IS インフィニット・ストラトス 金と銀の瞳が見据えるモノ リメイクversion   作:フレイムバースト

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サフィ復活。兄貴も復活させないと

あと今回原作キャラが山田先生しか出てません

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設定

サフィ・マーキス

肩書き アメリカ代表候補生

専用機 トライデントドラゴン

スリーサイズ 104/63/85/cm

概要

アメリカからの転校生であり磨美の新たなルームメイト

頭はいいもののその頭脳をいたずらに利用するためタチが悪い

またピストルや小型銃の扱いに秀でており、速射と高速リロードを特技とする。

見たことのない武器や知らない兵器に遭遇すると防戦しながらその兵器に対する攻略法を考えようとする。端から見れば防戦一方だが、サフィ本人はいたって大真面目である。また、兄が本国にてIS技術者をしておりその兄からの依頼で各国の代表候補生のISとの戦闘データを集め、それを秘匿回線で送信している。本国の発展には兄妹共々手段を惜しまず、愛国者である。友人のISのデータを送ることにはそれが私に与えられた仕事だと思っていて、大してためらいはない模様。仕事と私情は完全に割り切っているように装っているが、実は情に流されやすく、迷子になっていた子供を迷子センターに預けるぐらいには優しい

ただし磨美のことを友達兼自身のためにいる慰みものと見ているあたり性格は少し変態。ちなみに兄のほうは技術的な意味で変態



IS トライデントドラゴン

サフィの専用機で武装が外装型。またちゃんと収納された武装もある。

ウェポンバインダー

背中、両足に取り付けられた四つのウェポンバインダー。中にはガトリング、ミサイルランチャー、ヘビースナイパーライフル、ショットガンが搭載されている。使用時はサブアームで取り出す

ビームセイバー

ビームを発する近接武器。本体と直接ケーブルで繋がれており、突き刺してエネルギーを逆流させることで敵ISにダメージを与える。アンカーとしても利用可能

カタナ

文字通り日本刀型ブレード。驚異的な斬れ味を誇り、対IS用に職人が作り上げた。作成者は日本人。普段は収納されている

高出力全自動補正ライフル

高出力のビームライフル。相手に向けるだけで敵をロックし発射した時に必ず当たるようにIS自体が射角などの補正を行う。高出力と銘打っているものの威力は低め。二丁用意されている


アメリカからの転校生

「アーデルハイトさん部屋替えですよー」

 

「へっ?」

 

突然やってきた山田先生によって私と一夏くんとの同棲生活(寮)は終わりを告げた。

 

「あ。もしかしてアメリカから転校生来るから私に相部屋になって欲しいって事ですか?」

 

「よく知ってますねー。それにこの時期に男女を同じ部屋にすると何か事案が発生しそうですから」

 

満面の笑みでそう言う山田先生。事案は私なら起こしかねないものね。

 

私はここにはいない織斑先生の陰謀に見事にはまってしまった。

 

おのれ、織斑先生。

 

「あれ?そういえばアメリカの転校生の実技試験はどうしたんですか?確か生徒会長から聞いた話だと私を推薦するとか……」

 

「え?そんな話ありませんでしたよ?実技試験は私がやりましたし……」

 

「あれ、そうなんですか」

 

あの生徒会長、私を釣ったな……‼︎今度会ったら縛り上げて海に捨ててやろうかしら!

 

「それじゃあ一夏くん、一緒に部屋で過ごせて楽しかったよん!これはお礼!」

 

私は一夏くんの唇にキスをした。

 

「え?」

 

「外国では挨拶がわりにキスをするから普通でしょ?」

 

「そ、そうだな!まあ寮で会えなくても教室で会えるし!」

 

荷物を整理した後、山田先生の指示した1573号室に向かった。

 

これで一夏くんのファーストキスは私のものだ‼︎

 

 

 

 

 

その後一夏くんが真剣にさっきのキスの事を考えていたのを浮かれていた私は知らない。

 

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「それでは朝のHRを始めますよ‼︎今日は転校生を紹介します‼︎」

 

案の定ざわめく教室。そして入ってくる転校生

 

その転校生を見て私は思わず

 

「お……」

 

と口から音を漏らした

 

その理由は見事なボディにあった

 

私と同じぐらい大きくて、歩くたびに揺れる胸。

 

見事に引き締まったくびれと腹筋。

 

ぷりっと、ハリのありそうなお尻と太もも。

 

そしてそれらを強調する魔改造された制服だ。

 

明らかに小さめに作られた上着は胸を強調し、上半身にぴっちり張り付いている。さらにショートパンツ風のものに改造されたスカート改め、ズボンはお尻のラインをはっきりと表している

 

なんて扇情的なんだろう。

 

「サフィ・マーキスです‼︎アメリカから来ました‼︎これからよろしくお願いします‼︎ええと……とりあえずサッちーって呼んでちょーだい‼︎」

 

「サッちーね……」

 

とりあえず私は今日一日、サフィさんの観察をすることにした

 

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一通り授業が終わった放課後、私はトレーニングをするためにアリーナにいた。

 

サフィさんの観察はしたものの特にこれといった変わった所は見当たらなかったし、凡人と見ておいても良いのか

 

でも、楯無さんが直々に教えてくれた辺り、ただの人じゃないんだろう。

 

「うーん……サフィさんはどういう人なんだろう……」

 

私はそう考えながらアリーナに向かい、ISのデータとにらめっこしながら歩き出した

 

「この前のブルー・ティアーズと雪片弐型のデータは送ったから、そのうちレミリアが作ってくれるでしょ……うーん、でももっとISの武器データ欲しいなぁ…………ひゃん⁉︎」

 

突然後ろから抱きつかれてISスーツの下に直接手を潜り込まされ私の胸を揉みしだかれる。

 

「うん、やっぱり巨乳さんは揉み応えがあるねぇ〜」

 

「ちょ……やめ…ひゃ……‼︎」

 

後ろに視野を回すと、ISスーツを着たサフィさんがにまにまと無邪気な笑顔を見せていた

 

サフィさんは私から離れた後、腰に手を当て、足を肩幅ほど開いたポーズをとった。

 

にしても変わったISスーツを着てるなぁ。

 

横隔膜から腰までが黒っぽい透けたもので覆われていて、胸元はバニーガールが着る衣装のようなデザインで明らかに胸が収まっていない、さらに脇腹は左右対称に1本のISスーツのラインがあるのみで、かなり露出している。

 

極めつけは背中で、首の後ろにあるホックだけででISスーツを止めているため、背中も丸出しなのだ。その上お尻はTバックのようになっているため露出は高い。後ろから見たら裸に見えるが最低限隠す所は隠している。

 

それと肘から先を覆うISスーツのおかげでまるでSMものの女王様のような雰囲気がサフィさんから溢れ出していた

 

「いやぁ私と同じぐらい巨乳の子が同じクラスにいるとは思わなかったよ!おかげでオカズには困らなさそうだし‼︎」

 

「えぇと……サフィさん……」

 

「あ、名前なんだっけ?あなたイタリアの代表候補生でしょ?」

 

「磨美・アーデルハイトだよ。まだサフィさんには自己紹介してなかったね。昔磨美りんって呼ばれてたからそう呼んでくれる?」

 

「ん、磨美りんね‼︎確かあなたアタシと相部屋だよね、1573号室」

 

「うん、そうだよ〜。これからよろしくね、サフィさん……あ、サッちー!」

 

「うん、よろしくねん!にしても私に負けず劣らず露出度の高いISスーツだねぇ」

 

「あはは……一気に身長伸びたせいでサイズ合わなくて……」

 

「私のはこういう仕様なのよね。肌に直接ISを装着した状態での動作実験とか言われて渡されたんだけど背中なんかヤバイでしょ。このISスーツをつくったデビンヘインズ社は男の欲望に正直な企業だから露出度の高いISスーツばかり作るのよね」

 

「うん。丸出しだね……」

 

「一応透明な素材で後ろは繋がってるんだけどね。触って見たらわかるよ」

 

「ん……じゃあ遠慮なく……」

 

私はサフィさんの背筋を手の平でなぞると、ところどころに肌とは違った感触があった

 

「ほんとだ……」

 

「でしょ?」

 

「ねぇ、このISスーツ、デビンヘインズ社で作られたんだよね?その会社のカタログとかある?」

 

「あるよ。部屋にだけどね」

 

「ちょっと……見せてもらっていいかな?」

 

「ん〜変態さんだねぇ〜」

 

「あはは、下心見え見えだよね」

 

「下心なんてあってトーゼンよ。あとでちゃんと見せたげるね!それよりも射撃訓練で勝負しようよ‼︎私も専用IS持ちだからさ!」

 

「うん、やろやろー、せっかくだし負けた方が勝った方の命令をなんでも聞くってことにしよ!」

 

「お、それじゃあ負けられないねぇ‼︎」

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「準備いい?」

 

隣のいるサッちーが私の方に向かってそう言ってきた

 

「こっちもOK!じゃあISを展開しよ!」

 

「OK!……起きなさい!トライデントドラゴン‼︎」「ネーブ・テンペスタ、展開っ!」

 

私は手にバスターライフルを握り、サフィさんは手に小型のライフルを持っていた

 

トライデントドラゴンは赤と青と白のアメリカンなカラーリングされた機体で、特徴的なのは背中と脚に装着されたスラスターとしての役目を果たす武装懸架バインダーだった。

 

対IS用ガトリング砲や対IS用SMG、対IS用ロケットランチャー、背中には実弾兵器がてんこ盛りに積まれており、それらはサフィさんの手に届くようにサブアームなどで懸架されていた

 

また脚のアーマーには一つのコードが伸びた剣の柄が装着されていた

 

まるで弁慶のように立つそれは威圧感を十分に与えるものだった

 

「じゃあ先に私からやるね」

 

私は表示された5つのターゲットに向かってバスターライフルを照射、そして薙ぎ払うように砲口を移動させた

 

19秒ほどかかったものの、私は五個のターゲットを破壊することができた。

 

「へー、一点突破の大火力だね。よし、次はアタシだね」

 

そう言ってサフィさんはハンドガンのロックを解除し、構えた

 

そしてターゲットが出現する

 

「はっ‼︎」

 

ターゲットの出現と同時に繰り出された速射でターゲットを3つ破壊

 

「せいっ‼︎」

 

そしてサフィさんはハンドガンをターゲットに投げつけ、残る二つのターゲットを破壊。その時間は7秒。圧倒的な速さだった

 

「よーし私の勝ちぃ‼︎約束どおりなんでも言うこと聞いてもらうよ!」

 

「へ!あれはじょう「なんでも言うこと聞いてもらうよ?」えー……」

 

「ん〜じゃあね、命令!私の命令を三ヶ月はなんでもしてもらおうかしら」

 

「えっ……」

 

ものの見事に私は自分の蒔いた種で自滅した。

 

これは明らかに三ヶ月たつギリギリでまた引き伸ばされるパターンだ。

 

「ま、これからよろしくね、磨美りん」

 

「う、うん……。サッちーもよろしく」

 

とりあえずアメリカからの転校生がやってきた初日はこうして過ぎて行った。これからやな予感しかしないけどね




磨美のものの見事な自滅、これでサフィ>磨美のいろいろな意味の主従関係が出来上がり


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