異世界より”超高校級”が参戦するようですよ!   作:ヤッサイモッサイ

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前回を呼んでない人のために言っておきますが二日連続更新です。
まだ昨日の分を読んでない人はそっちからどうぞ
なんかパパーっと書けたのでもう上げちゃいます。
その分来週忙しいのでちょっとお休みすると思いますがどうかご容赦を。
駆け足で駆け抜けたので話が急かもしれませんが多分普段と比べてもそれほど雑にはなってないと思います。普段がひどいと言われればそれまでですが......とりあえずあとがきに書きたいこと書いておくのできになったり暇だったりする方はそちらもどうぞー




あらゆる物は既に手の中に

 

 

立ち昇る黒い風の塔……それはハーメルンの街のどこからでも目視することができ、そして平等に恐怖を与えた。

中でも鋭い者たちはその恐怖の元が塔そのものではなく何故か塔が向けられる比べてしまえば圧倒的に小さな少年のものだと気づいていた。

 

「なんなのよ……あれ」

 

既にヴェーザー川の化身は倒され一対三という状態に持ち込まれながらもそれでも戦力的には押してさえいる黒死斑の魔王(ブラックパーチャー)が一番激しいその戦場とておもわず動きを止めてしまうほど……その視線先に佇む()()の少年は異常だったのだ

ただ恐ろしいのではなく、ただおぞましいでもなく、悪とも混沌とも闇とも影とも似つかないその在り方……それこそ正しく絶望と呼ぶのが正しいのだろうか?あぁ、だとすればこの場にいる全ての人間が勘違いをしていたのだ。絶望と言う言葉はそんな軽いものではなくもっと取り返しのつかないものだと早くに気がつくべきだった。

少なくともこんな状況下であろうとも一番頭が回るであろう逆廻少年はそう考えていた

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

吹き荒ぶ黒い死が余波だけで周囲を破壊していくなか件の少年はまるで一人静かな波一つ無い湖畔に佇むが如く全くそれらを気にせずただただそこにいた。いくら破壊が向けられようがよけることも無くなにか動作を見せるわけでもない。ただ一瞬で向けられた牙が散り少年のその長い髪を揺らすことなく消えていく

 

「あ、あなたは日向さんじゃない。日向さんは私を見てくれる!あなたは誰だ!!誰何ですかっ!!」

 

慟哭の度にぶつけられる黒い瘴気がいい加減鬱陶しくなったのかその声にようやく反応したのか、今まで興味深そうにあたりを見わますだけだった少年がついに少女へと視線を向ける

それが果たしていい事なのかはわからない。

 

「絶望しろ絶望しろ絶望しろ絶望しろ絶望しろ絶望しろ絶望しろ絶望しろォッ!!!」

「その程度(絶望)ならば既に持っている」

 

少女の渾身の一撃(コトダマ)すらその少年の一刀(ヒトコト)の元に切り捨てられ立ち昇っていた塔すら霞んで消える。

驚愕する少女をよそにそれでもなんら表情を変化させない少年はようやく自身の意思の元に口を開いた

 

「てっきり目が覚めれば彼女がいるものだとばかり思っていたので待っていたのですが……どうやら本当にいないみたいですね」

「あ、当たり前です、あの人は来ません!!」

 

フム、とそれを良しとしたのか満足しなかったのか……踵を返してその破壊痕残る路地をあとにしようとする

 

「どこに行くんですか!!」

 

そんな少年に少女は再び黒い風を出し、放とうとして─────吹き飛ばされた。

 

少年が少女よりも早く、鋭く打ち出したもはやビームの様なその黒い風を受けて家屋をぶち抜きどこまでも吹き飛ばされていく。

今までにない明らかな惨状……これがこの舞台にとってよかったのは件のステンドグラスが一切巻き込まれなかったことだろうか?しかし破壊の先で子供に弄ばれ壊された人形のように関節すらひっちゃめっちゃかにされ赤い華を開いた少女を見ればそれは安心とは程遠い

 

「知識としても外見としてもこれはただの黒死病の筈なのですが……さて物理的な破壊力まで伴うのはなんなのでしょうか」

 

しかし少年は自身の作り出したその光景に戸惑うでもなく、少女を気遣うでもなく歩き出す。彼のそれこそ神の領域に迫らんとする頭脳が現状を正しく理解させその原因を先程まで遠くにいた黒いフリルを付けた服をきて黒死を操る少女だと断定したのだ。今は……月だろうか?優れた聴覚でちょうど舞台の真上に位置するであろう月を眺めそう判断する。彼にとってはそんな離れ技すら瑣末事でしかない。

いざ月に向かわんと思考したところで横合いの攻撃にふと意識を割かれた

 

「……完璧に壊れていたと思うのですが……治るのですか」

 

攻撃してきたのは先程までの少女、もはや黒い風ではなくそのか細い肢体を駆使しての近接攻撃にカムクラは少し興味を覚えた

 

「日向さんを……返してください」

 

先程の叫びとは一転変わってか弱い女の声……だが込められた意思はより強い。自分よりも弱い存在を助けることで満足感を得ていた彼女が今ここで自身よりも弱い少年を助けたいと心から願った。手に入れたいでも崇拝する彼女に捧げたいでもなくただただ眼前の絶望より救いたいと前を向いた。

たとえ黒死病の扱いで負けたとしても自分には超医学がある……ならば救って見せると拳を握り再び振るう。その顔は既に涙に汚れ、元のそれなりには端正だったはずの顔すら歪めて必死に彼へと挑む─────が現実はやはり無情である。

彼女が彼にその異能を見せた時点で全てにとっての希望であれと作られて少年にとってそれは既知の事象へと変化する。彼女が希望を持った超格闘と超回復による持久戦すら彼には遠く及ばない。格闘技術は勿論その身体能力や明確化されていない殺人術、本来彼女の分野である体の構造の把握まで全てに渡って彼は彼女の前を行く。

結果彼女の拳は空を切り彼の攻撃の尽くは一撃で彼女の肉体を粉砕していった

とはいえ彼女にとって幸運だったのは超医学の及ばない範囲……つまり古今東西あらゆる技術を駆使してもなお至らぬ領域、死者の蘇生というそれを必要とすることにはならなかった事だろう。即死でさえ無ければ、連続で殴られようが即死でなければ彼女は生き続ける。例え連続回復のせいで体にダメージが残り動けなくなったとしても無事生きていられるのだから。生きていれば再び彼のために拳を振るえるのだから。

強者に立ち向かうその優しさを取り戻した彼女にとってそれはやはり大きな希望であった。

本来であれば自分を即死させることなど容易いはずの彼がなぜこうして自分を生かしているのか彼女は疑問に思うことなく、また少年自体も特にそれについて考えることなく舞台は次へと移る。

彼が求めるのはあの絶対的絶望のみ。それが憎しみなのか崇拝なのか怒りなのかはたまた無感動なのか……それは彼にもわからない。だがそれに至る鍵は目の前の少女か今も月で戦っている彼女が持っているのだろう。ならばそれを自分は聞き出さなければならない。だからこそカムクラは地面で力なく倒れる彼女を()()()真上へと飛び上がる。

そう、月に行くのに大した労力はいらない。真上にあるのであれば真上に飛び上がればそこに行き着くのだから。

 

彼は生まれたての赤子が母親を追い求めるように、そこにある意味を理解もせずにただ愚直に目的に向かって邁進していった

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

一方その頃月ではいよいよ決着がつこうとしていた。途中より自身の新たな力、かの如意金箍棒と同じ素材で作られたという巨大オートマタ、DEENを連れて現れた飛鳥がそのギフトを操る力を駆使して黒ウサギより渡された金色に輝く雷鳴の槍でまさに魔王たるかのペスト事で……だがしかしそれはなされない。黒ウサギ、サンドラ、十六夜、飛鳥がそれぞれ決死の思いで役目を果たし、明確に死を与える力を持った槍がまさに当たる軌道で飛んで行ったにもかかわらず目的たるペストの死は成されなかった─────止められたのだ明らかにその大きさに不釣り合いなほど長大で触れることすらままならぬほどに雷を迸らせたそれをたった一人の少年が少女を担ぐ片手間に止めて見せてしまった。

 

「……あっ」

 

果たしてそれは誰の声だっただろうか?なんにせよ既に魔王討伐の舞台は既に終わっている

 

「なるほど、帝釈天の槍……実物が見れるとは思いもしませんでした」

 

口を開けば流麗な、聞き惚れそうな声が響き渡る。存在そのものが禁忌だと訴えかける本能すら差し置いて手を伸ばしたくなるような……そんな危険な魅力がかの少年にはあった。

しかしその顔は自分たちが一番良く知る彼のもの

 

「日向くん……?」

 

飛鳥の疑問はこの場共通の疑問だった。それペストでさえも同じ……否、むしろ誰よりもあの少年のことを知らなかった彼女こそが一番驚いていた

 

「日向─────忌々しい名だ……僕に感情があったのならばそういうのでしょう。どうもはじめましてカムクライズルです。生後三年程のただの若輩ですよ」

 

彼はそのまま月の表面へと緩やかに降りて担いでいた少女と槍を地面へと下ろす

 

「さて、はじめましての挨拶はしたわけですが返しは結構ですよ。興味もない。ただ────」

 

この場のすべてを飲み込んでなお興味がないの一言で済ましてしまうその傲岸ぷり……その上で彼はそれらの視線を振り切って高速でペストと呼ばれた少女の前へと移動する

 

「あなたには聞きたいことがあります」

 

意識を向けられた八〇〇〇万もの悪霊の軍勢が揃って恐怖しそれが少女の体を通して表面化する。先程までの強者としての風格も今の彼女には存在しない、ただ震えるだけの少女に成り下がった彼女に出来ることはない。ただ荒くなる呼吸を必死に抑え、震える脚でそれでも機嫌を損なわぬように立ち、涙を溜めた瞳でそれでも絶望を直視する

 

「どうやって彼女を知ったのですか?」

 

そう問われただけで少女は今まで必死にこらえてきたものを吐き出した。もはやまともな呼吸はできない、体は崩れとうに涙腺は決壊している

答えなければまずいとわかっていながら答えることができない。そんな状態でも異常なほどに眼前の少年は視線を惹き付け続けた。視線を離したいのに、耳を塞ぎたいのに、それでも自然と意識がそちらへと向けられる。それに恐怖しそしてさらに意識する……ただの悪循環だ

 

「……この程度で彼女と接触できるはずもないか……まぁいいしょう」

 

そう言って少年の関心が自分から離れた。それだけでどこか狭くなっていた少女の世界が開放され少年以外の世界が目に入ってくるようになる

だがそれも一瞬、次の瞬間には少女は全身を打ち据えられ轟音とともに地面へと叩きつけられる

 

「ならば貴方はいらない、興味もない」

 

そういう少年の声に全員が身震いした

 

「離れろ黒ウサギっ!」

 

それでもその少年が声を出したのは仲間のためだ。無論その恐怖の一番近くにいる黒ウサギの為でもあるがなにより先程から異様な空気発し続ける自身の仲間であろう男のために少年は声を上げたのだ

 

「……あぁ、黒ウサギ……これまた初めての体験ですね。生まれたて故に初体験というのは多いものですが未知というのは少ないもので……で?あなたは彼女を知っているのですか?」

「彼女ってのは江ノ島盾子って言う奴のことか?」

 

完全に意識が少年へと向けられた

 

「……どこにいる?今彼女はどこに?」

「知らねぇよ、お前のほうが────ッ!?」

 

次の瞬間には再び全員の視線を切るように十六夜の眼前へと移動していた

 

「ど こ に ?」

 

身の毛もよだつおぞましさ……十六夜が反射的に負傷していない左の拳を前に突き出すもカムクラはそれを一切触れずに捌き月面の遺跡へと投げ飛ばす。

超高校級の武道家……その技術を用いた完全なる空気投げ。

いくら力があろうが意味をなさない領域というものが武術には存在する。

 

「……ブラフですかね。それに引っかかるなんて僕も衰えた物だ」

「ディーン!取り押さえなさい!」

 

ついに仲間に手を出した少年に危険を感じ飛鳥が赤の巨人へと命令を下す。

その巨体と重量に見合わぬ跳躍を見せた神珍鉄の自動人形が迫るのをカムクラは冷めた目で眺めて一言つぶやいた

 

「そこをどけ」

 

コトダマを込めたわけでもない。ただ眼前の少女を真似ただけ……それだけでディーンは命令の更新に着地点をずらし静かに大地へと降り立った

 

「そんなっ!?」

「あ、ありえません!他者のギフトに介入……いえ、他者のギフトそのものを完璧に模倣した?」

 

カムクラにとってできないことは存在しない。江ノ島盾子がその性質から絶望と呼ばれたのであればカムクラはその性質以外の全てに置いて彼女を凌駕する存在だ。人類にとっての希望であれと願われ生み出された彼にとって異世界の法則であろうと彼は全てを使役するだけの地力を持っている筈なのだ

 

「この世界風にいえばこれが僕、カムクライズル(日向創)のギフトという事になるんでしょうね」

 

突然変異や進化の結果、特別な境遇等その全てを無視して人類、もしくはそれに値する存在が持つ力をカムクラ自身の洞察力でもって読み取り自身の中でその経験を模倣しその力を完全に読み取る。前の世界において全ての才能を持つ。持っていない才能なぞないとされた彼だけの力

 

「未知と人類に相当しない物の力でなければ僕には通用しません」

「ありえません!他者と同種のギフトを持つのならばまだしもその場で全く同一のギフトを模倣しあたかも本来の担い手のように扱うなど!」

「だが現にそこの人形は僕と彼女の命令を同一のものだと把握している。彼にとっていま主は二人いるのですよ、残念ながら巨大ロボットならば一度操縦したことがあるのであまり新鮮味は感じませんが」

 

そう軽々言ってのける彼の話を信じるのであればこの場で彼に勝てる存在は居なくなったに等しい。

黒ウサギの持つ神より賜った幾つかの神具ならまだしもそれには回数制限がある。横からとはいえ帝釈天の勝利の加護を持つ槍を平然と受け止めた彼の動きを止め、確実に手札のギフトを当てたところで一撃で倒せるものなのか?

 

「なら俺の攻撃は既知かァ!?」

「未知であろうとそもそもその攻撃が当たらないのですから」

 

遺跡から飛ぶようにして復帰とともに攻撃をしてきた十六夜へ再びカウンターを決め動きを止めたところに蹴りを見舞い吹き飛ばす

 

「意味が無い」

 

今度はなんとか受身をとって踏みとどまったもののカムクラのそこを見せぬ身体能力と同程度の十六夜の身体能力がぶつかったところで技量という面で圧倒的に劣る十六夜が勝ることは絶対にない。勝つ方法がないのかと言われればまた違うがそれで勝てるかはまた怪しい

 

「クソっ!どうなってんだ日向の奴!やっぱ大事なとこ隠してんじゃねぇか!!」

「というかあれ本当に日向君なの!?」

「何度も言わせないでください、僕は日向などと言う名前ではなくカムクライズルです」

 

そう言って一歩進んだカムクラへ今度は黒い風が迫る─────しかし魔王の力を持ったそれも適当に振るわれた彼の腕にかき消された。

 

「あら、それ元人類の技にも有効なのかしら?」

「さて、どうにも今のは僕のではなく別の力が働いたような……あぁこれですね」

 

そう言ってポケットから取り出したのは日向創のもつアッシュグレイのギフトカード。

輝くのは正義執行の文字。

 

「数の無効化……まぁ多分無数の病原菌によって作られた黒死の風を病原菌の数を一つという扱いにして弾いた……ということでしょうね。ひとまとまりであるのならば散らばること無く大した力もいらずに弾けるでしょう」

「おいおいさっきからなんなんだそりゃ、どんな由来があったらそうなんだよ」

 

絶望時代の記憶があるとはいえあまり他者との絡みを見せなかった彼には凛々しくも常にとある少年を支えていた彼女の記憶はあまりない。

 

「さて……しかしとりあえず八〇〇〇万の悪霊とやら……一つに纏めてしまいましょうか」

「え?」

 

起き上がったばかりの少女に再び絶望が迫り手を伸ばす

 

「ゲームを終わらせなくては彼女を探しに行くこともできない、死んでもらいます」

 

赤い瞳に囚われ再び動きを止めた少女の顔を大きな手が掴んだ

あくまでも悪霊の集合体意識の代表でしかない彼女のが完全に他の存在と溶けていく。

自我の喪失、怒りの共有、絶望の再臨……そうしていざ少女が自壊すると同時に同じく寝転がったまま動きを見せながった少女がカムクラへと飛びついた

 

「元の日向さんを……返してください」

「なに?」

 

振り向いた時には既に遅く少女の体が消えるように輝き眼前の少女と同じように今度はカムクラへと溶けていく

 

「きっと皆さん待ってますから……絶望に落ちても変わらない日向さんを……待ってます」

「だから何を─────ッ!?」

 

同様にポケットへと仕舞ったギフトカードが再び輝いてカムクラを光が包む

 

誓いが蘇ったように流れていく。交わした記憶のない約束が、カムクラにはないはずの感情の波が流れて流れて自身すらも流されて……消えていく

 

「これは……なぜ彼の記憶が?」

「……やっぱりみなさん呼んでるんです。私一人で戻せないのなら、みんなで呼びます。私はやっぱり日向さんがいいです。私を受け入れてくれなくても……受け入れられるように私が頑張れる日向さんが好きです、戻ってきて……ください!」

 

あれほど長く、外界と自分を隔てていた壁が消えていく

 

「……あぁ、そう言えばそうでした。僕は彼女の為ではなく、仲間のために戦っていたんだったな」

 

思い出した、溶けてなくなる前に一言謝りたかったこと

 

「君が間違える前に気づいてあげられなくて……ごめん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光がやんだ時、その場にペストも罪木と呼ばれた少女も無く……ただ何時もの姿に戻った日向という少年が倒れていた。

 

 

月面での戦いは何を生むわけでもなく

しかし少年たちは絶望という理不尽を初めての体感し、かつて絶望と呼ばれた少年はようやく異世界での一歩を踏み出すことができた

 

 

ギフトには希望も絶望もなく、しかし絶望という側面もあれば希望という側面もある

今回はそれが少年を救ったのだった




えー予想以上にひなた君チートになりました。これは小説のあらすじのとこにも書いてあるとおり後からチートにした方が自然だと気づいたためにこうなった感じです。本来なら罪木ちゃんを倒したあと次の三巻?勝手ないのでなんとも言えませんがの途中まで電脳世界で対話ないし対決か江ノ島さんとこ行ってぼこされるルートを考えてました。チートになったみたいなので月まで飛ばしたりしてみました。

そして前から言ってあったダンロン世界の仲間のギフトの希望の効果は一律で全部ひなたくんの希望化です。
カムクラになり過ぎていたので今回は罪木ちゃんを含めた三人分でなんとか通常時に戻しました。
カムクラ君のギフトは自分なりにそれっぽく絶望成分織り込んだつもりです。
辺古山のギフトはお仕置きから取りました。軍勢相手に一歩も引かず戦うってところで数なんて関係ないという意識です。普通に大人数が相手の時は常に一体一と変わらないポテンシャルを発揮します。弾丸が沢山飛んできたヒャッハーな時は弾をひとつ防いだらほかのも自動で防いだ扱いになったりします。
罪木ちゃんが最終的に希望化したように見えましたが別にしてません。ひなた君が絶望したら自分を受け入れてくれると思っていたら予想外な感じになって考え直した結果やはり普段の日向さんがいい!返して!と病んでボコされた結果ひなた君の前もって残していた言葉が今になってコトダマになってbreakして絶望でも希望を意識できるみたいな感じになってこれから自分が絶望から抜け出せるよう頑張るから戻ってきてってなりました。一言で言えば「明日から頑張る」です。
なんか今回はいろいろ言いたいことがあって忘れてそうだ。なんかあったらやっぱまた聞いてくださいではでは

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