Bio Hazard Side <b>    作:白風 海斗

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ぜーはー…

 

ぜーはー…ぜーはー…

 

ぜーはー…ぜーはー…ぜーはー…

 

ゼファーファントム…

 

判る奴いるかぁぁぁあ!!

 

思わず自分でボケて自分で突っ込んじまう位ハイテンションだぜっ!!

 

MSネタ多いな………

 

 

ブラッドだよ!?   俺、ブラッドだよ!?

 

相手ネメシスだよ!? 生き残って良いの!?

 

助かっちゃったよ!?

 

 

世界の強制力だと思ったけど、

     実際そんな事なかったぜ的な!!

守護者とかそんなんも来なかったし!!

 

助かっちゃったよぉぉぉぉぉぉお!!

 

《注・作者‐しばらくお待ちください‐》

おぇぇえ………

テンション上がりすぎた、はしゃぎすぎた頭………痛い……

 

はい…っと言うわけで駐車場を抜けてアップタウンまで来ましたが……

 

レストランには行かずに新聞社へ。

 

俺のプレイが反映されるんなら宝石は新聞社に有りますから。

 

クルツを棒代わりに……

 

よっ、とぉ。

よし、ブレーカーのスイッチよし、と防火シャッターは急いで逃げる。

 

バックドラフトやらなにやら、火災の中の扉を開けるのは危険ですから。

 

二階の窓はクルツで蝶番撃ち抜いて扉がボーンっと言うわけでして。

 

少しお暑いとお思ひになられながらも階段をえっちら~おっちら~と登り続けました。

 

 

 

閑話休題

 

駐車場のオフィスから取り出したPSG‐1を片手に。

 

廊下の突き当たりにある太ったゾンビにはブローニング+P7の二丁流ハンドガンでネンネして貰いました。

 

中の二体もハンドガンで倒して…

 

緑の宝石をとりましては……

外が騒がしいですよお?

 

S.T.A.R.S.ー――――!!!!

 

まーたーでーすーかぁー!?

 

ぁー!?

 

ぁー!?

 

窓突き破りましてビルから飛び降りまして…………うぅ~ん……ケツが痛い……

 

しかし今度は上からS.T.A.R.S.と叫び声が聞こえます。

 

俺狙い!? 俺狙いですか!?

 

とりあえずは再び全力!!

 

市役所の入り口にいたジルに宝石投げ渡し。

 

クルツを二丁で構える。

 

………スペシャルキーでジルを赤髪の彼女にコスプレさせれば良かったかな?

 

ジルが宝石を嵌めると同時にネメシスが通りに姿を表して来る。

 

シャッター開くのトロぉー!!

クルツでネメシスの頭を集中的に狙いながら応戦するもシャッターはいまだに開かない。

 

“ぐぉぉぉっ”じゃねぇよ

 

転けてんじゃねぇよ

 

走ってくんじゃねぇよ

 

“S.T.A.R.S.”じゃねぇよ

 

“死んだフリ”するんじゃねぇよ

 

ん……?

 

S.T.A.R.S.て言いながら死んだフリ………?

 

まさか…!?

 

慌て駆け寄るとネメシスの下敷きになっていたがやはりネメシスの下にアタッシュ・ケースが見える。

 

=1回ネメシス倒した!?

 

倒したぁ!! 俺、ネメシス倒したぁ!?アタッシュケースの中身はEAGLE6.0 Bパーツ、ジルがAパーツを持っているのでそのままジルへとプレゼント。

 

ジルが 良いの? と聞いてきましたが、良いんです。俺には魔改造したブローニングが有りますから。

それにハンドガンはP7が有るんでもう結構。

 

と言うわけで一気に路面電車まで移動。

 

通路にいたゾンビには鉛の“雨弾”をプレゼント。

 

ワン公はジルがショットガンで動きを止めた瞬間にデザートイーグルを撃ち込み。

 

御陀仏。ナーム

 

 

side jill

 

「あんたがこんな地獄に飛び込んだって言う物好きかい。」

 

私は自分の耳を疑った、何時もは口数こそ少ない物の、誰に対しても人当たりの良いブラッドが、白髪の男性に対し、いきなり相手を挑発するような態度をとったのだ。

「何者だ………?」

 

「“S.T.A.R.S.”の隊員だ、お前さんなら良く知っているだろうよ?」

 

「……ラクーン市警の特殊警察部隊か。」そう言うと、白髪の男は踵、先頭車両に向かった。

 

「いったいどうしたのブラッド?」

 

「……別に、あいつを見ていたら匂いがしてな。」

 

「匂い……?」

 

「ウェスカーと同じ、薄汚い金と裏切りの匂いだ」

 

その時、奥から微かに、呻き声が聞こえる。

 

「怪我人……?」

 

 

「来るぞ、油断するな……撃て、撃て……分断されるな……」

 

力無く出される声は彼自身が体験した悪夢で有り、その目は虚ろに空を泳いでいる。

「ひどい怪我だな、落ち着け、今は安全だ。」

 

腰のポーチから包帯や、冷凍された輸血パックを取り出すとキビキビと応急処置の用意をしていく。

 

レベッカほどでは無いにしろ、レスキューや隊員が怪我をしたときの手当てをしているだけは有り、その動きに淀みは無い。

 

ここはブラッドに任せ、白髪の男を追って先頭車両に移動した………


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