あらすじ
キャロの保護責任者が正式にフェイトさんに決定→フェイトさんが挨拶に来る→なんか素直でからかうと面白い→からかい過ぎて次の日に首が飛んでないか少し不安になる→心が広いのか、そんな事はなかった→ヒューズに恨まれる→ちょっとシリアス→で親睦を深める為に遊びに行く事になった
「うーっす、待ちました？」
「全然待ってないよ」
「おなじくです」
「雨水さん！ じょせいを待たせるとは何ごとですか！」
「キュックルー！」
フェイトさん、謎の少年、キャロ、フリードの順でお送り致しました
「二人対一人でそんなに待ってないで決定だな」
「キュクー！！」
「お前は竜だろうが」
竜の数え方は匹だ！ ・・・たぶん
「ハハ、それじゃ行こうか」
「ですね、それにしても親睦深める為に遊園地って子供みたいな発想だな！ 流石キャロ」
「え？ これってたしかフェイトさんが・・・」
ん？
「こっこども・・・かな？」
「フリード」
「キュク」
え？ 俺なんか悪い事言った？
流石のキャロもこんな所でフリードに炎を吹かせる事はなかったが代わりに噛みつかれた
◇◇◇◇◇◇
「雨水さんっておもしろいですね！」
「そうか、まぁそれは良かった・・・ところでお前誰よ？」
「え？」
いやいや、そんな悲しそうな顔をされても俺ってお前から自己紹介もされてねぇんだぞ？
「「・・・雨水さん」」
女性陣から冷やかな目が
「いやいや！ 待って！ 俺そいつの名前さえも聞いてない！」
「「「・・・あ」」」
ようやく知れたがコイツはエリオ・モンディアル。フェイトさんが保護責任者を引き受けた子供らしい
まぁキャロ（男ver）ってところか
「なるほどなー、一応知っていたみたいだが。俺は雨水 秋春な。さっきみたいに雨水でも、いっそ秋春でも好きに呼ぶが良い」
「秋春、兄さん？」
「「え？」」
「え？」
何故か見詰め合う女性陣とエリオ
え？ え？ なに？ ・・・あ、そう言えば俺を名前で呼ぶのってエリオが初めて？
「ジェットコースターか～。久々だな」
「の、乗るの？ 雨水さん」
「速そうですね」
「楽しみです！ 秋兄さん！」
フェイトさんとキャロは恐る恐るか。ま、そんなもんなのかな？
って言うか秋兄さんってちょっと微妙じゃないか？ 秋兄か兄さんかどちらかに分けるべきじゃないか？
ジェットコースター
「「きゃぁぁぁあああああ！！」」
「いやっほーー！！」
「はやい！ はやいです！」
お化け屋敷
「「きゃぁぁぁあああああ！！」」
「やっぱ作りもんだな」
「張りぼてですか？」
コーヒーカップ
「「きゃぁぁぁあああああ！！」」
「そんなに早くないと思うが」
「回る！ 回る！ 回るぅぅ！」
ウォータースライダー
「「きゃぁぁぁあああああ！！」」
「水ウゼェ」
「濡れますね」
巨大ボールプール
「「きゃぁぁぁあああああ！！」」
「これは叫ぶ所か？ ってかボール痛っ。エリオ！テメェか！」
「アハハ！ 楽しいですね！」
カフェテリア
「「はぁはぁ、ゴホゴホッ」」
「お前ら叫びすぎだ」
「だ、大丈夫ですか？」
カフェの屋外テーブルでくたぁーと女性陣二人は倒れている
ん？ 叫ぶ様なアトラクションは俺的には最初の二つくらいだったが
「あ～く～、雨水さんってタフですね」
「キャロはともかくフェイトさんまで？」
「エリオは元気だね」
「フェイトさん？僕もつかれましたけど。楽しかったですから」
昼食が運ばれると俺とエリオは食べるが二人はまだ復活してない
ってかエリオの食べている量が異常だ・・・フェイトさんが払ってる食事代とか凄そうだな
「あれだな、フェイトさんは良い人だな」
「え？ 行き成り如何しました？」
「いや、なんでも」
こう言う時は男が払うべきだと意地を張ってみたがやっぱり桁が凄かった
一ヶ月分の生活費と同じくらいはあったぜ？
連続投稿は負荷が大きいのでゆったり投稿していこうと思います