ブラック・ブレット-蘇りしリべリオン部隊-   作:影鴉

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暫くはオリキャラが原作開始まで何をしていたかの話になると思いますが、ブラック・ブレット原作キャラもちょっと登場します。


かくして役者は戦士と出会う
葛城 蓮という男


『葛城家』

 東京エリア内のマーケットを牛耳る複合企業『葛城グループ』のトップに座する一族であり、第5区に屋敷を構える有名な商家だ。ガストレア戦争終了直後の補給物資の不足を直ぐ様解消した功績を持ち、その後も食料品から武器弾薬まで扱う巨大マーケットへと成長した。この様な事から財界や政界へのパイプを広く持ち、その影響力は計り知れないものとなっている。

 

 そしてこの葛城グループ、近年になって特殊な薬品の開発に成功した事により更なる利益を得る事となった。

 

『ガストレア化抗体薬』

 これまでの抑制剤は細胞の一定レベル迄のガストレア浸食を抑制する事しか出来なかった。それに対して、ガストレア化抗体薬は安全マージンまで抑え込む効果を持っていた。これにより、抑制剤ではガストレア化を防げない被害者も完全に浸食されない限りガストレア化を防ぐ事が出来る様になったのだ。

 

 この成功の功労者が葛城家の新当主となった葛城 蓮であるという。前当主、葛城 宗司の一人息子である彼は、ガストレア戦争勃発時に兵士になると言って出奔し、以降行方知れずとなっていたのだが、ある日ひょっこりと帰って来た。前当主本人は死んだと思っていた息子の帰還に大喜びであり、周囲の者達の困惑はあれど特に問題無く新当主として引き継ぐ事となった。帰って来た際に蓮は戦場で知り合ったと言う者達を連れて来ており、ガストレア化抗体薬もその内の1人が作ったモノである。

 葛城家当主となり、蓮は前述した薬品の開発に始まり、様々な新しいビジネスを編み出して更なる富を獲得していき有能な企業の主として認められた。

 また、企業の長でありながら屋敷周辺を妹2人(大戦時に孤児であったのを引き取った)を連れて散歩して住民とも交流している為、一般市民からの評判も良かった。

 ところが、エリア外周区で暮らす『呪われた子供達』の保護にのり出した事で騒動が起こる。

 

『呪われた子供達』とは、

 ガストレアウイルス抑制因子をもち、ウイルスの宿主となって人間のままで肉体を維持できる子供達をそう呼ぶ。妊婦がガストレアウイルスに接触することによって生まれた胎児がそれに該当し、出生時に目が赤く光っていることにより判明する。ただし、ガストレアウイルスは生物の遺伝子に影響を与える上にガストレア大戦時初めて生まれてきた存在な為、該当者はその全員が女性、10歳以下の少女達であるという特徴があった。

 ガストレアウイルスを保菌している事や、ガストレア由来の人間離れした身体能力から人々に差別され、半ば迫害されている。特にガストレア大戦を体験し、ガストレアによって近しい人を殺された『奪われた世代』の人間からは激しい憎悪の対象となっている。

 大部分の呪われた子供達は出生時の赤目を確認されるや否や大戦時の赤目のトラウマから殺されるか、親に捨てられてエリア外周区にて物乞いやマンホールチルドレンとして暮らさざる得ない状況に立たされている。

 

 蓮はエリア外周区の一部を開拓して村を造り、そこに子供達を集めて暮らせるようにしたのだ。

 この事業に対して部下は元より周囲は困惑し、一部からは大きな反発が起きた。

 

ムダ金だ、

 

危険極まりない、

 

金持ちの道楽だの散々な言われ様だった。

 

 しかし蓮はそんな意見に対してたった一言、

 

 

「で? それの何が問題なんや?」

 

 

 周りの言葉など意を介す事無く、蓮は己がやりたい事を続けた。事実、外周区の開拓が他区域に迷惑を掛けている事は無く、逆に開拓工事による利潤や呪われた子供達の犯罪が減少している事から、これ以上の文句を言おうにも出来ずにいた。

 また、『奪われた世代』の中で逆上した者達が蓮を襲撃するという命知らずな事件が起きたりもしたが、蓮自身、腕っぷしが強い為に返り討ちに遭い、聖天子が暮らす第1区に晒し者にされる事となり、逆らおうとする者はいなくなった。

 更に、東京エリア現統治者である聖天子からもこの事業は評価されており、周囲に培ってきた評判や信頼もあって、反感感情は次第に消えていった。

 

 

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葛城家屋敷

 

 

「兄様、朝です」

「起きておくれやす」

 

 

 寝室の襖が開き、2人の少女が寝ている男を揺すって起床を促す。掛け布団が蠢き、男が体を起こす。

 

 

「ん……、朝かいな?」

「お早う御座います、兄様」

「今日はええお天気や」

「くああ~。お早うさん桔梗、牡丹」

 

 

 欠伸をしながら糸目の男、葛城 蓮は少女達に挨拶をする。それに彼女達は笑顔で返すのだった。

 

 

「兄様、ヴィクトルからメールが来てます」

 

 

 蓮が寝間着から着替え終えるのを部屋の外で待った後、出てきた彼に報告するのは桔梗。淡い紫色の振袖姿であり、紺色の髪をボブカットにしている。

 

 

「ん~、抑制剤の材料が切れたんか?」

「はい、”何時も通り頼む”との事です」

「今日の予定は何やったけ?」

「夜に聖天子様と菊之丞氏との会食がありますえ」

「なら其れまでに済ませよか?」

「「はい」」

「それじゃ、朝餉に行こか?」

 

 

 今日の予定を教えるのは牡丹。牡丹色の着物を着崩して肩を露出させている所謂花魁風の格好をしており、ストレートの黒髪に髪飾りを付けている。牡丹からそれを聞いた蓮は彼女達を連れて朝食を摂るべく母屋へ向かった。

 

 

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エリア外周区 森林地帯

 

 

「おうおう、ぎょうさんおるで」

「あれだけいれば不足は無いですね」

「今日は荒稼ぎ出来そうどす」

 

 

 準備を整えた蓮達は自家用ヘリに乗り、モノリスを超えたエリア外周区の森林地帯に来ていた。簡易発着場から徒歩でガストレアを探している内に30体規模のコロニーを発見した。

 

 

「ステージⅢが6体、ステージⅡが10体、後はステージⅠの様ですね」

「是位ならわっち達2人だけでも楽勝でありんす」

「油断は禁物や。じゃあ、いくで?」

「「はい!」」

 

 

 蓮は懐から仮面を取り出して顔に着ける。そして右手に扇子を、左手に飛針を持ち、ガストレアの群れへ臆する事無く飛び掛かった。桔梗と牡丹もそれぞれ金属弓と仕込み刀を構え彼に続く。

 

 

「しっ!!」

 

 

 ガストレアの群れの中に降り立った蓮は流れる様に鉄扇を振るう。仕込まれた刃によってステージⅠはバラバラに、ステージⅡも真っ二つになる。獲物が来た事に気付いたガストレア達は蓮にその牙を向けようとするが…

 

 

「兄様には触れさせません!!」

「あんさん等の相手はわいらどす」

 

 

 桔梗と牡丹に蹴散らされる。そして彼女達が取り逃したガストレアを蓮が飛針で仕留めていく。飛針は硬い甲皮に覆われている虫型ガストレアすらも貫き、刺さったガストレアは数秒の内に痙攣しだして倒れた。

 この状況は桔梗と牡丹の2人の元でも起きており、彼女達の武器で斬り付けられたり、果ては彼女達が素手で触れられたガストレアは致命傷を受けていない筈なのに倒れていった。

 あっという間にステージⅡ以下のガストレアは全滅し、残りはステージⅢの6体だけとなった。ステージⅢ達はその巨体を活かして蓮達を押しつぶそうと迫るが、

 

 

「遅過ぎやで?」

 

 

 風の如くステージⅢの体表を駆け巡っていく。

 

 

「舞い散る華の如く、散れや」

 

 

 一瞬にしてガストレアの体は切り刻まれ、バラバラになっていく。それを尻目に蓮は別の個体へ襲い掛かる。こうして、1時間も経たぬ内にガストレアのコロニーは壊滅した。

 

 

「ワイや、狩りは終わったで。座標はもう送っといたさかい、回収宜しゅうな」

 

 

 撃破したガストレアを回収する部隊に連絡をし、蓮は伸びをする。

 

 

「桔梗と牡丹も有難な」

「構へんでおくれやす」

「私達は兄様のお役に立ちたいのですから」

 

 

 蓮の感謝の言葉に2人は微笑む。

 

 

「ほな、帰ろか?今日は頑張ったからなんかご褒美をやげやうか? 」

「なら兄様が作った御萩が食べたいです!」

「わっちも!」

「そんなんで良いんか? なら早う帰って準備せえへんとな」

 

 

 そう言いながら蓮達は簡易発着場へと戻って行くのであった。

 

 

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???

 

「30体ものガストレアの群れに無傷で勝利するか、流石だね…」

 

 

 簡易発着場へ戻って行く蓮達の姿を遠くの木の上で観察している者がいた。

 

 

「くくく、だがまだそんなもんじゃ無いのだろう? 葛城 蓮君?」

 

 

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葛城家屋敷

 

 

 エリア外周区から返って来た蓮は自分の部屋に戻り、今日中に済まさなければならない事務仕事をテキパキとこなしていた。

 桔梗と牡丹はまだ子供故に専属の家庭教師の下、現在勉強中である。

 

 

「司馬重工の武器は相変わらずでかっ(高い)な。みおちゃんに頼んだらもうちびっとまけてくれんやろか?」

 

 

 比較的出費が高い武器の購入リストを見ながら蓮はぼやく。

 

 

「しっかし、天誅ガールズグッズがバカ売れしとるな。ワイのとこも一口噛ませて貰おうかいな?」

 

 

 次に東京エリア内の流通状況のリストをチェックしながら呟く。

 

 

「………んで、玄関から入らずに土足で人ん家に上がり込むっちゅうのはどういう了見や?」

「済まないね。早く君に会いたくて居ても立っても居られなかったんだよ」

 

 

 作業の手を停める事無く呟く蓮に、入り口前に立っていた謎の男は答える。派手な色の燕尾服にシルクハット、そしてその顔は笑顔を浮かべた仮面に覆われていた。

 

 

「朝っぱらからずっとストーカーしとった癖にか? 意外とシャイなんやな?」

「くくく、まさか尾行がバレていたとは…、益々気に入ったよ」

 

 

 愉快そうな声を上げながら男は言う。蓮は仕事机の書類を纏めると立ち上がって男の方を向く。男の後ろには黒いドレスを纏った少女が蓮の様子をチラチラと見ていた。因みに少女の瞳は朱かった。

 

 

「子連れ狼ならぬ子連れ道化師かいな、そんでどちらさん?」

「おっと失礼、私は蛭子 影胤(ひるこ かげたね)。そしてこの娘は私のイニシエーターで…」

 

 

 影胤は後ろにいた少女に前に出る様に促す。少女は腰に下げた小太刀をプラプラさせながら影胤の前に立ち、スカートを摘み上げて軽くお辞儀をした。

 

 

蛭子 小比奈(ひるこ こひな)、十歳。パパぁ、こいつ斬っても良い?」

「駄目だよ子比奈、今日は彼と話をする為に来たんだから」

「随分と物騒やな、お宅の娘さん………で、元『陸上自衛隊東部方面隊第七八七機械化特殊部隊』所属でIP序列134位の元プロモーターが娘を連れて何の用やねん?」

「ほう…私を知っているか。君とは是非とも話がしたくてね、葛城 蓮君?」

「娘さんといい、その風貌といい、わいとしてはお近づきにはなりとう無いんやけどな」

 

 

 蓮の言葉に対し、影胤はクスクスと笑うだけだった。

 

 

「東京エリアの者ならもう誰もが知っている事なのだろうが、君は外周区に村を建設しているね?」

「まぁな」

「しかも君は呪われた子供達をそこに住まわせて養っている。何故なんだい?」

「未来の主役になる若い連中を助ける事に何か問題があるんかいな?」

「彼女達はこの世界に存在している奪われた世代の者達に忌み嫌われているのだよ?」

「んなもん知った事かいな、ワイは自分が遣りたい事をしとるだけや」

「知った事無いか………。くくく、素晴らしい」

 

 

 影胤は愉快そうに笑いだす。

 そして蓮に問い掛けてきた。

 

 

「葛城 蓮君、君は東京エリアの現状をどう思う?」

「………」

「人間は醜い。罪が無い呪われた子供達を罵っては憎み、迫害する。救い様が無いと思わないかね?」

「おどれは違うんか?」

「生憎私は既に人間とは言えない存在でね」

「何や? 人体改造されただけで人外認定かいな?」

「ふふっ、兵器となった身だ。もはやヒトでは無いよ」

 

 

 仮面を着けている為に影胤の表情は読めない。

 彼は話を続ける。

 

 

「実はD市で君の戦いぶりを見させて貰った身でね」

「撤退戦にいたんかいな…」

「国の任務でガストレア共を狩っていた時に見掛けてね。あの時の君は凄かった、今日の戦い等比較にならない位にね」

「褒めても何も出ぇへんで?」

「あの戦い方は人間を超えていた。そして、私と同じ匂いがする」

「……何が言いたい?」

「君は私と同じ人間を超えた存在だ。そう、彼女達と同じく新たな時代を生き抜く為に生まれてきた新たな人類なのだよ! だからこそ旧世代の人間達など何の価値も無い」

「………だから旧世代の人間、奪われた世代を根絶やしにでもするから手を貸せと? 改造人間になっただけで随分と偉そうや」

「私は存在意義を求めているのだよ。兵器である私は戦う存在でしか無い、だから戦争を求めている」

「戦争屋が、戦いたいなら蟲共とやっとれ。他人を巻き込むな、迷惑や」

「君なら理解してくれると思ったのだがね……?」

「阿呆、好き勝手やっとるけど人間止めた覚えは無いで。それにな、ワイは商人や。客がいなくなったら商売あがったりやろが?」

「そうか、残念だ。ならいっそこの場で…」

 

 

 蓮の言葉に交渉は決裂したと思った影胤は彼を始末すべく力を使おうとする。

 しかし、

 

 

「後な…」

「?」

「おどれらワイ達を嘗め過ぎやで?」

「む、体が……」

「パパ! 体が動かない!?」

 

 

 鉄扇を取り出した蓮が近づいてきたので構えようとした影胤達だったが、体が動かない。辛うじて口と視線だけが動かせ、視線を横に移すと、自分と小比奈の間に牡丹色の着物を着た少女と振り袖姿の少女が立っていた。

 

 

(彼のイニシエーター達か、何時の間に? いや、それよりもこれは彼女達の仕業か……?)

「何やけったいな気配がしいやおこしやすみたら、いかいな鼠が2匹もおるではおまへん」

「兄様に何の用ですか? 場合によっては…」

 

 

 その姿からは想像もつかない殺気をぶつけられる影胤達。しかし、影胤はこの状況すらも愉快だと言わんばかりに笑い出す。

 

 

「くくっ、はははは! 彼女達を唯のイニシエーターと思って油断していたよ。随分とこの子達に慕われているのだね君は!」

「家族なんや、当たり前やろ?」

「家族か、呪われた子供達を憎む者は其処等中にいる。何時までそう言えるかな?」

「っ! 戯言を!!」

「その命、いりんせん様でありんすね」

「桔梗、止めや」

「でも兄様!?」

「良いでありんすか?」

「ワイは気にしとらん。手を降ろしい」

 

 

 影胤の挑発に桔梗と牡丹が構えるが、蓮の言葉に渋々構えを解く。

 蓮は手に持っていた鉄扇を戻すと、影胤達に近づいて素早く何かを刺した。

 

 

「これで良し、と」

「……動ける、解毒剤か何かかね?(一体どうやって私と小比奈を動けなくしたのか、そこのイニシエーターが関係してそうだが…解らない事が多すぎるな)」

「んなもん教えるかい、企業秘密や。ほら、さっさと玄関へ行かんかい」

 

 

 体を動かし異常が無いか確かめる影胤。そのまま彼等は玄関まで送られるが小比奈は桔梗から何かを渡されていた。

 

 

「次は玄関からちゃんと入りや、さもないと唯じゃ済まさんで?」

「………肝に銘じておくよ」

 

 

 抵抗する様子も無く、影胤達は去って行った。彼らの姿が消えたのを確認し、蓮は深く溜息を吐いた。

 

 

「やれやれ、面倒な事になったでホンマ。戦争屋なんて聖ちゃんになんて言えばええんや?」

 

 

:::::

 

 

「やれやれ、生きた心地がしなかったね。まさかあそこまで底が知れないとは…」

 

 

 人気の無い裏路地に着いた影胤達は一息吐く。今回、勝つつもりは無かったが、自分が襲う事で蓮が持っているであろう力の正体を知る事が出来れば良いと思っていた。D市で蓮は自分の周囲や遠くにいるガストレアを吹き飛ばす力を持っていた。しかし、今日のガストレア狩りで、彼はD市で使っていた何らかの力を使わず、つまり本気を出す事無く戦っていた。

 

 

(彼の実力は解らず、おまけにイニシエーター達にすら勝てないかもしれない、か)

 

 

 あの時自分と小比奈の体の自由を奪ったのは間違い無く蓮のイニシエーターであろう。しかし、何時の間に、どの様にして動けなくしたのかが分からない。頭の意識ははっきりしており、目と口だけが動けた訳だが、彼に何かを刺される事によって動ける様になった事から毒か体のツボを突かれたとしか考察でき無い。

 

 

(彼も『新人類創造計画』の被験者の筈、でないとあの時の戦いっぷりは説明出来無い)

 

 

 当時、機械化兵士として戦いに明け暮れていた自分でも人間離れしていると思える戦闘力でガストレアを葬っていた蓮。様々な過去の記録を探したが、彼に纏わるモノは一切見つからず、精々一般の歩兵として戦地に赴いていた事位しか解らなかった。

 しかも、撤退した他の自衛隊員や避難民の話では他にも彼と同じ様な者達が戦っていたと聞く。自身は彼だけしか知る事は出来なかったが是非とも会ってみたいものだと影胤は考えていた。

 

 

「ところで小比奈、あのイニシエーターから貰った袋は一体……いや、何を食べているんだい?」

 

 

 小比奈が先程から桔梗から受け取った紙袋から何かを取り出して食べていた。

 

 

「えっとねぇ、兄様が作った御萩だから後で食べてねって言われたぁ」

「………パパの分も有るかい?」

「えぇっと、美味しかったから全部食べちゃった」

「………………(´・ω・`)」




オリキャラ1人目、葛城 蓮さん登場。
企業のトップ枠として聖天子様や司馬 未織さんと知り合いだったりします。
そして色々と救済をしていたり……
そして蛭子親子の登場、影胤さん勘違いするの巻だったりします。

初っ端と言う事で碌に描写されていませんが、蓮とイニシエーターである桔梗と牡丹はテラフォーマーズに登場した能力がモデルとなっています。

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