凪のあすから ~変わりゆく時の中で~   作:黒樹

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宴会ですね、オジサン達の


第二十二話  冬眠の宴会

 

 

 

 久しぶりに我が家に帰ってきた。

 

 長い時間空けていたので、少し埃っぽい気もするが今はそんなの関係ない。どうせみんなが眠っている間は陸にいるんだから、この家とも少しお別れ・・・・・・母さんとの思い出を大切にするため、父さんについて行かなかったこの家を置いて陸にでるのは何とも妙な話だ。

 

 

 ───後悔はない

 

 

 美海には『絶対にいなくならない』と約束した。

 

 だからこそ俺は眠らない。

 

 

 第一、俺にとって新しい家族と言える人達とは眠っている間は会えないのだ。

 

 何時目覚めるかもわからない、そんな不確定な未来でもう一度会えなくなると言うのなら、俺は眠らないことを選んだ方がいいと思う。

 

 

 ───海に残っているのは『家』だけ

 

 

 みんなといるこの時間を大切にしたい。無機物は何時までも残る。壊れない限り、絶対に無くなることはないだろう。

 

 それとは別で、人間の一生はすぐに消えるもの・・・・・・あいつらには親がいる。それに対して俺はもう海には失うものは生まれ育った『家』だけで、家族なんていない。

 

 

 

「・・・・・・いや、まだ両方を取るって選択肢もありか・・・・・・」

 

 誰もいない玄関でそう呟き、靴を脱ぐと家の中を進んでいく。見慣れた光景を目に焼き付けるようにして、親との過去を振り返らないように目の奥へと焼き付ける。

 

 やがて、俺は一つの黒電話の前で立ち止まった。今日はあっちに行けないことを報告するため、至さん家の電話番号をダイヤルを回して繋げる。

 

 

 ガララララ────ガチャッ───プルルルルル───

 

 

 慣れた音と共に呼び出し音が鳴り響き、長いコール音が続く・・・・・・時刻は午後5時で、今頃は誰か1人ぐらい家にいるはずだと思ってかけたのだが、誰もでない。

 

 仕方なく受話器を戻そうとしたところで、繋がった。

 

『もしもし・・・・・・?』

 

「ああ、美海か・・・・・・アカリさんはいる?」

 

 出たのは美海で、綺麗な声で戸惑ったように『誠ッ!?』と驚くと、俺に対しての文句を連続で浴びせてくる。

 

 

 ───『何処にいるの?』

 

 ───『まだ帰ってこないの?』

 

 ───『学校を飛び出したって聞いた!』

 

 

 などと、まるで母親のように心配してくる。

 

 それと同時に、俺は少しだけ嬉しくて泣きそうになった。『あぁ、やっぱり俺は地上が好きなんだな・・・・・・』と思えてくるのは、自分のことを思ってくれるのは嬉しい。

 

「ごめん、ほんとにアカリさんに替わって欲しいんだけど・・・・・・」

 

『わかった・・・・・・帰ってきたら、知らないもん』

 

 少し不機嫌そうな声で美海は呟くと、受話器の向こうでアカリさんを呼ぶ。多分、学校に行っても俺が居なかったことを怒っているんだろうが、この際は後で謝っておこうと思う。その後、数分でアカリさんに替わった。

 

『はい、もしもし誠君?』

 

「どうも、アカリさん」

 

『ねえ、学校を飛び出したって美和さんに聞いたけど、どうしたの? 誠君にしては、珍しいくらいの行動だよね? 光も飛び出したって聞いたし』

 

「実は・・・・・・」

 

 

 俺はアカリさんに今日の事を話した。

 

 まずはみんなが来なかったこと。

 

 海村の人は冬眠をすること。

 

 うろこ様の昔話。

 

 

 それを休むことなく話すと、アカリさんは受話器の向こうで沈黙を続けた。

 

「でも、俺は明後日には帰りますよ。美海に怒られちゃいますしね」

 

『うん、そうだね・・・・・・至さんと美海には、誠君と一緒に話そうと思う・・・・・・私も、まだ信じられないし』

 

「お休みなさい、アカリさん」

 

『お休み、誠君』

 

 少し早い挨拶をすると、俺は受話器を黒電話に戻す。誰もいない空間で、拳を握り締めてただ黒電話の前で佇むことしか出来ないのは仕方ないことだろう。今までつけてきた医療の知識さえ、この自然という名の神の災いの下では無力なのだ。

いや・・・・・・無駄なのだ。

 

「まだ・・・・・・もしかしたら、止められるかもしれない・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、俺は天井を見上げながら目を覚ました。最初は『此処はどこだ?』なんて思ってしまったが、自分が家に帰ってきていたことを思い出す。隣にいない美海にも驚いて、少し探してしまったのは地上での生活が習慣になって、自分がそれを当たり前だと思っているからであろう。

 

 ・・・・・・ほんと、何時も一緒だな。

 

 机の上にある医学の参考書などを見つめ、ベッドを整理すると溜息をつく。何も口にする気にも慣れないまま、無理矢理胃に朝食を詰め込んで家を出た。

 

 

 

 

 

 家を出て、制服ではない私服姿で街を歩く。ジーンズにTシャツ、パーカーという格好だ。朝早いのであまり人と出くわすことはない。

 

 何時もより静かな街並み、泳ぐ魚達、太陽の光は何故か久しぶりに感じて、自分が海で生まれて育った事を思い出す。

 

 半分以上は陸のような気がするが、別に問題ではない。

 

 

「おっ、誠じゃねえか~、久しぶりだな!」

 

「ああ、久しぶりですね、おじさん」

 

 俺に話しかけてきたのはメカブを持ったおじさん。名前は忘れたが、一応は知り合い程度の人だ。名前を覚える理由なんてないし、それで話はできるから殆ど気にしていない。

 

 顔は覚えているが、一考に思い出せないのだ。

 

「おう、今日はメカブたいてやっからな。楽しみにしとけよ!」

 

「はい、眠る前に腰をやるとか気をつけてくださいよ?」

 

 注意を促し、去ろうとする。だが、ここで思い出したようにオジサンが立ち止まった。

 

「そう言えば、さっき光が通ってったぞ。お前ら、集まるのか?」

 

「そうですか、ありがとうございます」

 

 今度こそ、俺はその場を立ち去った。

 

 

 

 そしてまた歩き続ける。静かな街並みが心地良すぎて、歩いている時間すら忘れそうだ。陸も同じくらい好きとはいえ、

俺も海で生まれた子供なのだろう。

 

「おう、お前か・・・・・・」

 

「・・・・・・源さん」

  

 今度は源さんに話しかけられた。正直、気まずいくらいの雰囲気だが、相手が目を逸らしているのでこっちは逸らす必要がないのは楽だ。この前の一件とか、大人げなさすぎるし。

 

「ああ~、この前はなんだ、すまなかったな」

 

「いえ、こっちもカッとなってすみませんでした」

 

(ほんと、あれは驚いたぜ・・・・・・)

 

 先に口を開いたのは源さんで、申し訳無さそうに右手を頭の後ろに当てながらクシャクシャとしている。恥ずかしいという自覚はあるのか、本当に申し訳無さそうだ。

 

「だがよ、それも俺が投げた灰皿なんだよな・・・・・・大丈夫か?」

 

「はい、避け方くらい心得てますよ。回避しきれませんでしたけど」

 

 どうやら灰皿投げたのも源さんらしい。俺の周りに起こる厄介事は、その名の通り"源"のようだ。笑えない冗談なのは、親のつけた名前がいけないわけではないことを祈ろう。

 

「そうだ、今日は宴なんだ! 誠、お前も子供だが、心は大人だ! 俺が良い酒を用意すっからよ、今日はそんなこと関係なく酒に付き合ってくれや!」

 

「酒を子供に勧めないでくださいよ・・・・・・特に、小学生とかダメですからね?」

 

 この人はどうなっているんだろうか、子供に酒を勧めるなど・・・・・・苦し紛れにも程がある。

 

 俺は被害者にマナカやチサキがならないことを祈りつつ、源さんと別れた。

 

 

 

 また街を歩いて、チサキ達がいるであろう場所を探す。

 

 歩いていく度に俺はいろんな人に出会い、挨拶をすると同時に少しだけ今日の話をする。全員が俺を気遣っていることは明白で、重苦しい・・・・・・何でか、喜べない。

 

 果物屋のおばさん、八百屋のオジサン、魚屋のオジサン、駄菓子屋のお姉さん、などなどいろんな人に会いながらもチサキ達がいる場所を目指した。

 

 そして、たまに集合していた、学校に行くときに集合することもあった木の側で4人を見つける。みんな私服姿で暗い表情だった。

 

 

「おい、なにしてんだよ、こんなとこで?」

 

「誠か・・・・・・まあ、な・・・・・・」

 

 話しかけると目を逸らす光達。そんな中でマナカだけは誰にも目を向けず、ただ木によりかかって下を向いている。マナカと光には何かあったのだろう。どう見ても、両方ともお互いを見ない。

 

「流石に眠るとなると、ね・・・・・・」

 

「まあ、そうだな」

 

 いつも以上に焦っている要に、俺は軽くそう返す。それに馬鹿が反応するのは当然のことで、誰よりも熱い奴が気にならないはずはなかった。

 

「お前、それでいいのかよ! お前は地上で生きるんだろ!! 死ぬのが怖くねえのかよ!?」

 

「えっ、なんで誠は地上に・・・・・・?」

 

 肩をつかんでくる光に、不思議そうに聞いてくる要。

 

 

 ───誰もが思っているだろう

 

 

 俺はなんで地上で生きることにしたのか。

 

 なんで死ぬ方を選ぶのか。

 

 1人だけ地上で生きて、どうするのか。

 

 

 そんなとき、チサキが悲しそうな瞳で泣きそうになりながら、俺の目の前まで歩いてきた。震える手を握り締めては力無く足で進み、俺の目の前にたつ。光ですら、退くほどその様子は見て分かる。

 

「誠・・・・・・本気、な、の・・・・・・?」

 

「ああ、本気だよ・・・・・・まだいきなりは死なない。それに、約束もしたしね・・・・・・」

 

 見てて悲しんでくれているのが分かる。

 

「だとしても、なんでお前は冷静でいられるんだよッ!!」

 

 

 光は怒鳴り散らすように言った。

 

 

「───そりゃあ、冷静になろうが怒ろうが何も変わらない。それにさ・・・・・・まだ手がないわけじゃないと思うんだ」

 

 

「・・・・・・え?」

 

 

 耳を疑っただろう。

 

 昨日、一晩中考えた俺ですら突拍子もない、ただの迷信に近いものだ。対抗策とは呼べない、かと言って確証もないからやってみるしかない。

 

 

 ────────お船引きだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜

 

 あの後はみんなに状況を説明して納得───とまではいかないものの、自分の考えを話した。誰もが諦める中で自分のいたった考えを、どうしても1人で出来ることではないから。

 

 ───原因は海神様

 

 考えるとしたら、海神様の力が弱くなったのが前提条件。それはうろこ様の話でわかるから問題はない。

 

 ───人間が海神様を忘れた

 

 ───海を捨て、陸に上がったから

 

 ───お船引きが大雑把

 

 なんて突拍子もない考えが思い浮かぶが間違いはない。上の二つは伝承通りだから、海神様が力を無くして今の寒冷化が起こったのも疑問はない。その次のお船引きに関しては、最近は簡素なものへと変わりつつあるから否定できないのが事実だ。それにより、忘れられたと、その所為で力が弱まったと思われる。

 

 うろこ様に聞いてみたいが、どうせ答えないだろう。わかりきっているし、わからない、と答えるのが目に見えているのだ。というか、海神様は陸の人間に興味がないとも言える。

 

 

「・・・・・・俺がか?」

 

「宮司のお前がしなくてどうすんだよ!」

 

 今まで考えていたことを、思考の片隅に追いやった。

 

 気づくと目の前で誰かが宮司の灯さんをはやしたて、宴会の開始の音頭をとらせようとしている。渋々ながらも灯さんは立ち上がり、酒を片手に咳払いをすると何かを話し始めようとした。

 

「え~・・・と・・・不束・・・『かんぱーーーっい!!』」

 

 結婚の挨拶か何かと勘違いしてしまいそうだが、可哀想なことに灯さんは立たせられるだけ立たされて、無視されて乾杯の声が上がった。

 

 宮司の立場とか関係無くスベった灯さん。誰だよ・・・・・・なんか凄いかわいそうなんだけど。

 

 俺は完全に同情したい気分で、ただ柱に寄りかかりながら呆れる。この会場は満員、村の大きな会合とかに使われるのだが今日は宴会だ。村人全員がいるだろう。

 

「やあ、誠君、今は1人かい?」

 

「どうも、チサキのお母さんにお父さん」

 

 話しかけてきたのはチサキの両親だった。手にはビールを持って、仲良さそうな雰囲気で近づいてくる。そして俺の目の前に座り、さらにはつまみを取り出した。・・・・・・メカブだ。

 

「いやね、何時もならみんなでいるから君だけ1人なのは気になってね」

 

「ふふふ、家の娘は奥手だからかしらね。今も厨房にこもって、誠君と何か食べればいいのに」

 

 チサキのお父さんは誤魔化すのが下手だ。恐らく、俺を心配して話しかけてきたのだろう。それに対してお母さんの方は娘の恋を応援しているのか、はたまた告白したことを知っているのか・・・・・・恋愛に女は強いって、この夫婦を見たら頷けるのが不思議だ。

 

「大丈夫です、チサキも成長してますよ?」

 

「あらら、それはどういう事かしら」

 

 食いついたチサキの母親が、興味深そうに聞いてくる。隣の父親は少し不機嫌になりながらも、自分の娘の成長に四苦八苦というか悶え苦しんでいる。

 

「この前、告白されました」

 

「あらあら♪」

 

「───グハッ・・・・・・!」

 

 本当のことを告げた瞬間、チサキの母親は嬉しそうな顔、父親は吐血しそうな勢いでビールを飲みながらもむせて吐き出しそうになった。チサキママに背中をさすられながらも、冷静になろうとしている。

 

「それで、なんと、答え、た、んだい・・・・・・?」

 

「ええ、保留にしておいてくれと」

 

 むせながらも必死に聞いてくるチサキパパにそう答えると、安心したのか複雑な表情をしながら落ち着いた。ビールを煽り、さらにメカブを食べる。チサキママの方はビールをちびちびと口にしていた。

 

「あら、それは娘に魅力がないからかしら?」

 

「う~~~ん・・・・・・どっちなんだい、誠君」

 

 興味があるのか、チサキママは楽しそうに、チサキパパは真剣な顔で聞いてくる。親としては複雑なのか、まだ娘をやりたくない一心なのかは複雑なところだろう。

 

 

 ───チサキが好きなのが誰か知ってたんだろうな

 

 

 娘の恋は応援したいのだろう、というかチサキがいないこの瞬間を狙って俺に聞きに来たとも言える。だからこそ親として複雑なのだ。進行状況と、自分の心と戦うために・・・・・・。

 

「別に、魅力なら充分ですよ。色気たっぷりですしね」

 

「あら、まあ」

 

 

 

 

 

 ───それから1時間───

 

 

 

 

 あれから1時間経ったというのに、俺の前ではまだチサキのパパママがお酒を飲みながら自分の娘自慢と共に自分の娘を嫁として推薦してきていた。あの後と言えば、すぐにこの二人はお酒で茹で蛸みたいに出来上がってしまったわけで俺は約50分程、二人から『家の娘はどうだ?』などと言っているのだ。

 

「ほら~、誠君はチサキの体に興味ないの~? 誠君だったら~、チサキもすぐにえっちな娘に育って~、尽くしてくれると思うよ~」

 

「もうくれてやるーーーーっ!!」

 

 出来上がった二人は暴走気味だが、これはもう修正のしようがない。寝かせておくか、離れるかのどちらかしか逃げ道はないだろう。

 

 それを俺は軽く受け流しながら、宥めるように二人の面倒を見る。立場逆転していることに関しては、もうこの際はどうでもいいだろう。そうしながら、何か逃げる理由を見つけようとする。辺りを見渡し、バカ騒ぎ状態の大人達を見渡してそれはすぐに見つかった。

 

 

「お~い、チサキお前も飲めよぅ、そんでもって酌しろい」

 

「いえ、あの・・・・・・お酒は・・・・・・ちょっと・・・・・・」

 

 

 みた感じ、困り顔のチサキが酔っ払いの(源さん)オッサンに絡まれている。少し離れたところで、本当に困ったようなその姿は小動物みたいだ。

 

「すみません、ちょっとチサキを見てきます」

 

「あら~、勇者さんいってらっしゃいね~」

 

 誰が勇者だ、とツッコミを入れたいところだが気にせずに立ち上がり、チサキの方に向かって歩いていく。チサキママとチサキパパは若干、眠そうに船をこいでいるから大丈夫だろう。

 

「はいはい、源さんそこらへんにしてよ。チサキが困ってるんだから」

 

「おう、お前も飲めや、誠~」

 

 源さんがコップを差し出し、俺はそれを受け取りながら座る。少しチサキの顔が赤くなった。それを気にせずに、俺はコップの中に入ったお酒を一気に飲み干す。

 

「ちょっ、誠!?」

 

「おう、良い飲みっぷりじゃねえか!」

 

 驚いたチサキは心配そうにこっちに寄ってきて、源さんの持っていたお酒の瓶を奪うようにしてとるとラベルを確認してアルコール度数を見る。

 

「これ、30%!?」

 

「良い酒だろ?」

 

「だからって、耐性がないチサキに飲ませないでくださいよ。成長途中なんですから」

 

「確かに育ってるよな~おっぱい、どんくらいだ?」

 

 この発言を聞いた瞬間に、チサキは俺の後ろに隠れた。顔をリンゴのように真っ赤にしながら、自分の体を抱きしめるようにして隠している。胸の膨らみは隠しきれていないが、オッサンにとっては酒のつまみだった。

 

 ・・・・・・別に、俺が言っていたのは肉体機能に関してなのだが。

 

 それをエロネタにもってきた源さんは凄い人だ。ついでに、奥さんに話を聞かれて何処かに連れて行かれればいいのにとも思っている。

 

「マナカよりはデケェーわな。それによぉ、お前ら若いもんには起きたらやってもらわなきゃいけねえことがある。いっぱい子づくりして、ドンドン産んでもらわなきゃ村が滅びちまうよ。特に光の坊主とマナカはあれだからなぁ、おまえ等がその分がんばんねえといけねえや」

 

「こ、こ、こ、こづくり・・・・・・///」

 

 チサキがオーバーヒートしかけるほど顔を真っ赤にして、源さんを再起不能にするまで俺は酒に付き合うのだった。




誠がついに飲酒を・・・・・・
お酒は二十歳になってから。
・・・・・・え、誠?

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