巫女なボクと化身使いなオレ   作:支倉貢

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今回から、書き方を変えたいと思います。
全ては皆様に楽しんでいただける小説を書くため‼︎ 私は何事にも挑戦していきます!
また出来れば感想をお聞かせください。
剣城「厚かましい奴」
分かってるよ‼︎ 1番分かってること言わないでぇぇぇぇ‼︎
天馬「それではどうぞ!」


第8話 vs黒の騎士団3 〜フィフスセクター〜

「監督」

 

ボクはハーフタイムに入ると、すぐに久遠監督の前に立った。

 

「いいですよね。ボクが本気を出しても」

「駄目だ」

「何故ですか、答えて下さい‼︎」

「お前は自分の力をちゃんと理解していない。お前の力は他の選手達とは比べものにならないんくらいなんだ」

「でも! 神童くんはボクを庇ったんですよ? 助けられてばっかりで……………そんなの、絶対にイヤです‼︎」

 

ボクは監督に、決意の視線を向ける。監督は相変わらず冷ややかな目でボクを見つめながら、ハァ……とため息をつかれた。

え、何でため息つかれたの、ボク⁉︎

愕然とするボクを見ながら、監督が口を開いた。

 

「分かった。ただし、化身までだぞ。化身までなら、許してやる」

「やった‼︎」

「それと、相手選手を絶対に潰すな」

「ぅっ……」←裏で潰そうとしてた

 

監督に釘を刺され、ボクは渋々潰すのを諦めてやった。←

ボクが天馬くん達が集まっているところに行くと、天馬くんがこんな単語を口にした。

 

「フィフスセクター?」

 

? ふぃふすせくたー? 何それ。

ボクはその単語に興味を示し、キャプテンの話を聞くことにした。

 

「今から3年前に出来た、サッカー管理組織のことだ。最初は、サッカー管理の目的だけで作られたんだが……だんだん、試合の勝敗までも決めるようになっていったんだ」

「‼︎」

 

試合の勝敗……⁉︎ 何でそんなことを勝手に決めるの⁉︎ 決めるのは、選手達なのに‼︎

話を一緒に聞いている天馬くんも、驚きを隠せないようだ。

 

「……イナズマジャパンがフットボールフロンティア・インターナショナル優勝後、全国でサッカーブームが巻き起こった。全国がヒステリックな程にサッカーに執着し、サッカーが人の価値を決めるようになった」

 

ボクが外の世界を知らないばかりに……サッカーがこんなに歪んでいたとは……。

何で……楓はボクにそんな大切なことを教えてくれなかったの⁉︎

ボクの脳内は、そんな考えに支配された。楓を少し憎んだ。

 

「それが、フィフスセクターによって支配されることにより、誰にでも得点のチャンスが与えられるようになった。そうすれば、みんな平等になれる。今ではほとんどの学校はフィフスセクターの管理下に置かれている」

「……でも、勝敗が決まってるなんて……!」

 

尋ねる天馬くんの声が、震える。それに対して、キャプテンは淡々と話を続けた。

 

「……でも、たまには自由な試合もあるんだ。その時は思いっきりやれるんだ……」

 

キャプテンは、いつか行われた楽しい試合を懐かしむように言った。……でも、その横顔は哀しそうだった。

……こんなのおかしい。サッカーは、何が起こるか分からないからこそ、あんなに熱くなれるのに……。

「……ぶっ潰す……フィフスセクター……!」

 

ーーオレの呟きは、誰の耳にも入らなかった。

 

久遠side

おそらくあいつは、この後化身を出して黒の騎士団を潰すだろう。あの紅蓮の炎で……。

於野一族の巫女にだけに与えられた、特別なチカラ。それをフィフスセクターが狙っている……。楓を攫ったのも、あいつの存在を確認するためだろう。巫女の少女がいるかどうかを。 あいつは自分のことに関しては疎い。自分が狙われていることも、知らないだろうな。

気をつけろ、紅葉……。

 




紅葉「おいてめえオレに本気出させる気ぃあんのか」
ひぃぃぃぃぃぃ‼︎ さーせんっしたーー‼︎←スライディング土下座
楽しみにして下さった皆様、本当にすみませんでした‼︎
次回は出します‼︎ …………多分。←
紅葉「よし、フィフスセクターより先にてめえをぶっ潰す」
えっ、ちょっ、まっ………………ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁ‼︎←食らった
紅葉「楽しみにして下さった皆様、申し訳ありませんでした。次回は出ます。ていうか駄作者殴ってでも出ますからね‼︎ どうぞお楽しみに‼︎」


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