ハイスクールD×D ~闇皇の蝙蝠~   作: サドマヨ2世

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お待たせしました!と同時に新年初投稿です!

2022年もよろしくお願いしますm(_ _)m


お嬢様キャラって目の前では気丈に振る舞うけど、実は泣いてる事が多いよね。

 『テメェには嫉妬が足りてねぇからな』

 

 『オレには分かるぜぇ? テメェからは嫉妬の(にお)いがプンプンしてくんだよ』

 

 『自覚ねぇのかぁ? 可哀想な奴だなぁ。でもまぁ、いずれ気付くぜぇ? テメェが誰に嫉妬してんのか。そして、その嫉妬にまみれたテメェの醜い本性さえもなぁ!』

 

 皆が寝静まったであろう深夜、なかなか寝付けない新は独り洗面所で鏡と睨めっこをしていた。寝付けなかったのは……先の戦いの時、エンドヴィルに言われた言葉が頭から離れなかったせいである。

 

 “嫉妬が足りてない”、“嫉妬の匂いがする”、“嫉妬にまみれた醜い本性”等々、謂われも無い言葉を吐かれたのだが―――その時、新は反論が出来なかった。

 

 勿論、自分が誰かに嫉妬を(いだ)いている根拠など無いが……嫉妬の感情が微塵も無いとも言い切れない。元々新は一般的な日常生活とは無縁の世界で生きてきた。そこに身を置く者は等しく劣等感や歪んだ価値観を抱き、シビアな情勢に揉まれ、世間一般の常識から多少なりともズレた考えと人間性を持っている。暗い道を歩んできた日陰者が、いきなり日の当たる領域に足を踏み込めば世間との違いに当惑するのは自明の理。

 

 そんな世界で生きてきた新からして見れば、エンドヴィルの発言は―――まさに的確な(マト)を射ていたものだった……。

 

 しかし、それでも新は認めたくなかった―――否、認めてしまう日が来るかもしれない事に不安を抱え、自分自身の中に(ひそ)んでいる暗い感情に内心ビビっていた。

 

「……俺も嫉妬の仮面を(かぶ)って、醜い本性を隠しているだけなのかもしれねぇのか……」

 

 新は自然に自分の頬に手を当て、撫で下ろすような動作をする。今している“表情”も―――実は“指摘された嫉妬を隠す表情(仮面)なのかもしれない”と言う案外笑えない皮肉を交えて……。

 

 そんな考えに気落ちしながらも寝間着を雑に脱ぎ捨て、風呂場に足を踏み入れる。軽くお湯を浴びてから広い浴槽に浸かろうと思った矢先、先客がいる事に気付き、向こうも新が入ってきた事に気付いたのか視線を向けてくる。

 

「……っ? あ、新さま」

 

「レイヴェル? 珍しいな、こんな時間に。どうした?」

 

「い、いえ……なかなか寝付けなかったので、気分転換にと」

 

「ハハハッ、お前もか。俺と同じ理由だな」

 

 先客のレイヴェルも新と同じ理由で風呂場に来ていたようで、新は「隣、良いか?」と彼女に(たず)ねる。勿論、レイヴェルは「どうぞ」と断る筈も無く受け入れる。

 

 腰掛けに座り、軽くシャワーを浴びる新。その間、隣ではレイヴェルが泡立てたタオルで体を洗っている。小柄な体に不釣り合いと言える豊満なおっぱい、程好い腰のラインとお尻を持つ彼女の肢体をチラチラと見ながらシャワーを止める。

 

 すると、新は突然こんな質問をレイヴェルに投げ掛けた。

 

「なあ、レイヴェル。今の俺って……どんな表情(かお)をしてるように見える?」

 

 それを聞いたレイヴェルは一拍置いてから答える。

 

「率直に言ってもよろしいなら、あまり浮かない表情をしているように見えますわ。それも分かりやすいくらいに」

 

 彼女の答えに「そっか……」と新は言葉少なに呟き、自然と溜め息を吐いてしまう。更にはレイヴェルに核心を突かれてしまう。

 

「もしかして、先程の戦いで何か遭ったのですか? あの……『深淵の喰闇(ダーク・ロード)』と呼ばれる者に何か言われたのを気にしているのですか?」

 

「―――っ。……気付いてたのか?」

 

「あの異形に言葉を掛けられてから、明らかに新さまの動きが鈍くなったのが見えました。普段の新さまなら到底あり得ない事です」

 

「俺ってそんなに分かりやすいのか」

 

「私は新さまのマネージャーですのよ。どのようなお顔をされているのかは、一緒に過ごしていれば分かりますわ!」

 

 レイヴェルは自信に満ちた表情で胸を張り、新は自分の表情の分かりやすさに苦笑する。やがてエンドヴィルとの戦いで何が遭ったのか、新は彼女に打ち明けた。

 

 エンドヴィルに問われた『嫉妬』、己自身が無意識に嫉妬を(かか)えているであろう事、そして……何より、その『嫉妬』に気付かないフリをしている事―――。新は一拍置いてから話を続ける。

 

「前にも言ったが、俺は元々世間一般から褒められるほど立派な奴じゃない。俺自身でさえ知らず知らずに(やま)しい部分を抱えて、隠して、たとえ気付いたとしても眼を逸らしちまう―――そんな逃げ腰が染み付いている根性無しでもあるんだ。ヤツの言葉は……まるで弱いクセに粋がり強がってるのを見透かした発言だった。だから、俺はヤツの言葉に反論できなかった」

 

「…………」

 

「レイヴェル、俺は確かに他の奴と比べたら1つ2つ飛び抜けて強いかもしれないが……同時に飛び抜けて弱い一面もある。いくら肉体的に強くても、精神面で弱かったら意味が無い。バサラやキリヒコを前にすると平静を欠いてしまうのが良い例だ。俺は……まだまだ弱い。奴らを前にすると、それを否応無しに思い知らされてしまう……っ」

 

 確かに新は今までバサラの狂人的な強さと真理を突くような言葉に心の隙を突かれ、キリヒコには精神を(えぐ)られるような手法で幾度となく煮え湯を飲まされてきた。その(たび)に新は自分の力量不足を痛感してしまう……。

 

 今回の1件もそうだ。乱入してきたバサラに注視し過ぎたせいで、レイヴェルを人質に取られた事に気付くのが遅れてしまった。新は未だにこの失態を引きずっている……。レイヴェル本人は気にしていないが、新にとっては反省すべき点である。

 

「本来の俺はどうしようもない程バカでクズな男なんだよ……。真っ先にやらなきゃいけない事があるのに、目の前にアイツらが現れると途端に理性を(おさ)えられなくなる。それもこれも……俺が弱いせいだ。一誠やリアス達に散々説教垂れておきながら、俺自身がまだまだ未熟者だって事に気付いてなかった。いや、気付かないフリをしてたんだ……! その結果がこのザマだ、情けねぇよ……っ」

 

 己に(いきどお)りの言葉を吐き(つら)ねて(こうべ)を垂れる新。そんな様子を見たレイヴェルはゆっくりと手を差し伸べ、新の手を優しく握り締めた。その手は微かに震えている。

 

「それを言うなら私だって同じです。あの時は気丈に振る舞っていましたけれど、今だって思い返しただけでも震えが来ますわ……。それでも私は新さまを信じます。たとえ、他の誰もが新さまを(さげす)んでも私は胸を張って言いますわ。新さまは強い殿方(とのがた)です」

 

「――――っ」

 

 レイヴェルの凛とした表情、真っ直ぐで曲がる事の無い言葉に新は胸が痛くなった。こんなにも自分を信じてくれるヒトが身近にいる……。そして、彼女と同じように自分を信じてくれる仲間もいる……。新は不覚にも目頭(めがしら)が熱くなりかけた。

 

 いつまでも過去を引きずっているのは、立ち止まる事と同じ。時間の流れは優しくない。止まった者に配慮などしない。ゆえに進むしかない。それが過去を反芻(はんすう)した者に課せられた使命でもある。新はレイヴェルに礼を言う。

 

「スマン、レイヴェル。お陰で少し気が楽になった。いつまでもグダグダ言うなんて、俺らしくなかった。悔やむなら、奴らを見返してやりゃあ良い。こんな簡単な事を忘れていた」

 

「そうです。それでこそ新さま、私が愛すると誓った殿方ですわ! ……あっ、やだっ、私ったらはしたない……!」

 

「いやいや、(むし)ろ大歓迎だぜ。よしっ、お返しにレイヴェルを隅々まで洗ってやるよ」

 

「あ、あの……それなら、私のお願いを聞いていただけますか?」

 

 レイヴェルの申し付けに新は「ああ、良いけど」と返答する。その直後、レイヴェルは顔を赤らめてモジモジと体を揺らす。そして―――意を決した表情で告げる。

 

「新さま……わ、私と……エ、エッチしてください……っ」

 

 それはまさに晴天の霹靂(へきれき)。あのレイヴェルが(みずか)ら情事を懇願してきたのだ。一瞬驚いたが、ここで応えないようでは男児失格。新はレイヴェルの申し出を受け入れた。

 

「ああ、俺の方こそよろしく頼む」

 

「……っ。あ、ありがとうございますっ! そ、それでですね。もう1つお願いがありまして―――」

 

 レイヴェルが新に耳打ちする。新は「……良いのか?」と確認を取るが、レイヴェルは躊躇無く了承する。新は早速濡らしたタオルを持ってきて、レイヴェルの両手を縛る。

 

 頭上へ掲げるように両手を縛られ、水気を含んだ床に寝かされる。その姿はまるでエロい同人誌に描かれるお姫様のようだ。屈辱的な体勢で縛られ、あられもない姿を(さら)され、(はずか)しめを受ける……そんな場面を彷彿とさせる。

 

 思った以上に恥ずかしいのか、レイヴェルはモジモジと身を(よじ)らせる。

 

「レイヴェル、何処でこんな体勢を知ったんだ?」

 

「は、はいっ。朱乃さまやゼノヴィアさんから聞きました。このような体勢やシチュエーションを『クッコロ』と言いまして、特に姫君や令嬢の方にピッタリだと……」

 

「ナニ教えてんだ、アイツら」

 

「それに……少しでもおぞましい記憶を緩和できるのでしたら、私はどのような体勢でも構いません。新さま、私の心に残る不安を……あなたの手で揉み消してください……っ」

 

 レイヴェルの懇願に新は断る筈も無く、ゆっくりと手を這わせる。レイヴェルの太腿から徐々に腰へと進め、吟味するように撫で回す。やがて、(くび)れた腰から華奢な身体に不釣り合いなおっぱいに到達し、形が歪む。

 

「ぁ……っ、ぁぁ……ん……っ」

 

 風呂場に響くレイヴェルの(あで)やか声。つきたての餅の如く歪むおっぱい。まるで紅潮したかのように綺麗な乳首。乳輪に指を這わせると……彼女の裸体がピクンッ、ピクンッと跳ねる。

 

 新は更に舌も這わせ、レイヴェルのたわわな果実を味わう。時折(ときおり)、意地悪で(わき)の下も舐めてレイヴェルの恥じらう表情を見つめる。レイヴェルも紅潮しきった顔で見つめ、瞑目する。

 

 それを見た新は察したように顔を近付け、彼女と唇を重ねた。イヤらしい音が反響し、唾液の橋が2人の唇から落ちる。

 

「はぁ……ぁ、はぁ……っ。私のファーストキスは……お風呂の味、ですわね……っ」

 

「レイヴェル、準備は良いか?」

 

「……はいっ、新さま。私を余すことなく、お召し上がりください……っ」

 

 そこから2人はイヤらしく、優しく身体を重ね合った―――。

 

 

 ――――――――――――――。

 

 

「ハァ……ハァ……ァ……っ」

 

 情事が終わり、レイヴェルは横たわったまま余韻(よいん)に浸っていた。新はタオルを(ほど)いた後、シャワーで彼女の身体を軽く流す。

 

「今更だけど、ゴム付けなくて大丈夫だったか?」

 

「私がお望みした事なんです……。新さまはお気になさらずに……ンンッ」

 

 未だに身体をピクンッと跳ねさせるレイヴェル。よっぽど気持ち良かったのだろう……。恥ずかしかった分、満たされたのも事実。レイヴェルは自分の腹に手を当てる。

 

「……まだ、新さまのが残ってるかのように暖かいですわ……。好きな殿方と身体を重ねる事が、こんなにも満たされるなんて……」

 

「……本当に見ててイヤらしかったです、2人とも」

 

「ハハッ、確かにさっきのレイヴェルはイヤらしか―――ッタ……ァッ?」

 

 突然の声に思考が止まる新。息を呑み、声のした方向に視線を向けると……そこには全裸の小猫が恨めしそうに睨んでいた。レイヴェルも固まり、新は冷や汗だっくだくで小猫と視線がかち合う。

 

「…………HELLO(ヘロー)、小猫サァン」

 

「……最近の先輩は顔芸が進んでますね」

 

「イツカライラッシャイマシタカ?」

 

「……新先輩がレイヴェルを縛ってイヤらしい体勢にした時からです」

 

 要するに情事の様子は最初から見られていたと言う事だ(笑)。小猫は四つん這い、(さなが)ら本物の猫の如く新に(にじ)り寄っていく。

 

「……先輩」

 

「まあ、待て。落ち着きなさい小猫はん。ここは風呂場なんで流血沙汰は勘弁してオクレヤス……っ」

 

「…………いです……」

 

 小猫が何かを呟く。最初は聞き取れなかったが、小猫がハッキリと告げてくる。

 

「……レイヴェルだけ抜け駆けなんてズルいです! ……私だって先輩とエッチしたいのにっ!」

 

 ガバッと新に抱き付く小猫。尻尾を手に絡ませ、離したくないとばかりに小柄な身体を押し付ける。新の胸板と小猫の小振りなおっぱいがくっつき合い、小猫は「…………ニャァァ……ッ」と(なまめ)かしい声を上げる。まさに発情期を迎えた猫その物である。

 

「……2人のエッチな姿を見たら、もう我慢できません……っ! 先輩、お願いします……私ともエッチしてください……っ」

 

「小猫……お前……」

 

「……やっぱり、私じゃダメなんですか……? 胸がおっきくないから、ダメですか……? レイヴェルみたいにおっきくないけど、私の、お、おっぱいだって……先輩を喜ばせる事ができます……っ。だから―――」

 

「新さま、私からもお願いします」

 

 小猫が言い終わる前にレイヴェルが情事を勧めてくる。思いも寄らぬ展開に小猫が目を丸くする。

 

「小猫さんだって新さまをお(した)いしているので、気持ちが分かります。抜け駆けみたいな真似をしてしまった以上、小猫さんの要望に口を挟むなんて野暮は致しません。新さま、どうか小猫さんとも」

 

「……レイヴェル……?」

 

「私と小猫さんは同じ新さまの後輩同士。恋のライバルであり、お仲間ですわ。私だけリードを(たも)ったままと言うのは不公平です。なので、小猫さん! これで対等と言う事でよろしいですわね?」

 

 彼女なりの気遣いなのだろう。レイヴェルは身体を起こして小猫に発破を掛ける。それを受けた小猫は照れ臭そうに「……バカ……っ」と呟く。その表情は何処か嬉しそうに見えた。

 

 改めて小猫は新に懇願する。

 

「……先輩、レイヴェルからもお墨付きです。私とエッチしてください……っ。レイヴェルにも私と先輩のエッチな姿を見せつけてやりましょう」

 

「お、おう……。積極的なのは嬉しいが……お前は―――」

 

「……大丈夫です。ちゃんとゴムを持ってきてます」

 

「準備良いんだな」

 

 いつになく積極的な小猫に押されながらも、受け入れる新。小猫は堅くなった新のモノを優しく握りながら言う。

 

「……先輩、スる前に約束してください」

 

「何だ、言ってくれ」

 

「……今日はゴムを付けますけど、いつか……いつか私がおっきくなった時。おっきくなって、ちゃんと子作りできる身体になったら……」

 

 潤んだ瞳、赤らめた表情で小猫が言った。

 

「……その時は、×××で……エッチ、してください……っ」

 

「――――っ」

 

「こ、小猫さん……大胆な発言ですわね……っ」

 

 そんな台詞を聞かされたら我慢など出来る筈も無い。新は(むさぼ)るように小猫の小振りなおっぱいを舐め、尻と尻尾の付け根を撫で回す。

 

 上下両方から快感が押し迫り、小猫はあっという間に(メス)の表情となる。

 

「ンンッ、ハニャァァ……ッ! ァッ、ァァッ……!」

 

「す、凄い激しい……っ。私の時よりも激しいですわ……。で、でも新さま、もう少し優しく……」

 

 レイヴェルも食い入るように見続けるが、新に少し抑えるよう進言する。彼女の言葉にハッと我に返った新は、中断して小猫に謝る。

 

「あ、スマン! つい興奮し過ぎて―――」

 

「…………ら、らいじょぉぶれす……せんぱぃ……っ。わひゃしでよろこんでくりぇて……うれひぃれす……っ」

 

 呂律が回らない小猫。相当な快感を味わったせいだろう……。ここからは優しくエスコートするべし。小猫が落ち着きを取り戻したところで改めて言う。

 

「それじゃあ、小猫。良いか?」

 

「…………は、はい……。先輩……いろいろちっこいですけど、私で……気持ち良くなってください……っ」

 

 小猫との第二回戦は、小猫が大いに乱れたそうだ―――。

 

 

 ――――――――――――――。

 

 

「…………ンニャァ…………」

 

「寝ちまったな」

 

「凄く安らかな寝顔ですわね。先程の小猫さんとは別人みたいですわ」

 

 風呂から上がり、新は全裸の小猫を抱えて寝室に戻る。レイヴェルも小猫の寝顔に朗らかな笑みを見せた。

 

 ベッドに戻ったところで新も横になる。

 

「せっかくだから、レイヴェルも一緒に寝るか?」

 

「よ、よろしいのですか?」

 

「ここまでした仲なんだ。今日くらい羽目を外しても良いんじゃないか?」

 

「で、では……お言葉に甘えまして」

 

 新の右隣にレイヴェルが横たわり、左隣では小猫がスヤスヤと眠っている。レイヴェルは新に密着し、ギュッと寝間着を掴む。

 

「先程の小猫さんには、ちょっと()いてしまいましたわ……。あんなにイヤらしく……」

 

「普段押さえつけられていた欲求がここで爆発したんだろう。……とは言え、まさか小猫があんなエロ発言を連発するとは思わなかったな」

 

 小猫の隠れた一面を見れたのは貴重だが、素になった彼女に聞かせれば赤面パンチまっしぐらである。新とレイヴェルはそんな事を想像しながらクスクスと笑い、見つめ合う。

 

「新さま、今日は本当にありがとうございました」

 

「いや、俺の方こそ礼を言うよ。これからも俺のマネージャーとしてよろしくな」

 

「はいっ。勿論、新さまの後輩としても小猫さんと一緒に支えていきますわ」

 

 改めて秘めた決意を誓い合い、やがて2人は泥のような眠りについた。




これでようやく14巻編が終わりを迎えました!

少し短めですが、良い仕上がりだと思いたいです(笑)。さて、次回は短編とも言える15巻編です!

次章のタイトルは“日常暗躍のサービスとエヴォル・スターク”です!

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