巫女なボクと化身使いなオレ   作:支倉貢

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どうも、座右の銘です‼︎
前回、天馬と出会った紅葉ちゃん。
そして組織と運命の歯車が動き出す‼︎
相変わらず駄文です。(泣
それでもめげずに頑張ります‼︎
それではどうぞ。


第2話 幕開けの予感

ボクは天馬くんと一緒に、何故かサッカー部部室を探すことになった。もう一度言おう。な・ぜ・か‼︎ サッカー部部室を探すことになった。

どうやら天馬くんは、俗に言うサッカー馬鹿だったようで……。

ボクはとりあえず、職員室に行きたいのに……。

「あ! 見てよあれ!」

「? これは……」

 

まるで掘っ建て小屋のような、ボロボロな建物。そこには、太くデカデカと『サッカー部』と書かれていた。

 

「これ、サッカー部の部室かな?」

「さぁ? 随分ボロボロだね……」

「それは、旧部室よ」

 

声をかけてきたのは、青い髪の女性だった。頭に赤い眼鏡をかけ、優しい瞳でボクらを見ていた。

ふと、女性と目が合う。女性はハッとボクを見た。

でもボクは女性の変化に気付かず、女性の言葉をオウム返ししていた。

 

「旧部室……?」

「……えぇ。ここはね、10年前のサッカー部の部室なの」

「10年前の……」

「じゃあ、今のサッカー部は⁉︎」

 

身を乗り出すように、天馬くんが女性に質問した。

 

「あれよ」

 

女性が指差した方向を見ると…他の部室棟よりも遥かに大きな建物があった。

 

「ええええええええええええっっっ⁉︎⁉︎」

「おっきい……」

 

天馬くんが大声出して、驚きを表現し、ボクはポツリと呟いた。

こんなにおっきい建物……初めて見た。

 

「あれはサッカー棟よ。サッカー部専用の部室棟なの」

「すごい……‼︎」

「そういえば、まだ名乗ってなかったわね。私は音無春奈。サッカー部の顧問をしているの」

 

音無春奈……? あれ? もしかして……。

 

「まさか……」

「顧問の先生ですか⁉︎ 俺、新入生の松風天馬‼︎ サッカー部入部希望です‼︎」

「あら、まだ早いわよ」

「でも俺、誰かに先越されたくないんです‼︎」

「そう……」

 

……何か明らかに台詞被った気がするけど、まぁいいや。

ボクは春奈さんに、おずおずと確かめたかったことを聞いた。

 

「あ……あの……サッカー部って……」

「?」

「……楓がいたんですよね……」

「‼︎」

 

春奈さんの表情が強張る。やっぱり、楓は此処に……。

天馬くんの視線を無視して、ボクは春奈さんを見つめた。

 

「?」

「……貴女……やっぱり……」

 

 

天馬side←初サイド

「あの……サッカー部って……楓がいたんですよね……」

「‼︎ ……貴女……やっぱり……」

「……?」

 

松風天馬です‼︎ 初めてのサイドなんだけど…。

俺には、紅葉と音無先生の会話がよく分からなかった。

楓って……誰なんだろう。紅葉の知り合いなのかな? でも……"いた"って、どういう意味なんだろう……。

 

「………紅葉……。その楓って人と、知り合いなの?」

「……」

「紅葉……?」

 

突然、紅葉が黙った。

どうしたのかな……? 俺、何か気に障ること言っちゃったかな⁉︎

 

「紅葉、俺何か……」

 

ドガーンッッ‼︎

 

「⁉︎」

「何⁉︎」

「キャアッ‼︎」

 

大きな音が聞こえてきた。その音に、紅葉が悲鳴を上げた。

 

「何だ⁉︎」

「何……? 何の音……?」

 

隣にいた紅葉が、俺の制服の袖をギュッと握り、ブルブルと震えてる。

 

「……今の……グラウンドからだわ。行ってみましょう‼︎」

「紅葉、大丈夫?」

「うん……」

 

口では大丈夫だと言っていても、相変わらず紅葉の体は震えていた。

俺はなるべく紅葉が怖がらないように、手を繋いで、音無先生の後を追って、グラウンドへ向かった。

 

 

 




いよいよ、剣城とごたいめーん‼︎
天馬「次回だけどね」
うん。何かキリが良かったから。
この小説は、大体アニメ沿いにしていこうと思っています。オリジナル展開ありです。恋愛要素、愛され要素もあるので、苦手な方はbackをお勧めします。
では最後に、天馬から!
天馬「こんな駄作を読んで下さった読者様! 本当にありがとうございました! これからも『巫女なボクと化身使いなオレ』をどうかよろしくお願いします‼︎」

★追記★
書き方を直してみました‼︎


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