ハイスクールD×D ~闇皇の蝙蝠~   作: サドマヨ2世

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ここでは凶敵リュオーガ族を紹介致します!


オリキャラ紹介(リュオーガ族編)

後述の『災厄の漆黒竜(インフェルニティ・ドラゴン)』オニキスによって創造された古代の一族でドラゴンの血と力を受け継いでおり、人間と然程変わらない姿の者、人外染みた姿をした者と分かれている。リュオーガ族特有の痣が体の何処かにある。

 

他の種族から忌み嫌われ、迫害を受け続けた結果―――“自分達以外の種族は滅びるべき敵”と言った歪んだ思考を持つようになってしまった。

 

一族の中には竜の力を最大限にまで引き出せる者がいるが、多くの者が力に耐えきれず自壊、または病や他種族による駆除にて命を落とし、現在生き残った者は後述の5人しかいない。

 

封印される前は『竜獄の宴』と呼ばれる催し物を常々開催し、招待客を殺害し続けていた。

 

四大魔王と竜崎総司に関する者としてグレモリー眷属・シトリー眷属の抹殺を目論み自分達の居城フローズンパレスに誘き寄せたが最終的には敗れ、現在は敵対しない事を条件に南極へ隔離されている。

 

種族名の由来は竜王+牙

 

元ネタは『コロッケ!』のビシソワーズ家

 

 

 

 

名前……ラース・フレイム・ドラグニル

 

種族/分類……リュオーガ族/リュオーガ族の長、『竜星(りゅうせい)の間』の主

 

年齢……推定外見20歳

 

身長……174㎝

 

体重……60㎏

 

イメージCV……宮野真守

 

 

リュオーガ族の筆頭、外見が新に似た金髪緑眼の青年。涼しげで優しそうな雰囲気を出しているが本性は冷酷で残忍、自身達以外の種族は滅ぶべきだと豪語している。火竜(かりゅう)の血と力を受け継いでいる為、炎を使った戦法を得意とする。後述のオニキスの力が解放されたのを機に砂漠の奥底から他の4人と共に復活、肩慣らしに街や村をいくつも滅ぼす。グレモリー、シトリー眷属、アザゼル、竜崎総司、セラフォルーの前に現れて四大魔王と竜崎総司に報復を宣告。セラフォルーとソーナを人質にして、自分達の居城―――南極に(そび)えるフローズンパレスに招待した。

 

そこでリュオーガ族特有のゲーム『竜獄の宴(ドラゴニック・ヘルズ)』を開催、グレモリー、シトリー眷属の抹殺を目論んだ。『竜星(りゅうせい)の間』のくじを引き当てたリアス、朱乃、渉、祐希那を人間の姿のままでも圧倒していたが、更に絶望感を与えるべく竜の力を解放―――竜人態(りゅうじんたい)へと変貌。竜奥義『消滅の十字火竜(クリア・ザ・グランドクロス)』でリアス達を瀕死へ追い込んで勝利した。

 

その後、グランドフィナーレで新、一誠と対峙。圧倒的な力で追い詰めていく途中―――レモネードが祐斗達に苦戦していた事に腹を立て、彼女もろとも新達を殺そうと上述の竜奥義を放った。しかし、新達どころかレモネードも死んでいない事に激昂、レモネードを助けたニトロを無慈悲にも消滅させた。

 

ラースの所業に怒る新と一誠に対し、遂に究極態を披露。凄まじい猛攻で新の左腕を喰い千切り、一誠も瀕死へと追いやった。自分の勝利を確信し、哄笑していた最中―――復活した新が未知の形態へ進化したのを見て動揺・激昂した。新を“出来損ないの雑種”と貶して叩き伏せようとするが……自分と互角以上の力に押され、仲間との想いを乗せた新の拳に敗れ、城外まで吹き飛ばされた。

 

その後は自害を図ろうとしたが、レモネードの制止と新の言葉によって独り善がりの愚かさを痛感、心の底から負けを認めた。

 

決戦後、お互い敵対および干渉しない事を条件に他の4人と共に南極へ隔離された。

 

名前の由来は憤怒を意味する英語Wrath(ラース)、フェアリーテイルに出てくる姓『ドラグニル』

 

竜人態のイメージモデルは龍皇子サラマンデス

 

究極態のイメージモデルはsic版仮面ライダーウィザード・オールドラゴン

 

 

 

名前……アノン・アムナエル

 

種族/分類……リュオーガ族/『泉の間』の主

 

年齢……推定外見19歳

 

身長……167㎝

 

体重……59㎏

 

イメージCV……山口勝平

 

 

右目にモノクルを着けた手品師風の少年。陽気な口調で語尾に「~ニャ」と付けて喋る。ステッキを武器とし、その場にいる者を疑似空間に転送したり相手を捕らえる拘束具を生み出したりと様々な術を使い、瞬間移動や幻影を駆使した不意討ちおよびトリッキーな戦法を好む。『竜獄の宴(ドラゴニック・ヘルズ)』では『泉の間』を守護している。

 

トリッキーな戦法と竜奥義『魔術師の幻影(トリッキー・レディオ)』で新と一誠を翻弄していく最中、新の左腕にリュオーガ族の証である痣を発見し、自身の首筋にもある痣を見せつけて新を困惑させた。新の出生の秘密を暴露して新を放心させ、言葉巧みに洗脳しようとしたが……一誠の叱咤激励を受けて吹っ切れた新に背後から剣で貫かれ、泉の中へ沈んだ。

 

決着がついたと思われた刹那、怒りと憎しみをさらけ出して最後の足掻きとばかりにステッキから極大の砲撃を見舞うが―――新のクロス・バーストと一誠のドラゴンブラスターによる波状攻撃で跡形も残らず消滅した。

 

決戦後は新の計らいによって『霊魂復活(ソウル・リバイヴ)』で蘇生された。

 

名前の由来は『遊戯王GX』のアムナエル

 

 

 

 

名前……ニトロ・グリーゼ

 

種族/分類……リュオーガ族/『血溜(ちだま)りの間』の主

 

身長……237㎝

 

体重……312㎏

 

イメージCV……檜山修之

 

 

暴走族の様な風貌をした異形で“爆進帝王”と自称している。テンションがかなり高く、他のリュオーガ族も彼のノリにはあまりついていけないらしい。頭も悪く慣用句などの使い方をよく間違える。(※例として年寄りの冷や水➡年寄りの冷奴(ひややっこ)など)

 

更には暴走もとい妄想癖も激しく、ギャスパー、小猫、仁村の3人は脳内で“自身に好意を寄せる後輩キャラ”と位置付けており、特にギャスパーに対しては異常なまでの愛情を見せる。(しかも、ギャスパーが男の娘と発覚しても全く気にしていない)

 

『血溜りの間』ではギャスパー、小猫、仁村、ロスヴァイセと対峙し、体の頑丈さに任せたゴリ押し戦法で4人を苦戦させる。更に鋼鉄の様な鱗に覆われたトカゲの様な竜人態へと変貌し、圧倒的な防御力で打撃砲撃を無力化していった。(なお、この姿になると嗅覚も飛躍的に上昇するらしい)

 

序盤は圧倒していたが、ギャスパーの奇策に振り回されてから形勢逆転。小猫と仁村に関節を外されたせいで自慢の豪腕が使えなくなり、ロスヴァイセの魔術砲撃によるピンポイント攻撃で胸部の鱗を砕かれ、心臓が露出。そこへ小猫と仁村の打撃が加わり、更に開いた口から体内へロスヴァイセのフルバーストが炸裂し、全身から火を噴いて倒れた。

 

その後はリュオーガ族の掟に従って自分を殺すよう進言したが、ギャスパーの叱咤を受けて改心。グランドフィナーレでは乱入してラースの竜奥義からレモネードを救い、仲間を殺そうとするラースに異を唱え激昂した。

 

果敢にも立ち向かっていくがラースに胸を貫かれ、『火竜の咆哮(デリート・プロミネンス)』によって跡形も無く消された。終戦後、新のアノンと同じ様に『霊魂復活(ソウル・リバイヴ)』で蘇生された。

 

名前の由来はニトログリセリン

 

通常態のイメージモデルは銃頭サンバッシュ

 

竜人態のイメージモデルはサンゲイザーファンガイア

 

 

名前……長光重蔵(ナガミツ・ジュウゾウ)

 

種族/分類……リュオーガ族/『月影(げつえい)の間』の主

 

身長……244㎝

 

体重……512㎏

 

イメージCV……岩崎征実

 

 

全身が灰色1色に染まった異形、相手を萎縮させる様なドスの利いた声音を発する。戦闘スタイルは主にパワーに任せた力押しタイプだが―――全身を覆った外殻を剥がす事で速度が上昇し、剣術を使用する。頭部には2本の巨大な角が生えており、そこから雷を放つ事も可能。

 

『月影の間』にて裕斗、ゼノヴィア、イリナ、由良、巡と対峙し、上述の2つの形態で健闘、更に竜奥義『満月一閃(まんげついっせん)』で5人を戦闘不能寸前まで追い詰めた。“他人と馴れ合う”事を心底嫌い、裕斗達を侮蔑したが……チームプレイを駆使した裕斗達の猛攻に押され始め、形勢逆転。再び出した竜奥義『満月一閃』もデュランダルの波動と合わさった斬撃によって打ち砕かれた。

 

致命傷を受けてもなお、戦意を消さずに向かっていくが、裕斗から「傷だらけの相手をこれ以上斬るのは剣士の主義に反する」と言われ、リュオーガ族の誇りを守るべく自ら刀で顔面を刺し貫き、警告とも取れる言葉を遺して灰となって消えた。(その際、裕斗はリュオーガ族の生き方に対して静かな怒りを見せていた)

 

イメージモデルはドラゴンオルフェノク

 

キャラクターイメージは龍が如くシリーズの郷田龍司

 

竜奥義のイメージは牙鬼萬月(きばおにまんげつ)牙陵道(がりょうどう)・萬月斬

 

 

 

名前……レモネード・フォールン

 

種族/分類……リュオーガ族/『人形の間』の主

 

身長……144㎝

 

体重……41㎏

 

イメージCV……野中藍

 

リュオーガ族の紅一点。背中を大きく露出させたゴスロリ服を着込み、髪をツインテールに束ねている。事ある毎に「……クスッ」と小さく笑う癖があり、おっぱいのサイズはイッセー(いわ)く小猫以上アーシア未満らしい。『竜獄の宴(ドラゴニック・ヘルズ)』では『人形の間』を守護している。

 

視認が困難な糸状のオーラを用いて物体を飛ばす他、対象人物に接続して操る戦法を得意とする。その中でも竜奥義『道化の遊戯(サイコ・ストリングス)』は相手の思考までも手に取るように分かる。

 

『人形の間』にて開始早々、匙を『道化の遊戯(サイコ・ストリングス)』で操って椿姫、花戒、草下を翻弄し追い詰めるが、糸を見破られて切断され、反撃に出た匙の黒炎をくらった。―――しかし、彼女はリュオーガ族に伝わる“竜の呼吸法”を会得しており、逆に黒炎を喰らって『火竜の息吹(フレア・ブレス)』で4人を一瞬で戦闘不能に追い込んだ。

 

その後はグランドフィナーレにも参加、新と一誠以外の残存メンバーを相手にするが、多勢に無勢ゆえかラースに助けを求める。しかし、それがラースの怒りに触れ、彼の竜奥義で消滅させられそうになるが―――寸前でニトロによって救出される。自分の代わりに死んだニトロを見て発狂し、大いに泣き叫んだ。

 

終戦後は自害しようとするラースを止める、“独りになりたくない”と言う思いをぶつけるなど年相応の態度を見せた。

 

 

 

名前……『災厄の漆黒竜(インフェルニティ・ドラゴン)』オニキス

 

イメージCV……玄田哲章

 

リュオーガ族を生み出し、悪魔、天使、堕天使だけでなく他のドラゴンからも忌み嫌われた漆黒の悪竜(あくりゅう)。大昔に滅ぼされ、残された欠片は新=ゼノン・ブラック・ドラグニルを創造する為に使用された。

 

サイラオーグ戦で初めて具現化され、暴走した新が変異した。リュオーガ族戦でも新の精神内に現れ、負の感情と力を撒き散らすよう示唆する。

 

イメージモデルはレッドアイズ・ブラックドラゴン

 


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