この先には本作の重大なネタバレがあります。
ネタバレを好まない人は、下の本編を一通り読んだ後に目を通して下さい
拙作をはじめてご覧になる方は、第5話「帰郷」から読んでください
原作との変更点や、ゴルゴ13からのゲスト出演者を纏めました。
ランサーについては、薄々正体が分かっていると思いますが、作中で明確に看破されるまでは基礎ステータスのみの公表となります。
今後も、サーヴァントの情報やゴルゴ13からのゲスト出演者が登場するたびに追加していくつもりです。
ゴルゴ13よりゲスト出演者
田島隆三
登場話『白い皇軍』
警視庁公安第一課所属の刑事。
アレクセイ・スミルノフ
登場話『白い皇軍』
戦後最大の謎の人物と言われる武器商人。自ら紛争を煽りたて新しい武器市場を開拓する才能を持った人物である。
本名はユーリ・ナゴーレンという旧ソ連のスパイで、スパイ時代は関東軍に潜入して、ソ連による満州侵攻を手引きしたという経歴の持ち主。戦後は二重スパイの疑いをかけられてスターリンの粛清を受けて強制収容所送りになるが、その道中で脱走。シベリア鉄道や貨物船を乗りついで日本へと逃亡した。
その後、彼のスパイ活動を手引きしていた元関東軍参謀を頼って日本に帰化、武器商人としての人生を歩んだ。
ウェルズ
登場話『G線上の狙撃』
『G線上の狙撃』では名前のみ登場した人物。
G線が切れるというアクシデントによって音楽人生に泥を塗ってしまったフェラデルフィアのバイオリニスト、トーマス・シンプソンにゴルゴ13を紹介した男。
デイブ・マッカートニー
登場話『AT PIN-HOLE!』『G線上の狙撃』『殺人劇の夜』他
ゴルゴがこの世で最も信頼している
宇宙で使えるM-16やスープに溶ける銃、150mmの圧延均質装甲を撃ちぬく銃に3時間以内に1km先のフットボールを撃ちぬく銃の作成などのゴルゴの数々の無茶振りに答え続けた男でもある。
ゴルゴに心からの「ありがとう」を言わせた人物は、彼意外には存在しない。
ゴルゴが不可能を可能にするためにはなくてはならない男であり、ゴルゴ13に最も信頼される男と言っても過言ではない。
ソロモン
登場話『死闘ダイヤ・カット・ダイヤ』
ダイヤモンドの採掘から販売までを独占し、世界のダイヤモンド市場を事実上支配していたアングロ=デ・ロアズ社の会長。
デ・ロアズ社は第四次聖杯戦争の数年前にパウチ鉱山のオーナーであるジェラルド・ホワイトロックが仕掛けた
この土俵際で踏みとどまったソロモンの手腕の裏には、魔術協会による手助けがあったとかなかったとかという噂が流れている。
しかし、かつてダイヤモンド市場を支配していたころのような力は既に失われている。
サーヴァント編
クラス:キャスター
マスター:間桐雁夜
真名:メディア
性別:女性
身長:163cm/体重:51kg
属性:中立・悪
パラメーター
筋力:E
耐久:E
敏捷:D
魔力:A+
幸運:E
宝具:C
クラス別能力
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利の陣地を作り上げる。
工房を上回る「神殿」を作成出来る。
道具作成:A
魔力を帯びた道具を作成出来る。擬似的ながら不死の薬をも作れる。
保有スキル
高速神言:A
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
通常なら1分は懸かる大魔術すら一工程で発動可能。
金羊の皮:EX
竜の召喚術がないため意味はない。
宝具
『
ランク:C
種別:対魔術宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
攻撃力は普通のナイフと同程度だが、「あらゆる魔術を初期化する」という特性を持つ最強の対魔術宝具。マスターとサーヴァント間の契約を断ち切ることも可能。しかし、どれほど低いランクであっても宝具の初期化は不可能。
備考
我らが至高のキャスターといえばメディア様。ゴルゴ13と絡む女性の運命ということで幸運がガクっと下がりました。さらに、雁夜さんもマスターとしては三流なので、他ステータスも大幅にダウン。
拙作のコンセプトがFate/Zeroにゴルゴ13参戦なので、なるべくFateの雰囲気を壊すことのないように選んだサーヴァントです。
実際、ゴルゴなら直接戦闘員は召喚しそうにないなぁと感じましたし、魔術の腕は皆無ですからデイブみたいな補助枠を欲するだろうと思ったので、現在Fateシリーズに登場するサーヴァントの中で最も補助枠に向いていると感じたので登用しました。というか、他はゴーレム特化とかそもそも魔術の逸話のない作家とか、メディア様以外正当派キャスターがいない……
改訂前の作品では、チョロインなメディア様だったので、改定後はhollowやカーニバルファンタズム要素薄めの描写をしていくつもりです。
オリジナルサーヴァントとして当初はダイダロスを考えていたのですが、オリジナルキャラは極力無しでいった方が方針も立てやすいと判断したために没としました。
因みに、一応プロット段階ではダイダロスのキャラや宝具などの設定についても考えていたのですが、ガリレオシリーズの湯川教授みたいなすごい偏屈で理屈しか通じないマイペースなキャラになる予定でした。
彼とゴルゴの会話って凄い面倒くさそうですし、ダイダロスのキャラが強すぎるなぁと考えたのも没にした理由の一つではあります。
ゴルゴ以外との会話があれば多少は書きやすかったのかもしれませんが、雁夜との会話では……雁夜の揚げ足とってるシーンばかりになってこちらの胃が痛みそうでした。アンデルセン並に面倒なサーヴァントですね。
因みに、モデルは原作版の方なので、数式を突然書き出したり、『さっぱり分からない』とか、『実に興味深い』とかは言わない予定でした。
クラス:バーサーカー
マスター:雨生龍之介
真名:ジル・ド・レェ
性別:男性
身長:196cm/体重:70kg
属性:混沌・悪
パラメーター
筋力:B
耐久:C
敏捷:C
魔力:E
幸運:E-
宝具:A
クラス別能力
狂化:EX
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。狂化を受けてもジル・ド・レェは会話を行うことができるが、彼の思考は快楽を得ることのみに固定されているため、実質的な意思の疎通は不可能。自己紹介ができたことが奇跡的である。
保有スキル
嗜虐の法悦:A
絶頂するたびに自身の快楽を魔力へと変換する能力。1回の絶頂で得られる魔力は彼の実体化を半日維持するだけの魔力に匹敵する。
精神汚染:A
精神が錯乱しているため、精神干渉系魔術が通用しない。また、同ランクの精神汚染を持つ人物でなければ意思疎通は不可能。
拷問技術:C
拷問を目的とした攻撃に対して、痛覚増加補正がかかる。
宝具
『
ランク:A
種別:対陣宝具
レンジ:90
最大捕捉:1000人
ジル・ド・レェが生前残虐非道の限りを尽くしたティフォージュ城を魔力で再現する。固有結界とは異なり、彼がもっとも愉悦に浸れる環境を世界の上に一から構築して再現するため、長時間維持が可能。保有スキルの嗜虐の法悦とあわせることで、城の内部で快楽を貪っている間は魔力が尽きることはない。そのため、長時間展開・維持が可能。
また、展開中は城ごと霧に包まれるため、中を視認することは不可能。この霧はジル・ド・レェの犠牲となった子供達の魂の成れの果てである低級の怨霊たちであり、城の中で犠牲者が生まれるほどに強化される。そのため、宝具が破られるまで霧が晴れることはない。
低級の怨霊なので、怨霊がサーヴァントに憑依を試みようとサーヴァントは容易く拒絶できる。あえて取り込むことで栄養分とすることも可能。だが、抵抗力の弱い一般人や三流の魔術師にとっては呪いのようなもので、憑依されればその怨念に耐えられずに発狂してしまう。
この宝具が展開されている間はジル・ド・レェのステータスは1段階上昇する。
城の中でバーサーカーの犠牲となった者たちの屍は屍兵となって蘇り、バーサーカーの意のままに操ることもできる。
犠牲者の身体は屍兵に、魂は悪霊になるため、犠牲者が多くなればなるほど攻略が難しくなる宝具。
備考
Fate/Zero随一の画面規制メーカー。キャスター枠にメディア様が入ったので、バーサーカー枠に変更しました。ジャンヌが火あぶりにされた後の彼の奇行は狂っていたともとれますから、バーサーカーの素質はあると思いましたし。
ただ、完全に理性を失ってしまうと召喚直後に大暴れして龍之介死なせて退場となってしまい、あまりにも見せ場に欠けるので、凶化ランクを調整しました。改訂前は文字通り狂っていたので、出番なく退場したことになっています。
宝具はオリジナルです。最初は元帥としての能力を生かした軍勢などの宝具を考えていたのですが、ジャンヌ死亡後の彼を呼ぶなら不適格だろうといろいろ考えた結果、彼の殺戮の舞台となった城を宝具化することで落ち着きました。
実は、宝具のモチーフはルイージマンションと赤セイバーの劇場。
クラス:ランサー
マスター:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
真名:?????
性別:男性
身長:185cm/体重:97kg
属性:秩序・中庸
パラメーター
筋力:A
耐久:A
敏捷:Ex
魔力:C
幸運:E
宝具:A+
クラス別能力
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法等を以ってしても、傷つけることは難しい。
備考
保有スキル、宝具ともに現段階では未開示。
物語の展開上、改訂前に比べてケイネス先生の戦力を大幅強化する必要があったので、サーヴァントも強化されました。第四次聖杯戦争のマスターで最も高いマスター適正があったため、サーヴァントのステータスもベラボーに高くなりました。
ただし、ステータスが向上してもやはりランサーですし、ゴルゴ13とクロスしているので幸運はEです。
ディルムッドよりも単純で傍目からも分かりやすい男なので、ケイネス先生との関係はそれなりに良好な模様。
メディアさんとの修羅場に期待。