巫女なボクと化身使いなオレ   作:支倉貢

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どうも、座右の銘です!
UA1200突破‼︎ うひゃっほぉぉぉぉぉぅぅぅ‼︎
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こんな駄作をお気に入りに入れて下さるなんて……本当にありがとうございます‼︎(泣
これからもよろしくお願いします‼︎
剣城「とっとと更新しろよ」
そりゃあもうさせていただきますよ! もう全力でっ⁉︎←蹴られた
剣城「早くしろ。そのハイテンション、イライラする」
すみませんでした。orz それではどうぞ!


第13話 昔の知り合い

ーーーー翌日、紅葉side

なんやかんやで、ボク達は入部テストを受けることになった。

え、展開が早すぎるって? えっと……き、気にしちゃ負けです!

入部テストは、雷門の選手達と実際に手合わせするみたい。天馬くん達大変だなぁ……。

ボクはというと、久遠監督が「お前の実力はもう分かってる」と言ったので、入部しちゃいました。そこらへんな〜んかテキトーだな。監督曰く、気にしたら負けだと……聞いた瞬間、ボクの中の監督のイメージが音を立てて崩れました。

神童くんにタックルされたりしてボロボロなのに、天馬くんは諦めない。彼の辞書には諦めるという文字は無いみたいだね。

そして無事、天馬くんと信助くんは入部。他にも入部希望者はいたけど……みんなブツブツ文句言いながら帰ってった。何でも、フィフスセクターに従えば成績が良くなるんだって……。

でもとにかく、天馬くん達が入部出来てよかった。これで、フィフスセクターを倒す為の準備が出来る。

ただ一つ、計算外があった。それは、剣城くんが入部すること。サッカー部を潰そうとした人が、どうして入部を……?

 

「於野」

 

声をかけてきたのは、神童くんだった。隣には、霧野くんもいる。

 

「話したいことがあるんだ。少し、いいか?」

「? はい……。いいですよ」

 

一体何の用だろう……。ボクは神童くん達についていく間、そのことばかり考えて、剣城くんのことを考えるのをやめていた。

 

連れてこられたのは、サッカー部のミーティングルーム。そこにはボクら以外誰もいなかった。

早速ボクは、神童くんに用件を尋ねた。

 

「あの、話って何ですか?」

「……お前、俺の名前に覚えはないか?」

 

神童くんに質問を質問で返され、少し戸惑った。"神童拓人"の名に覚えは……………。

 

「……あり、ますよ。でも、ぼんやりとしか……」

「本当か⁉︎」

 

パァァ、と効果音が付きそうな感じで、神童くんの顔が輝いた。……何か可愛いな、おい。

 

「覚えてるか? 小さい頃、よくお前と神社でサッカーしてた!」

「へ…………? …………あぁぁぁ‼︎」

 

そうだ‼︎ この2人、よく一緒にサッカーやってた…………‼︎

 

「拓人と蘭丸⁉︎ え、ほ、本当に……?」

「あぁ、そうだ‼︎」

「薄々だったけど、やっぱりお前だったか」

 

嬉しいのか、コクコクと頷く拓人。腕組みをしながら、呆れながらも嬉しそうにボクを見つめる蘭丸。懐かしいな〜。2人共、背伸びたね。

 

「お前は相変わらずちっこいな」

「う、うっさい‼︎」

 

早速ボクをイジる蘭丸。こいつ、絶対楽しんでるだろ‼︎ 蘭丸は昔からボクをイジるのが好きだったもんね‼︎

 

「はいはい、これで機嫌直してくれ。な?」

 

蘭丸がそう言いながら、拗ねたボクの頭を撫でる。

うっ………………そんなことされたら……………。

 

「……蘭丸の意地悪」

 

このなでなでが欲しくて、もっと拗ねちゃうじゃんか。……甘えちゃうじゃんか。

 

「……霧野ズルイ。俺にもさせてくれ」

 

そう言って、今度は拓人がなでなでする。

…………ツッコんでいいかな?

お前らボクの事完全に年下だと思ってるだろおい。妹だと思ってるだろ‼︎ 挙句の果てには小動物だと思ってるだろおい‼︎

……でも、この関係が大好きだったりする。なでなでも、すごく嬉しい。

ボクがこんな風に思うようになったのも、ある人が大きく関係しているから。その人はーーーー。

 

 

 

 

ーーーーううん、やっぱりまだ言える勇気ないや。思い出しただけで、涙が出てきそうになるから……。

 




最後ちょっとシリアスっぽくなったね、うん。
そして、なんと神童と霧野が紅葉ちゃんと知り合いという新たな関係が……!
これが一体、この先の紅葉ちゃんをめぐる関係にあたって、どうなっていくのか⁉︎
まぁそれはまた別の機会にして……。
次回、過去編を書こうと思っています。やっとシリアス展開くるかな〜。
今まで何回かさらりと登場してきた、"楓"と紅葉ちゃんについてのお話です。
紅葉「次回もお楽しみに!」

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