理想郷の皇帝とその仲間たち   作:海豹のごま

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テンプレ75:少しショッキングな魔法の勉強

テンプレ76:早い登場の古本



三十四話 修行と会談

 綾瀬夕映と宮崎のどかはギガントの魔法使いとしての弟子となった。ギガントは二人に正しく魔法を使わせるために、それを教えることにした。そしてその二人は、ギガントの住むこととなった一戸建ての家へとやってきていた。その家の、厳重に防衛された奥の部屋の中に一つのダイオラマ魔法球が保管されていた。そこでギガントは時間が現実と変わらないように設定された、そのダイオラマ魔法球の中へと二人を招きいれたのだ。

 

 

「ここなら魔法を使っても、誰にもわからないはずだ」

 

「すごいです……。これも魔法なのでしょうか……」

 

「別の世界にきたみたい……」

 

 

 魔法球の中はとても自然にあふれた世界だった。林や草原、湖などがあり、コテージも建っていた。その美しい光景に、夕映ものどかも驚きながらも目を輝かせていた。

 

 

「だが、すぐには魔法は教えんよ。とりあえずワシが手本を見せよう」

 

「お願いします!」

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

 

 ギガントはまず手本を見せることにした。火を灯す魔法、風を起こす魔法、治療の魔法、心を落ち着かせる魔法。その他、攻撃魔法ではないものを二人に見せた。夕映ものどかも、その不思議な現象に、心を躍らせていた。

 

 

「これが魔法ですか!? 本当に不思議です!!」

 

「うん、こんなことが出来るなんて……」

 

「これも魔法だよ」

 

「そういえばカギ先生が使っていた”攻撃の魔法”をまだ見てません!」

 

 

 その色々な魔法を見た夕映が、ふと思い出した。カギが使っていた攻撃魔法、魔法の射手である。その魔法をまったくギガントは使っていないことに夕映は気がついたのだ。

 

 

「ゆえ、カギ先生はそんな魔法を使ってたの!?」

 

「……ふむ、攻撃の魔法か……。見たいのかね?」

 

「はい! 是非見せてほしいです!」

 

 

 夕映はカギが使っていた魔法の射手が見たいとギガントへ申し出た。だがギガントはそれを少し渋った。攻撃魔法は危険なものでもあるからだ。しかし必死に見たいと訴える夕映を見て、少しだけ使って見せようとギガントは考えた。

 

 

「……よろしい、ではあの丸太にその”攻撃魔法”を使おう。よく見ておくのだぞ……」

 

「はい!」

 

 

 するとギガントは風属性の魔法の射手を、そこにあった小さな丸太へと飛ばした。それが命中すると丸太に穴が開いた。夕映はそれに感動して、丸太に近づいた。

 

 

「師匠、これが”攻撃魔法”!?」

 

「そうだよ、攻撃の魔法。魔法の射手というものだ」

 

「これをカギ先生が使っていたんですね! ……え?」

 

「ゆえ、どうしたの……あ?!」

 

 

 夕映はギガントに視線を向け、もう一度丸太にそれを戻すと、丸太ではないものが目に映った。それは紫色のウサギのような動物であった。外傷はないものの、完全に死んでいるようであった。夕映はそれに驚き、のどかもその異変に気がつき覗き込んだのだ。しかしその姿に、のどかは目を背けてしまった。

 

 

「し、師匠……これは……!?」

 

「ど、どうしてこんなことに……」

 

「攻撃の魔法、すなわち他者を傷つける魔法。そういうことなのだよ……」

 

 

 攻撃魔法とは、他人を攻撃する魔法。傷つける魔法である。ギガントはそれを教えるために、それを使ったのである。しかし、これはあまりにもやりすぎだ、そう夕映ものどかも思った。あまりにもひどすぎると。

 

 

「まさか、師匠はそれを教えるためにこんなことを……! でもあまりにもひどすぎます!!」

 

「う、うん……この子がかわいそうです……」

 

「安心なさい、それは幻覚だよ。誰も怪我してはいないよ」

 

 

 だがそこでギガントはそれが幻覚と言った。そこで、夕映とのどかが視線をその動物へと戻すと、先ほどの動物は消えて穴が開いた丸太に戻っていた。

 

 

「え!? あ……」

 

「ただの丸太に戻ってる……」

 

 

 このギガントは魔法使いではない二人に、魔法の危険性をも知ってほしかった。だから手荒な真似となってしまったが、この方法を使ったのだ。しかしとてもショッキングな内容でもあった。それゆえギガントは、今のことについて、彼女たちに謝っていた。

 

 

「すまなかったね、二人とも。攻撃魔法、魔法の射手を使うということは、君達のような少女が凶器を握るのと差がないのだ。魔法使いたちは、それをしっかり教えられるが、君たちは違う。だから仕方なくこの方法を取ったのだよ。本当にすまなかった」

 

「そ、そうですね……。魔法とは言え、確かに怪我させることに変わりはないです……」

 

「確かにそう言われると怖いかもしれません……」

 

「君たちが知りたい魔法は、そういうものでもあることを知ってほしかったのだ。さて、どうするかね?」

 

 

 普通の魔法使いたちは、魔法の学校で魔法の危険性も教えられる。だから魔法をやたらに使ったりしないのだ。だがこの二人は違う。魔法を知らない二人が、魔法の危険性を言葉で教えるのは、わかるようでわからないだろうとギガント考えたのだ。特に夕映は魔法が不思議な力として、憧れてしまっていた。だからこそ、このような行動に出たのである。そしてこれを見て、まだ魔法を使いたいか二人に聞いたのだ。

 

 

「それでも、私は魔法を使いたいです! 魔法はこんな怖いことだけではないことを、師匠は最初に見せてくれました!」

 

「うん……。確かに人を怪我させることなんて怖くて出来ないよ……。だけどそれ以外の、優しい魔法を知りたいです……」

 

 

 だが二人はそれでも魔法を知りたいと言った。ギガントが最初に見せた優しい魔法も、魔法だったからだ。攻撃魔法でなくとも、そういう魔法を知りたいと、夕映ものどかも考えたのだ。

 

 

「ふむ、これを怖いと感じるのはいいことだよ。ならばまずは、身を守る魔法と、他人を癒す魔法を教えよう」

 

「あっ、師匠! ありがとうございます!!」

 

「師匠さん……ありがとうございます」

 

 

 二人は他人を傷つけることを、攻撃の魔法を怖いと言った。人として普通の感性であり、それは優しさでもあった。ギガントはそれを嬉しく感じていた。そしてギガントが最初に見せた、攻撃以外の魔法があることを知っていた二人は、それを習いたいと申し出たのだ。だから、とりあえずギガントは二人に、防御と治療の魔法を教えることにした。だが、まず必ず覚えなければならない魔法があった。

 

 

「まずは”火を灯れ”を教えよう。これは魔法使いが誰でも魔法の入門として習う魔法だ。さあ、この初心者用の杖を使いなさい」

 

「はい師匠。ありがたく使わせてもらいます!」

 

「ありがとうございます、大事に使います」

 

 

 初心者用の杖を二人は嬉しそうに貸してもらっていた。そして、誰もが最初に使う始動キーと火を灯れを教えられ、それをゆっくりと行い二人だった。と、ここでギガントはのどかがネギと仮契約し、アーティファクトを持っていることを思い出した。だが、とりあえずはそれを教えず、魔法に専念させようと思ったのであった。

 

 

…… …… ……

 

 

 図書館島。その地底に6人がやってきた。アスナ、木乃香、刹那、さよ、ネギ、そしてバーサーカーだ。木乃香の話を聞いたアスナが、その図書館島の地下のその場所へと行きたいと申し出て、現在そこへやってきた。また、京都でネギが貰った地図に、さりげなくナギの手がかりになりそうな場所としても印がついていた場所でもあった。しかしその扉の前に、ドラゴンが待ち構えていたのである。

 

 

「ど、ドラゴンが居ますよ?!」

 

「別に大丈夫よ……」

 

「何も心配はありません」

 

「ドラゴンはん、ごめんなー、道を譲ってくれへんかな?」

 

 

 ネギはドラゴンを見て驚き怯えたが、周りはまったく心配していなかった。そこで木乃香がドラゴンに話しかけると、すっとドラゴンは道を譲った。そしてドラゴンは木乃香に久々に会えた事を喜び、頭を下げていた。木乃香はその下がったドラゴンの頭を優しくなでているのだった。この光景にネギが飛び跳ねるほど驚いていた。あのドラゴンが木乃香になついているからだ。

 

 

「よーしよし、えー子やなー」

 

「こ、このかさんがドラゴンと戯れてる……」

 

 

 この光景はネギにとってショックだった。まさかドラゴンをいともたやすく懐かせている木乃香にショックを受けていたのだ。このようなことは普通では考えられないからだ。そこでネギは木乃香がドラゴンすらも僕にしたのかと考え、さらに驚いていたのである。

 

 

「流石覇王の弟子だぜ、あのドラゴンなんて、子猫とかわらねぇーか!」

 

「いえ、きっとこの状況を作った私たちが半分悪いのでしょう……」

 

「このか、恐ろしい娘……」

 

 

 ネギが驚き後ろに倒れそうになっている中、バーサーカーは当然の光景とし、刹那は自分たちがやりすぎたせいで、こうなったことを少し反省していた。またアスナはもう、どーにでもなーれと思っていた。そして、とりあえず先に進むことにしたのだ。

 

 

…… …… ……

 

 

 先に進んだその場所には図書館島の地下とは思えぬ光景が待っていた。巨大な空洞、その中に建つ神殿のような建物、壁から流れ出る巨大な滝。とても神秘的な光景であった。そして一同はその建物の中へと入っていったのだ。

 

 

「おや、みなさんおそろいで」

 

「本当にヘンタイが居た……」

 

「この人が父さんの友人……」

 

 

 そしてその先には紅き翼の一人、アルビレオ・イマが居たいのだ。本当にアルビレオが居たことに驚くアスナと、父親の友人と出会い感激しているネギがいた。

 

 

「くーねるはん、お久しぶりやねー」

 

「は? クーネル?」

 

 

 だが、そのアルビレオに挨拶した木乃香が言った名前は、アルビレオではなかった。アスナはそれにどういうことなのかわからず驚いていた。バーサーカーはとりあえず部外者として、少し離れた場所でそれを見ていた。元々は冒険がしたくて、この図書館島探索をしていたのだ。

 

 

「ええ、そうです。ですからここでは”クウネル・サンダース”とお呼びください。そして久しぶりですね、このかさん」

 

「な、何その名前、パクリじゃない……」

 

「えー!? どういうことなんですか!?」

 

 

 このアルビレオ、自らをクウネル・サンダースと呼んだ。そしてそう呼ぶように勧めてきた。アスナはどこぞの真似だと考え、ネギはよくわかっていなかった。

 

 

「難しいことではありませんよ、この名前を気に入っているだけです」

 

「くーねるはんは、ほんま変な人やなー」

 

「中身もすかすかですしねー」

 

 

 そしてその名前を名乗る理由を述べるアルビレオ。しかしその理由がひどかった。木乃香は変な人だなーと、この前来た時と同様の意見をしており、さよもこのアルビレオが本体でないことを察知してスカスカと称していた。とりあえず木乃香とさよと刹那も、アルビレオの旧友であるアスナの再会を邪魔をしないため、それを眺めることにしたのだ。また、アルビレオは本当に久々に会ったアスナと、対面する形で立っていた。

 

 

「しかし大きくなりましたね、アスナさん」

 

「久々ね、アル……クウネルさん……!」

 

 

 感動の再会、久々にあった友人同士である。だがアスナは名前を言い終えたとたん、アルビレオに拳を振り上げていた。いやはやこれがしたくてやってきたのがアスナである。その行動を先読みしていたアルビレオは、簡単に避けてアスナの後ろへと移動していた。それを察知し、アスナは後ろをすぐさま振り向き、アルビレオをじっと見ていた。だが、こんな行動をしでかしたアスナの表情は、少し嬉しそうであった。

 

 

「久々に会ったというのに、とんだ挨拶ですね、アスナさん。いやはや、これもあの騎士が悪いのでしょうか」

 

「そうね、久々の再会の想いが詰まった拳を避けるなんて、とんだ挨拶だわ」

 

 

 アルビレオはこのアスナの行動が、あのメトゥーナトのせいだとわかっていた。そこでアルビレオはそのメトゥーナトに対して、いらぬことを教えたな、お前も変態じゃないのか仮面騎士、と考えていた。だがしかし、アスナは昔からアルビレオが変態だということを知っていたので、とりあえず殴っておこうと考えているに過ぎないのである。

 

 

「あ、あのアスナさん!? 何をしているんですか!!?」

 

「何もしてないわよ、いつもの挨拶だもの」

 

「い、いつも!?」

 

 

 これがいつもの変態に対する挨拶らしい。恐ろしいものだ。しかし、このアルビレオ、どの道本体ではないので、殴ることはできない。それをアスナは知っていたので、それにをふまえての行動であった。ネギはそれを知らないのでこのアスナの行動に驚き、さらにいつもの挨拶だと知って度肝を抜かれていた。

 

 

「しかし、もう来てしまったのですか、ネギ君」

 

「もう、とは?」

 

「いえ、会うならもう少し後にと考えていたものですから、少し早く出会えてしまったと思いましてね」

 

「そ、そうだったんですかー!?」

 

 

 アルビレオはどの道ネギに会おうと考えていた。というのもナギとの約束を果たすために、会わなければならないからだ。だが、今ではなくてもよい。いずれ会ってそれを見せようと考えていたのだ。しかし、そんな考えもむなしく、さっさとネギがやって来たのだ。まあ、あの詠春の娘がやって来た時点で、こうなることをすでに悟っていたのだが。それを聞かされたネギは、アルビレオの後で会う予定だったことに、少し申し訳ない気持ちになっていた。別にそんなことを気にする必要などないのである。

 

 

「というかクウネルさん、近くに居るなら挨拶に来なさいよ。盛大に歓迎してあげたのに」

 

「その盛大な歓迎が怖くて近寄れませんよ……」

 

 

 盛大に歓迎した、というのはきっと恐ろしい何かなのだろう。アルビレオはそれを考え、怖くて近づきたくないと言った。当然その言った本人も、まあその通りだと思った。

 

 

「ふーん、ところで来史渡さんには会ったの?」

 

「ああ、メトゥーナトも偽名を使っているのでしたね。私も同じようなものではありませんか」

 

「いや、あんたと一緒にしないであげてほしいんだけど……」

 

 

 そこで思い出したかのように、アスナは自分の保護者であり、紅き翼で戦友だったメトゥーナトには会ったのかを、アルビレオに聞いたのだ。だがその質問でアルビレオが気になったことは、メトゥーナトが偽名を使っていることだった。それで自分がクウネルを名乗っているのとほとんど差が無いと考え、それをアスナへと言ったのだ。その言葉はアスナにとって聞き捨てなら無かった。当然アスナは、メトゥーナトが別に趣味で偽名を使っていないことを知っているので、お前と一緒にするなとあきれていたのである。

 

 

「ここでは来史渡と呼んでおきましょうか、彼には一応会いましたよ」

 

「む……。私には挨拶なしで、来史渡さんには挨拶をしたのね……」

 

 

 と、ここでようやくアスナの質問をアルビレオが答えた。このアルビレオはメトゥーナトとすでに挨拶をしていたようだ。それを聞いてアスナは少しだけ不機嫌になった。自分には挨拶に来なかったからである。

 

 

「当然ですよ。あなたに殴られるのは怖いですからね。まあ彼からもあなたへ挨拶しておくよう言われていましたけど」

 

「でも来なかったのね。やっぱ殴っておかないとダメみたいね」

 

 

 一応メトゥーナトにも、アルビレオはアスナへ挨拶するよう言われていたようだ。しかし、アスナには挨拶をしに来なかった。まあ、アルビレオもアスナに殴られる気はさらさら無いので、敢えて挨拶に行かなかったのだが。そこでアスナはやはり、この場でアルビレオを殴っていこうと考えた。だがアルビレオは、とりあえずネギに話そうと考えたようだ。そんなアスナを放置し、アルビレオはネギの近くへと歩いた。

 

 

「はじめまして、ネギ君。私が君の父親、ナギの友人、アルビレオ・イマです」

 

「あ、はじめまして、ネギ・スプリングフィールドです」

 

「しかし、ここではやはり、クウネル・サンダースとお呼びください」

 

「え!? わ、わかりました」

 

「その名前ほんとに気に入っているのねえ……」

 

 

 とりあえずアルビレオはネギに挨拶を交わす。そしていつも通り、クウネル・サンダースと呼ぶように言うのだ。そんなことを聞いたネギは、わかったと言ったが実はあまりわかっていなかった。またアスナは本気であきれており、そのダサい名前気に入ってるのか、とドン引きしていた。

 

 

「しかし君もよい師を得て、随分成長したようですね。そしてナギによく似ています」

 

「あなたは僕のお師匠さまを知っているのですか?」

 

「ええ、ある程度は知っていますよ。一応私の友人の友人ですからね。話ならよく聞いています」

 

「そうだったんですか」

 

 

 アルビレオはメトゥーナトから、ある程度情報を貰っていた。そしてネギが、あのギガントの弟子となったことも知っていたのだ。ネギはそれに驚いたが、友人の話とならありえると納得したのだ。そこで、ネギは自分の父親について聞こうと考えた。

 

 

「ところでクウネルさん、あなたから見た父さんは、どんな人だったんですか?」

 

「おや、私から見たナギ、とは?」

 

「タカミチさんやお師匠さま、それに詠春さんから、いろいろ父さんの話を聞きました。みなさん思い思いに父さんのことを話してくれました。だからクウネルさんが、どう父さんのことを思っていたのかを知りたいんです」

 

「随分多くの人からナギのことを聞いたのですね。わかりました、話しましょう。私がどう彼のことを思っているのかを……」

 

 

 アルビレオはネギの話を聞くととても関心した。ネギが自らが理想とする父親という偶像ではなく、色々な人からナギの話を聞き、そのナギがどういう人物だったのかを、よく知りたいと考えているとアルビレオは思ったからだ。

 

 だからこそ、アルビレオは丁寧にナギがどういう人物だったかをネギに教えた。何を思って行動していたのか、友人との関係、どういう戦い方をしたのかを。ネギはまた別の人から、父親のことを知れて新鮮味を感じながら、とても嬉しそうにしていた。そんな姿を残りの5人も、その光景をほほえましく眺めていたのだった。

 

 




火を灯れは成功するのに何ヶ月もかかるらしい

クウネル・サンダースは大会用偽名?
でも随分気に入っているようだし、前々から使っていたという設定です

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