ドラゴンボールTH ~地球育ちのサイヤ人の幻想入り~   作:超野菜

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6話目です。
更新が遅いと自分でも思います。
夏休みの課題やってたから許して下さい!
でも本当に中学の課題って無駄なのが多いんだよね・・・・
まあ、ゆっくり見ていって下さい!


紅魔館潜入!!魔女とメイドと門番と

 

 

 

 

 

霧の湖でチルノ達を退けた悟空達。

そしてついに紅い霧の発生源に向かう。

この先に一体何が待ち受けているのか?

 

 

「よし、じゃあさっさと霧の発生源に向かおうぜ。」

 

 

「そうね。妖精達のせいで無駄な時間をとっちゃったし。

 急いだ方がいいわね。」

 

そう言うと霊夢達は移動を再開した。

 

 

「ここらへんは霧が濃くなってるからな。

 もうすぐで霧の発生源に着くはずだぞ。」

 

 

「お、なんか見えてきたぜ。」

 

霊夢達が飛んでいると紅い館が見えてきた。

しかし、普通の館ではない。

この館はほとんどが紅く染まっており窓も少なかった。

とても昔から幻想郷にあった建造物とは思えない。

 

 

(もしかしたら、この霧の発生源じゃないかしら?)

 

 

「ん? なあ、霊夢、魔理沙。

 この紅い霧、あの家からでてんじゃねえか?」

 

悟空の言った通り、紅霧は明らかにこの館から出ているように見えた。

 

 

「なら、ここに異変の犯人がいるってことだな。

 よし、じゃ、さっさと終わらせようぜ!」

 

そう言うと魔理沙は館の正門に向かった。

 

 

「魔理沙のやつ気合い入ってんなあ~。

 オラも負けてらんねえな。」

 

 

「悟空も魔理沙ももう少し落ち着きなさいよ。」

 

悟空と霊夢も魔理沙の後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーその頃ーー

 

 

「・・・来ました。どうします?咲夜さん。」

 

 

「とりあえず、私達二人で対処しましょう。

 全てはお嬢様のため・・・!」

 

 

一方、霊夢達は館の正門の前にいた。

 

 

「中に二人、待ち構えているぞ。どうすっかな~。」

 

悟空は中に強い気が待ち構えていることを察知していた。

 

 

「魔理沙。ちょっと一周してきてよ。」

 

 

「え?なんでだぜ?」

 

 

「裏門とかあったらそっちから入った方がいいじゃない。楽で。」

 

 

「え~・・・めんどくさいから嫌だぜ。

 それに、正面から行った方が面白いぜ。なあ悟空。」

 

魔理沙が悟空に問いかける。

 

 

「ああ、オラもそう思う。

 中で待っているやつもかなりの気を持っているからな。

 強えやつと闘った方がおもしれえじゃねえか。」

 

悟空も魔理沙の意見に賛同する。

 

 

「・・・何を言っても無駄っぽいわね。

 仕方ない。正面から行きますか。」

 

ため息をつきながら霊夢が言った。

そして、三人は館の中に入っていった。

 

 

「あれ?思ってたより広いな。おっかしいなー?」

 

中に入った三人は違和感を感じた。

 

 

(この館は確かに広かったけど・・・

 エントランスだけでこんなに広いほど大きくはなかったはず。

 確かにこれはおかしい・・・)

 

 

「っ!!危ねえ二人とも!」

 

突然、三人に向かってナイフが飛んできた。

だが、悟空が気合いでナイフを吹っ飛ばしたので二人とも無傷だった。

 

 

「今回の異変解決はやけに不意打ちが多いわね。」

 

 

「隠れてねえで出てこい!

 ここに二人いることは分かっているぞ!」

 

 

「言われなくても出てきますよ。」

 

悟空が叫ぶと二人の少女が現れた。

一人は赤い髪の中国風の少女。

もう一人は銀髪のメイド服を着た少女。

手にはナイフを持っていた。

どうやらさっきのナイフは彼女の物らしい。

 

 

(急に現れた!? 瞬間移動じゃねえ。

 いってえどうやったんだ?)

「・・・何者だ、おめえ達。」

 

 

「私はこの紅魔館のメイド長、十六夜咲夜。」

 

銀髪のメイド服の少女が言う。

 

 

「そして私は紅魔館の門番、紅美鈴だ!」

 

赤い髪をした中国風の少女も名を言う。

 

 

「門にいなかったのに門番なのか?」

 

 

「そこ!うっさい!」

 

 

「この霧を出してるのは、おめえ達か?」

 

 

「それは少し違うわ。

 この霧を発生させているのはこの紅魔館の主、

 そして新たな幻想郷の支配者であるレミリア・スカーレット様よ。」

 

 

「ふうん。ならそいつを倒せばこの異変は解決ってことね。」

 

 

「そうはさせないわ。

 あなた達はここでおしまいよ。

 お嬢様のところには行かせないわ。」

 

咲夜がナイフを取り出す。すでに戦闘態勢だ。

 

 

「さっさと異変を終わらせるためにも

 あんたなんかに手間取っている時間はないわ。」

 すぐに倒してあげるわ。」

 

それに対して霊夢はお祓い棒と博麗の札を取り出す。

 

 

「そう言ってもよ、霊夢。

 そんな簡単に倒しせる相手じゃねえぞ。」

 

 

「なら、どうするんだ?」

 

 

「二手に分かれよう。誰か一人が先に進んで

 もう二人はこいつらの相手をするっちゅうのはどうだ?」

 

 

「・・・分かったわ。そうしましょう。」

 

 

(おもいっきり聞こえているんだけど。)

 

 

(一応、待ってあげましょう。咲夜さん。)

 

 

「んで、誰が先に行くんだ?」

 

 

「じゃんけんでいいんじゃねえか?」

 

 

「・・・ずいぶん、適当だな。

 まあ、いいや。さっさと決めようぜ。」

 

そして、じゃんけんの結果、魔理沙が先に進むことになった。

 

 

「え~、私かよ。まあ、負けてしまったから仕方ない。

 行ってくるぜ。そっちは任せたぞ!」

 

 

「そんじゃ魔理沙。頑張れよ~。」

 

悟空の見送りの中、魔理沙が走っていくと

急にナイフが魔理沙の目の前を横切った。

 

 

「いや、行かせないわよ。」

 

 

「デスヨネー。」

 

 

「参ったな~進ませてくんねえぞ。」

 

 

「そりゃそうでしょ。」

 

 

「霊夢。何か足止めできる技持ってねえか?」

 

 

「一応、持っているけど時間がかかるのよね。

 あんまりやりたくないしね。」

 

「う~ん。どうすっかな~。」

 

悟空は考えた。そして、あることを思い出した。

 

(そうだ!界王神様が悟飯を止める時に使ったやつ!

 あれで止めれるんじゃねえか?)

 

確かに気で相手の動きを止めるのは上策だ。

悟空にとっては大したエネルギー消費にもならない。

 

 

「物は試しだ!はあっ!!」

 

 

悟空は咲夜達に向かって手を突きだし、気を放出した。

 

 

「っ!!体が・・・動かない・・!!」

 

 

「くそっ・・・!!」

 

二人とも悟空の圧倒的な気をまともに受けてしまい、全く動けなかった。

しかし、悟空はほとんど力を入れてない。

 

 

「よし!魔理沙!今のうちに行け!」

 

 

「分かっている!霊夢、悟空そっちは任せたぜー!!」

 

魔理沙は愛用のほうきに乗り猛スピードで行った。

 

 

「・・・行ったな。もういいだろ。」

 

悟空は気の放出を止めた。

それと同時に咲夜達も動けるようになった。

 

「ふう。やっと動けるわ。

 しかし、一体どうやったのかしら? 美鈴、あなた分かった?」

 

「・・・おそらくですが、彼は気を使っただけです。」

 

 

「お!よく分かったな~。正解だ。」

 

 

「・・・ど、どうも・・・」

 

 

「それで、続きは?」

 

 

「あ、はい。さっきも言いましたが、

 彼は気を放出して私達の動きを止めました。」

 

 

「気・・・でも美鈴、あなたも・・」

 

 

「ええ、私も同じく気の使い手です。

 ですから気に関しては幻想郷でもかなり詳しく知っているほうだと思います。

 だから・・・普通ありえないんです。気を使って動きを封じることなんて。」

 

 

「そんなに難しいことなの?」

 

「難しいってレベルじゃありません。

 とにかく、あの人すごい強いです。」

 

 

「なら、私が・・・!」

 

 

「いや、あの人の相手は私がします。」

 

 

「えっ!?どうして!?」

 

 

「あの人の戦い方はおそらく私の闘い方と似ているはずです。

 私なら、まだついていけるはず・・・・!

 なので咲夜さんはあの紅白の相手をお願いします。」

 

 

「・・・仕方ないわね・・・だけど油断しないでね美鈴。」

 

 

「はい!ありがとうございます咲夜さん!」

 

 

「さあ、行くわよ美鈴・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーその頃ーーー

 

 

「この館思ってたよりでかいな。迷っちまったぜ。」

 

魔理沙は咲夜達のいたエントランスから西へ向かって飛んでいた。

だがどれだけ飛んでも終わりが見えてこない。

 

 

「これ以上進んでも意味がないかもな・・・ん? 何だこの部屋?」

 

魔理沙は少し変わった部屋を見つけた。

 

 

(扉も少し大きいし、何よりこの部屋の奥から強大な魔力を感じる・・・)

「面白そうだな。行ってみるか!」

 

魔理沙は部屋の中へ入っていった。

 

 

「・・・すごい本の量だな・・・ここは図書館なのか?」

 

部屋の中に入った魔理沙は驚いた。まず、この部屋自体が大きすぎる。

明らかに紅魔館の大きさと比例していない。その上、この本の量。

大きすぎる部屋の半分以上は軽く超える本棚がある。

これは誰がみても驚くだろう。

 

 

「でも、これだけあれば少しぐらい借りていっても

 ばれないーーーってうわ!!危ね!!」

 

魔理沙が独り言を言っていると急に弾幕が魔理沙に向かって放たれた。

しかし、魔理沙は間一髪で弾幕を避ける。

 

 

「人の物を勝手に盗んでいくのは泥棒のやることよ。」

 

魔理沙の前に紫色の髪をした、少女が現れた。

パジャマのような服装で若干浮いている。

 

 

「誰だお前は!?」

 

 

「わたしはパチュリー・ノーレッジ。

 この紅魔館の主、レミリア・スカーレットの友人であり、魔女でもあるわ。」

 

 

「パチュリーか。言っておくが私は泥棒じゃないし、盗まない。

 ただ、(永遠に)借りていくだけだ。」

 

パチュリーはいろいろつっこみたかったが、一応、黙っておいた。

 

 

「・・・それでここに何の用?」

 

 

「いや、ここから魔力を感じたから入ってみたんだぜ。

 やっぱり魔女だったか。」

 

 

「それじゃあ[紅魔館]に何の用?」

 

 

「・・・異変の解決にきたぜ。

 この霧を発生させているのはここだろ?」

 

 

「あなたには悪いけどレミィの所に行かせるわけにはいかないわ。」

 

 

「やっぱりそうなるよな。」

 

 

パチュリーと魔理沙はお互いに魔力を高める。

 

 

「それじゃ、弾幕ごっこを始めようか・・!」

 

 

 

それぞれの思いがあるなか、少女達は闘いを始めようとしていた。

しかし、どの少女も緊迫した表情である。

 

 

 

だが、[孫悟空]だけは違った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「へへっ!オラ久しぶりにワクワクしてきたぞ!

 よ~し、いっちょやってみっか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




闘いは次回からです。
ちなみにドラゴンボールTHの
THって東方のことです。
もう知ってますよね・・・・

「次回も見ていってくれよな!」

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