闇を斬る!   作:2047masaru

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遅くなって申し訳ありません!!!
少しリアルが忙しくて・・・
それではどうぞ!


第22話

 

 

カイside

 

「誰かっ!アタシと訓練しなさい!!」

 

マインが訓練場に入って来たけど今は無理

 

「よぉマイン」

 

「良かった!完治したか!」

 

「なにやってるの?」

 

ラバとタツミは腹筋やりながら背にアカメとレオを乗せてやってる。俺はいつでもあの時の能力を使える様に集中して座禅をしている

 

「コイツ等いつまでも鍛錬やってるから手伝いをな・・・カイはまぁ見ての通り集中してんな・・・」

 

レオがラバの上に乗りながら言った

 

「・・・装備して分かったけどインクルシオは凄え勢いで体力を消耗する。兄貴みたいに長時間つけられるように体を作らないと・・・!」

 

そう前の任務で兄貴は殺られてしまいその帝具をタツミが受け継いだから頑張っているのだ

 

「今のままじゃ透明化だって一瞬で終わっちまう・・・」

 

俺が少し目を開けてマインを見てみたら少し顔を赤くしていた

・・・照れてんのか?

 

俺がそんな事思ってたらマインが話をそらすように

 

「ラバの汗まみれは珍しいわね」

 

俺もそれは思ったな・・・だってこんなことはやらないと思ってたし

 

「男の子が三人だけになっちまったからな、さすがの俺も頑張らなきゃと思ったわけよ」

 

そんな事思ってたのか・・・

 

「カッコつけてるけど腕立て回数タツミの半分以下だからな」

 

レオがラバの所を指差しながら言ったらアカメが・・・

 

「それは仕方ない、私とレオーネでは体重に大きな差がある」

 

爆弾発言をした・・・

 

皆が唖然としレオがアカメの頭を殴った

 

「??」

 

アカメは何で殴られたかわかって無いみたいだな。そこがアカメらしいな!後でレオのフォローしてあげよう。

 

そんな事をしていたらナジェンダさんが来た

 

「皆、揃ってるな」

 

「揃ってますけどどうしたんですかその格好・・・?」

 

俺は気になり聞いてみた

 

「ああ、革命軍本部まで行こうとな・・・三獣士から奪取した三つの帝具を届けるんだ」

 

ナジェンダさんが一度荷物を降ろして帝具を見せた

 

タツミが

 

「・・・・そのオノの帝具めちゃくちゃ重いですよ?」

 

「ああこの位なら・・・ホレ」

 

ひょいと簡単に持ち上げた

 

「!!!!!!!!!!」

 

タツミ驚き過ぎだろ

 

「まぁ武器として使うのは無理だが運搬は出来るさ」

 

流石ナジェンダさんだな。

 

タツミはヒソヒソとラバに

 

「もしかしてボスもすごい人に?」

 

「当たり前だろ?元将軍だぜ?」

 

普通に聞こえてんぞ。まぁナジェンダさんは嬉しそうにしてるから別にいいかな?

 

「留守は頼むぞアカメ、作戦は"皆頑張れ"だ!」

 

「だいたい分かった」

 

「えっ!今のが作戦?!しかもアバウトだね?大丈夫なの?」

 

俺が少し心配になり聞いたらラバが

 

「大丈夫だよ、作戦はまぁアレだけどアカメちゃんはきっちり役割こなすから問題ないって!」

 

「まぁアカメだしな」

 

まぁそんなに気にする事でもないかな?

 

と思ってたらナジェンダさんがタバコを出しながら

 

「本部へ行く目的はメンバーの補充も兼ねている。

即戦力でこちらに回せる人材となると、期待は薄いがな」

 

まぁそれは仕方ないよな

 

「・・・ごめんよ・・・俺が弱かったばっかりに」

 

タツミがいきなりそんな事を言い出した

 

「お前が戦った三獣士は、帝国最強の攻撃力を持つエスデス軍の中軸だ。そいつらを全員撃破してかつ帝具を3つ奪取してきた。いくらエスデスが無双でも、これで軍の弱体化は確実だ。革命実行時の大きな懸念がごっそり和らいだのだぞ?船の人間達だけでなく、帝国と戦うことになる革命軍数万人の兵士達も結果的に救ったんだ。

お前は強いし良くやってるさ。」

 

「・・・ボス・・・」

 

タツミはしたを向き泣くのを耐えていた。

 

俺はそこで兄貴が言ってたことを思い出した

 

「・・・兄貴がなタツミを調子に乗らせないように黙ってたけど俺にだけは言ってくれたよ

 

『タツミはまだ青いけどありゃあマジで強くなるぜ、厳しく鍛えていきゃあそれこそ俺を超える男になるかもしれねぇ・・・楽しみだぜ』

 

って言ってたよ?」

 

「兄貴っ・・・!」

 

「自分を誇れタツミ」

 

ナジェンダさんが荷物をまた肩に担いで

 

「そして生き延びて、ブラートが見込んだような男になってみろ」

 

歩き始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だけどやっぱり人が足りないよね・・・レオが持ってきた情報だと特殊警察ができるんでしょ?

はぁ〜エスデス相手だから『覇龍』使うことがあるかもしれないな。このままじぁあ使わなきゃ駄目かな?」

 

俺はその後ボソッと呟いた


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