Gate/beyond the moon(旧題:異世界と日本は繋がったようです)   作:五十川タカシ

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すいません、何回も書き直しをしていて投稿が遅れました。
最後までシックリきていないのですが、これ以上間隔を空けるのもまずいと思い投稿します。
どうかご容赦のほどを。


第十四話「おいでませ神聖エルダント帝国。もしくは紫竹海苔緒の偶像 其の三」

 足を踏み入れた『謁見の間』は屋内とは思えない広さで……体育館または屋内競技場ほどの大きさは余裕であるだろう。

 テニスコートを四面とってもまだ余剰スペースが残る床の面積に加え、その広い空間を支える為に巨木のような大理石の柱が高い天井に向かっていくつも伸びている。

 そして延々と続く赤い絨毯の道の両脇には、ペトラルカ皇帝を守護する近衛騎士たちがずらりと並んでいた。

 近衛騎士の纏う鎧は羽車を歓待した騎士に比べて装飾が増えており、腰に佩いた剣の鞘も拵えが立派になっているように見える。

 近衛騎士の他には神聖エルダント帝国の重臣らしき人物たちが一か所に固まって控えている。その重臣の大半はヒト種の者であるが、チラホラとエルフやドワーフも混じっていた。

 神聖エルダント帝国は種族や身分差別上等の封建的階級社会であるが、信賞必罰に関して公明正大らしく、故にエルフやドワーフ等の亜人種であろうとも功績に見合えば貴族の位が与えられるのだ。

ミュセルも最初(ミュセルに対する慎一の態度に嫉妬した)ペトラルカに手酷く扱われていたが、そんな扱いにも関わらず自分の身を犠牲にしてペトラルカを謀反者の凶刃から守ったことにより(原作一巻)、今ではすっかり打ち解け、ミュセルはペトラルカに大変信頼され、特別な扱いを受けている。

 その辺り――どこぞの帝国とは違っていると云っていい。まぁ、その(くだん)の帝国もそう遠くない未来、どうなっていくは分からないが……。

 海苔緒は謁見の間を見渡すと、最後に視線を奥にやった。赤い絨毯の終着点の手前で一段段差がついており、段差による床が高くなっている最深部には一際立派な玉座が据えられていた。

 玉座の左右に控えるのは、皇帝に次ぐエルダントに権力者であるザハール宰相とコルドバル卿だ。

 ザハール宰相は温和そうな雰囲気の老人であり、コルドバル卿は艶やかな銀髪を長く伸ばした美丈夫――簡単に云えばテンプレ的なイケメン騎士だった。

 そして玉座に座る幼女……ではなく少女こそがこの神聖エルダント帝国の最高権力者であるペトラルカ・アン・エルダント三世陛下その人である。

 遠見の魔術を使わずともジークフリート化した海苔緒の片目はその姿をはっきりと捉えている。

 

(マジで小さい――つーか幼いな……)

 

 海苔緒は思わずそんな不敬な感想を心の中で呟いた。

 熊のような大男が座ってもまだ余裕があるような玉座であるから、皇帝陛下の小ささが際立っているとも考えられるが……それを考慮したとしても幼い外見である。

 玉座に座っていると足が床に届かないためか、足を置く小型の檀上の様な物がペトラルカ皇帝の足元には置かれており、それが余計に幼さというか可愛らしさを強調している。

 銀砂を思わせる艶やかな髪に、翡翠の如き輝きを放つ碧い瞳。

 まるで等身大の西洋人形(アンティーク・ドール)。それほどまでにペトラルカ皇帝の容姿は可憐で浮世離れしていた。

 頭にちょこんと載せられた小ぶりの王冠(ティアラ)もペトラルカ皇帝に合わせた特注だろう――その他の首飾り、腕輪、服飾、靴などのコーディネートは幼い皇帝を何とか大人っぽく且つ妖艶に見せようとする努力を感じさせるのだが、現代日本人である海苔緒からすると『ちょっとあざと過ぎやしませんかねぇ……』といった感想を抱いてしまう。

 絵本に出てくる御姫様というよりは、大きいお友達が視聴する深夜のアニメに出てくる姫様のような姿であった。

 ペトラルカは慎一が到着したのを確認すると、偉そうに(※ジッサイエライ)腕と足を組んでいたのを解いて背筋を伸ばし両手を肘掛けに乗せる。その仕草の一つ一つが可愛らしくも愛らしい。

 海苔緒はそこまで確認すると学んだ作法通りに顔を俯かせ、慎一たちに続いて赤い絨毯の道を進んでいった。

 

 

「――申し上げますッ!」

 

 突然の声に海苔緒は体がビクリと震える。ある程度の慎一や海苔緒たちと皇帝との距離が詰まると玉座に近い近衛騎士が声を張り上げたのだ。

 すると慎一や美埜里さんは絨毯の上に膝を付き、海苔緒とアストルフォもそれに倣うように片膝をついた。顔はまだ俯いたままだ。

 皇帝陛下の許可を得るまでに顔を上げるのは非常に不敬な行為であると、海苔緒たちは十分に聞かされていた。

 

「ニッポン国の使者――カノウシンイチ様、コガヌマミノリ様、他三名ご到着!」

「「ご到着ッ!」」

 

 近衛騎士たちの唱和が謁見の間を震わせる。

 それが収まるを待ってから慎一は一つ咳払いをし、大きく声を上げた。

 

「〈アミュテック〉総支配人、加納慎一、その従者古賀沼美埜里、およびミュセル・フォアラン、紫竹海苔緒、アストルフォ、以上五名。皇帝陛下に帰還のご挨拶と、もろもろのご報告に参りました。謁見の許可をお願い致します」

 

 大勢の視線が慎一に突き刺さるが、その重圧を跳ね除けるように慎一は淀みなく舌を滑らした。海苔緒はその姿を見てまたも感心する。

 城に入ってから海苔緒の中の慎一の株は上がりっぱなしである。

 

「よろしい、面を上げよ」

 

 予想した通りの幼い少女の声。横柄な口調にも関わらず、生意気だとかそういった感情は一切湧いてこずむしろそれが当たり前のように感じられる……とにかく不思議な響きだった。

 慎一や美埜里さんが顔を上げると横目で確認すると、海苔緒もおそるおそる面を上げる。

 そこに居たのはまぎれもなく、先ほど姿を確認した幼……少女であり、ペトラルカ皇帝陛下であった。

 

「シンイチ、ミノリ、ミュセル。よくぞ無事戻ってきた。ギンザが襲撃されたと聞いた時は妾も肝を冷やしたぞ。それにもし……『賊共』がアキバを襲撃し占拠するような事態になっておったら、妾も聖地奪還のために挙兵せざるを得なかったじゃろうな」

 

 ハッハッハッ――! と笑うペトラルカ皇帝。その挨拶がてらの語りに海苔緒はのっけから度肝を抜かれる。

 アキバが占拠されていたら挙兵していたという台詞に、冗談だよな……と海苔緒は一瞬思ったが、挙兵を口にした時にペトラルカ皇帝の表情は真剣そのものだった。

 

(そういえば、ペトラルカ皇帝は秋葉原に行ったことがあるんだっけか)

 

 

 御忍び……というかザハール宰相やコルドバル卿にも無断で日本へ密航し、ペトラルカ皇帝はミュセルやエルビア、美埜里さんと共に慎一の家に滞在したことがある(原作九巻、十巻)。

 その時、観光に訪れたのが秋葉原であり、ペトラルカ皇帝は秋葉原をいたく気に入ったと慎一からも聞かされている。

 なので、もしかしたら先程のペトラルカ皇帝の台詞は本気だったかもしれない。

 その証拠に慎一もペトラルカ皇帝の言葉を聞いて、苦笑に似た曖昧な笑みを浮かべていた。

 

「陛下、あまり軽はずみにそのようなことを申されては……」

 

 ザハール宰相も不味いと思ったのか、自重してください――とペトラルカ皇帝に進言する。

 

「うむ、少しばかり戯れが過ぎたな。許せ、爺。じゃが妾も今回の事態には非常に心を痛めておる。――それでそなた等がシンイチ達を救ってくれた者たちか。もう一度妾に名を教えてはくれぬか?」

 

 つまり自分で直接自己紹介しろということで。

 皇帝に向いていた視線が一気に海苔緒とアストルフォに集中する。

 何しろ海苔緒もアストルフォも容姿は目立つ方だ。海苔緒は慎一と同じく黒いスーツを纏い、長い銀の髪を後ろで一本に纏めてはいるが少女のような相貌が他者の視線を惹き付ける。

 対してアストルフォはスーツではなく白銀の鎧を纏っていた。無論許可も取ってある。

 海苔緒と同じ黒のスーツ姿より、この場においてはこちらの方がよほど場に馴染んでいる。

 腰に佩いだ剣だけは実体化させておらず丸腰だが、それでも堂に入った様子だ。

 さすが元騎士兼元王子。可憐な容姿も相まって控えていようと姿に華があり、こちらも同じく視線を惹いた。

 

(やべ……何て挨拶するだったか)

 

 散々練習した筈の言葉が思い浮かばない。名乗りを上げるのは海苔緒からとアストルフォと取り決めをしていたのだが……緊張から海苔緒の頭は真っ白になる。

 けれど海苔緒の沈黙を見越していたかのように、アストルフォがすかさず機転を利かせ、フォローのために口火を切った。

 

「本日は皇帝陛下を御拝謁する栄誉を賜り、誠に光栄に極み。私はアストルフォ、シャルルマーニュ十二勇士に名を連ねる騎士(パラディン)が一人にございます。隣の彼は紫竹海苔緒――私と主従の契りを結んだ(マスター)なのですが、どうやら陛下の御尊顔を拝することが出来た喜びに感極まっているようで、言葉も出ない様子。故に私が彼の分まで代弁したいと存じ上げますが、よろしいでしょうか?」

 

 ――お前誰だよッ!! と海苔緒は思わず声を上げてしまいそうなったが、それほどまでに普段の砕けたアストルフォの口調とは全く喋り方が異なっていた。一緒に謁見の際の受け答えの練習をした時とは台詞も一部異なり、アドリブが効かされていた。

 しかしよくよく考えれば、お調子者の騎士ゆえにこういった美麗な文句を飾ることにも慣れていたと考えると何らおかしくはない。

 TPOを弁えたというよりは……理性が蒸発しているからこそ物怖じせず生前と同じく騎士として振舞ったという所だろう。

 

 

「……ほう。そうかよかろう、妾が許す。汝等のことはニホン政府からも聞いている。単騎にて竜騎兵の集団を駆逐した騎士アストルフォと、ギンザに現れた賊の群れを次々蹴散らし、最後にはドラゴンを一刀にて両断したその主、シタケノリオ。よくぞシンイチたちを守ってくれた。神聖エルダント帝国を代表して感謝する」

 

 そのペトラルカ皇帝の言葉に謁見の間は色めき立った。重臣たちはざわめき、『彼等が例の……』とボソボソと会話を交わし、向けられた視線の質も変わる。

 近衛兵たちは畏怖や畏敬の念を込めて、海苔緒やアストルフォを見つめている。

 いくら緊張で周りが見えなくなっている海苔緒とて、その変化はまざまざと感じられた。

 

(な、何だ? こっちを見る目が変わった。一体なんで……)

 

 そこまで考えて、海苔緒は理由に思い至る。

 

(そうだ、的場さんが銀座の映像を見せた、って云ってたな)

 

 海苔緒やアストルフォに、才人やルイズが映る(くだん)の映像のことだ。

 

 何人が映像を見たかは知らないが……周りの反応から鑑みるに、話自体はほぼ全員に伝わっているらしい。そして海苔緒の推測は正しかった。

 日本政府は的場さん等を通してエルダントに、例の銀座の映像を見せたのだが……当初のエルダント側は困惑し、何人かが真顔で『これは貴方がたの世界のエイガやトクサツか何かですか?』と聞き返したぐらいだ。

 対して的場さんたちは神妙な面持ちで首を振り、『いいえ、我が国で実際に起きた出来事です』と言葉を返したそうだ。しばらくの間、気まずい沈黙がその場を支配したとか、しないとか。

 それぐらいにエルダント側からしても非現実でショッキングな映像だったのだ。

 痛ましいことではあるが百歩譲って、何者かが魔法のようなものを使って日本へと侵攻したことはエルダント側にも理解出来た。(その正体にはてんで心辺りがなかったが、賊の装備の充実を見る限りかなりの国力を持つ勢力の正規兵の軍団であることはエルダントにも理解出来たので……その辺りの詳細は後に日本へと伝えられることとなる)。

 しかしその後の展開が信じられない。

 グリフォンにも似た――それでいて馬の半身を持った似て非なる幻獣に跨る騎士が、飛竜を駆る騎兵を騎上槍にて次々撃ち落としていく姿。

 同様の戦力を持つエルダントだからこそ分かる……幻獣に跨る騎士がどれだけ出鱈目な強さなのか。

 現代的な感覚に例えるならば、一機の戦闘機が一回の戦闘で数十機の敵戦闘機を撃墜するようなものである。

 本来ならば天地が逆さまになろうと、起こり得る筈のない出来事で、これに比類する騎士はエルダントにも存在しないと、素直に認めざるを得なかった。

 けれどもっと出鱈目なのは映像の終盤、巨大なドラゴンを奇妙な姿をした剣士が真っ二つにする。直前にあった都合二度の変身といい、もはやその内容は日本からエルダントに輸入されたジャパニース・アニメーションそのもので、全くもって現実離れも甚だしい。

 エルダントにおいても(ドラゴン)は、天災として扱われる。生物ではあるが、精霊のような性質を持ち、飛翔し、直接的な魔法投射も無力化する怪物。

 エルダントの正規兵でも真面に戦えば、大勢の犠牲を出す。

 投石機などの攻城兵器なら打撃を与えることが出来るが、ドラゴンの機動力の前には無力であり、 結局は槍や剣、弓を持って多勢により正面からぶつかる以外他に撃退の方法が確立されていない。

 日本においても、エルダントにて自衛隊が交戦及び撃破したドラゴンの遺骸のサンプルと、銀座で両断された炎龍のサンプルを比較検証した結果、エルダントのドラゴンと炎龍は多少異なる点はあるが類似した生物であると判明し、脅威度で鑑みるならば――積極的に人を餌とする炎龍の方が危険であると政府は見解を示していた。

 それを単騎で討伐する竜殺し(ドラゴン・スレイヤー)など、それこそ御伽話の騎士の如くである。

 いささか蛇足であるが――さぞや名のある騎士(軍人)なのだろうと、エルダント側が海苔緒のことを尋ねた所、日本政府から派遣された役人たちは震え声でこう答えた。

 

『いいえ、彼は軍人ではなく一般人です。従軍経験も全くない――そちら(エルダント)の感覚で云えば、ただの平民です』

 

 

 日本側の返答に、エルダント役人や軍関係者は目を丸くしながら顔を見合わせたと云う。

 そんなことを聞かされた日には『アニメに出てくる日本と現実の日本は違いますよ~』という日本の説明は嘘だったのか、と疑いたくなるのも無理からぬ話で。

 つまり何が云いたいかと云えば……『NIPPONのHEIMIN怖い』とエルダントの関係者に間違った印象を植え付けるのであった。

 しかしながら日本政府は日本政府で、一部の関係者は自称オタクで引き篭りの海苔緒に対し、『HIKIKOMORIのOTAKU怖い』という印象を抱いていた。

 まぁ、海苔緒に対する『HIKIKOMORIのOTAKU怖い』という一部政府関係者の印象にはとある人物の下地(バックボーン)も存在する。

 その彼は引き篭もりではなく元ニートの元オタクであったが、ある出来事を契機に傭兵稼業へ足を踏み入れ頭角を現し、今や『子供使い』の忌み名で恐れられる業界きっての危険人物だ。中国からは『人民の敵』だと名指しで非難されたことも。

 故に日本政府から『居なかった』ことにされ、今では架空の人物、都市伝説と化したかが現在では……、

 ――とりあえず閑話休題。

 

「アストルフォよ。汝の主が変身したのは魔法の力によるものか?」

「御明察の通りです、皇帝陛下」

 

 ペトラルカ皇帝の問い掛けに、アストルフォはつつがなく応じる。

 するとペトラルカ皇帝は少し考えて込んだ後、掌にポンと片手を載せて、

 

「ならば今ここで、その変身を披露することは可能かのう?」

 

 案の定、海苔緒はもっとも危惧する台詞を云ってのける。

 場内はさらにざわついた。

 海苔緒の表情が盛大に引き攣った……が俯いているため表情の変化に気付いたのは隣で控えているアストルフォのみである。

 

『だってさ。どうする、ノリ?』

 

 パスを通じてアストルフォの念話が海苔緒に届く。先程のペトラルカ皇帝への生真面目な語調とは打って変わって、いつも通りのお気楽な調子の声。どうやら現在進行形の騎士としての振る舞いも場のノリというか雰囲気に合わせて装っているに過ぎないらしい。

 

『馬鹿……こんな所で変身出来る筈ねぇだろ! ほら、見ろよ、アレ』

 

 海苔緒はチラリと顔上げ、ペトラルカ皇帝の方を見た。

 するとザハール宰相とコルドバル卿が非難めいた視線がペトラルカ皇帝に向けられている。自重してくれと云いたいのは一目瞭然だった。

 ペトラルカは数秒してコホンと可愛らしく且つわざとらしく咳をし、それに合わせてコルドバル卿は『静粛に!』と声を張り上げる。

 

「妾も時と場所は弁えておる。今のは場を和ますためのちょっとしたジョークというやつじゃ。それよりもシンイチ、報告を頼む!」

「……ああ、うん。いえ! 分かりました、陛下ッ!!」

 

 話を逸らすために話題を振られた慎一は一瞬素で答えてしまうが、すぐに敬語に言葉を引き戻す。いくら親しい仲とはいえ、こうした公式の場では慎一もペトラルカを呼び捨てではなく、陛下と呼んでいた。何事も大事なのは節度である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからの謁見において、海苔緒とアストルフォはほどほどに話しかけられたが、アストルフォのフォローのおかげで何とか最後までボロを出さずに済んだ。

 そして謁見が終わり、海苔緒がやっと一息つけると安堵しかけた矢先――ガリウス・エン・コルドバル卿が慎一たちや海苔緒たちに、(おもむろ)に近づく。

 

「すまないが皇帝陛下がお呼びだ。離宮まで案内するのでついて来てくれ」

 

 ……どうやら海苔緒の受難はまだまだ終わらないらしい。

 

(てか、何でコルドバル卿、頬が赤くなってんだよ! 目元も若干潤んでるし! (アストルフォも込みで)こっちに向ける視線がおかしいだろ!!)

 

 頑張れ、海苔緒!! 負けるな、海苔緒!! 海苔緒の明日はどっちだ!?

 

(ちょ、コルドバル卿! 顔近い! 顔近いって!!)

 




今回皇帝陛下の発言が些か過激というか軽率なのは、慎一たちが無事に戻ってきたのが嬉しくてテンションが上がってるからです。普段ならばもっと自重していた筈。

それと次回で皇帝とのお話は終わりの予定。
ちょこちょこハルケギニアのことも話題に上がります。
乞うご期待。

では、

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