巫女なボクと化身使いなオレ   作:支倉貢

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どうも、座右の銘です。お久しぶりです。
やっとテスト終わった〜もうテストいらない。
久々の更新! そして黒の騎士団戦も終盤!
天馬「調子に乗るな」
酷いッ!
神童「それではどうぞ」


第11話 vs黒の騎士団6 〜激突〜

フィールドに、キャプテンの化身がそびえ立つ。

きっとキャプテンの仲間を守ろうとする熱い気持ちが、彼の力を解放させたんだ。

当然ながら、みんな驚いてキャプテンを見る。黒の騎士団の監督も、感嘆していた。剣城くんも、不敵な笑みを見せる。

 

「おもしれえ……」

「雷門を守るのは俺だ‼︎」

「キャプテン!」

「どけ」

「でも‼︎」

「どけぇ‼︎」

 

キャプテン、何か焦ってる……? 天馬くんが言おうとしているのに、有無を言わせずキャプテンは剣城くんの前に立つ。

 

「俺はキャプテンなんだ。みんなを守らなきゃならないんだ‼︎」

「キャプテン……」

「できるかな。潰してやる……この俺がな! はぁぁぁぁ‼︎」

 

剣城くんが、化身を発動してシュートを打った。

 

「キャプテンッ‼︎」

「でりゃぁぁぁ‼︎」

 

迫り来るシュートをキャプテンが蹴り返した。ボールは高く上空を舞い、キャプテンと剣城くんが取られまいと、ボールを追おうとしたそのとき。

 

「そこまでです」

 

誰だいいとこで邪魔しやがったのは‼︎ ……しまった、取り乱した。

声を上げたのは、黒の騎士団の監督だった。どうやら、試合を中断するみたいだ……。

 

「撤収します」

「おい! 逃げんのかよ‼︎」

 

オレは思わず叫んでいた。ここまでやらせといて逃げるってのか、いくら何でもずるいぞ!

 

「逃げる? 見逃すと言ってもらいたいですね。しかし結果としては貴方の存在が雷門を守ったということですがね、神童くん」

 

こうして、黒の騎士団は去っていった。

……とりあえず、助かった……のかな?

 

ドサッ

 

不意に、後ろから何かが落ちたような音がした。振り返ると、キャプテンが倒れていた。

 

「キャプテン‼︎」

「神童‼︎」

 

天馬くんや先輩達が、キャプテンの元に駆け寄ってくる。どうやら、気を失っただけみたいだ。

ボクはキャプテンを抱きかかえ上げ、近くにいたピンクの髪の毛の子に声をかけた。

 

「あの、横になれるようなところってありますか? 例えば、ベッドみたいな」

「え? あ、あぁ……………」

 

ん? 何でこんなに沈黙が?

一人頭にハテナマークを浮かべていると、天馬くんがまた少し距離を置いて話しかけた。

 

「紅葉……その抱き方って」

「? 何か問題でも?」

「だって……お姫様抱っこ……」

「何かまずいことでもあるんですか?」

「紅葉って女の子だよね⁉︎」

「何だ天馬、オレが女に見えねぇってのか」

「あ、いや……そういう意味じゃなくて、女の子なのに男のキャプテンをお姫様抱っこできるって……」

「そんなのどうでもいいでしょう? あの、学校にベッドってありますか?」

 

これ聞いたの2回目な気がする……。

 

「あ、あぁ。こっちだ」

 

ボクはキャプテンを抱えたまま、ピンクの髪の毛の子に案内してもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 




紅葉ちゃん……怪力なんだね?
紅葉「そこまでではありません‼︎ かなり重かったです」
天馬「俺は紅葉のスイッチの入り方が謎だよ……」
どんまいww
天馬「……散れ」←
ええええええええええ⁉︎ ちょっ、天馬怖いッッッ‼︎Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
天馬「顔文字ウザい」
私のメンタルズタボロだよ……。(T ^ T) 天馬はそんなにメンタル潰しが好きなのか。
神童「読んでくれてありがとう。駄作者が活躍報告で行っているアンケートも、よろしくな(ニコッ」

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