アニライブ!   作:名前はまだ無い♪

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1日に2投稿…初めての所業に疲れました…

遂にUAが10.000を突破しました!よっ、めでたい!

それでは今回も皆様を楽しませると信じてどうぞ!



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加筆修正


グループの名前って何て言うの?by夏希

時間は流れ昼休み。場所は学内の広場。そこには穂乃果、海未、若葉がいた。

 

「えっ!ライブの事言ったの!?」

「ええ、それはもうハッキリと」

 

現在若葉は朝の生徒会での事を2人から聞いていた。

 

「妹よ。海未が言ってた気がするが?ライブの事は控えておこうと」

ほうはっへ(そうだっけ)?」

 

穂乃果がパンを食べながら2人を見返す。

 

「またパンですか?」

「うち和菓子屋だからパンが珍しいの知ってるでしょ?」

「確かにそうですが…」

「おいおい海未。俺はキチンと弁当持参してるよ」

「お兄ちゃんのお弁当野菜が多いんだもん!」

 

流されそうな海未に若葉がツッコミを入れるが穂乃果に文句を言われる。

 

「健康的でいいじゃん?」

 

胸を張って答えると

 

「へぇ~若葉って料理できるんだ?」

「家が家だからね。って夏希!?どっから現れたの?」

「普通に来たんだけど…?」

 

穂乃果の後ろの木から夏希が現れる。

 

「おーい穂乃果~海未~」

 

さらに校舎の方からクラスメイトのヒデコとフミコ、ミカの3人が近付いて来る。

 

「掲示板見たよん?」

「スクールアイドルやるんだって?」

「海未ちゃんがやるなんて思わなかった~」

 

と口々に言う。疑問に思った海未は元凶であろう穂乃果に説明を求めると

 

「ライブのお知らせのポスターを貼ったんだよ?」

「あぁこれか」

 

穂乃果の言葉で何か心当たりがあるのか、夏希が携帯の画面を見せる。

そこには『初ライブのお知らせ!』と3人の絵が書かれたポスターが写っていた。

 

「そうそうこれこれ」

 

穂乃果はそれを見て頷く。

 

「それじゃあ頑張ってね~」

 

ヒデコ達はそう言ってその場を離れる。

 

「それじゃあ俺達も教室に戻るかね」

「そうだね」

「つか穂乃果達はスクールアイドルなんだな」

「そこら辺の事は教室に向いながら説明するよ」

 

広場から教室に帰る途中若葉は夏希にザックリと説明する。

 

「ふ~ん。じゃあ若葉はお手伝いさんってことか」

「そうなるね」

「1人だと大変じゃないのか?」

「たぶん」

「じゃあ俺も手伝うよ」

「ほんと!?」

 

夏希の申し出に反応したのは海未と一緒に前を歩いていた穂乃果だった。

教室に戻るとことりが何かノートに書いていた。

 

「ことりちゃんは何書いてるの?」

 

夏希がことりに聞くと

 

「あ、夏希君。穂乃果ちゃんと海未ちゃん、若葉君まで。ねえ見て、ステージ衣装考えてみたんだけど」

 

ことりが今まで書いていたものを見せる。そこには穂乃果をモデルにした衣装の絵が描いてあった。

 

「お、可愛いじゃん」

「ね、可愛いね!」

 

高坂兄妹が賛同するとことりは嬉しそうな顔をする。

 

「海未ちゃんと夏希君はどう思う?」

 

ことりは2人にも意見を聞く。

 

「こ、ここのスーッと伸びているものは?」

 

海未が足に当たる部分を指差しことりに聞くと

 

「足よ?」

 

笑顔で答えることり。それを聞いて何やら考えながら自分の足を見る。

 

「大丈夫だよ!海未ちゃんそんなに足太くないよ?」

「「穂乃果!?」」

 

穂乃果の一言に海未だけでなく若葉も反応する。

 

「穂乃果、今この場には俺と夏希がいることを忘れないでよ?」

「そうです!それに穂乃果の方こそどうなんですか?」

 

若葉に注意され、海未に自分はどうなんだ言われ、自分の確認をする。

 

「ふんふん…よしダイエットだ!」

 

何故かそういうことになった。

 

「つーかさ」

 

今まで黙っていた夏希が口を開く。

 

「どうしたの?」

「グループの名前って何て言うの?」

『……あ』

「おいおい…」

 

夏希に指摘され今更ながら気付く4人。そんな4人の様子に呆れながら溜め息を吐く夏希。

 

「と、取り敢えず放課後に考えよ?もう授業始まるし」

 

ことりの一言で時間を見ると確かに昼休みはもう終わる時間だった。

 

「そ、そうだね。取り敢えず放課後に決めよ!」

 

そして授業の準備を始める。5人であった

 

 

☆放課後

 

「う~んなんかピッタリな名前は無いよ~!」

 

穂乃果の言う通り、幾つかの候補が上がっているがどれもパッとしない。例に出して言うなら穂乃果考案の「陸海空」、夏希考案の「OZH3」等である。

 

「もういっそ皆に決めて貰えば?」

 

少しヤケ気味に若葉が言うと

 

「「それだ!!」」

 

穂乃果と夏希が若葉をビシッと指差す。

 

「丸投げですか…」

 

海未が少し呆れながら言い、ことりは困った様な笑顔をする。

そして名前募集の紙と共に箱をポスターの下に設置する。

 

「よーし次は歌と踊りの練習だー!」

 

穂乃果が元気に歩き出す…前に

 

「穂乃果、少し待ってください」

 

海未が腕を掴んで引き留める。

 

「どうしたの?まさか良いグループ名が!?」

「いえ、そうゆう訳ではないですが。5人もいるのですから二手に別れて探した方が、効率が良いと思います」

「確かにそうだね」

 

海未の意見にことりも賛成する。

 

「じゃあこれで決めようぜ」

 

夏希がどこからともなく3膳の割り箸を取り出す。

 

「どっから出したんだよ」

「で、これを…割る!そして~」

 

若葉を無視して割り箸を割り、2つだけ先っぽを赤く塗る。

 

「そのペンもどっから…?」

「これで引いた組で別れようぜ?」

「無視かよ…」

「それは良いですね」

 

そして夏希が色の部分を隠す様に握り、前に出す。

 

「さ、好きな棒をどうぞ!」

 

そして引いた結果見事に男女に別れた。

 

 




自分でハードルを上げといてオリジナル要素が少な過ぎました。

男女に別けた事に関しましては特に他意はございません。えぇきっと…多分…

それでは誤字脱字・感想・アドバイスをお願いします。

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