態だ。

そもそも組織を運営する上で最も気を付けないといけないのは、組織の権力を私欲に使うことと腐敗を自浄出来る自浄能力がきちんと働いていることだ。

ムソウの否、史実のラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒの他の誰がやっても、自分の利益を図るか、組織を濫用するかしてしまうが自身ならば私欲に走らずどのような汚れでも清濁併せのむように冷静に受け止めることが出来るからこそ運用できる、という絶対的意思とそれを可能とする手腕があって初めて保安本部の運用が実現できている。

それを本格的に動き出させたと言うだけで、ムソウの本気さを感じ取るには十分だろう。

 

そんな、SDとゲシュタポに命を下しアインザッツグルッペンを率いていた翌日のムソウは、いつも通りそびえ立っている書類の塔を処理している――と言う訳では無かった。

本当に珍しく、192日ぶりの休暇を取ることが出来たのだ。

次の休暇がいつになるか、それはムソウ本人も分からない。

むしろこんな時期に、休暇が取れる方が本来異常なのだが、いろいろな偶然が重なった結果取ることが出来たのだ。

 

「で、何故エスデスがここに居るんだ?」

 

せっかくの休暇と言うこともあり、いつもの堅苦しいイメージのある保安本部の制服を脱ぎ、ラインハルトのまさに人体の黄金律と称される肉体美を表せる体にフィットした爽やかさを感じさせる服装だった。

そんなラインハルトの腕に自分の胸を押し付けるように抱きついているのは、帝国きってのドS将軍であるエスデスだ。

そんなエスデスの格好は、胸元のあいたシャツに皮ジャージを羽織、ミニスカートと比較的治安の良い帝都内であっても普通の女がするには危険な格好だ。

下手に挑発的格好をしていたならば、賊ではなく帝都警備隊のガラの悪い警備隊員に拉致強姦される可能性さえあるのが今の帝都だ。

そんなことをすれば保安本部が動き、その先の未来がないのは帝国軍に所属する者ならば誰もが知っていることだ。

 

「なに昨日ムソウが、久々の休暇を取ると耳にしてな。私も休みを貰ったのだ!!」

 

エスデスは、花も恥じらう乙女のような笑顔をこちらへ向けながら言い切った。

これが公務中ならば、エスデスと言えど自重しただろうが今はお互いにプライベート、周りの目が気になる位で他に気にする様なものは一切ない。

 

「それとも既に予定があったか?」

 

エスデスは、嬉しそうな表情から一転、捨てられる子猫のような表情で見て来た。

いつものドS具合とのギャップがあるため、日ごろのエスデスを見慣れている人であったのならば誰だ!!と叫びたくなるだろう。

 

「分かった、エスコートさせて貰おう」

 

ムソウは、嘆息しながらエスデスの願いを了承した。

どの道、急にとれた休暇だったため予定どころか暇を持て余していたのだ。

暇つぶしと言ったらエスデスには悪いが、ムソウにとってエスデスに付き合うのも吝かではなかった。

決断してからのムソウの行動は早く、エスデスが腕に抱きついた状態で、帝都メインストリートへと出かけた。

案の定と言う訳ではないが、無駄に人目を引きつける。

日頃制服姿しか見せることのないムソウとエスデスが私服姿で来ているのだ、注目するなと言う方が無理な話だ。

 

「それで、どこか行きたい所は在るか?」

 

「そうだな、私はムソウとならどこでもいいのだが……そうだ、服を選んではくれないか?」

 

「服か、……ふむ、いいだろう」

 

そう言うと、エスデスはムソウの手を引くようにして、いろいろな服屋を見て回った。

女性服と言うのもを男性であるムソウが詳しい筈もなく、エスデスが試着して見せたもので色が好みかエスデスに似合っているか?と言う率直な感想しか述べることが出来なかった。

まだ服の段階ならばムソウと言えど受け入れることが出来た。

問題は、段々ヒートアップしていったエスデスが、ムソウを下着の専門店へと連れて行ったのだ。

幸いと言う訳では無いが、エスデスが連れて行ったのは貴族や高官、富裕層御用達の店であったことから市民には手が出し辛い場所であったため、客が居なかった事だ。

 

「こんなのはどうだ?」

 

エスデスは際どいものや、本来ならば目のやり場に困る様な下着を平然と見せて来ている。

中身が史実のラインハルトよりとはいえ、一切Dies Iraeのラインハルトが入っていない訳では無い。

何が言いたいかというと、ムソウはエスデスの姿に恥ずかしがるでも憶するでもなく、感想を言い切ったのだ。

 

「ふむ、私の好みとは少し違うな。私の好みとお前のこの身を考慮するならばこれなんてどうだろうか?」

 

むしろムソウは臆面もなく別の下着をエスデスに渡したのだ。

 

「ふむ、ムソウはこっちの方が好みだったか。少し待っていろ着替えて来る」

 

エスデスはムソウに手渡された下着を手に持つとまた試着室へと戻って行った。

 

「少しきついな、店主もう少し大きめのサイズはないのか」

 

「は、はひっ!!も、申し訳ございません。現在そのサイズしか……」

 

店主はいきなり呼ばれた事に声を呑んでしまっていた。

それも仕方がないことだろう、帝国軍最強と名高いエスデスや帝国最大の警察組織の長であるムソウがいきなり店に現れているのだ。

むしろそうならない者がいたならば、そいつは相当図太い奴なのだろう。

 

「そうか、ならば今からサイズを計ってオーダーメイドで作って」

 

「は、はい」

 

特注で買ってくれるのは嬉しいのだが、エスデスのような帝国でも上に立つ人の肌に障るのは恐れ多いと内心怯えつつも店主は店員たちが見守る中エスデスのスリーサイズを計りだした。

ムソウの目から見て、店主には商才はあるようだが、それ以上の脅えが見て取れた。

その脅えは危機管理からくるものならば、なかなか得難い才能なのだが脅えすぎと言うのも些かどうかとムソウは思いはしたが口にはしなかった。

 

「では店主、完成したら宮殿の方へと届けておいてくれ」

 

「畏まりました」

 

測定が終わり、生地などを細かく決め支払いを終わらせてきたエスデスがやって来た。

流石にスリーサイズを計る時などはムソウと言えど店の外に出て待っていた。

 

「待たせたか?」

 

「いいや」

 

ムソウと言えど、ここで「待った」などと空気の読めないことを言うほど鈍い男ではない。

むしろ空気や状況判断に関しては人一倍機敏と言えるだろう。

 

「買い物も終わったのならば、そろそろお昼にでもするか」

 

「そうだな」

 

朝からいろいろな店を周って居たため二人そろって空腹だ。

荷物は幸いなことに店側が全て宮殿に配送してくれるとの事なので邪魔になる様な事はないので、敷居が高そうな店だろうと気にせず入ることが出来る。

だが、ムソウもエスデスも格式ばった敷居の高い店は、公務や接待される時などに行き慣れていて真新しさを感じることはない。

人生で何よりも恐ろしいのは飽きることだ。

そのことを良く知っているムソウは、物珍しさも含め市井の者にとって、少し背伸びをしたならば行ける様な雰囲気の良い店に入った。

 

「いらっしゃいませ!!」

 

ムソウとエスデスが入ると、店員が愛想良く出迎えてくれた。

 

「二名様ですね。ご案内します!!」

 

店員に誘導される様にして二人は、席に着いた。

 

「こちらがメニューになります。お決まりになったら、こちらのベルを押してお呼びください」

 

店員は、そう言うと去って行った。

ムソウはメニューを見ると、市井の者達はこういったものを食べているのかと割と豊富な種類のメニューを見ながら思った。

現在の帝都の状況が状況なため、食べる物に困らないまでも豊富とまでは行かないとムソウは思っていた。

 

「私は決めたがムソウはどうだ?」

 

「ああ、私も決めたところだ」

 

店員に言われた通り、ムソウはベルを押すと、音が鳴りすぐさま店員がやって来た。

確り教育が出来ているなと、ムソウの中で店の評価が少しばかり上がった。

だからと言って、次から利用するかと言われたらそうではないが。

ムソウとエスデスは店員に注文を伝えると、店員はすぐさま厨房へと向かって行った。

そこまでも待たされることなく料理は出され、ムソウはエスデスと他愛もない会話を楽しみながら日頃口にしない様な料理に舌鼓していた。

食べ終わると食後に頼んでいたコーヒーが出され、味も悪くなかったなと思いつつ一息ついていた時だった。

見せに新たな客が入って来たのだ。

一人の好青年と言えた風貌の持ち主の後ろに三人の帝都に来たばかりと言わんばかりの風貌の少女たち。

それを見て、ああ、売られてきたのかといつものことだとムソウは思っていた。

帝国内でも、きちんと国から許可を得た商人ならば身売りをすることが許されている。

むろんその審査は厳しく、定期的に商人自身の査定と身売りされてきた者達の査定、数の確認などを行っており、誤魔化し利益を計ろう者ならば即打ち首と厳しく取り決められている。

中には無許可で人身売買を行う者達もいるが、そう言った者達はもれなく帝国内にある大監獄か強制収容所のどちらかに送られることになっている。

正確に言うならば、帝都警備隊に捕まるか保安本部に捕まるかによって送られる先が違うだけだ。

 

「どうかしたかムソウ?」

 

「いや、何でもない。ただ珍しく取れた休みを荒そうとする輩が居るからな」

 

先ほどの四人組とは違い、次には行って来たのは多くの黒いスーツにサングラスを掛けたボディーガド達とそれに守られてやって来た三人の金持ちたち。

せっかく美味いコーヒーを飲んでいたと言うのに台無しにしてくれる。

 

「ゴミ掃除は公務の日だけにしたいものだ」

 

「行くのか?」

 

「美味い物を食った後に気分を害されたのだ。どの道罪人とはいえ報いは必要だろ」

 

「なら、私も行こう」

 

黒服たちは、三人の少女たちの背後に回ると両腕を拘束するように掴み上げていた。

二人の少女たちは戸惑いを見せていたが、一人の少女は戸惑いよりも怒りの方が上回っていたらしく柔軟な体を活かし、拘束している男の顔を蹴り上げた。

だが、拘束している男も伊達に今の帝国でボディーガードをしている訳では無く、少女の蹴りを顔で難なく受け止めた。

 

「イナカモンの拳法かよ!!」

 

左腕だけで拘束し、右腕で少女の腹を殴った。

鈍い音が店内に響き、少女は灰の中の空気を吐き出した。

 

「ファルちゃん!」

 

ファルと呼ばれた少女は、床に投げ捨てられるとピクピクと痙攣を起こしており、三人の少女を連れて来た青年はそれを見下しながら、

 

「あーこのハネッかえりな少女を楽したのはスカさんです?」

 

興味が湧かないかのように後ろに立っている三人のうちの一人に話しかけた。

 

「はいはい、こういう娘を少しづつ刻んでいくのが面白いんですよ」

 

「了解、それじゃ両足折っちゃってよ」

 

笑顔で巨漢の男に青年は命令し、巨漢のボディーガードの男はにやけた面で実行しようとした時だった。

背後から伸びて来た手に顔面を掴まれると一気に、吹き飛ばされ窓ガラスを割りながら大通りへと出た。

 

「誰だ!!」

 

「誰でも構わんだろ。食後の後味を悪く為る様な事を私の前でして、それなりの覚悟は出来ているのだろう?」

 

ここにいる者達の中にムソウを知らない者達はいない。

だが、日ごろ軍服に身を包んでいること、そして何よりムソウのような高官がこんな庶民の店に来るとはこれっぽっちも考えておらず、ただのそっくりさんだと安易に決めつけてしまった。

 

「おい、こいつをさっさと排除しろ」

 

青年は周りにいるボディーガード達に命じた。

屈強そうな肉体を持つボディーガード達から見たら、ムソウの体つきはひ弱に見えたことだろう。

ムソウ自身としては、今までの人生においてここまで侮りの視線を受けたことは初めての体験だった。

誰もがその姿に畏怖し、畏敬の念さえ向けて来ていた。

そんな人生の中で初めて侮られたのは、ムソウとして、そして何よりラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒとして新鮮さを感じさせつつも苛立ちを覚えさせるには十分だった。

一斉に襲い掛かってくるボディーガードたちに対しムソウは、一切の無駄なく全てを紙一重でかわして見せた。

前後左右から無秩序に繰り出される拳の群れだが、所詮はボディーガード止まりの者達の拳はムソウに触れることが叶わず逆にムソウの繰り出す拳の全てが平等に顔面やこめかみ、みぞおちなど全てが急所に決まり一撃で戦闘不能に陥らせた。

中には、逃げ出そうとした者達もいたがその者達は平等にエスデスの手によって大の大人が悲鳴を上げながら凍りづかされた。

 

「ぼ、僕は大臣の縁者だぞこんなことをしてただで済むと思っているのか!!」

 

この時点で、片方がエスデスであると気づけたはずだが、いきなりの出来事に青年は気が動転し苦し紛れに大臣の名前を出してきた。

確かにこれが事実でも事実でなくても帝国に住まう者達に絶対的効力を発揮することが出来るだろう。

青年もその効力を知っているが為に出したのだろうし、大臣の名前を出した以上自身が優位だと信じて疑わない表情を浮かべた。

そして、丁度良く付近の住民の誰かが通報したのか帝都警備隊とイェーガーズのメンバーであるウェイブとランがやって来た。

 

「ちょ、丁度良い所に来た、こいつらがいきなり襲って来たんだ。助けてくれ」

 

「そ、そうじゃわしらは何もしておらぬ」

 

「そうじゃ、わしゃこんな事される身に覚えはないのじゃ」

 

青年たちは、すがるように帝都警備隊の方へと助けを求めた。

それに対して警備隊員たちの表情は冷ややかだった。

 

「あんたらいいかげん諦めろ」

 

「なんてことをいうのじゃ、わしたちを誰だと思っている」

 

「誰であろうと関係ねえよ。あの人の前で犯罪を犯した時点でアンタらは終わってんだ」

 

ウェイブが最終判決を言う様に言いきった。

 

「何を……」

 

ここで青年はやっと理解できた。

ああ、自分達がそっくりさんと決めつけた相手が当人だったのだと。

青年は膝から崩れ落ちると、他の者達ともども帝都警備隊の手によって連行されて行った。

 

「しかしムソウ様や隊長がこの様な店に来られているとは思いもしませんでしたよ」

 

帝都警備隊を見送ったランがこちらへとやって来て話しかけて来た。

 

「なに、いつも行くような店と違いを出すのに良かったからな」

 

ムソウはそう言いながら、迷惑料を含めた金額を店に払った。

ムソウとしては端金だが、店としては一日二日で稼げるほど安い金額ではなく若干戸惑いを見せつつも嬉しそうだった。

 

「各種手続きなどは任せて構わぬか?」

 

「ええ、大丈夫です。せっかくの休みですのに災難でしたね」

 

「なにこの程度問題はない。今はそれ以上に気になることがあるからな」

 

ムソウは大臣の息子であるシュラのことを考えながら言った。

もしあれが帰って来るなら少しばかり警備を厳重にしないと無用に命を散らす者が増えてしまうからだ。

ムソウ自身とて配下の手で、敵性危険分子かもしれないと言うことで保護拘禁をしているが、シュラの場合は完全に趣味や悦楽の為だけに行っている。

自身のことを棚上げする様だが、シュラは少しばかりやり過ぎているのだ。

 

「どうしたムソウ?恐い顔をして」

 

「いや、何でもない」

 

「そうか、ならいいのだが」

 

ムソウとエスデスは、ウェイブやランと分かれると、またメインストリートでいろいろな店を見て回った。

 

 

 

完全に余談になるのだが、その日の夜、ムソウはエスデスと共に一夜を明かしたのだが、何があったかはきっと想像するとおりだろう。


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