バカと仲間と異世界冒険記!   作:mos

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第十六話 国一番の問題児

「こちらになります」

 

 廊下に入ってひとつ目の部屋の前で立ち止まり、クレアさんが言う。そこは重そうな金属製の扉で閉ざされていた。なんだこの部屋? まるで放射線室みたいじゃないか。そう思って見ているとクレアさんはその扉をノックした。

 

 ――コンコン

 

「陛下。お客様です。ご案内してよろしいでしょうか」

 

「……」

 

 返事が無い。

 

 ――コンコン

 

「陛下。ヨシイ様がいらっしゃいました。ここを開けてください。陛下」

 

 やはり中から返事は無い。扉が厚すぎて中まで声が届かないんじゃないだろうか。

 

  ドンドンドン!

 

「陛下! 聞こえてるんでしょう! お客様ですよ! 陛下!!」

 

 何度呼び掛けても扉の中から返事は無い。いくら金属の扉だからって、さすがにこれだけ叩けば中に聞こえると思うんだけど……ということは、中にいないという可能性が高い気がする。

 

「はぁ……やはりダメですね」

 

 大きく溜め息を吐いてクレアさんは肩を落とす。ほとほと困り果てたといった感じの表情だ。少し気の毒になった僕はフォローするつもりで声を掛けてみた。

 

「部屋の中にいないってことはないですか?」

「いえ。確かにここにいらっしゃるのです。1週間ほど前に入ったきり一歩も出ていませんので」

「い、1週間!?」

「はい。研究に夢中になるといつもこうなってしまうのです。まったく……困った王様です」

「でも1週間も飲まず食わずってわけじゃないですよね? 腹が空けば出てくるんじゃないですか?」

「確かに食事はされています。ですがいつも数日分の食料を持ち込んでいますので外に出ることはほとんど無いのです」

「へ? それじゃトイレとかどうしてるんですか?」

「部屋に備え付けがあるのです」

「あぁ……そうなんですか……」

 

 つまり生活に最低限必要なものはこの中に揃っているということか。確かにそれなら1週間引き籠もるのも可能かもしれない。しかし困ったな。これじゃ話を聞くこともできやしない。

 

「ん~っ! もう頭に来ました! こうなったら徹底抗戦です! ヨシイ様、少し離れていてください!」

「へ? は、はい」

 

 そう言うと彼女は右、左とそれぞれの袖をぐいっとまくる。その細い腕はまるで透き通るようなとても美しい肌だった。

 

  ドンッ! ドンドンッ! バンッ!

 

「陛下! ここを開けてください! ヨシイ様がいらしてますよ! 陛下!!」

 

 クレアさんは鉄の扉を乱暴に叩き、呼び掛け続ける。だがそれでも扉の中からは何の反応も無い。繰り返し繰り返し扉を叩くクレアさん。その表情には次第に苛立ちの色が見え始めていた。なんだか可哀想になってきたな。

 

「あの……クレアさん、もういいですよ。僕ら出直してきますので」

「いいえ! そうは行きません! せっかく遠くからお越しいただいたのですから、何としても陛下には出て来ていただきます!!」

「いや、でも――――」

 

  ガン! ガンッ! ガンッ!

 

「陛下! 聞こえているはずですよ! 陛下!! 返事をしなさい!!」

 

 おーい。王様に向かって命令口調になってるよー。クレアさんって見かけによらず結構乱暴な人なんだな……。でもこの性格、誰かによく似ている気がする。それも極身近な人に。

 

(どうするアキ? このままじゃクレアさん扉を壊しちゃいそうよ?)

 

 大太鼓のように扉を叩いているクレアさんを眺めていると美波が耳打ちをしてきた。そうか。美波の性格にそっくりなんだ。あの扉を叩いている姿なんて、美波に置き換えてもまったく違和感が無い。でも身体が細いところもよく似ているのに、どうして胸だけはこんなにも違うんだろう。

 

「アキ。今急にアンタを殴らなくちゃいけない気がしたんだけど」

 

 !?

 

「なっ、なんで!?」

「アンタの目を見ていたらそんな気がしたのよ」

 

 いけない。僕の思考を読まれている。ここはクレアさんを止めてさっさと引き上げることにしよう。

 

「と、とりあえず一旦出直そうか。今日は話ができそうもないし」

「……そうね。また明日にしましょ」

 

 よし、なんとかやり過ごせそうだ。それじゃボロが出る前にここを――――

 

  ドガァン!! ガッシャァァーン!!

 

「「ひっ!?」」

 

 突然、金属がぶつかり合うような激しい音が鼓膜を震わせた。心臓が止まるかと思うほど驚いた僕は反射的に身を固くして縮こまる。隣でも美波が同じように肩を窄めていた。一体何が起こったのだ? と恐る恐る音の発生源を見る。すると、

 

「ふーっ、ふーっ、ふーっ……や、やっと開きましたわ」

 

 倒れた鉄の扉の上に片足を置きながら、息を荒れさせているクレアさんの姿があった。扉を支えていた蝶番(ちょうつがい)は無残に引き裂かれ、彼女の足の下には中央がベコンと(へこ)んだ鉄の板。

 

 ……目に入ってくる光景が理解できない。

 

 この状況から想像できるのはクレアさんが扉を蹴破ったということだ。しかしあの清楚なクレアさんがそんなことをするとは思えない。では目の前で茶色いロングスカートの裾をたくし上げ、ハイヒールで分厚い鉄の板を踏み付けている彼女は誰だ? そうか、これは夢だ。また悪い夢を見ているに違いない。

 

「美波、頼みがあるんだけど……いいかな」

「えっ? な、何?」

「僕を(つね)ってほしいんだ。思いっきりね」

「はぁ? 何言ってるのよアンタ」

「夢から覚めるにはこれが一番なんだ。頼むよ」

「……分かったわ。じゃあ覚悟しなさい」

「あ、でも(ねじ)ったりあんまり強くしなそれは卍固めめぇぇぇぇっっ!!」

 

 首をガキッと足でロックされ、腕を(ひね)り上げられる僕。ギシギシと首や肩の関節が悲鳴をあげる。

 

「いだだだだ待って待って待って! (つね)ってくれって言ったのに、なんで()め技なの!?」

「この方が効くと思って。どう? 夢じゃないでしょ?」

「痛い痛い痛い痛い!! わわ分かった! 夢じゃない! 夢じゃないからギブギブギブ!!」

「なによ。もうギブアップなの? しょうがないわね」

 

 美波は技を解いてくれた。いてて……か、関節が……久々だから効くなぁ美波のサブミッションは……。

 

「ヨシイ様、シマダ様、扉が開きましたよ。どうぞお入りください」

 

 美波とそんなやりとりをしていたらクレアさんが涼しい顔をしながら僕らに言った。でもこれ、”開いた”って言うか”蹴破った”だよね。金属同士がぶつかるような凄い音がしてたけど大丈夫なんだろうか。なんか色々と壊れたような気がするんだけど……扉も完全に外れちゃってるし……。

 

「陛下。入りますよ」

 

 そう言ってクレアさんは倒れた鉄の扉の上を平然と歩いていった。鉄の扉がまるで橋のようだ。

 

「行こうか。これで王様と話ができるかもしれないし」

「そ、そうね」

 

 僕も美波と共に続いて鉄の扉を踏み越え、部屋の中に入ってみた。

 

「うわぁ……」

 

 そこは大量の物で溢れ返っていた。

 

 ビーカーやフラスコといったガラス機具。床を覆い尽くす黒や銀色のよく分からない機械の山。本の類いもあちこちに放置されていて、更には何かの設計図のような絵が書かれた紙も大量に散乱している。なんて汚い部屋だろう……。

 

 あまりの散らかり様に足を踏み入れるのを躊躇ってしまう。すぐ横では美波も唖然とした表情で立ち尽くしている。あまりの汚さに愕然としているのだろう。それにしても王様はどこだ? ここからは積み上がったガラクタの山しか見えない。クレアさんの呼び掛けにも反応は無かったし、やっぱりこの部屋には居ないんじゃないのか?

 

 などと考えている間にクレアさんは機械の山を乗り越え、ズンズンと進んで行く。そして部屋の真ん中辺りまで進むと、ゴチャゴチャした中から白い物を片手で引っ張り上げ、

 

「レナード陛下!! お・きゃ・く・さ・ま・です!!」

 

 それに向かって大声で怒鳴りつけた。よく見るとそれはヨレヨレの白衣を着た茶髪の男性だった。って……あ、あれが王様だって!?

 

「なんじゃクレア君か。今いいところなのじゃ。邪魔せんでくれ」

 

 クレアさんの手をパッと払い、不機嫌そうに言って再びガラクタの中に身を沈める男。あの声は確かにレナード王の声だ。しかしあの風貌は何だ?

 

 着ている服はクレアさんと同じタイプの白衣だ。しかし全体的にシワだらけで、至る所に墨で擦ったような汚れが付着している。髪は元々長めであったが、更に伸びてボサボサ。立派だった髭も伸び放題で、肩に掛かる髪と髭が一体化してしまっている。王座に座っていた堂々たる姿からは想像もできない。まるで別人であった。

 

「いいかげんにしてください陛下!! お客様ですと言っているのです!!」

「あぁ、適当にあしらっておいてくれ」

「だからヨシイ様なんです! 陛下にお伺いしたいことがあるとおいでになったのです!」

「今忙しいんじゃ。後にしてもらってくれ」

「そうはいきません! はるばるガルバランドから戻っていらしたのですから!」

五月蝿(うるさ)いのう。(わし)は忙しいと言っておるじゃろうが。用件なら君が聞いておいてくれ」

「私では分からないのです! だからこうしてお伺いしているのです!」

「……こっちの出力を安定させるには……回路を並列にして……(ブツブツブツ)……」

 

 王様はクレアさんの話を聞く様子もなく機械の山の中で何かをいじっている。そうか、警備のおじさんやさっきのクレアさんの沈んだ表情はこれを意味していたのか。研究に夢中になるとこうして引き籠もってしまって、まるで話ができないんだ。なるほどね……。

 

 

 ―― ダメだこりゃ ――

 

 

 この時、僕の脳裏にはそんな言葉が浮かんだ。

 

「ねぇアキ、どうする? 話なんかできそうにないわよ?」

「あ、あはは……」

 

 困った。まさか王様の研究好きがこんな形で僕たちに影響を及ぼすなんて思ってもみなかった。う~ん……こうなったら他の人に聞いてみるしかないけど……でも他の人に話して腕輪を譲ってもらえるんだろうか。とりあえず身近なクレアさんに相談してみるか。

 

「美波、例の絵を出してくれる?」

「翔子の書いてくれたあの絵ね? ちょっと待って」

 

 美波がゴソゴソと手提げ鞄の中を探る。

 

「クレアさん、ちょっとこっちで見てほしい物があるんですけど、いいですか?」

 

 僕はその間にクレアさんを呼び、ガラクタの山から出てきてもらった。

 

「はい、なんでしょう?」

「僕たちが探しているのはこの腕輪なんです」

 

 僕が言うのと同時に、美波が紙を広げてクレアさんに絵を見せる。これのおかげで凄く説明し易い。霧島さんにこの絵を貰っておいて良かったな。

 

「なるほど、この腕輪ですか……ん~……」

 

 クレアさんは人差し指を頬に添え、腕輪の絵をじっと見つめている。この様子からすると記憶にないって感じだろうか。

 

「どうです? 見た事ありますか?」

「宝石や装飾品はお城に沢山ありますけど……でもこんなにシンプルなデザインの物は見た事がありませんね」

「そうですか……」

 

 う~ん。やっぱり王様に直接聞いてみるしかないのかなぁ。でもあの様子じゃ全然話になりそうにないし……困ったな……。

 

「よ~しっ! それじゃウチ、これを王様に見せて聞いてみるわ!」

 

 美波はそう言ってガラクタの山に片足を乗せた。

 

 ――ガシャッ! ガラン! ガララッ!

 

 すると大きな音を立て、乗せた足付近の機械が崩れ落ちてきた。

 

「きゃっ!?」

「危ない美波!!」

 

 足を取られた美波がバランスを崩してガラクタの山から落ちそうになる。僕は咄嗟に駆け寄り、彼女を後ろから受け止めた。危なかったぁ……。

 

「もうっ! これじゃ歩けやしないじゃない!」

「ちょ、ちょっと美波、危ないから暴れないでよ」

「だって頭に来るんだもん!」

「だからって今暴れると――――うわっ!」

「きゃっ!?」

「ぐぇっ!」

 

 じたばたと暴れる美波を支えきれず、僕は転倒してしまった。そしてその僕の腹の上に美波のお尻が落ちてきたのだ。

 

「いったたぁ……もう! 何なのよ!」

「ぐ……苦しいよ美波ぃ……は、早くどいて……」

「えっ? 何? あれっ? アキ? どこ?」

 

 僕の腹の上で美波がキョロキョロと辺りを見回す。っていうか下だよ下!

 

「こ、ここだよぅ……」

「えっ? きゃっ! そんなトコで何してんのよ! このスケベ!」

「そ、そんなぁ……せっかく転びそうになったのを助けたのに……」

「えっ? そうだったの? 知らなかったわ。ごめんねアキ」

「い、いや……いいんだけどさ、は、早くどいてくれないかな……」

「あっ、そ、そうね」

 

 やっと美波が僕の上から降りてくれた。あぁ苦しかった……。

 

 ………

 

 あれ? でもなんかちょっと気持ち良かったような気が? いやいやいや! そんなはずはない! 僕がそんなドMな性格をしているはずがない! これはきっと気の迷いさ!

 

「でも困ったわね。これじゃまるでバリケードだわ」

「よいしょっと。それじゃ今度は僕が行ってくるよ。絵を貸してくれる?」

 

 立ち上がり、今度は僕がガラクタの山に足を踏み入れる。するとまたガラリと山が崩れ、足場を失う。

 

「ダメよアキ。アンタでも無理だわ」

「くっそぉ……」

 

 ほんの数メートル先に王様がいるのに辿りつけない。こんな障害物走は初めてだ。それにしてもますます困った状態になってきた。こうなったらもう王様が自分から出てくるのを待つしかないんだろうか。

 

「ヨシイ様。少しこの絵をお借りできますか?」

「ほぇ? この絵をですか?」

「はい。私が陛下に伺ってきますので」

 

 あ、そうか。クレアさんはさっき王様の所へ(なん)なく行ってたっけ。バカだなぁ僕は。最初からクレアさんに頼めば良かったんだ。

 

「すみません。それじゃお願いします」

「お任せください。では行ってきます。少々お待ちください」

 

 クレアさんはそう言ってにっこりと微笑み、腕輪の絵を手に再び室内に踏み入って行く。すると僕や美波と違ってガラクタの山はさほど動かず、彼女はヒョイヒョイと跳ねるように王様の元へと向かって行った。凄いなクレアさん。よくこんな部屋を歩けるな……。

 

「陛下、一瞬で構いませんのでこの絵を見てください」

 

 ほんの数秒で王様の元へと辿り着いた彼女は紙を広げて王様に話し掛けた。

 

「なんじゃ。儂は忙しいと言っておろう。後にせい後に」

「そう言って何日も出てこないではありませんか! いいからこれを見てください!」

 

 ――グキッ

 

「んがっ!?」

 

 うわぁ……今、王様の首がグキッっていったよね。大丈夫かな……。

 

「いたた……乱暴じゃのう。何をするんじゃ」

「これをご存じありませんか? ヨシイ様がこの腕輪があれば元の世界に帰れると仰っています」

 

 どうやら大丈夫のようだ。それにしても無理やり首を90度回すなんてクレアさんも王様に対して容赦無いな。

 

「……知っておるわい」

 

 王様はそう答えるとプイと顔を背けて再び机に向かってしまった。やっぱり知ってるんだ! これは期待できそうだぞ!

 

「どこにあるのですか? 教えてください陛下」

「……」

「陛下?」

「……」

「それほど大事な物なのですか?」

「……そうじゃな。大事な物じゃったわい」

「だった? なぜ過去形なのです? もしや売却してしまったのですか!?」

「やかましいのう。売ってなぞおらぬわ」

「ではどこにあるのですか?」

「……」

「陛下! ヨシイ様の未来が掛かっているのですよ!」

 

 どうしたんだろう王様。腕輪の絵を見たら急に態度が変わったようだけど。なんだか少し寂しそうな顔をしているようにも見える。

 

「……腕輪ならラドンじゃ。これでいいじゃろ。研究の邪魔じゃ。早々に立ち去れぃ」

「ラドン? なぜそのような所に……?」

「行けば分かる! 話は終わりじゃ! はよぅ出て行かんかい!」

 

 王様はついに怒りだしてしまった。

 

「……分かりました。失礼いたします」

 

 クレアさんが悲しそうな目をして戻ってくる。何やら気まずい雰囲気になってしまった。ひとまず情報は得られたし、ここは退散した方が良さそうだ。

 

「申し訳ありませんヨシイ様。これ以上聞き出せませんでした」

 

 戻ってきたクレアさんは僕らに向かって頭を下げる。謝る必要なんて無いのに。

 

「ありがとうございますクレアさん。場所が分かっただけで十分です」

「そう言っていただけると助かります」

 

 僕が礼を言うと、クレアさんは少しだけ微笑んでくれた。やはりクレアさんの笑顔は素敵だ。

 

「行こう美波。目的地はラドンだ」

「ラドンってアキが最初に入った町だったわよね?」

「うん。そうだよ」

「どうやって行くの?」

「そりゃもちろん馬車さ。とにかくここを出よう」

 

 

 

          ☆

 

 

 

 研究室を出た僕たちは受付の部屋まで戻って来た。

 

「ヨシイ様、すぐ行かれるのですか?」

 

 そう言ってクレアさんが青い瞳で見つめる。こうしていると清楚な雰囲気で、とても金属扉を蹴破った人と同一人物とは思えない。

 

「はい。一刻も早く元の世界に戻りたいので」

「あまりお役に立てず申し訳ありません……」

「いやぁ! 十分ですよ! おかげで腕輪のある場所も分かったし!」

「クレアさん、ウチらのために色々とありがとうございました」

 

 隣では美波が頭を下げ、クレアさんへの感謝を示す。

 

「あ、ありがとうございましたっ!」

 

 僕も慌てて頭を下げて礼を言う。こういった美波の礼儀正しさは真似しないといけないな。

 

「困ったことがあればまたいらしてくださいね。今度は陛下にもしっかり話を聞いていただきますので」

「ありがとうございます! じゃあ僕たち行きます」

「お世話になりました」

「お気を付けて」

 

 こうして僕と美波は王宮研究室を後にした。

 

 

 次に目指すはラドンの町。あの町のどこにあるのかは聞けなかったけど、そんなに広くない町だ。聞いて回ればきっとすぐに見つかるだろう。

 


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