全ては皆様に楽しんでいただける小説を書くため‼︎ 私は何事にも挑戦していきます!
また出来れば感想をお聞かせください。
剣城「厚かましい奴」
分かってるよ‼︎ 1番分かってること言わないでぇぇぇぇ‼︎
天馬「それではどうぞ!」
「監督」
ボクはハーフタイムに入ると、すぐに久遠監督の前に立った。
「いいですよね。ボクが本気を出しても」
「駄目だ」
「何故ですか、答えて下さい‼︎」
「お前は自分の力をちゃんと理解していない。お前の力は他の選手達とは比べものにならないんくらいなんだ」
「でも! 神童くんはボクを庇ったんですよ? 助けられてばっかりで……………そんなの、絶対にイヤです‼︎」
ボクは監督に、決意の視線を向ける。監督は相変わらず冷ややかな目でボクを見つめながら、ハァ……とため息をつかれた。
え、何でため息つかれたの、ボク⁉︎
愕然とするボクを見ながら、監督が口を開いた。
「分かった。ただし、化身までだぞ。化身までなら、許してやる」
「やった‼︎」
「それと、相手選手を絶対に潰すな」
「ぅっ……」←裏で潰そうとしてた
監督に釘を刺され、ボクは渋々潰すのを諦めてやった。←
ボクが天馬くん達が集まっているところに行くと、天馬くんがこんな単語を口にした。
「フィフスセクター?」
? ふぃふすせくたー? 何それ。
ボクはその単語に興味を示し、キャプテンの話を聞くことにした。
「今から3年前に出来た、サッカー管理組織のことだ。最初は、サッカー管理の目的だけで作られたんだが……だんだん、試合の勝敗までも決めるようになっていったんだ」
「‼︎」
試合の勝敗……⁉︎ 何でそんなことを勝手に決めるの⁉︎ 決めるのは、選手達なのに‼︎
話を一緒に聞いている天馬くんも、驚きを隠せないようだ。
「……イナズマジャパンがフットボールフロンティア・インターナショナル優勝後、全国でサッカーブームが巻き起こった。全国がヒステリックな程にサッカーに執着し、サッカーが人の価値を決めるようになった」
ボクが外の世界を知らないばかりに……サッカーがこんなに歪んでいたとは……。
何で……楓はボクにそんな大切なことを教えてくれなかったの⁉︎
ボクの脳内は、そんな考えに支配された。楓を少し憎んだ。
「それが、フィフスセクターによって支配されることにより、誰にでも得点のチャンスが与えられるようになった。そうすれば、みんな平等になれる。今ではほとんどの学校はフィフスセクターの管理下に置かれている」
「……でも、勝敗が決まってるなんて……!」
尋ねる天馬くんの声が、震える。それに対して、キャプテンは淡々と話を続けた。
「……でも、たまには自由な試合もあるんだ。その時は思いっきりやれるんだ……」
キャプテンは、いつか行われた楽しい試合を懐かしむように言った。……でも、その横顔は哀しそうだった。
……こんなのおかしい。サッカーは、何が起こるか分からないからこそ、あんなに熱くなれるのに……。
「……ぶっ潰す……フィフスセクター……!」
ーーオレの呟きは、誰の耳にも入らなかった。
久遠side
おそらくあいつは、この後化身を出して黒の騎士団を潰すだろう。あの紅蓮の炎で……。
於野一族の巫女にだけに与えられた、特別なチカラ。それをフィフスセクターが狙っている……。楓を攫ったのも、あいつの存在を確認するためだろう。巫女の少女がいるかどうかを。 あいつは自分のことに関しては疎い。自分が狙われていることも、知らないだろうな。
気をつけろ、紅葉……。
紅葉「おいてめえオレに本気出させる気ぃあんのか」
ひぃぃぃぃぃぃ‼︎ さーせんっしたーー‼︎←スライディング土下座
楽しみにして下さった皆様、本当にすみませんでした‼︎
次回は出します‼︎ …………多分。←
紅葉「よし、フィフスセクターより先にてめえをぶっ潰す」
えっ、ちょっ、まっ………………ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁ‼︎←食らった
紅葉「楽しみにして下さった皆様、申し訳ありませんでした。次回は出ます。ていうか駄作者殴ってでも出ますからね‼︎ どうぞお楽しみに‼︎」