闇を斬る!   作:2047masaru

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第10話

10話

 

 

カイside

 

ドッドッドッドッ

 

「「ブラートさん!!」」

 

俺とタツミは一緒に叫んだ

 

「ん?おおカイとタツミか!

一緒に行くか?」

 

「ハイ!」

 

「あと俺のことは兄貴かハンサムって呼びな!」

 

俺とタツミは即答で

 

「「ハイ兄貴!!」」

 

兄貴って何気にナルシストなんだな

 

「よおしっ、いい気分だ!!

お礼にいいモノ見せてやる、ちょっと離れてな!」

 

「「??」」

 

兄貴はいきなりしゃがみ込んで

 

「インクルシオォォオオオ‼︎‼︎」

 

そう叫んだと同時に後ろから何かが出てきた

 

「「おおおおおお‼︎

カッケェ!」」

 

「だろ?コレは帝具インクルシオ」

 

帝具?なんだそれ?

タツミが

 

「よくわかんないけど燃えるな!」

 

燃えるの?!まぁ俺の『禁手』の方がカッコいいな。

 

「分かってくれるのかコイツの良さを!

さて・・・そこでそんな君たちに初仕事を言い渡す!・・・重要だぞ?」

 

「「お おお!!」」

 

 

 

 

アカメside

 

「コイツがここにいるってことは、やっぱりアジトはこの近くのようだな・・・地道に探したかいがあったぜ」

 

「それにしても可愛い女だな」

 

「殺った後も楽しめそうだ、あまり体に傷をつけるな

 

ヒュン!

 

よー」

 

「「あ、え?」

 

「お前達、敵地で余裕持ちすぎだ・・・」

 

「そんな・・・速すぎ・・・る・・・」

 

ゴシャッ

 

「クソッ!せめて相打ち・・・に・・・?」

 

ドクンッ

 

「傷口から呪・・・・・・?毒・・・?」

 

「一斬必殺

それにしてもカイ達は大丈夫か?」

 

 

カイ&タツミside

 

俺とタツミは今草むらに隠れている、何故かと言うと兄貴が

 

『いいか・・・敵が逃げてくるとしたらここを通る可能性大だ。

足止めでいいからなんとか応戦しろ』

 

とか言われたけど倒しても良いってことだよね?まぁタツミがヤル気満々だから俺はサポートだけで良いかな?

っとそんな事思ってたら敵さんが近づいて来たよ

 

「なぁカイ、本当に敵ここを通るのかよ?」

 

「来たぞ」

 

「えっ?」

 

ガサッ

 

「!?」

 

「ここにも人を配置していたのか!」

 

タツミが

 

「ここを通す訳にはいかねーな!

だよなカイ?!」

 

「ん?あぁうんそうだな」

 

「ヤル気ないな!?」

 

「少年達とはいえど・・・手加減はせんぞ!!」

 

 

 

 

マイン&シェーレside

 

「あの新入り達死んだかしらね?」

 

「問題ないと思いますよ?」

 

「珍しいわねシェーレが評価するなんて」

 

「アカメと戦って二人とも生き延びてますからね」

 

「まぁそれは確かにね」

 

「それに・・・剣を交えたアカメが言うにはタツミは伸びしろの塊、鍛えて行けば将軍級の器とそれにカイは・・・ここにいる全員よりも強いかもしれませんよ?」

 

「はぁ?嫌々それはないでしょ?」

 

「どうでしょうね?フフフ」

 

カイ&タツミside

 

「・・・どうだ・・・これが・・・サヨと・・・イエヤスと・・・三人で・・・鍛え上げた、剣技だ‼︎‼︎‼︎」

 

うん、俺何もして無いな、てかタツミかなり強いよ

そしたら異民族の奴が

 

「頼むっ!見逃してくれ!俺が死んだら里が・・・」

 

チッコイツまだ

タツミが躊躇った瞬間

 

「ハハハ甘いな少年!一族の為に死んで貰うぞ!!」

 

ヤベェタツミがあぶねぇ!

そしたら

 

ダンッ!

 

 

 

 

 

 

アカメが上から刺した

 

ズチュッ

 

うわ、剣抜く時の音気持ち悪

 

「迷うな・・・止めは迅速に刺すことだ」

 

コイツ・・・顔色一つ変えずに・・・

そしたら兄貴が

 

「トウッ!敵がこっちに逃げて来ただろ?!後は俺に任せなっ!」

 

ある意味兄貴は凄い人かも知れないと俺はこの瞬間思った

そしたらアカメが

 

「もう終わった」

 

「へ?」

 

兄貴が変な声を出した

 

 

 

 

 

[その日の夜]

 

 

「初陣ご苦労だったな、タツミとカイ」

 

俺とタツミは晩飯の時にそんな一言を貰った

タツミは

 

「あ、ああ」

 

俺は何もしてないけどな

 

「だがアカメの報告を聞き不安なところもある・・・お前達が生き抜く為には、誰かに色々と教えて貰う必要があるとみた。

アカメと組んで勉強しろ。」

 

「えっ?」

 

「ナジェンダさん、俺もなの?」

 

「ああ、勿論お前もだカイ」

 

「了解」

 

「いいなアカメ」

 

「うん」

 

アッサリしてんな?!

 

「足手まといになる様なら斬ってもいいぞ?」

 

「うん、分かった。」

 

嫌々、ダメでしょ。まぁ俺は大丈夫かな?タツミが心配だな。

ナジェンダさんが

 

「可愛い娘に教えて貰えるなんてついてるな、殺されない様に頑張れ!まぁカイは殺されないだろうけどな」

 

「あーハイハイ、んじゃアカメよろしく!」

 

俺はアカメに手を出した

 

「?」

 

ん?わかんないのかな?

 

「握手だよ、握手」

 

そう言って俺は無理やりアカメの手を取って握手をした。

 

「んじゃ改めてよろしく!」

 

「あ、ああよろしく?」

 

そう言いながらアカメは少し顔を赤くしていた

 

「どうしたんだアカメ?」

 

「な、何でもない」

 

「ん?そっか、んじゃタツミも頑張るぞ?」

 

「おう!」

 

ナジェンダさんがボソッと

 

「出たカイの無自覚にフラグ建てるの」

 

しかし誰にも聞こえていなかった




ハイ、最後にフラグ立ちました!
後悔はしてません!
明日も投稿したいと思ってます!
感想待ってます!
あっ!間違ってる所など会ったら教えてください。
よろしくお願いします。

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