闇を斬る!   作:2047masaru

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この前感想でボロクソ言われました。
やめようかと思いましたが待っていてくれる人がいるので頑張るます!
後、わたしは余りメンタル強くないんでそこんとこヨロシク


第12話

12話

 

 

「ここを真っすぐ行けばメインストリートだ」

 

レオーネが指を指しながら教えてくれた

 

「了解」

 

「分かった」

 

俺とタツミはそれぞれ返事をした

 

「・・・これはアカメの昔話なんだけどな」

 

「ん?」

 

「アカメは子供の頃姉妹揃って帝国に買われたんだよ。

まぁ・・・貧乏な親が子供を売るのはよく聞く話だ。

そして同じ境遇の子と一緒に暗殺者育成機関に入れられ、殺しの教育を受けて・・・過酷な状況の中を生き延びてきた。

そうして帝国の命ずるままに仕事をこなす、一人の暗殺者が完成した・・・

だがアカメは任務をこなすごとに帝国の闇を感じとり、当時標的だったボスに説得され、帝国を離反、真に民を想う革命軍側についたんだ。

そうなるまで共に育った仲間はほとんど死んだらしい・・・」

 

「「・・・・・」」

 

アカメにそんな過去が・・・

 

 

「何が言いたいか分かるか?」

 

だいたい分かったけど、タツミはどうなんだ?

 

「殺しのプロとして素人の俺がヌルいって言いたいんだろ?」

 

ハァ〜コイツ分かってない。

せっかくアカメが心配してんのに、

 

「ま・・・今日のが成功したらお前にも分かるさ」

 

「おう!絶対してくるぜ!」

 

「んじゃ行って来ます!」

 

「グットキル!」

 

俺達はメインストリートに歩きはじめた。

 

「あっ、タツミ」

 

「何だカイ?」

 

「今日は俺も少し本気で行くから」

 

ゾワッ

 

俺の身体から殺気が少し漏れた

 

「オイオイ、カイ何か怖いぞ?」

 

そしたら

 

フッ

 

一瞬で殺気が消えた

 

「あぁ、悪りぃ。

んじゃ行くか」

 

「おう!」

 

それにしてもさっきのカイは怖かったな、とタツミは思っていた

 

 

 

 

[メインストリート]

 

「ウィーーーッ

たっぷり尋問した後の酒はうめぇや!」

 

「オーガ様!」

 

「あん?」

 

「おつとめご苦労様です。

先日はお世話になりました。」

 

「おう、困ったことごあったらいつでも言ってこい」

 

 

 

 

「ふーん、彼奴がオーガか。

よし行くぞタツミ」

 

「おう!

・・・あのうオーガ様」

 

「あん?」

 

おぉ、警戒されてんな。

まぁそんなの関係無いけどな

 

「ぜひお耳に入れたい話があるんですが・・・」

 

「なんだ・・・?言ってみろ」

 

お!いいぞタツミ

 

「表ではちょっと・・・」

 

「路地裏でお話し出来ませんか?」

 

よし!上手く行った!

 

「オラ、ここならいいだろ?」

 

タツミ作戦通りに行くぞ

 

バッ

 

「「お願いします!!

俺たちを帝都警備隊に入れてください!」」

 

・・・・・

 

「金を稼いで田舎に送らなきゃならないんです」

 

おい!そんなことさっき話したか?まぁいいや

 

「ハァ・・・んなことだろうと思ったぜ。

正規の手順を踏んでこいボケ!」

 

タツミに任せるか、ここは

どうせ一発じゃ終わらないだろうし

タツミが

 

「この不景気では倍率が高すぎます」

 

剣を抜きながら

 

「仕方ないだろ、お前が力不足ってこったな」

 

オーガも気づいたか

 

ドンッ!

 

・・・迅えな、タツミお前

 

「・・・やった、あ、そうだ・・・カイすぐ報告に行こうぜ!」

 

「馬鹿野郎!よけろ!」

 

「えっ?」

 

ガゴォッ

 

「俺が・・・このオーガ様が・・・お前等みてぇなクソガキに殺られるかよ・・・

弱者が何うめこうが関係ねぇ・・・

強者がこの街じゃ絶対なんだ・・・

俺が人を裁くんだよ!!

俺が裁かれてたまるかあ!!!!」

 

『boost』

 

ふざけるな

 

タツミがオーガと戦っている

 

「そうかぁ・・・さてはお前等ナイトレイドの一味だな?

一体誰の依頼だ?

心当たりは山程あるが・・・最近だとこの間殺った奴の婚約者か?」

 

『boost』

 

うるせぇ

 

「やっぱりあの女もあん時殺っときゃ良かったなぁ・・・いや・・・今からでも遅くはないか?」

 

『boost』

 

ヤメロ

 

「まずはあの女を探し出し、女の親兄弟を重罪人に仕立てさあげて、女の目の前で皆殺しにしてやる・・・!

手前等を殺った後になぁ・・・!!」

 

『boost』

 

「タツミ下がってくれ」

 

俺は殺気を出しながら言った

 

「あぁ、分かった」

 

「あ?お前が先に死にたいのか?」

 

「うるせぇ」

 

「結局同んなじだけどなぁ!」

 

そう言いながらオーガは斬りかかってきた

 

「うるせぇって言ってんだろ!」

 

『explosion』

 

帝都はこんなに腐ってるのか?

手にした権力で好き放題振りかざして・・・

ただ理不尽にそれを行使する・・・

お前みたいなクズは・・・

 

「死ね」

 

俺は冷静にオーガの腹を殴った

 

ドゴォォォォンッ

 

「おいカイ、やり過ぎなんじゃ?」

 

タツミはオーガの腹を見ながら言った

 

「腹穴空いてるし」

 

そう、俺が殴った後は綺麗に穴が空いていた。

4回も倍加しなくても良かったかもな

 

「来れで良いんだよ。

誰か来る前に早く逃げるぞ!」

 

「ああ分かった」

 

そして俺らはアジトに戻る為に歩きはじめた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[アジト]

 

「2人とも強敵の始末ご苦労だったな!見事だ!」

 

「おう!」

 

タツミは喜んでるけど俺はな・・・

まぁ今回は良いか

 

「どーだアカメ!

報告を終えて任務終了。

なんとか無傷でやり遂げたぜ!

まぁとどめはカイが殺ったんだけどな」

 

「・・・・・」

 

「さぁ俺を認めろ・・・」

 

タツミ今のお前キモいぞ

アカメがタツミに近づいていきなり

 

バッ

 

「なっ・・・なんだ!何すんだ!」

 

タツミの服を脱がしはじめた

 

「レオーネ、ボス、カイ抑えて!」

 

面白そうだな

 

「分かった」

 

「お!何だか面白そうだな」

 

「いいぞ」

 

そしてタツミはパンツ一丁になるまで脱がされた

 

「いやああああああ!!」

 

アカメが

 

「・・・よかった・・・

強がって傷を報告せずに毒で死んだ仲間を見たことがある。

ダメージがなくてなによりだ。」

 

そう言う事か

 

「アカメはお前に死んで欲しくないからきびしく当たってたんだよ。

カイは何でか知らないけどな」

 

レオーネは知ってたのか。

 

「料理は仲間とのコミュニケーション、難しい狩りで暗殺を学ぶ・・・どれもお前にとってぷらすな日々だと気づいてたか?

まぁカイはそこら辺の事は得意だからな」

 

そうだったのか?

 

「え・・・

あ・・・そうなの?

ゴメンアカメ・・・

俺・・・誤解してた」

 

「いいさ、これからも生還してくれ・・・タツミ」

 

「ああ!これからもよろしくなアカメ!」

 

タツミその格好で言うとレオーネが

 

「服も着ないで何をヨロシクするつもりなんだよ?w」

 

ほら、やっぱりからかった

 

「お前等が脱がしたんだろうが!」

 

「そんな事よりカイ」

 

アカメが

 

「何だアカメ?」

 

「約束」

 

「ああ!何か作るって話しだっけ?」

 

「そう」

 

「もう少し待ってくれるか?

早速だし俺の力を教えておきたいから」

 

「ん、分かった」

 

「力って何だカイ?」

 

ナジェンダさんが言ってきた

俺は

『赤龍帝の籠手』

『白龍皇の光翼』

を出した

 

「これが『赤龍帝の籠手』今日タツミの時に使ったやつ。

んで翼の奴が『白龍皇の光翼』って言うんだ」

 

「ほう、綺麗だな。カイそれは帝具か?」

 

「嫌、違います、これ神器って言います」

 

「それは何処で手に入れた?」

 

流石に神様から貰ったとは言えないしな

 

「それは教えられません。

てかこの世にはこの二つしかありません」

 

「そうなのか、残念だな。

手に入れて革命軍に提供したかったが仕方が無い、お前が持ってる二つの能力は何なんだ?」

 

「『赤龍帝の籠手』は10秒ごとに「Boost」(ブースト)という掛け声とともに自身の能力が2倍になります。

『白龍皇の光翼』は10秒ごとに「Divide」(ディバイド)という掛け声とともに触れた者の力を半分にします。また、半分にした力を自分のものにすることができて、常に最大レベルの力を維持できます。

他にも能力はありますがこんなもんです」

 

あれ?皆黙ってしまった

 

「カイ、お前はとんでもないのを持ってるな。帝具何てそれに比べるとちっぽけだな」

 

ナジェンダさんが言ってきた

 

「そうですか?

まぁこの話は終わりにしてアカメ何か作りにいこうか!」

 

俺が無理やり話しを変えた

 

「てかもうこんな話は終わりにしましょう!んじゃアカメ行くか」

 

そう言って俺はアカメがの手を無理やり掴んで台所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かアカメの手を握った時香り真っ赤になったけど、どうしたんだろう?




この前のアンケート結果‼︎

1位 アカメ
2位 エスデス
三位レオーネ

となりました!アンケートに答えてくれた方々ありがとうござい。
最後らへん可笑しくなりましたね、自分でも途中からなに書いてんだろう?とか思いました。

これからもよろしくお願いします!感想待ってます!

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