いや〜やっと3話目突入ですよ。
天馬と出会った紅葉ちゃんの前に現れたのは⁉︎
…原作知ってる人は知ってますよね。
それでは、本文へどうぞ。
紅葉side
ボクらがグラウンドへ着くと、そこには青色の髪に鋭いオレンジ色の目をした少年と……ユニフォームを着た少年達が、ボロボロになって倒れていた。皆一様に顔をしかめ、痛みに喘ぎながら立ち上がろうとしていた。
ってかあの青色の髪の子すっごい怖い……‼︎ だって、すっごい目付き悪いし、とりあえず雰囲気が怖い。あ、でも不動さんもそうだった。おんなじなのかな……って、考えてる場合じゃない‼︎
「な、何なの……?」
「君‼︎ 一体何をしたの⁉︎」
「……」
春奈さんが問い詰めるが、青い髪の彼は何も答えない。
「まさか……ケンカを⁉︎」
春奈さんが尋ねる。すると、倒れていた中の1人が春奈さんに言った。
「っ……違います。こいつは……ボール一つで、俺たちを……」
「なっ……‼︎」
確かに、彼の足元にサッカーボールがある。ボクは衝撃のあまり、今まで抱えていたボールを落としていた。
緊迫した状況に、てーんとボールの落ちる音がボクの耳に入った。
「……ない……」
「あ?」
「?」
天馬くんは肩を震わせながら、小さく呟いた。その声に、ボクとあの青髪の彼が反応する。
「サッカーでこんなことするなんて、許さない‼︎」
天馬くんがキッと少年を睨んだ。だが青髪の彼は、まるで動じない。
「何だお前ら、1年か?」
「俺は松風天馬‼︎ サッカー部入部希望だ‼︎」
天馬くん、本気だ……! ボ、ボクも負けないぞ!
「……ボ、ボクは蹴球神社86代目宮司、於野紅葉‼︎」
「⁉︎」
「‼︎ やっぱり……紅葉ちゃんだったのね‼︎」
そうですよ……。まさか忘れてたんですか⁉︎ 春奈さん酷い……ってかあれから随分経ったもんなぁ……ま、忘れられても仕方が無い…………のかな。
でも……どうしてあの藍色の髪の子も反応したんだろう。ボクの記憶の中では、あの子とは一度も会ったことがないはずだけど……。
ていうかそもそも13年くらい神社に閉じ込められてたから、人との接触があまりない……。楓や、円堂さん達以外の接触っていったら……。
「……俺は剣城京介だ。残念だったな、お前ら。雷門サッカー部は今日をもって廃部になる」
「何だって⁉︎」
「⁉︎」
名乗ったなり、いきなり廃部宣言された。
「そんなこと、出来ると思ってるの⁉︎」
「出来るんだよ。この俺にはな」
いきなり何言ってるの、この人……? 何処の権力者⁉︎ 一体、何者なの?
「とにかく勝負だ、剣城! 廃部になんか、させないぞ!」
「……フッ、いいだろう」
天馬くんが剣城くんに、勝負を挑んだ。
「勝負……⁉︎ 天馬くんが⁉︎ ダメだよ‼︎ 相手は1人で11人を倒したんだよ⁉︎」
闘争心が高まっている天馬くんをボクは止めようとした。もちろん、天馬くんの実力は知らないけど、ボクの本能が危険だと言っているんだ……。
「大丈夫‼︎ なんとかなるさ‼︎」
「でも……」
「俺は雷門サッカー部に入るのが夢だったんだ……。絶対、サッカー部は渡さない‼︎」
ヒュォッ
突然、そよ風がボクの髪を大きく揺らした。その途端、ボクは呟いていた。
「……分かった。気をつけてね、天馬くん」
自分でも、自分の行動がよく分からなかった。
でも、天馬くんなら……きっと、きっと大丈夫だと信じることが出来た。天馬くんに、未知の力を感じた。
「紅葉ちゃん、チームのみんなの手当てを手伝って」
「はい‼︎」
ボクは返事をして、選手達の元に駆け寄った。
「……っ、ありがとう」
ボクは近くに倒れていた人に肩を貸した。
「俺は一乃七助。君は……新入生の子?」
「え? 新入生……? ま、いっか。ボクは於野紅葉だよ」
「あいつ……大丈夫か? 剣城の実力は本物だぞ」
「……頑張れ、天馬くん……‼︎」
さぁ、ついに天馬vs剣城スタートー‼︎
剣城「次回じゃねぇか。変なとこで終わらせんじゃねぇ、この駄作者」
すみませんでした。orz
あ、皆さんすみません! 主人公の紅葉ちゃんの容姿を書いておきます!
・オレンジがかった赤髪のサイドテール
・金色の瞳
・タレ目
紅葉ちゃんのサイドテールは、短めのセミロングにサイドテールをプラスした感じです。
天馬「設定細かっ。しかもこれだけ?(^言^)」
すみませんorz
ていうか天馬が怖いっ‼︎ 笑顔が黒いっ‼︎
剣城「何かやってるみたいだな…。ま、放っておいて…次回もどうぞ、よろしくお願いします」
★追記★
書き方を直してみました‼︎ 以上‼︎
天馬「今日の格言みたいに言うな」
すみませんでしたorz