Gate/beyond the moon(旧題:異世界と日本は繋がったようです)   作:五十川タカシ

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遅くなって申し訳ありません。
ただいま絶賛ハードワークの真っ最中です(白目)。
今月も土曜は全て仕事の予定です(レイプ目)。
日曜は疲れて眠っていたりしてしばらく執筆が滞っていました。

……すまない、ふがいない作者ですまない(†舞い降りし最強の魔竜†並み感)

代わりに残業代の一部をリリースした御蔭でグランドオーダーは大分面子が充実しました。(例を挙げるとジャンヌ、キャス狐、金時など)。
しかし今回のオケアノスガチャでは二枚の諭吉を生贄に捧げたのにもかかわらず、星四以上のサーヴァントが一枚も出ませんでした……ORZ
給料日になったらまた残業代をリリースするか検討中(課金の暗黒面)。



10連ガチャさん〈いくぞ課金者、給与の蓄えは十分か?



P.S

イア●ン屑過ぎマジワロタwww
ケイローン先生の家を馬小屋扱いとかwww




第四十四話「交錯する命運。または変わりだす運命」

 彼女たちの命運は既に尽きた筈だった。

 かたや月の聖杯戦争にマスターとして参加したレジスタンスの少女。かたやサーヴァントとして外典の聖杯戦争に召喚された反逆の円卓騎士。

 共に完璧なる王に対して戦いを挑んだという共通点を持つ二人。

 一人は勝者たちに全てを託し、一人はマスターと共に答えを得て……異なる場所、異なる時間に位置する彼女たちは聖杯戦争を敗退し、それぞれの世界から消えようとしていた。

 それでも両者の心に未練はなく、また後悔もない。

 ならばきっと望んだ結末でなくとも、満ち足りた終わりであったのは確かな筈だ。

 

 ――故に、どこかの世界線の両名にとって、これは予想外の出来事であった。

 

 消えかけた意識が急速に再構成させる。まるで水底から全速力で水面へと引っ張れるような衝撃。

 ミキサーで意識を撹拌されるような感覚に十数秒晒された後……ドンッ! と地面へと落下した。

 

「痛ったい! 全くなによもぉ~~。――ちょっと待って! え!?」

 

 五感をかき乱されて前後不覚に陥った彼女は、直前のことを忘れた様子で悪態をつき、……直後に在り得ない事態だと気付いた。

 月の聖杯戦争に敗北した彼女はムーンセルによって消去され、現実の肉体も電脳死を遂げた筈なのだ。彼女が生きていられる訳がない。

 ならば奇跡的に生還した? ……いや、それも否である。

 月の聖杯へのダイブ地点に選んだのは水が枯渇して砂漠となった場所であり、朽ちていた廃船の一つを改装して、彼女は無防備となる肉体をコールドスリープさせていた。

 けれど彼女が現在居る地点は見渡すかぎり緑溢れる平野で、レジスタンスの拠点に改装された廃船は影も形もない。

 ふと自分の髪の色を確認してみると、アバターとして設定した黒髪ではなく金髪の自毛に戻っていることに気付く。

 電脳空間に没入している感覚はなく、されど全く見知らぬ土地に放り出されたせいか現実世界に居る実感も湧かなかった。

 

(まさかここが噂に聞く天国――な訳ないわよね。今までの自分の行いを鑑みれば地獄の方がお似合いだもの)

 

 自身の行いに後悔はない。だが彼女自身が絶対の正義ではないことにも自覚があった。

 西欧財団の次期当主であるレオナルド・B・ハーウェイを討てば、世界全体が混乱に包まれる可能性があることにも薄々気が付いていた。

 だがそれでも彼女はレジスタンスに加わり、月の聖杯戦争に参戦した。地獄に落ちる覚悟ならば、とうの昔に出来ている。

 彼女は深呼吸して自分を落ちつけようとする。

 

 

(こういう時に感傷に浸ろうとするのは“心の贅肉”ってやつよね。もしかしてわたしがアイツに負けたのも、そのせいだったのかも)

 

 幼い頃に彼女に帽子をくれた人物の言葉を思い出しながら、気持ちを入れ替えて冷静に情報確認を行おうとした矢先――ドンッ、と何かが落ちる音がした。

 彼女が振り向くと……そこには赤いジャケットを纏い、空になった煙草の箱を握りしめた金髪の少女が突如として出現していたのである。

 

「イテッ! 舌噛んだぞ! クソッ、何がどうなって……はぁッ!? なんだここ? マスターのヤツはどうなって……」

「……なっ! マスターですって? もしかしてサーヴァント!? 来なさい、ランサーッ!」

 

 反射的にそう叫んでから、彼女は残りの令呪とランサーを喪失していたことを思い出し、うっかりと敵性サーヴァントとおぼしき相手の前でうっかり大声を出してしまったことに気付く。

 ――瞬間、目と目が合う。

 当然ながら赤ジャケットのサーヴァントは立ちどころに反応し、コンマ数秒の内に実体化させた剣を彼女に突き付けた。

 

「ランサー、だと。――テメェ、もしかしてあのカメムシ女の味方してる“赤”のマスターか? ……あん? けどあの性悪女が自分のマスター以外も自由にしてるっつうのは――」

 

 剣を突き付けているサーヴァント――赤の剣士は、違和感を覚えていた。

 マスターであった獅子劫の話では、他の“赤”のマスターたちはアサシンによって既に処分されているか、さもなくばアサシンの毒で傀儡にされていると推測していた。

 ところが目の前の少女は明らかに自由意思で動いており、他のサーヴァントが近づいてくる気配も感じない。加えて少女は令呪を喪失している様子である。

 ……ならば“赤”のアサシンが消滅して、自分の意志を取り戻したということなのか?

 加えてだがマスターであった獅子劫とのパスが消滅したと確かに実感しているのにも関わらず、未だ現界し続けている状況もひどく奇妙である。

 そして今居る場所が一体どこなのか、まるで見当がつかなかった。

 この状況をどうしたものか――と、赤の剣士が考えあぐねていると、剣を突き付けられている少女が先んじて口を開いた。

 

「アナタは何者なのかしら? 月の聖杯戦争の生き残りはもう岸波君のキャスターとレオのガウェインだけの筈よ?」

「月の聖杯戦争? 確かにカメムシ女の城は空を飛んでいやがったが……待て、ガウェインだと!?」

 

 己の異父兄弟にして同じく円卓に席を置いていた騎士の名前を出され、赤の剣士は握った剣を震わせるほどに驚く。

 

「あの石頭、今回の聖杯大戦に参加してやがったのか? いや今回の大戦に参加したサーヴァントはイレギュラーを含めて十六騎。その中にアイツは……」

「十六騎? 何云ってるの!? 月の聖杯戦争は百二十八人のマスターと百二十八騎のサーヴァントと参加するバトルロイヤル形式の……」

 

 両者は互いの言葉に目を丸めた。

 二人の話は明らかに噛み合っていなかったが、それでも同時にサーヴァントやマスター等の一部の認識は共通している。

 困惑した空気の中、沈黙を積もらせる両名。

 しかしやがて……少女は身構えるのをやめ、赤の剣士は向けていた剣の実体化を解いた。

 緊迫していた雰囲気は、いつの間にか溶けるように霧散していた。

 

「……どうやら詳しく話をする必要があるみたいね」

「ああ、こっちも同感だ」

 

 少女は赤の剣士に歩み寄ると、片手を差し出す。

 応じるべき赤の剣士の片手に握られていたのは、マスターである獅子劫と共に吸った不味い煙草の空箱。

 それを見つめながら、赤の剣士は獅子劫の言葉を思い出した。

 

『――出会いは贅沢なものだ。そう思えば、どんな不快な人間と出会っても我慢できるぜ』

 

 彼の豪快な笑い声が耳の中で蘇り、赤の剣士は自然と口元を綻ばせる。

 

「……確かにあんたの云う通りだな、マスター」

 

 少女に聞こえないほどの小さな声で独白を呟いた後、くしゃくしゃになった煙草の空箱をジーンズのポケットに収めてから彼女は少女の手を取った。

 生前の……いや獅子劫に召喚される以前の彼女ならば、きっとその手を取ることなく拒絶しただろう。

 けれど今の彼女は違う。こういうのも存外悪くない……と、自らの意思で少女と協力し言葉を交わす道を選んだのだ。

 それは生前では絶対に在り得なかった心変わりだろう。

 

「トウサカ――遠坂凛よ。アナタは?」

 

 凛の名乗りに対し、彼女は真名の開示を一瞬躊躇ったが……聖杯大戦では既に周知されていたことを思い出し、はっきりと告げることにした。

 

「俺の名はモードレッド。騎士王アーサー・ペンドラゴンの息子にして、その王に反逆した大馬鹿者の騎士だ」

 

 初見の獅子劫に対しての自信満々な自己紹介とはうって変わって、自虐的な笑みを浮かべながら真名を明かした。

 そこには、父のことを何も分かっていなかった己に対する自嘲の意が込められていたのだろう。

 

 遠坂凛の名を持つもう一人の少女とアーサー王の写し身である彼女が手を取り合う。

 

 ――そうして出会う筈のない命運は交わり、新たなる二人の運命がファルマート大陸より始まったのだった。……伊丹たちが焼け落ちたエルフの集落を訪れる数日前のことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 伊丹たちは森を焼き尽くした黒い竜が遠方へと飛び去っていくのを確認してから集落跡へ踏み込んだが……結果として発見出来たのは一名の生存者のみであった。

 外見的特徴から恐らくはエルフの女性と思われるが、気絶しているためそれ以上は分からない。

 伊丹たち第三偵察隊は救助者一名の報告をアルヌス駐屯地に入れると、急いでこれまで来た道を引き返し、途中に立ち寄ったコダ村へ向かう。

 その道中にて、隊員の黒川にエルフの平常時の血圧や脈拍や体温を聞かれて言葉に詰まった伊丹であったが、美埜里の『エルダントやハルケギニアの例では、人間とさほど変わらなかった筈ですよ』というフォローにより事なきを得た(……但し、黒川の伊丹に対する評価はさらに下がったが)。

 コダ村に到着すると、十数時間前に伊丹と言葉を交わした村長が再び伊丹たちを迎え入れた。

 村民たちは伊丹たちを格別歓迎するわけでも嫌悪をするわけでもなく、『なんかまた変な人たちが来た』といった目で見ている。

 伊丹は黒い竜など詳しい情報を聞くために、温存していた秘密兵器を使うことにした。

 高機動車の荷台に置かれた鍵付きの箱からチェーンで繋がれた二つの指輪を取り出し、伊丹はその片方を填めると……カタコトの言葉でコダ村の村長にもう片方の指輪を填める様に促した。

 

「コレ、ユビにハメる。コトバ、ツウじる」

 

 村長は伊丹の言葉に怪訝な表情を浮かべながらも、おそるおそるといった動作で指輪を填め……、

 

『あ~、こちらの言葉が分かりますか?』

「なっ!?」

 

 唐突に言葉が通じる様になって、村長は驚きのあまり仰け反り……指輪のチェーンで繋がった伊丹もつられて数歩前に出た。

 伊丹が持ち出した秘密兵器とは――ハルケギニアの風石とエルダントの技術を結集して制作された翻訳指輪である(取り付けられたチェーンは盗難防止のため)。

 行きに立ち寄った際の交渉で使用にしなかったのには勿論理由がある。

 使用の際に風石を消費するため使用回数に制限があるのは当然のことだが、現地に溶け込む任務がこの先あるかもしれないことを考慮すると……翻訳指輪を常用していては非常に目立ってしまいかねない。

 なので伊丹は今後のことを考え、出来るだけ翻訳指輪に頼らず付け焼刃の現地語での会話を詰めていた訳だ。

 だが黒い竜の出現で状況は一変した。伊丹は方針を変更し、エルフの保護の要請や黒い竜に関する少しでも多くの情報を入手するため翻訳指輪を使ったのである。

 

「お、お主らは一体何者なんじゃ!?」

「あ~その……今はそれよりもですね。実は教えていただいた森辺の村が黒い竜に襲撃されまして……」

「なんじゃと! 詳しく話してくれ」

 

 伊丹は森で目撃した巨大な黒い竜と全滅した集落のことについて村長に伝えた。

 

「そうか、エルフの集落は一人を残して全滅か。それで連れてきたエルフの娘というのは?」

「今は車の荷台で眠っています。村で保護して貰えませんか?」

「すまんが種族の違うエルフとは習慣が異なるのでな。エルフの集落に保護を求めると良い」

 

 そういうものか、と伊丹はメモ帳に追記しながら村長に質問を続ける。

 

「どこか心あたりはありませんか?」

「残念が近場では心当たりはないのう。遥か北の辺地に大きなエルフの集落があると耳にしたことはあるのじゃか」

 

 つまり近辺には保護を頼める場所はなく、必然的に自衛隊で保護する必要が出てきたということ。

 伊丹は上司への言い訳に頭を悩ませながら村長に礼を述べた。

 

「色々教えていただき、ありがとうございます」

「それはお互い様じゃ。お主らが龍のことを知らせてくれねばワシらは全滅していたところじゃ。本当に感謝するぞ。……そうと分かれば逃げる準備をせねばな」

「逃げる? つまり村を捨てるんですか?」

「そうでもせねば、次に食われるのはワシらかもしれんからな。人の味を覚えた龍は村や町を好んで襲うようになるのじゃよ。しかし……」

 

 村長は伊丹がスマートフォン(村長は翻訳指輪と同じくマジックアイテムのようなものだと思っているらしい)で見せている黒い竜の画像を見つめながら。

 

「この龍……炎龍でも水龍でもない。この巨大な黒い竜はまさか――」

「何か心当たりでも?」

 

 そう伊丹が云うと、村長は帽子を手に取って神妙な顔を浮かべた。

 

「いや……はるか昔に封印された邪竜の話を思い出してな。亜神たちの活躍によって倒され、最後は冥神ハーディによって、巨大な穴の奥底に鎮められたという話じゃったかのう?」

「邪竜に冥神ハーディ……」

 

 その単語を聞いた伊丹の背筋にゾワリとした感覚が奔った。元々危機感知能力の高い伊丹にとってそれは虫の知らせに違いなく。

 

(うわ~~、なんだが途轍もなく嫌な予感がしてきたぞ)

 

 ――間違いなく正しい直感であったと、後に伊丹は思い知ることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 伊丹たちは村長との会話の後、コダ村の非難準備の支援を行うことにした。

 嫌な予感がした手前、伊丹は今にもコダ村を出てアルヌスの丘に脱兎の如く引き返したいとも思ったが……全滅したエルフの集落を思い出しては捨てる訳にもいかない。

 荷物の積み込みを手伝ったり、馬車の列の整理を身振り手振りで行ったりと動いていた伊丹たちに突然トラブルの報告が入る。

 老朽化した馬車の車軸が折れ、馬や人が怪我したようで……伊丹は直ぐに現場経験豊富な桑原と医療に長けた黒川を引き連れて現場へと向かった。

 伊丹は駆けつけた村長に話をつけ、桑原は事故現場から人を遠ざけ、黒川がその場で怪我人を診察していく。

 すると桑原の制止を振り切り、青みがかった銀の髪の少女が現場へと足を踏み入れたのだ。

 

『おお、レレイか。カトー先生はどこに?』

 

 ちょうど翻訳指輪をしていた伊丹は村長が何を云っているのか正確に理解できた。

 どうやら少女の名前はレレイというらしく、カトー先生という人物の教え子か何かのようだ。

 

「村長、師匠は後ろの馬車」

『すまんな、緑の人よ。すぐにカトー先生を呼んでくるからここ頼む』

 

 レレイという少女の言葉を伊丹は上手く理解出来なかったが、指輪を外して後ろの馬車へと向かう村長を見て、カトー先生という人物がどこに居るのか聞いたのは明らかである。

 

(カトー先生というのは医者か、なにかか?)

 

 レレイという少女も迷いのない動作で怪我をしている子供を診ている様子である。その後入れ替わりで黒川が子供を診察し、すぐさま伊丹に報告を入れた。

 

「伊丹隊長、あの子供は一番危険な状態です。脳震盪か骨折の怖れも……」

「まじ!? どうしよう!?」

 

 ――その時だ。馬車の瓦礫に埋もれていた馬が暴れ狂い、レレイとい少女にもたれ掛かってきたのは。

 タイミング悪く、伊丹や黒川だけではなくベテランの桑原でさえ反応が遅れてしまう。

 もはや発砲程度ではどうにもならないほどに暴れ馬がレレイの方へと傾き……刹那、赤い雷光(・・・・)が馬を横合いから凄まじい勢いで蹴り飛ばした。

 ――いや雷光ではない、その正体はどうやら金髪の少女らしかった。

 その場に居た全員が目を見開いて驚く。

 

「――大丈夫か、ガキ? いや、オレの言葉が分かんねーか。しかし兵士崩れの野盗共から馬と食糧奪って散々平野を駆けまわって、やっと見つけた村だっつうのに……夜逃げの真っ最中とは一体どういうこった? ここに蛮族共でも攻めてくんのかよ」

 

 しかも悪態をつく金髪の少女の服装は腹部を晒したチュープトップに赤いレザージャケットというどう見ても現代風の恰好。加えて話している言葉は翻訳指輪を使わなくとも伊丹たちに理解出来た。

 伊丹たちが硬直する中、徒歩で馬を引きながらもう一人の少女が金髪の少女へと近づいていく。

 

「ちょっとモードレッド(・・・・・・)! いきなり馬から降りて駆け出して一体何が……え、ちょっと!!」

 

 伊丹と馬を引き連れた少女の目が合う。

 馬を引き連れた少女のまた現代風の恰好であり、赤い上着に黒いスカートとツインテールの髪型は……伊丹にとある(・・・)キャラクターのコスプレを連想させた。

 

「「その銃(恰好)、まさか……」」

 

 重なり合う声と声。

 

 ――こうして本来在り得ぬ者同士に交錯は新たな邂逅を生み、未知の運命を紡ぐのであった。

 




次回は謎の金髪少女二人と伊丹の邂逅編です。

出来れば早く投稿したいのですが……仕事が、ね(白目)

感想返しに関しては暇を見つけてしていきたいと思います(遠い目)。今しばらくお待ちください。

では、



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