巫女なボクと化身使いなオレ   作:支倉貢

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えーと、数日後へぶっとびジャンプします。ここからの展開あまりよく知らないので。
本当に申し訳ありませんでした。
それではどうぞ。


第3章 ホーリーロード地区予選〜革命への道〜
第27話 ホーリーロードへ


数日後、紅葉side

昨日は本当に良かったなぁ。拓人とも仲直り出来たし、天馬くんと拓人を和解させることも出来たし。ルンルン気分で歩くボクの隣には、楓が居る。それだけで、嬉しくて気持ちが弾け飛びそうだ。

 

「ご機嫌だな、紅葉」

「そりゃもう‼︎ 楓のおかげだよ、天馬くんを連れて来てくれてありがとう‼︎」

 

最大級の想いを込めて、ニコッと楓に笑いかける。楓も微笑んで、頭をポンポンとしてくれた。

 

「おはようございます‼︎」

 

後ろから、元気な声が聞こえてくる。この声は、天馬くんだ。振り返って、ボクらも挨拶する。隣には、いつものように信助くんも居た。

 

「おはようございます。天馬くん、信助くん」

「よっ、2人共。朝から元気だな」

「はい!」

「ハハッ。まあ、それが2人だもんな」

 

2人と笑いあった後、「そうそう」と、楓がボクと天馬くん達を改めて見つめた。

 

「お前らは、本当によくやってくれたよ。神童クンを説得出来たのも、お前らのおかげさ。さて、次はフィフスセクターに屈しない事だ! まだ雷門のみんなは、フィフスセクターの力に怯え切ってしまっている。みんなの不安を取り除くことが出来れば、フィフスセクターを倒すために戦える! 協力してくれるな?」

「「はい‼︎」」

「もちろんだよ、楓」

 

天馬くん達が声を揃えて返事をし、ボクはグッと拳を握り、応えた。楓は「よし」とでも言うように、コクリと頷いた。でもすぐ、思い出したように付け足した。

 

「それと、紅葉! これからは男の家に行く時は、絶対に1人で行くな。俺と行くこと。いいな」

「? うん‼︎」

 

ボクが元気よく頷く。そして、みんな揃って学校へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、サッカー棟、ミーティングルーム

「ホーリーロード第1回戦の相手は、天河原中だ」

 

円堂監督の言葉に、みんなの表情が変わる。ちなみにボクには当然、ホーリーロードだとか天河原中だとか言われても分からない。なので、隣に居る楓に尋ねる。

 

「ね、ホーリーロードって何?」

「そこからいくか……。ホーリーロードってのは、中学サッカー日本一を決める大会だよ」

「へー……。じゃあさ、楓、天河原中……って、何? 強いの?」

「ああ。実力はある。だがな……ラフプレーをするから、結構嫌われてんだぜ」

「ラフプレー? ……って、何?」

「え」

 

重ねて尋ねたボクに、楓が驚愕の表情を見せる。あれ? ボク何か変な事言ったっけ? キョトンと首を傾げるボクに、楓は溜息ながら説明してくれた。

 

「ラフプレーってのは、相手に対して怪我させるような危険なプレーの事を言うんだよ。もちろん加減を間違えれば、ファウルになったりするし、最悪の場合相手が二度とサッカーが出来なくなるかもしれないんだ」

「えええ〜⁉︎ そ、そんなの酷いッ‼︎」

 

驚きのあまり、ボクは叫んだ。だって、相手に怪我させるのも酷いし、何より二度とサッカーが出来なくなるなんて酷すぎる!

怒り心頭だったボクは、円堂監督の話を全く聞いてませんでした。円堂監督、ごめんなさい。

円堂監督の話が終わると、何だかみんながぞろぞろとミーティングルームを出て行った。もしかして、練習するのかな?

 

「そんなワケないだろ。あの監督とは分かり合えない。俺はフィフスセクターに従う」

 

あり? 今、蘭丸に心読まれた? こういうの何て言うんだっけ……?

 

「読心術」

 

そうそう、それ! ……って、今度は楓に心読まれた。てか、何でボクの心分かるの⁉︎

 

「全部口に出てんだよ」

 

……剣城くんに言われてやっと気付いた。そっか、原因は全てボクにあったんだね。ていうか、それ=独り言ってことだよね⁉︎ ……直さなきゃ……。

 

 




今回は内容がかなり薄いです。俗に言うスランプです。スランプなうです。
スランプ抜け出すのにかなり期間が長くなると思いますので、ご了承下さい。

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