湖の求道者   作:たけのこの里派

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思った以上に早く書けたので、更新しやした。
そして最近総合評価がおかしいと思うの。
有難うございやすッ


第八夜 腹ペコキャラにとって空腹は絶対悪

 ─────苦しみや悲しみ……喜びも、他の誰かと分かち合うことができるのだと……。

 たとえそれが“悪”だと分かっていても。人は孤独には勝てない─────

                      ─────我愛羅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 言峰綺礼のサーヴァント、アサシン。

 

 正史に於いては『百の貌のハサン』を異名を取った、山の翁の一人である暗殺者の英霊。

 その宝具は、多重人格が原典となった人格分割による複数個体化。

 

 個々の戦闘能力こそ低いが、その性能は創造神(ウロブッチー)曰く『反則ギリギリ』。

 哀れにもマスターである言峰綺礼が、当初聖杯を得ようとしなかった為、文字通り蹂躙され最初の脱落者となった暗殺者達。

 

 だがこの宇宙では、正史とは違う出来事が起きていた。

 

 湖の騎士が根源に到達し、世界の外側へ堕ちていった事。

 

 湖の騎士に影響を受けた者が、それによって転生し超一流の魔術師として第四次聖杯戦争に参加した事。

 

 ソレを知った遠坂時臣がアサシンにも聖遺物を求めた事。

 

 “令呪を無効化する宝具”という万が一を考え、ギルガメッシュに対しての保険を欲した事。

 

 それによって─────、アサシンとして彼女は召喚された。

 

 彼女の真名は『静謐のハサン』。

 

 褐色の肌を覆う黒衣は体にぴったりと張り付いており、美しく均整の取れた肉体のラインをありありと見せている。

 しかしそれらは暗殺のために身に付けたものであり、彼女の能力は肉体そのもの。

 

 ─────『妄想毒身(ザバーニーヤ)

 

 爪、肌、体液、吐息さえも猛毒の塊という“死”で構成されており、彼女の全身こそが宝具。

 その毒性は強靭な幻想種ですら殺し、特に粘膜の毒はなお強力。

 人間の魔術師であればどれほどの護符や魔術があろうと接吻だけで死亡し、英霊であっても二度も接吻を受ければ同じ末路になる。

 

 それは例え英雄王とて例外ではない。

 

 複数の令呪でギルガメッシュを縛り、そして令呪の補助で強化された彼女の毒が有れば、英雄王の首すらその毒牙に喰い千切られるだろう。

 

 だというのに、そんな采配をした遠坂時臣が何を間違えたかと言うと、迂闊にも全てが狂った元凶へ彼女を向かわせてしまった事に他ならない─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第八夜 腹ペコキャラにとって空腹は絶対悪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カハッ─────」

 

 衝撃と共に肺の中の空気が吐き出され、声が漏れる。

 そうして漸く、彼女─────アサシンは自分が組伏せられている事に気が付いた。

 

「(な─────何、が)」

 

 視界はぼやけ、意識が混濁する。

 思考を定める為に、何より何故こんな状態に陥ったかを確かめる為に記憶を辿る。

 

「(そう、あの謎のサーヴァントの追跡を……)」

 

 マスターである言峰綺礼の、ひいてはその師である遠坂時臣の命令で正体不明の、ルーラーを含めれば八体目のサーヴァントの追跡をしていた。

 深追いはせず、しかし拠点が何処なのかを確認するために。

 

 幸い標的は霊体化せず、充分追跡できる速度で動いていた為、それなりの距離を問題なく追跡出来た。

 何よりの彼女の敏捷ランクはランサーと同等のA+。

 気配遮断も相俟って、見付けられるなどという不覚は取らない筈だった。

 

「(そう、目標が突然姿を消して─────)」

 

 そんな彼女の目に映った光景は、たった今歩いていた場所から消えたという、自分の目を疑うもの。

 そして同時に背中への衝撃。

 そう、背後から斬られた、という紛れもない感覚。

 用心して数百メートル以上離れていたというのに、一瞬で背後を取られたという驚愕が彼女を支配した。

 

 だが斬られた感覚は確りした筈なのに、血の流れる痛みは感じられない。

 しかし、自身にとって致命的な事に気が付いた。

 ソレは、言峰綺礼との魔力ライン。

 魔力供給はおろか、ラインすら感じられない。

 

「(まさか、マスターとのラインだけを斬った─────!!?)」

 

 アサシンの背中に怖気が走る。

 目標である謎のサーヴァントに対しての恐怖が、しかし彼女の霞む視界を取り戻させた。

 彼女にとってあり得ない光景を。

 

「(組伏せ、られている……?)」

 

 そして標的らしき存在が、自身を押さえ込んでいる。触れている。

 

「は─────?」

 

 ソコで、アサシンの思考が完全に凍り付いた。

 

「アサシン、だな」

 

 口元しか見えないローブから、問いが投げ掛けられる。

 声色に、毒による影響は見られない。

 まるで、アサシンの毒そのものが全く効かないかのような─────

 

「(──────────ッッッ!!!?)」

 

 その事実と、地面に縛り付けられている手袋越しに伝わってくる体温が、天地が逆転するが如き衝撃をアサシンに与えた。

 

 ─────サーヴァントは何等かの理由で、聖杯の召喚を受け入れる。

 

 騎士王は喪った騎士との暖かな日々を求めて。

 蒼き猛犬は未だ見ぬ強者との死闘を味わう為。

 英雄王は自身の財を護る為。

 征服王は今度こそ世界を踏破する己の肉体を求めて。

 赤雷の狂犬は─────。

 

 其々多様な理由で世界へ現界する。

 そしてアサシンたる彼女の願いは一つ。

 

 ─────自分に触れても死なず、微笑みを浮かべてくれる誰か─────。

 

 触れただけで他者を毒殺する彼女が聖杯に捧げる願い。

 だというのに、その肉体にこうも容易く触れて。

 

 死なず、倒れず、それどころか苦悶の様子すら見えない、美しい瞳だけがフードで隠された貌から覗ける男。

 朱き月光を切り裂き、世界の外側で幾千幾万もの幻想を喰らい尽くした求道の第六法。

 

 暗殺者の女は震え、確信した。

 目の前の、暗闇を切り裂く一振りの刃の様な男こそ。

 

「あぁ─────」

 

 己が真に縋れる、唯一の存在なのだと。

 

 

 

 

 

 ─────アサシンは知らない。

 

 彼がマスターとのラインだけではなく、聖杯との繋がりすら断ち切ったこと。

 そして聖杯がアサシンを死亡したと判断したことで、言峰綺礼の令呪すらもが消えたことを─────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 杖を突き、蹌踉めきながら玄関に立っている間桐雁夜は混乱していた。

 

 聖杯戦争を、正確には桜の後ろ楯となり、雁夜の身体を治せる魔術師を探しに行ったランスロットが、アサシンと思しき少女をおんぶして帰ってきたのだ。

 

「お前何しに行ったんだ?」

「聖杯戦争だ、決まっているだろう」

『あ、そうだ雁夜。令呪くれない? この娘今魔力供給受けてないから消えそうなんよ。令呪あったら御三家以外でもナニしなくてもライン繋げれるっぽいし』

 

 ふざけた事を抜かしてる馬鹿の言を信じるならば、ぐったりと、しかし幸せそうに寝ている髑髏仮面の少女は、何か希薄であることが見て取れた。

 単独行動スキルを持っているアーチャーでもないアサシンは、成る程マスターからの魔力供給が無ければその日の内に消えてしまう。

 

 しかも雁夜とランスロットは知らないことだが、彼女は大聖杯のバックアップすら受けていない。

 この男、自分でやっておいて完全に理解していないのだ。

 

「何で消えかけなんだ。マスターを殺したのか?」

「彼女のラインだけを斬った。念話されても都合が悪いしな」

『アサシンって事はキレイキレイのサーヴァントだから、最期は自害せよランサーされるから可哀想じゃないの』

 

 ランスロットは「ハサンズの中にこんなキャラ立ちする娘居たっけ?」と疑問に思いながら、聖杯戦争の真実と最終的に自害させられる事を教え、彼女を自陣営に勧誘した。

 

 流石にランスロットも、元々虚覚えの知識も磨耗したのか彼女の事は覚えていなかった。

 

「それと、どうやら彼女の全身が毒のようでな。触れると簡単に死ぬから気を付けろ」

「なんつーモン拾って帰ってんだお前はッッ!!!?」

『ON-OFF制御出来ねぇのかね? 濃縮したり圧縮したりと。ワンピースやトリコ的な毒人間みたいに出来たら夢が広がリング。グルメ細胞は見付からんかったし』

 

 当のアサシンは異常にランスロットに対して従順で、聖杯に捧げる願いも「今はない」と答え、寧ろランスロットのサーヴァントになることに涙すらした程だ。

 彼女はランスロットと共に居られるだけで、願いは叶い続けるのだから。

 

「急を要する。直ぐ様令呪を貰いたいのだが」

「令呪を渡すったって、俺にはどうしたら良いか解んないぞ。どうするつもりだ」

「問題ない─────妖精(ハーレクイン)

 

 スルッ、とランスロットの影から小さな光球が現れた。

 正確には、正しく現代の妖精のイメージ通りの、美しい蝶の様な翼を携えた小人が、ランスロットの肩に乗る。

 

「は?」

「ハーレクイン、雁夜の令呪を俺に置換してくれるか」

『─────♪』

「うおっ!?」

 

 ニッコリ、とランスロットの願いを快諾し、杖で身体を支えている手の甲─────令呪の上に降り立つ。

 瞬間、刻まれた令呪が消え去った。

 

「なッッ!?」

「此方だ」

 

 驚愕する雁夜を尻目に、ランスロットが自分の右手の甲を見せる。

 其処には、雁夜の令呪が確かに刻まれていた。

 

「ハーレクインはピクシーだ。チェンジリングの応用でな、要は置換魔術(フラッシュ・エア)の真似事だ」

『等価交換ガン無視の、何処ぞのエインズワースが見たら発狂するヤツだがなー。まぁ幻想種にしてみれば、魔法の真似事も専門分野ならこの通り』

 

 ピクシーはイングランドのコーンウォールなど南西部諸州の民間伝承に登場する妖精である。

 洗礼を受けずに死んだ子供の魂が化身した存在だといわれており、直接人目につく場所には出て来ないが、人間と様々な点で共生関係にある存在。

 故に自身に恵みを与えた者には正しく報いるという。

 

 ハーレクインと名付けられた小さな妖精は、かつて世界の外側で、他の幻想種に殺されかけた際ランスロットに助けられたパティーンの幻想種の一体である。

 

「あー……。俺は良く解らんが、上手くいったのなら良い。どのみちソレはもう用済みだからな」

 

 妖精(ハーレクイン)はランスロット達に手を振ると、再び光となってランスロットの影に飛び込んでいった。

 

「……前も思ったが、どうなってんだお前の影」

『四次元ポケッツ? てか、そっちは問題あったか?』

 

 現在、間桐邸は結界こそ残っているものの、ソレを剥がせば丸裸同然。

 御三家は外来の参加者と違って様々なメリットを持つが、同時に拠点が判明しているというリスクを抱えている。

 

 遠阪邸の様に、魔術工房として侵入者を排する機能を持つのが一般的であるが、間桐そのものであった間桐臓硯は地獄の底で炙られ続けており不在。

 体内の刻印蟲こそ消したが、それ故に半人前極まりない技量と魔術回路を持った雁夜では、防衛以前に寿命が尽きるだろう。

 

 だから、ランスロットは護衛をつけた。

 

 

「問題ない。ていうか、サーヴァントでない限り問題なんか起きないさ─────アレのお蔭で」

 

 雁夜は冷や汗をかきながらチラリと屋敷内に目を向けると、其処には主の帰還を察知して出迎えに来た護衛役が居た。

 

「ご苦労、灰狼(シフ)

「がう」

 

 灰色の体毛に被われた、狼と言うには巨大な体躯。

 ハーレクインと同じく、世界の外側でランスロットに助けられ自ら刃に斬られる事で、彼の宇宙を望んだ幻想種。

 ランスロットに撫でられているシフと名付けられた彼女は、ランスロット不在の間桐邸を護る守護者だ。

 

『シフを見付けた時は、フロムの悪意の存在の有無を真っ先に探しました』

「お前は何を言っているんだ」

 

 このあとメチャメチャ再契約した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜が明け、聖杯戦争二日目が始まった最中。

 ランスロットと桜は冬木の街を歩いていた。

 桜は小さくなったシフを目で追いながら散歩をしている。

 

 先日の桜は、正に心此処に在らず。

 桜の心的外傷は深く、しかし自然の体現と言える幻想種と昨晩常に一緒に居たためか、ランスロットとシフにはある程度心を開き掛けていた。

 シフが先頭を進み、ソレを桜が追い掛け、ランスロットが傍で見守る。

 そんな状態が続いていた。

 

 桜には昨日に全てを話してある。

 遠坂時臣が何を以て間桐家に桜を養子にしたのか。

 何故、間桐雁夜が間桐家に戻ってきたのか。

 間桐臓硯が何をし、これから何をしようとしたのか。

 そして今何が起こっているのか。

 彼女の身の上の話は全て話した。

 

『私は、捨てられた訳じゃないんだ─────』

 

 彼女はソレを無言で聞き、ただ一言漏らした後はシフとランスロットに縋り付いて離れなかった。

 散歩という手段も、事情が事情な為に簡単に医者に桜を見せる訳にはいかないが故の応急処置。

 虐待─────と説明するには事情ややこし過ぎる。それにそうなれば司法の手が必然的に伸びてしまい、かといって拷問とも言える魔術的改造処置(蟲による凌辱)などと、内容をそのまま話すという選択肢も論外だ。

 

 そういう意味では、優秀な魔術師の存在は不可欠であると、雁夜に再認識させることになった。

 

 ─────いっそ、あの一角獣(処女厨)の角を圧し折って使うか?

 

 一度使ってしまえばもう一度使うのに時間が掛かる方法も、あるにはある。

 だが、かつて世界の外側でのユニコーンとの遭遇のように、浴びせられた罵詈雑言によって怒り狂った状態か戦場で重傷を負ったのなら兎も角、普段のランスロットは流石にソレを強行するには早いと考えた。

 

 ──────────純粋に、死にかけの人間相手にあの淫獣の力を使うのも不安だしな。

 

 そんな不信感も、ユニコーンの角の使用を躊躇わせた。

 

「……」

 

 最終的に行き着いた公園で、ランスロットは桜がシフを追い掛ける姿を見守りながら昨夜見たサーヴァントと魔術師のメンバーを思い出す。

 

 ─────何でやねん。

 

 ランサーはシャインフェイスではなく狗兄貴で、マスターはエレイン姫らしき女性。

 ケイネスとウェイバーが、仲良さげ? に通販王のチャリオッツに乗っている姿。

 

 そしてAUOが子ギルとなって此方をガン見していたのに加え、ダメ押しの妹分であるモードレッドの激おこプンプン丸だし。

 唯一の救いは、なんか悲壮感漂わせてる相変わらずストレスマッハな我が王。

 

 エレインについても転生だったり記憶の引き継ぎだったりと幾らでも想像できる。

 後ろ盾役としても、ケイネスより同じ女性であるエレインの方が桜に対する精神的にも保護者として相応しいのではないか。

 ランスロットはまだ直接会話していないため決めかねてはいるものの、それ故にエレインとの会合を望んでいた。

 遠目から見えたモードレッドの魔力放出を見て、嫌な予感がして帰ろうとした選択を、ランスロットは間違っていなかったのではないかと思い返す。

 

 ─────敵前逃亡かました俺へのイジメか。

 

 勿論、ランスロットを責める者は居ないのだが。

 雁夜には会った方が良いと言われたのだが、残念な事にこの残念な英雄、自己評価がカスな上にアホである。

 会ってボロカス言われるのが怖かったりする。

 

 問題は妹分モードレッド。

 どうやら自分が去った後の親子間の関係は悪い意味で白熱していた。

 昨夜のランスロットの乱入は、二人が宝具の真名解放寸前であったればこそ。

 

「というより、随分身内が多いな……」

 

 ―――――――――アルトリア一人なら、カイシャクされるだけで済んだものを……。

 

 今思い返せば、ランスロットがこの街にやって来てぶつかった少女も、嘗ての知己に良く似ていた。

 まだ見ぬキャスターが同郷だった場合、八つ当たりで大聖杯を問答無用で破壊しに行ったであろう。

 

 ――――――――メンドクセェから、明日の深夜辺りにアンリ・マユ(聖杯くん)叩っ斬ってやろうか。

 

「ん?」

 

 そんな風に思い耽っていると、シフと桜がランスロットの服の裾を引っ張っていた。

 

「どうした?」

「人が倒れてる」

「ワォン」

 

 どうやら行き倒れらしい。

 だが、現代日本で行き倒れなどあり得るだろうか。

 雁夜やホームレスでもあるまいに。

 

 そんな疑問を抱きながら、シフと桜の案内に従う。

 

 

 

 

 

 

「…………………………………………………大丈夫か」

 

 其処には、長い金髪を三つ編みにした安物の冬服を着たこれまた美少女が、倒れ伏していた。

 問題は、ランスロットにはその少女に頗る覚えがあったということ。

 

 この世界の最高神(武内社長)の、「ジャンヌは女子高生がよくない?」という戯れ言が怨念となり紆余曲折、奇しくも誕生した神風魔法少女。

 

「立てるか?」

「─────あ、あの……すみません。お腹が空いて、一歩も動けません……」

 

 

 裁定者のサーヴァント、ジャンヌ・ダルクが、空腹のあまり行き倒れていた─────。

 

 




アサシン―――――真名:静謐のハサン(ハサン・サッバーハ)

筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力- 幸運A 宝具C
保有スキル:気配遮断、単独行動、投擲/短刀、変化、対毒

備考
 全身の猛毒が宝具だが、それ故に人肌恋しい可哀そうな娘。
 尤も、ヒュドラの毒風呂に入っても湯加減を確認するレベルで効かないらんすろには意味がなかった。
 らんすろと出会うだけで救われる人その一。
 ハサンの中で最も幸運な人だが、召喚者が幸せな訳ではない。
 報告を聴いた優雅のキョドり様に麻婆が無意識に愉悦したとか何とか。


次回はルーラーとちょいちょい話した後に第二戦ですかね。
ケリィをボコボコに出来れば幸いでさぁ(ゲス顔)


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