なので今まで不憫だったあの人の話でも書こうかと思ってます。
そして!活動報告にちょっとした短編を上げていたり!
「えぇ! 一時間も開始遅れるんですか!?」
「仕方ないだろ。この調子じゃ」
姫子も外を見ながら少し不満そうに言う。外は雪が降っており若葉が検索をかけると、電車は所々で遅延となっていた。
「取り敢えずえりちに電話するわ」
「うん、よろしく」
夏希が若葉の携帯を覗き込みながら聞くと若葉は頷き、穂乃果達の元へと戻る。夏希は四人に背を向けると自身の携帯を取り出し、電話をかけ始める。
『もしもし?』
「えりちか?」
控え室の用意されている場所まで七人で移動していると、突然絵里の携帯が鳴る。携帯の画面には《佐渡 夏希》と表示されていた。絵里は不思議に思い電話に出る。
「もしもし?」
『えりちか?』
「そうだけど、どうしたの? 今の時間だとそろそろ説明会が始まるんじゃないの?」
絵里は腕時計を見て時間を確認する。現時刻は説明会の始まる時間の直前だった。
『そうなんだけど、実は雪のせいで電車が遅延しててな。開始が一時間遅れるってさ』
「そう、それは仕方ないわね……」
『……今ほのっち達が理事長から、説明会を休んでも良いって言われてる。あ、断った』
「そうよね、分かったわ。皆には私から事情を説明して、七人で話を進めておくわ」
『あぁ頼む』
絵里は電話を切ると控室に向かうように先導しようとするも、遠くから聞こえたにこの声にそちらに向かう。
「どうしたの、にこ?」
「これ……」
にこの視線の先には最終予選が行われるステージがあった。
「こんにちは~足元の悪い中ありがとうございます」
「すいません。一時間遅れての開始となります」
「会場はこちらとなっております」
穂乃果、若葉、夏希が講堂の入り口で案内をし、中では海未とことりが席への案内をしている。不意に夏希の携帯が鳴る。相手は絵里だった。
「もしもし? 何?」
『ゴメンナサイ。今会場の前に着いたんだけど』
『凄い。ここが……』
『大きいにゃ~』
『あ、当たり前でしょ。「ラブライブ!」の予選決勝の舞台なのよ。何ビビってるのよ』
「えりち、にこっちに伝えてくれや。声が震えてるぞって」
電話口から次々に聞こえて来る声に対して、夏希は冷静に突っ込みを入れる。
『とにかく、終わり次第こっちに向かって』
「あぁ、もちろんそのつもりだ」
夏希は電話を切ると穂乃果と若葉の元へ戻る。
「悪い。もう終わったか?」
「今来た人の案内は終わって、あとは遅れて来る人だけ」
「じゃあさ!」
若葉と夏希は穂乃果の案に顔を見合わせて楽しそうに溜め息を吐くと、頷く。それから中で案内している海未とことりと合流し、外に出る。
「おーい」
「ヒフミ-」
五人が外に出て近くで雪掻きしているヒデコ、フミ、ミカの元に走り寄る。
「ちょっと、夏希君? 私達を纏めて呼ぶの辞めてもらえるかな?」
「ははは、悪い悪い」
「それで? 何しに来たのよ」
ヒデコが夏希から目を離し、若葉を見て聞く。それには若葉がではなく、穂乃果がお耐える。
「ちょっと雪掻き手伝えないかなって」
「どこから手伝えばいい?」
続いた若葉の言葉にヒデコがスコップを雪に差す。
「何言ってるの」
「そうよ。あなた達今日何の日だと思ってるのよ」
「最終予選よ、最終予選。忘れたの?」
ヒデコ、フミ、ミカの言葉に言葉に詰まる海未とことり。
「だから、こんな所で体力を使わないの。ほら、戻った戻った」
「でも私達生徒会だし」
「だから余計ダメなの。しかもそんな恰好で雪掻き出来る訳ないでしょ。風邪引きたいわけ?」
ヒデコの言葉に三人は自身の格好を見直す。ヒデコ達はスノーブーツやレインコートを着て防寒対策がされているのに対し、穂乃果達は制服のまま。
「だったら」
「ここは俺達の出番ってわけか」
若葉と夏希がスコップを手に雪掻きを始めようとすると、後ろから羽交い絞めにされる。
「はいはい。二人もこの後生徒会の仕事があるでしょ」
「それに君達はお姫様方を会場まで無事に送る役目があるでしょうに」
二人が驚いて首だけで後ろを振り返ると、若葉には結花、夏希には姫子がそれぞれ羽交い絞めにしていた。
「君達以外にも音ノ木には生徒がいるんだよ」
「偶には皆の事を信じてみなって」
二人の言葉に五人は正門までの道を見る。そこには十数人の生徒達がヒデコ達同様雪掻きをしていた。
「ここは私達に任せて」
「穂乃果達は説明会の挨拶と、予選の事だけを考えて」
「皆……ありがとう!」
穂乃果はその場にいる生徒全員に向けて大声でお礼を言って、中に戻って行く。それに続いて海未、ことり、羽交い絞めにされた若葉と夏希も頭を下げてお礼を言って穂乃果の後を追う。
控え室が用意されているホテル。その控え室で凛と花陽が窓から見えるステージに見とれていた。
「本当にあそこが満員になるの? この天気だし」
「きっと大丈夫よ」
「満員になるのは間違いないわ」
真姫と絵里が話していると開け放たれたままの扉からツバサが入室しながら言う。その後ろからはあんじゅと英玲奈。
「完全にフルハウス。最終予選に相応しいステージになりそうね」
「あ、A-RISE」
「ダメよ。もう対等、ライバルなんだから」
A-RISEの登場ににこが動揺するも、真姫が宥める。
「どうやら、全員揃ってないようだが」
「そうね。なっくんや穂乃果さんが見当たらないわ」
「他にも高坂君や園田さん、南さんもいないわよ」
「えぇ。穂乃果達は学校の説明会で遅れて来るの。本番までにはなんとか」
A-RISEの三人に絵里がそう返す。ツバサはそれで納得したのか、そう、と続け、部屋から出て行こうとし止まる。
「穂乃果さん達に伝えて。今日のライブで運命が決まる。互いのベストを尽くしましょ。でも」
そこで言葉を切り、振り返る。
「私達は負けない」
『理事長、ありがとうございます。では続いて生徒を代表して生徒会長挨拶』
ヒデコが穂乃果を呼び込むと、舞台袖から緊張した面持ちの穂乃果が出て来る。説明会に来た人達は穂乃果を見て少しざわつく。
「なんでざわついてんだかな」
「大方、穂乃果がμ'sのリーダーだからじゃない? いつも近くにいるから分からないけど、穂乃果って人気アイドルグループμ'sのリーダーと、生徒会長の両方をこなしてるからね~」
講堂の壇上とは反対の壁際に凭れ掛かりながら、夏希と若葉は話す。それから二人は並んで穂乃果の挨拶を聞く。
「それにしても大丈夫かな」
「若が一週間付きっきりで覚えたんだろ? だったら心配する事ねえんじゃねえのか?」
若葉のふと零した言葉に夏希が何言ってんだ? と言った様子で見返す。若葉はそんな夏希に持っていた資料で黙って叩く。夏希も叩かれた場所を抑えて、声を出さずにその場にしゃがみ込む。
「別に穂乃果の挨拶の心配はみじんもしてないよ。ただ……」
「ただ?」
「天気、今日は昼くらいまで雪って言ってたけど、本当に止むのか、止んだとしても電車間に合うかなって」
ステージで挨拶している穂乃果を見ている若葉を、夏希はしゃがんだまま見上げると、軽く鼻で笑い立ち上がる。
「大丈夫だって。電車の遅延は確かに怖いが、復旧すんだろ。そんな事より、挨拶、終わったみたいだな」
「だね」
二人は講堂内が明るくなるまでその場に立っており、説明会が終わると同時に穂乃果達と合流する。
「お疲れさん」
「さ、休みたいとは思うけど、急いで、会場に向かうよ」
五人は急いで行動から出る。そして目の前に広がる光景に目を見張った。
「雪、止みませんね」
日が暮れて、やや黒みが帯びて来た空を見ながら愛生人が呟く。愛生人の言う通り雪は止んでおらず、道も雪が積もっていた。
「晴れるって言ってたのに」
「で、穂乃果達は?」
「今えりちが電話しとるよ」
希が控え室の隅で電話している絵里を見る。次の瞬間、絵里が驚きで大声を上げる。
「え~!? 動けない!?」
『あぁ。電車が止まったみたいでな。今若が父さんに車を出して貰えないか電話してるみたいだが……』
夏希は一度そこで言葉を切り、電話口から耳を離す音が聞こえる。
『どうやら出せないみたいだ』
「そんな! どうするのよ!」
「絵里さん。少し電話良いですか?」
絵里が何か策がないか考えていると、愛生人が絵里に近付いて手を出す。絵里は愛生人が真剣な表情をしているのを見て、何か案があると思い電話を渡す。
「もしもし夏希さんですか?」
『あぁ』
「今まだ学校にいますよね?」
愛生人は余計な事を省いて単刀直入に聞く。愛生人の質問に対し、夏希は肯定で返す。
「分かりました。それでは絵里さんに戻します」
愛生人はそれだけ聞くと、絵里に電話を押し返す。
「あ、アキ君……?」
「大丈夫。僕が何としても間に合わせて見せるから」
不安そうに見て来る凛に愛生人は自分の携帯を取り出し、安心させる様に笑い掛ける。そして控え室から出ると、電話帳からとある人物の番号に電話を掛ける。
「もしもし。久し振り……て程でもないか。ちょっと頼みたい事があってな」
愛生人が電話をしている時、絵里との電話を切った穂乃果達はどうやって会場に行くかを話し合っていた。
「穂乃果。最初に言っておくけど、走って行くにはこの雪の中じゃ危ないからね」
話し合いが始まってすぐ、若葉は穂乃果が言いそうな案を取り下げる。穂乃果はそんな若葉の言葉に反対する。
「でもお兄ちゃん! 車も電車もダメだったらもう走って行くしかないじゃん!」
「だな。俺もほのっちの案に賛成だ」
夏希も走って行くしか方法がないと思う為、穂乃果の案に賛成の意思を示す。しかし若葉は首を縦に振らない。
「わざわざ愛生人が今学校にいるのかって確認したんだよ。って事は愛生人には何か案があるって事。だから俺はそれを信じてここで待機が良いと思う」
「お兄ちゃんは最終予選に間に合わなくても良いの!?」
「……んな訳……い」
学校待機を推す若葉に穂乃果は怒った様に声を大きくして言うも、若葉は俯き何かを言う。その様子に疑問を持った四人が顔を見合わせ若葉を見る。
「そんな訳、ないじゃん。でもここで無理してまた怪我したら、あの時と同じ事になるって、穂乃果は分かってるの……?」
若葉の言葉を聞いて四人は目を見開く。若葉は以前階段から落ち「ラブライブ!」を辞退した時の事を言っていると分かったからだ。あの時は誰のせいでもないと結論に至ったが、若葉はどこかでそれを抱えていたのだった。それを今まで表に出なかっただけなのだ。
そんな若葉の背中がバチィン! と叩かれる。あまりの勢いと、不意打ち気味だった事で若葉は思わず前につんのめる。
「い……たくはない。こんな事が出来るのはりっちゃんだね」
「正解!」
若葉が振り返りながら言うと、そこには平手を振りぬいた体制の利幸が立っていた。若葉はなぜここにいるのか、という疑問を飲み込んでいきなり叩いた利幸を睨む。
「まぁまぁそう睨むなって。いつまでもしょぼくれてる友達に喝を入れてやったんだからよ」
「……それで、りっちゃんは何しに来たの」
「何ってそりゃあ……助っ人?」
「はぁ?」
利幸の答えに若葉は意味が分からない、と言った返事をする。利幸はそれを無視して五人を追い出し校門に連れて行く。
「まったく、若葉はどこに行っても扱いは同じなんだな。それか別の人の影響なのか」
「だからりっちゃんは何を……」
未だに利幸の言ってる事が分からずに聞こうとするも、それは隣にいる穂乃果に制服を引っ張られ中断させられる。
「お兄ちゃん、あれ」
穂乃果の指さした方を見ると、そこには音ノ木生だけでなく、高蓑原時代の友達、他にも若葉のバイト先の人達が協力して道路の雪掻きをしていた。
「お、若葉やっと来たか」
「翔平!?」
校門の影から出て来た翔平に若葉は驚く。翔平は五人を見ると片手を上げて挨拶をし、利幸の隣に並ぶ。
「実は少し前に若葉の親父さんから電話があってな。雪掻きの為に何人必要か分からなかったから、高蓑原の連中全員に声をかけたら皆来やがったよ」
「俺の所にも突然来てな、知ってるだけの若葉のバイト先さんに片っ端から連絡して、俺が知らない人達には別の人がって感じで集まった」
「で、でもじゃあ、音ノ木の皆は?」
「それは私達が連絡したからだよ」
二人の説明に若葉が音ノ木生の事を聞くと、今度は後ろから声が掛かる。五人が振り返ると、説明会前に会ったヒデコ、フミ、ミカの三人が立っていた。
「いや~穂乃果達の為って言ったら皆が揃って来たんだよ」
「さ、スノーブーツ履いて! 会場までの道は私達で作るから!」
「……いや、その必要はなさそうだぞ」
フミとミカが五足のスノーブーツを取り出し、穂乃果達はそれを履こうとするも、夏希の一言で動きを止める。
「どうも若葉君、久し振りだね」
「恭弥さん!? どうしてここに?」
「何我らがリーダーに頼まれたからね。それに友達が困ってるんだ、来ない訳にはいかないでしょ?」
校門のすぐ傍には五台のバイクが止まっていた。そこには恭弥込みで五人のドライバー。
「愛生人の案はこれだったのですね」
「それで若。どうする?」
海未が納得するように頷いている横で、夏希は隣に立っている若葉に改めて聞く。聞かれた若葉はどこか嬉しそうに笑うと顔を上げる。
「そりゃ決まってるでしょ。皆に協力して貰って、ここまでされたらいかない訳にはいかないでしょ」
「でも路面が凍ってるかもしれないよ?」
「そこは任せてくれ。凍ってない路面での最短距離を誘導するから」
ことりの不安も翔平がニカッと笑って言う。それから若葉達はヘルメットを受け取ると各々バイクの後ろに跨る。
「それじゃあお願いします」
「任せておいて!」
若葉にそう返し、恭弥はエンジンをかけ走り出す。
「あの、愛生人からはいつ……?」
「ついさっきだよ。電話を貰ってね、慌てて今集められる「
「それでよくこれだけ集まりましたね」
若葉の言う"これだけ"と言うのは「これだけのメンバーの人数」ではなく、「これだけのドライブテクを持ったメンバー」の事である。恭弥も言った通り、急に呼び出されたにしては人が揃い過ぎてると若葉は重いその質問を恭弥に聞く。
「あぁそれは簡単な話だよ。僕達も今日のライブを見に来ていてね、会場のすぐ近くでアイトさんから電話が来たんだよ。それで急いで音ノ木坂学院に向かったのさ」
「な、なるほど」
それからは特に話す事もせず、五人揃って無事会場に辿り着く。会場の前では絵里を先頭に七人が五人を出迎えていた。若葉達は送ってくれた人達に頭を下げてお礼を言った後、絵里達の元へ走って行く。
「皆ぁ!」
「穂乃果!」
穂乃果は叫び、絵里に抱き着く。絵里もそれをしっかりと受け止める。そして涙を流す穂乃果を絵里は優しく抱きしめる。
「寒かったよぉ! 怖かったよぉ! これでおしまいなんて絶対に嫌だったんだよぉ! 皆で結果を残せるのはこれで最後だし、こんなに頑張って来たのに何も残らないなんて悲しいよぉ! お兄ちゃんもネガティブになっちゃうしぃ! だからぁ!」
「ありがとう」
泣きながらも今まで溜め込んでいたものを吐き出すように言う穂乃果。絵里はそんな穂乃果に囁く様に返す。
「まったく、泣いてる場合?」
「目、ウルウルしてるよ?」
「私は泣いてない……希こそ」
希はにこの言葉に目元に手をやると、涙が溜まっていた。
「愛生人、ありがとうね。お蔭で間に合ったよ」
「いえ、僕じゃなくて皆のお蔭ですよ。僕はそれに少し手を貸しただけです」
「謙遜してんじゃねえよ。こいつ」
若葉が愛生人にお礼を言うと、愛生人は手を振って答える。そんな愛生人に夏希はこめかみをグリグリとする。
そんな事をしていると、雪掻きをしていた人達が会場に集まりだす。
「穂乃果、皆にお礼しなきゃね」
「うん!」
絵里の言葉に穂乃果は頷くと、集まって来た人達に向き直る。
「皆、本当にありがとう! 私達一生懸命歌います! 今の気持ちをありのままに! 大好きを大好きなまま、大好きって歌います! 絶対、ライブ成功させるね!」
それから控え室に行き、衣装に着替える。その間、若葉達三人は外で待つことになった。まるでその時を見計らっていたかのように、すでに衣装を着たツバサが訪れる。
「間に合ったみたいね」
「よ、ツバサ。まぁ皆のお蔭で何とかな」
「ふ~ん。まぁ間に合って良かったわ。それじゃあね」
ツバサはそれだけ言うとA-RISEの控え室に戻って行く。そしてじかんは流れ、最終予選μ'sのライブが始まろうとしていた。
ステージ上で手を繋ぐμ's。その心中では各々が好きな事を考えていた。
「皆さんこんにちは。この曲はこの日に向けて、新しく作った曲です。たくさんのありがとうを歌にして作りました。応援してくれた人、助けてくれた人がいたおかげで私達は今、ここに立っています。だからこれは、皆で作った曲です!」
(学校が大好きで)
(音楽が大好きで)
(アイドルが大好きで)
(踊るのが大好きで)
(メンバーが大好きで)
(この毎日が大好きで)
(頑張るのが大好きで)
(歌う事が大好きで)
(μ'sが大好きだから)
【音ノ木チャンネル】
若「今回は豪華だったね〜」
夏「だな。まさか音ノ木生だけじゃなくて高蓑原生に、若の知り合い、さらに「
愛「アニメ最終回ばりのキャラ総出演でしたね」
若「まぁ言っても、最近のアニメは最終回に総出演ってあんまり見ないけどね」
夏「それ言ったらおしまいじゃね?」
愛「でも最近のアニメは本当にその展開見ませんよね」
翔「よ、やってるな」
若「あ、68話から本編に出てなかった翔平いらっしゃい」
夏「あ、本当だ。約十ヶ月近く出てなかった翔平じゃん」
愛「久し振りですね。最後に出たのが学園祭の時だった翔平さん」
翔「お前ら、俺への当たりおかしくないか!?」
若「え? なんかおかしいかな?」
夏「いや? まったく」
愛「違和感仕事しろレベルで何も」
翔「この小説で扱いが酷いのが夏希だって話だけど、俺じゃね?」
若「ま、それは置いといて。なにしにきたの?」
翔「何しにって、久し振りに出たし、特に話すネタがないから俺が来たんだよ」
愛「選ばれたのは翔平でした」
夏「それなんてお茶だ?」
若「て言うか、ネタがないなら【音ノ木チャンネル】終わりで良いじゃん」
夏「てか、そんだけ出てないって翔平作者に存在忘れられてたんじゃね?」
翔「ところがどっこい。作者のネタ帳に俺が最後に出た話数・時期が書き込まれてたから忘れられてたって事はない。そんな事より、前回のまえがきについて、説明してくれないか?」
愛「前回のまえがき?」
若「あーあれでしょ? 作者が煽った、あれ」
夏「なんでもファイナルライブに行って、テンション上がり過ぎた結果らしい」
翔「じゃあなんであとがきでなんも弁解がないんだよ」
若「それは簡単な話だよ。あのあとがきはファイナルライブ前に書き上げられてて、書き直すのが大変らしいからそのままで良いやってなったんだ」
翔「そんくらいなら直せよ!」
若「翌日には直したんだからいいじゃん」
愛「あ、作者から一言メッセージが」
名「ラブライブはいいぞ?」
夏「どこぞの戦車アニメみたいな事を言い出した所で今回は終了!」
若「それじゃあバイバーイ」