椿の日常   作:ウサガミ

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何書きたいのかわからなくなってきた(汗)

早く二期の時代に話を進めたいのかもしれない。

そうなったらこの小説意味あったのか・・・?




優しき風との出会い

その日は図書館から借りた本を返し来てたんやけど

何なんやろう?この子は・・・

と思ったもんやった。

 

 

「柳生の剣では隙あらば足でも攻撃してくるのですか、面白いですね。」

 

剣道好きの女の子?剣道やってる女の子?

いやいや、最近は野球もサッカーも女性がやってる場合もあるし、やっぱり普通なんかもな。

 

「ほう・・・、銃を防ぐには畳替えしが良いのですか。」

 

「って剣道ちゃうんかい!?」

 

私は思わず突っ込んでしまってました。

 

「はい・・・?あなたは?」

 

「ああ、熱中してたところ、すいません。

私、八神はやて言います。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。

それに丁寧な挨拶ありがとう。

私は高町つばきと言います。」

 

これが私とつばきちゃんの出会いやった。

 

――――――――――――

 

 

「・・・そんな事もありましたね。」

 

「にしても本当に剣術を学んでる言うた時はかわいい顔してやるもんやと思うたよ。」

 

「ふふ、ありがとうはやて。」

 

「そういえば今日は用事あるんちゃうん?」

 

「ええ、友人の家へ遊びに行くのですが、

出来れば、はやても行きませんか?」

 

「いや私はええよ、友達の友達って言われても対応に困るかもしれへんし。」

 

「そんな遠慮しなくても良いんですがね。

それになのは達はそんなことではやてを輪に入れないような事はないと思いますよ。」

 

「ええ子達なんやね。

でも今日は私も家族と用事あるから。」

 

「家族・・・?」

 

「ちょっと前から居候してる人が2人おるんよ。」

「少し不用心な気もしますが・・・。」

 

「そこは大丈夫、私、人を見る目はある方やから。」

 

「確かにそれは不思議と納得できますね。」

 

「あー、つばきちゃん、不思議とは余計やで〜?」

 

「おっと失言でしたか。」

 

「ふふ。」「あはは。」

 

「なんというかはやてとしゃべると本当に楽しいですね。」

 

「おおきに。

それはそうと友達の家に急がんでええの?」

 

「そうですね、あまり遅くなってしまっては行ってすぐ帰るような感じになりそうですからね。

名残惜しいですが、はやて、今度ははやてのその家族を紹介してくださいね。」

 

「了解や、ほんじゃまたな、つばきちゃん。」

 

 

「ええ、また会いましょうはやて。」

 

そうして私ははやてと別れ、

 

アリサの家に急いだ。

 

――――――――――――

 

私、疲れているんでしょうか?アリサの家に到着して、

執事の鮫島さんに案内される途中、私は妙な声を聞いた。

 

『・・・っぱり・・・たか』

 

『・・・ルフ・ん』

 

声と言っても普通の声とは違い、何かトランシーバーから聞こえる音声のようにノイズ混じりで何を言ってるのかよくわからなかったのですが。

とはいえ鮫島さんに聞いてもそんな声は聞こえなかったと言うのだ、どういう事だろう?幻聴?

 

『・・・のは・・・はぼ・・・くから』

 

まただ、聞こえる、やはり知らず知らずの内に稽古の疲れが溜まってるんでしょうか?

 

――――――――――――

 

「つばき、遅いわよ。」

 

 

「アリサすいません、図書館で知り合った友とバッタリあってしまって」

 

「話し込んでたの?私は少し気持ちがわかるな。」

 

「もう、すずかもつばきも本が好きよね。」

 

「ええ、物語を読むのは楽しいですから、それはそうとこれは面白そうなゲームですね。」

 

「前の休みに買ったゲームよ。

このゲームではつばきに勝ってみせるわよ。」

「ふふ、望むところですアリサ。」

 

――――――――――――

 

「もう〜!何ではじめてやったゲームでこんな強いのよ!つばきアンタ存在自体が反則なの!?」

 

「アリサちゃん落ち着いて。」

 

「ゲームぐらいで人の存在を反則呼ばわりしないでくださいアリサ。それにアリサならすぐにコツを掴んで互角やれると思いますよ。」

 

「そう言いながらさらに上手くなってたりするじゃない。」

 

ふてくされながら二の句を紡ぐアリサ。

ふふ、かわいいですね。

 

「私は何に対して全力ですから、まあ、それはなのはも一緒ですよね。」

 

「う、うん。」

 

なのはの様子がおかしい?

 

「確かに私とすずかの間を取り持ったのはなのはだもんね。」

 

「ええ、私はなのはもやれば出来る子だと思ってましたが、あそこまで出来るとは思ってませんでしたから。」

「えへへ、何か照れるの。」

 

先程とは違うが、それでもなのははほんの少し上の空な気がする。

双子というとても近い間柄だからなのか、私は何か違和感を感じた。

 

――――――――――――

 

「はやてっち今日の夕飯は!?」

 

「今日はカレーやで。」

 

「やったー、カレーカレーカレーぇ。」

 

 

 

日常は流れ行く、ただ日常のすぐそばには非日常がある。

その事に気がつくにはその頃の私は幼すぎた。

 





「つばきおばさん。」

「おばさんって言わないでください(泣)」


後のなのはの養子からしたら、つばきは立場的にはおばさんになってしまう事に気がついた・・・。

まあ、美由希もですが。
ん?なのはと美由希はいとこでもあるから厳密には違うのか?

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