えんとつそうじのネタ帳   作:えんとつそうじ

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どうも、もうめんどくさくなったので仮面ライダー4号はDVD発売まで待つことにしたえんとつそうじです。

ぶっちゃけ実家のパソコンは親父のを家族兼用にしているので勝手にそういう契約とかできないんですよね。仮面ライダー見るためにちょっとだけって親にいうのも少し恥ずかしいですし。

まあ関係ない話はここまでにして、今回のお話はハリーポッターのお話なんですが、実は久しぶりにワンピースのある話を読んでいたときに思いついたネタをそのまま書いてみた感じになっております。

暇つぶしにでもお読みください。


ハリーポッターと闇の血を引く魔法使い

 かつてゲラート・グリンデルバルドという名の1人の魔法使いがいたことを皆様はご存知だろうか?

 

 その者、かつて最も偉大な魔法使いとしてその名が知られているアルバス・ダンブルドアの唯一無二の親友でありながら力に溺れ、悪逆非道を尽くしその結果友であるはずのダンブルドアとの決闘に破れ、彼が自ら作った監獄である「ヌルメンガード」に監禁されることとなった。

 

 あの”名前を言ってはいけないあの人”ヴォルデモート卿がいなければ、この魔法使いこぞが史上最悪の闇の魔法使いの通り名をその身に冠していただろう、それほど強大な魔法使いである彼は、ダンブルドアに捕らえられ、監獄に入れられてからヴォルデモート卿が復活し、ニワトコの杖の所在の情報を手に入れるために彼の目の前に現れるまで、ずっと監獄で沈黙を保っていたのだが、実はその間、たった一度彼がとある目的で1人の人物と接触していたことは世間どころか、魔法界の規律を取り仕切る魔法省の人間にも知る者はいなかった。

 

 その名はアルバス・ダンブルドア。

 

 そう、かつてのグリンデルバルドの親友にして、彼を監獄へと決闘の末に叩き込んだ張本人である。

 

 

 

 

 その日、アルバス・ダンブルドアは、魔法省の役人から、かつての友であるグリンデルバルドが自身に面会を求めていると聞き、自身が彼を収容することに協力した、監獄ヌルメンガードまでやってきていた。

 

「久しいのお、ゲラート」

「そうだな、アルバス」

 

 ヌルメンガードの最奥に位置する、最も厳重に警備されている一室にて、光と闇。方や壁に拘束されてはいるが対照的な陣営に属する2人の魔法使いはそこで再び対峙する。

 

 ちなみに、この場に彼ら2人以外の人間はいない。本来ならば魔法が使えない状態にされているとはいえ相手が相手。監視の1人でもつかなければならないはずなのだが、ダンブルドアが久しぶりのかつての友との語らいを邪魔されたくないと、無理をいって監視を遠ざけて2人きりにしてもらったのだ。

 

 本来ならばこのようなことは許されないのだが、ダンブルドアが実際の権力はなくても魔法大臣への就任を請われるほどの偉大な魔法使いであること、この監獄で監視を担当としている役人がダンブルドアの新派であること。そしてグリンデルバルドを捕らえたダンブルドアならば、例え元親友であろうと彼に組することはないであろうし、仮にグリンデルバルドが何かの間違いで拘束から開放されてしまったとしてもダンブルドアならばなんとかなるだろうという考えからだ。

 

 そして、グリンデルバルドとダンブルドアは再会の後、決闘の結果片方が片方を監獄へ送ることになった確執などまるで感じさせることなく、まるで十年ぶりに再会した友を相手にしているかのように、しばし穏やかに談笑していたが、やがてそろそろ話を進めようと考えたのか、ダンブルドアはその口元に穏やかな笑みを浮かべながらも口を開く。

 

「――――それで?わざわざワシを呼ぶとはどうしたのじゃゲラート。まさか監獄にお主をぶち込んだ恨み言をいまさらいうためはあるまい?」

 

 どこかからかうようなダンブルドアの口調に、しかしグリンデルバルドは不快な様子を見せることなく、ただつまらなそうに鼻を鳴らす。

 

「ふん、当然だ。確かに監獄行きになったことに何か思うことがないわけでもない。しかしあれは魔法使いの古き規律にのっとった正式な決闘。その決闘で私は敗れた。ならばそのことについて何かいうことは私の誇りに反する」

 

 そう、確かにグリンデルバルドは悪名高き闇の魔法使い。しかしそれと同時に、彼は強大な力を持つ誇り高き魔法使いでもある。そんな彼がいくら敗北したとはいえ、正々堂々と戦った決闘で決まった結果において不平不満を口にすることは、彼の誇りが許さなかった。

 

「今日お前をここに呼んだのはちょっとした頼みごとがあってな」

「……頼みごとじゃと?お主が?」

「うむ」

 

 そういうと、グリンデルバルドは監視がいないことがわかっていながらも、首を左右に動かして誰もいないことを確認すると、首をくいと引きダンブルドアに耳を貸せというような仕草をする。

 そんな彼の様子に、ダンブルドアはどこか面白げに耳を彼の口元に近づける。

 

 それを確認したグリンデルバルドは、満足げな笑みを浮かべると言葉を紡ぐ。ダンブルドアにとっても衝撃の言葉を。

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――俺の息子を引き取っちゃくれねえか?」

「………は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――これは、ダンブルドアに育てられたグリンデルバルドの息子。謂わば「闇の血統種」と呼べる子供の成長録である。

 

 

 

 

 

 

■ゲラート・グリンデルバルド

 

かつて、ダンブルドアの無二の親友であった闇の魔法使い。

 

その力は”名前を言ってはいけないあの人”ヴォルデモート卿がいなければ、彼こそが史上最悪の闇の魔法使いと呼ばれていただろうといわれるほど協力。

 

かつて自分に逆らうものたちを虐殺するなど悪行の限りを尽くしていたが、ダンブルドアとの決闘で敗北し、自身が作った監獄「ヌルメンガード」に収監されることに。

 

しかし、彼は闇の魔法使いであると同時に、古きルールを尊ぶ誇り高き魔法使いでもあるため、自身が敗北し監獄に収監されたことに大しては何も文句がないが、実はとあるマグルの女と子供を作っており、子に罪はないと自身を監獄行きにしたとはいえ、かつての親友であり社会的地位の高いダンブルドアへ、自身の子供を託した。

 

 

 

■グリンデルバルドの息子。

 

グリンデルバルドの息子で、本当はダンブルドアに育てられた彼が、若きころのヴォルデモート卿と親友になるがハグリットがホグワーツを退学になった事件を主人公が解決してしまったために、それから実父と義父のようにヴォルデモート卿と敵対することとなり、長い間戦い続けながらも、最終的にはホグワーツの教師となり物語に介入するみたいな妄想をしていたのですが、私の妄想力ではヴォルデモート卿時代のホグワーツを書くのが難しかったためにあえなく断念しました。




どうでしたでしょうか?ちなみにイメージとしてはワンピースでゴール・D・ロジャーがガープにエースを託す場面を見て思いついたのを書いてみたんですが、出来が悪くてすみません(笑)。

もし感想や誤字脱字の報告。アドバイスなどがありましたら、ぜひよろしくお願いします。

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